44 / 702
4
サッカー少年は選ばれる
しおりを挟む
「そういえばだな」
見切り品ショートケーキを「なかなか美味い」「あら結構美味しい」ともぐもぐし終わった後、のことだった。
樹くんが、思い出したかのようにポツリと言ったのだ。
「ナショナルトレセンに選ばれたので、土日で鹿島に行ってくる」
「なしょなるとれせんにえらばれたので土日にかしま?」
単語が一個も入ってこなかった。土日しか分からない。
「うむ。選んでいただいたのだから、少しでも技術を吸収して」
「えっごめん、とれせん分かんない」
「ああ」
樹くんは気づいたように笑った。
「すまん、嬉しくて浮かれていた。まだまだだな、俺も」
「うん」
首を傾げ、続きをうながす。
「簡単に言うとだな」
「うん」
「12歳以下の日本代表だ」
「あー、あー、はいはい12歳以下の」
うんうん、と頷く私。
「うむ、それでな」
「12歳以下の日本代表おう!?」
私は勢いよくソファを立ち上がった。
「なななななななにの!?」
「? サッカーだが」
「えっ凄くない!? 凄いよ!?」
「うむ、運が良かった」
「運とかじゃ……へぇー」
私はぽすり、とソファに座りなおした。
「頑張ってたもんねぇ、サッカー」
毎日毎日泥だらけになってさ。
ちなみに樹くん、キーパーらしい。
「まぁ、な」
少し照れたように、眉をしかめる樹くん。相変わらず照れると少し怖い顔になる。
(照れ隠し、なんだろうけど)
くすり、と笑ってしまう。
「そういえば、一回も試合とか見たことないなぁ」
「この土日はまぁ言うなれば練習会みたいなものだが」
樹くんは紅茶を一口飲んでから、続けた。
「これから所属チームでも大会が始まる。良ければ。その……、観に来てもらえると、嬉しい」
相変わらずの、怖い顔でそう言う樹くん。
「うん、もちろんだよー! 応援行く!」
私は手をぐっと握りしめて言った。
「ルールよくわかんないけど!」
「そんなに難しくない」
「9人だっけ?」
「そこからか」
そのあとしばらく、樹くんからサッカー談義を聞いたけど、分かったような分からないような。
樹くんを運転手さんが迎えに来て、食器を食洗機に入れちゃうと、敦子さんは音楽をかけた。
イタリアオペラが好きらしいので、きっとそんなやつだろう。何回聴いても、良く分からないし、なんなら眠くなる。
しかし、今日の曲は聴いたことがあった。
「敦子さん、これは?」
「ああ、これは有名よね」
敦子さんは少し微笑んだ。
「"椿姫"の"乾杯の歌"よ」
「つばきひめ」
「まだ、華には早いかしら」
敦子さんは面白そうに言う。
「身分違いの恋の話、よ」
敦子さんは少し、遠い目をして言った。
(そんな恋を、していたのかな)
確か、椿姫は、恋に落ちた娼婦と貴族のおぼっちゃんの話、だったような気がする。
(敦子さんは超お嬢様育ちだろうし、もしかしたら若い頃、普通の男の人と恋をしてしまったことがあるのかも)
椿姫とは、逆だけど。
(そうなると……華のお母さん、もだよね)
駆け落ちしたくらいだ。
(そうだ、お母さん……の、話)
私は、ちらりと敦子さんに目線を向けた。
足を組み、優雅に紅茶を飲みながら、雑誌を眺める敦子さん。
(聞くなら、いま……かな?)
知らず知らず、手に汗をかいている。
(でも)
「あ、敦子さん」
「なあに? 華」
雑誌から顔を上げ、微笑む敦子さん。
(……だめ、だ。そんな心配、かけられない)
顔を見ると、やっぱりダメだった。
("私のお母さんは殺されたんですか?"なんて、聞けるわけ、ない)
私は、曖昧に微笑んだ。
「えーとえーと、あ、敦子さんご結婚て」
敦子さんの眉間に、瞬時にして、シワが寄った。
「してたわよぉ? オンナ作って出て行ったけどね!」
ぷんすか、と言う言葉がぴったりな様子で口を尖らせる、敦子さん。
(あ、気が合いそう)
前世の姿でなら、美味いお酒が飲めただろうなあ、とちょっと思う。
「あのね華、オンナに年齢と婚姻歴の話はタブーよ、いえオンナだけじゃなく誰に対しても」
「は、はい……いやその、椿姫のくだり。遠い目をしてたから、好きな人でもいたのかなって」
「あらヤダ」
敦子さんは目を瞬かせた。
「してた?」
「してました」
「あら」
敦子さんは、笑った。照れたように、幸せそうに。
(……恋してる顔だわ)
「……青春、だったのよねぇ。まだ、高校生のころよ」
うっとりと、そう言う。
「自転車に2人乗りして、満開の桜並木の下を、夜桜よ、満月だったわ、いまもハッキリ覚えてる」
「へぇ」
「今は2人乗り、だめなんでしょ?」
「危ないからですね」
「情緒がないわ~」
「危ないですもん」
そういうもんかしらね、と、再び口を尖らせる敦子さん。
「でね、帰ったらお母様に大目玉。お父様には雷落とされて。時代が時代で家が家でしょ、嫁入り前の娘が男と2人で出かけるなんて、って」
敦子さんは肩をすくめた。
