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第46章「世界共通通貨で爆死!? 経済パニックへの一直線」
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「国ごとに違う貨幣を使ってるなんて、商売の邪魔だろ? 全部ひとまとめにしちまえば、国境を越えた取引も楽になる。そうだ、世界共通通貨を作ってしまおうじゃないか!」
黒峰銭丸は、王都の商業ギルド会館に集まった貴族や大商人たちを前に、いつものように豪快な提案をぶち上げた。人々は最初こそ怪訝な顔をしたが、「確かに便利かもしれない」と興味を示す者もいる。水無瀬ひかりはやや呆れた表情を見せながら、書類を点検している。
「ただでさえ複数の国があって、貴金属の質もバラバラなのに……そんなに簡単に共通通貨が導入できるんですか?」
「そこを俺が調整するんだよ。各国の貨幣を切り替えて、統一した“新通貨”を発行すれば、相場の面倒な換算もいらない。商人や投資家はみんな喜ぶはずだ!」
◇
銭丸はすでに複数の国やギルドと接触し、**「世界共通通貨連合」**なる組織を立ち上げようとしていた。彼が示す案によると、各国の金・銀・銅貨を取り込んだ上で、新しい紙幣や魔導貨幣を統一基準に発行し、全世界で流通させるという壮大な構想だ。商業ギルドの一部は「それが実現すれば大いに効率が上がる」と乗り気だが、保守的な貴族や銀行業者は眉をひそめる。
「互いの貨幣価値をどう統一するんです? インフレやデフレで混乱が起きる可能性もありますよ」
「そこは中央銀行みたいなのを作り、魔導の力で信用を管理するんだ。各国が協力すれば爆死する心配はない!」
「いや、その“爆死”って何のこと……」
◇
メルティナは「魔導貨幣って本当に実用性あるの?」と首をかしげ、バルドは「こういう金融の話は専門外だ」と戸惑う。ひかりも「これまでインフラ事業や遊興ビジネスとは違う、さらに複雑な領域」と不安を抱きつつ、銭丸の野心に付き合わされる形だ。
とはいえ、銭丸の巧みなセールストークにより、複数の国が「関税とか為替の手間がなくなるなら悪くない」と賛同を表明。各国代表が集まって“新通貨の発行”についての会議が開かれる運びとなる。
「まさかこんなに簡単にまとまるとは……でも、肝心なのは実際に動き出してからですよ」
「大丈夫さ。紙幣や魔導貨幣をしっかりと発行し、各国が受け入れれば万事解決だ」
◇
会議では、各国が出資して“世界通貨協会”を設立する案が可決される。新通貨は「グローバル・コイン(仮称)」と名付けられ、銭丸が打ち出す宣伝効果もあって、商人たちの期待は高まる。
早速、王都を中心に「旧貨幣を集めて新通貨に両替」という手順が始まり、国民や商人も「わかりづらい換金手続きから解放されるならいいか」と協力する。なにせ銭丸は「両替手数料を安くする」とアピールし、さらに“新通貨は魔導印が刻まれて偽造困難”という触れ込みで安心感を与えている。
「うわ、結構順調じゃないですか。今回こそ爆死なしで済むかも?」
「当たり前だ! ここまで巨大な金融改革、失敗していいはずがない」
◇
しかし、共通通貨導入直後、各国の経済バランスが大きく揺れ始める。国によって金銀の備蓄量や経済規模が異なるため、急激な両替が進んだ結果、一部の国で金貨や銀貨が不足し、旧貨幣が闇市場へ流れ出す。さらに魔導貨幣の信用を疑う勢力がいて、「新通貨を拒否する店」も出始めた。
ひかりは「やっぱり統一後の調整が甘かったのでは」と頭を抱えるが、銭丸は「調整段階で混乱はあるさ、そのうち落ち着く」と楽観を捨てない。
「多少の混乱は予想内。耐えればメリットのほうが大きいんだ」
「でも、これ以上混乱が続くと暴徒化するかもしれませんよ……」
◇
一方、新通貨を利用して投機を行おうとする投資家や、闇金勢力が暗躍し始める。通貨価値が安定していないからこそ、相場を操作できる可能性があるからだ。短期的に“新通貨を大量売買”したり、信用を不安定化させるデマを流したりして、一部が大儲けを狙う。
結果、多国間に“通貨暴落”の噂が飛び交い、人々が銀行や両替所に殺到して「旧貨幣に戻したい」「金貨を引き出したい」と取り付け騒ぎを起こし始める。これが世界通貨協会を揺るがすほどの騒動に発展する。
「取り付け騒ぎだって!? なぜそんなデマに惑わされるんだ……」
「デマじゃなく、実際に誰かが意図的に売り浴びせをしてるんです。市場がパニック状態です」
◇
王都の両替所や銀行には人々が押し寄せ、一部の店舗は営業を停止。さらには保守派が「こんな怪しい通貨いらない!」と街頭でデモを起こし、通貨協会のビルに石を投げるなど暴徒化も始まる。バルドが制止に当たるが、焼け石に水で、炎上した民衆が建物を取り囲む。
銭丸は通貨協会の上層で「落ち着くんだ」と呼びかけるが、あまり効果はなく、一部では「黒峰銭丸が仕掛けた陰謀だ」と彼を名指しで非難する声も上がる。
「何だそれ! 俺はむしろ経済を良くしようとしてるのに……」
「でも、もう街中が大混乱ですよ。早くなんとかしないと」
◇
そんな中、謎の集団が通貨協会のビルに突入し、放火や破壊工作を行う事態に。協会幹部や職員が逃げまどい、金庫や魔導貨幣の保管庫に火を放たれた形で大炎上を起こしてしまう。人々が悲鳴を上げるなか、銭丸は必死に消火や鎮圧を指示するが、暴動の火の手は次々と広がって止まらない。
「くそ……新通貨導入がここまで嫌われるなんて……」
「これ以上は危険です! 外へ避難したほうが……」
ひかりが腕を引くが、彼は「まだ金庫を守らないと」と抵抗する。
しかし次の瞬間、倉庫に保管されていた魔導貨幣が暴走的な魔力反応を起こし、ドォンという爆音がビル全体に轟く。
◇
銭丸は衝撃波に吹き飛ばされ、廊下を転がる。周囲の壁が崩れ、天井が揺れながら粉塵を撒き散らす。火炎がビル内部を突き進み、さらに別の部屋に保管されていた金貨や銀貨の箱も破壊され、金属片が飛び交う。
人々が「逃げろ!」と叫ぶなか、銭丸は床に叩き付けられ、体に焼けつくような熱気を感じる。最期の力で叫ぶ声がビルの崩壊音に混じって響いた。
「カ、カネは……裏切らない……女は……たまに……裏切る……。世界共通通貨は……爆死ッ……!!」
轟音が最後の言葉をかき消し、火と破片が彼を呑み込む。ビルは最上階まで全崩落を起こし、周囲の街路も炎と暴徒によってめちゃくちゃに破壊されていく。
◇
翌朝、王都は大混乱のまま。通貨協会ビルは瓦礫と灰と化し、新通貨の信用は完全に崩壊。取り付け騒ぎや暴動が各国にも飛び火し、経済パニックが広範囲に波及するという最悪の事態を迎えた。出資者や関係者は「こんなの聞いてない」と肩を落とし、商人や民衆は財布の中の紙幣を持て余して呆然とする。
「あれだけの炎と崩壊に巻き込まれたら、あの男もさすがに死んだろう」という声が出る一方、「それでも懲りずに生きてそう」と囁く者も少なくない。
こうして、世界共通通貨を導入して経済を一つに纏めるという壮大な試みは、爆死を通り越した大暴動と火災で終幕。新通貨が生まれるどころか、世界中の信用が崩れ去る形で銭丸の失敗が深く刻まれた——だが、彼が懲りる日は、まだ来ないのかもしれない、と人々は苦い顔で語り合うのだった。
黒峰銭丸は、王都の商業ギルド会館に集まった貴族や大商人たちを前に、いつものように豪快な提案をぶち上げた。人々は最初こそ怪訝な顔をしたが、「確かに便利かもしれない」と興味を示す者もいる。水無瀬ひかりはやや呆れた表情を見せながら、書類を点検している。
「ただでさえ複数の国があって、貴金属の質もバラバラなのに……そんなに簡単に共通通貨が導入できるんですか?」
「そこを俺が調整するんだよ。各国の貨幣を切り替えて、統一した“新通貨”を発行すれば、相場の面倒な換算もいらない。商人や投資家はみんな喜ぶはずだ!」
◇
銭丸はすでに複数の国やギルドと接触し、**「世界共通通貨連合」**なる組織を立ち上げようとしていた。彼が示す案によると、各国の金・銀・銅貨を取り込んだ上で、新しい紙幣や魔導貨幣を統一基準に発行し、全世界で流通させるという壮大な構想だ。商業ギルドの一部は「それが実現すれば大いに効率が上がる」と乗り気だが、保守的な貴族や銀行業者は眉をひそめる。
「互いの貨幣価値をどう統一するんです? インフレやデフレで混乱が起きる可能性もありますよ」
「そこは中央銀行みたいなのを作り、魔導の力で信用を管理するんだ。各国が協力すれば爆死する心配はない!」
「いや、その“爆死”って何のこと……」
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メルティナは「魔導貨幣って本当に実用性あるの?」と首をかしげ、バルドは「こういう金融の話は専門外だ」と戸惑う。ひかりも「これまでインフラ事業や遊興ビジネスとは違う、さらに複雑な領域」と不安を抱きつつ、銭丸の野心に付き合わされる形だ。
とはいえ、銭丸の巧みなセールストークにより、複数の国が「関税とか為替の手間がなくなるなら悪くない」と賛同を表明。各国代表が集まって“新通貨の発行”についての会議が開かれる運びとなる。
「まさかこんなに簡単にまとまるとは……でも、肝心なのは実際に動き出してからですよ」
「大丈夫さ。紙幣や魔導貨幣をしっかりと発行し、各国が受け入れれば万事解決だ」
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会議では、各国が出資して“世界通貨協会”を設立する案が可決される。新通貨は「グローバル・コイン(仮称)」と名付けられ、銭丸が打ち出す宣伝効果もあって、商人たちの期待は高まる。
早速、王都を中心に「旧貨幣を集めて新通貨に両替」という手順が始まり、国民や商人も「わかりづらい換金手続きから解放されるならいいか」と協力する。なにせ銭丸は「両替手数料を安くする」とアピールし、さらに“新通貨は魔導印が刻まれて偽造困難”という触れ込みで安心感を与えている。
「うわ、結構順調じゃないですか。今回こそ爆死なしで済むかも?」
「当たり前だ! ここまで巨大な金融改革、失敗していいはずがない」
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しかし、共通通貨導入直後、各国の経済バランスが大きく揺れ始める。国によって金銀の備蓄量や経済規模が異なるため、急激な両替が進んだ結果、一部の国で金貨や銀貨が不足し、旧貨幣が闇市場へ流れ出す。さらに魔導貨幣の信用を疑う勢力がいて、「新通貨を拒否する店」も出始めた。
ひかりは「やっぱり統一後の調整が甘かったのでは」と頭を抱えるが、銭丸は「調整段階で混乱はあるさ、そのうち落ち着く」と楽観を捨てない。
「多少の混乱は予想内。耐えればメリットのほうが大きいんだ」
「でも、これ以上混乱が続くと暴徒化するかもしれませんよ……」
◇
一方、新通貨を利用して投機を行おうとする投資家や、闇金勢力が暗躍し始める。通貨価値が安定していないからこそ、相場を操作できる可能性があるからだ。短期的に“新通貨を大量売買”したり、信用を不安定化させるデマを流したりして、一部が大儲けを狙う。
結果、多国間に“通貨暴落”の噂が飛び交い、人々が銀行や両替所に殺到して「旧貨幣に戻したい」「金貨を引き出したい」と取り付け騒ぎを起こし始める。これが世界通貨協会を揺るがすほどの騒動に発展する。
「取り付け騒ぎだって!? なぜそんなデマに惑わされるんだ……」
「デマじゃなく、実際に誰かが意図的に売り浴びせをしてるんです。市場がパニック状態です」
◇
王都の両替所や銀行には人々が押し寄せ、一部の店舗は営業を停止。さらには保守派が「こんな怪しい通貨いらない!」と街頭でデモを起こし、通貨協会のビルに石を投げるなど暴徒化も始まる。バルドが制止に当たるが、焼け石に水で、炎上した民衆が建物を取り囲む。
銭丸は通貨協会の上層で「落ち着くんだ」と呼びかけるが、あまり効果はなく、一部では「黒峰銭丸が仕掛けた陰謀だ」と彼を名指しで非難する声も上がる。
「何だそれ! 俺はむしろ経済を良くしようとしてるのに……」
「でも、もう街中が大混乱ですよ。早くなんとかしないと」
◇
そんな中、謎の集団が通貨協会のビルに突入し、放火や破壊工作を行う事態に。協会幹部や職員が逃げまどい、金庫や魔導貨幣の保管庫に火を放たれた形で大炎上を起こしてしまう。人々が悲鳴を上げるなか、銭丸は必死に消火や鎮圧を指示するが、暴動の火の手は次々と広がって止まらない。
「くそ……新通貨導入がここまで嫌われるなんて……」
「これ以上は危険です! 外へ避難したほうが……」
ひかりが腕を引くが、彼は「まだ金庫を守らないと」と抵抗する。
しかし次の瞬間、倉庫に保管されていた魔導貨幣が暴走的な魔力反応を起こし、ドォンという爆音がビル全体に轟く。
◇
銭丸は衝撃波に吹き飛ばされ、廊下を転がる。周囲の壁が崩れ、天井が揺れながら粉塵を撒き散らす。火炎がビル内部を突き進み、さらに別の部屋に保管されていた金貨や銀貨の箱も破壊され、金属片が飛び交う。
人々が「逃げろ!」と叫ぶなか、銭丸は床に叩き付けられ、体に焼けつくような熱気を感じる。最期の力で叫ぶ声がビルの崩壊音に混じって響いた。
「カ、カネは……裏切らない……女は……たまに……裏切る……。世界共通通貨は……爆死ッ……!!」
轟音が最後の言葉をかき消し、火と破片が彼を呑み込む。ビルは最上階まで全崩落を起こし、周囲の街路も炎と暴徒によってめちゃくちゃに破壊されていく。
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翌朝、王都は大混乱のまま。通貨協会ビルは瓦礫と灰と化し、新通貨の信用は完全に崩壊。取り付け騒ぎや暴動が各国にも飛び火し、経済パニックが広範囲に波及するという最悪の事態を迎えた。出資者や関係者は「こんなの聞いてない」と肩を落とし、商人や民衆は財布の中の紙幣を持て余して呆然とする。
「あれだけの炎と崩壊に巻き込まれたら、あの男もさすがに死んだろう」という声が出る一方、「それでも懲りずに生きてそう」と囁く者も少なくない。
こうして、世界共通通貨を導入して経済を一つに纏めるという壮大な試みは、爆死を通り越した大暴動と火災で終幕。新通貨が生まれるどころか、世界中の信用が崩れ去る形で銭丸の失敗が深く刻まれた——だが、彼が懲りる日は、まだ来ないのかもしれない、と人々は苦い顔で語り合うのだった。
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