「反対されれば、反対されるほど、あたしたちは燃え上がって。夏には、駆け落ちの真似事のようなことまで……でも"はかなく、すぐに去ってしまうのが恋のよろこび"なのよ、華」
少し寂しそうな目で続ける。
「彼は京都の医大へ進んで、あたしは……、こっちで、決められた人と結婚したの」
「そう、だったんですか」
「青春だったわ~~」
あー、と言いながら、敦子さんは大きく伸びをした。
「はぁ、でも……華は、どんな恋をするのかしらね?」
敦子さんは、悪戯っぽく、微笑んでから、ふと表情を変えてこう続けた。
「あたしとしては、このまま樹くんと幸せになって欲しいわ」
「はぁ……」
なんだか、意味深な表情。
曖昧にしか、返事ができない。
(だって、樹くんは、もしかしたらまだ見ぬ"ブルーローズ"のヒロインに、恋をしちゃう、かもだし、しないかも、だし)
うーん、と悩んでしまう。
(だって未来は、どうなるか分からない)
以前は、これは"ゲーム"をもとに構成されている世界なのだから、シナリオ通りに進むのでは、と考えていた。
(でも、松影ルナ)
あの子が現れてから、どうもそうではないのではないか、と考えるようになったのだ。
(ヒロインをもってさえ、"実験"をしなくてはならない世界。つまり、ヒロインでさえ、何でもかんでも、思う通りには進んでいないんだわ)
もちろん、シナリオが始まれば、そこに乗る"運命"も、ありえるのかもしれないがーーどうも違うのではないか、とも感じる。
(まだ、分からないけど、でも……少なくとも、私は"運命"通りになんか、進んでやらない)
だってここは、ゲームなんかじゃなくて、現実なんだから。
見切り品ショートケーキを「なかなか美味い」「あら結構美味しい」ともぐもぐし終わった後、のことだった。
樹くんが、思い出したかのようにポツリと言ったのだ。
「ナショナルトレセンに選ばれたので、土日で鹿島に行ってくる」
「なしょなるとれせんにえらばれたので土日にかしま?」
単語が一個も入ってこなかった。土日しか分からない。
「うむ。選んでいただいたのだから、少しでも技術を吸収して」
「えっごめん、とれせん分かんない」
「ああ」
樹くんは気づいたように笑った。
「すまん、嬉しくて浮かれていた。まだまだだな、俺も」
「うん」
首を傾げ、続きをうながす。
「簡単に言うとだな」
「うん」
「12歳以下の日本代表だ」
「あー、あー、はいはい12歳以下の」
うんうん、と頷く私。
「うむ、それでな」
「12歳以下の日本代表おう!?」
私は勢いよくソファを立ち上がった。
「なななななななにの!?」
「? サッカーだが」
「えっ凄くない!? 凄いよ!?」
「うむ、運が良かった」
「運とかじゃ……へぇー」
私はぽすり、とソファに座りなおした。
「頑張ってたもんねぇ、サッカー」
毎日毎日泥だらけになってさ。
ちなみに樹くん、キーパーらしい。
「まぁ、な」
少し照れたように、眉をしかめる樹くん。相変わらず照れると少し怖い顔になる。
(照れ隠し、なんだろうけど)
くすり、と笑ってしまう。
「そういえば、一回も試合とか見たことないなぁ」
「この土日はまぁ言うなれば練習会みたいなものだが」
樹くんは紅茶を一口飲んでから、続けた。
「これから所属チームでも大会が始まる。良ければ。その……、観に来てもらえると、嬉しい」
相変わらずの、怖い顔でそう言う樹くん。
「うん、もちろんだよー! 応援行く!」
私は手をぐっと握りしめて言った。
「ルールよくわかんないけど!」
「そんなに難しくない」
「9人だっけ?」
「そこからか」
そのあとしばらく、樹くんからサッカー談義を聞いたけど、分かったような分からないような。
樹くんを運転手さんが迎えに来て、食器を食洗機に入れちゃうと、敦子さんは音楽をかけた。
イタリアオペラが好きらしいので、きっとそんなやつだろう。何回聴いても、良く分からないし、なんなら眠くなる。
しかし、今日の曲は聴いたことがあった。
「敦子さん、これは?」
「ああ、これは有名よね」
敦子さんは少し微笑んだ。
「"椿姫"の"乾杯の歌"よ」
「つばきひめ」
「まだ、華には早いかしら」
敦子さんは面白そうに言う。
「身分違いの恋の話、よ」
敦子さんは少し、遠い目をして言った。
(そんな恋を、していたのかな)
確か、椿姫は、恋に落ちた娼婦と貴族のおぼっちゃんの話、だったような気がする。
(敦子さんは超お嬢様育ちだろうし、もしかしたら若い頃、普通の男の人と恋をしてしまったことがあるのかも)
椿姫とは、逆だけど。
(そうなると……華のお母さん、もだよね)
駆け落ちしたくらいだ。
(そうだ、お母さん……の、話)
私は、ちらりと敦子さんに目線を向けた。
足を組み、優雅に紅茶を飲みながら、雑誌を眺める敦子さん。
(聞くなら、いま……かな?)
知らず知らず、手に汗をかいている。
(でも)
「あ、敦子さん」
「なあに? 華」
雑誌から顔を上げ、微笑む敦子さん。
(……だめ、だ。そんな心配、かけられない)
顔を見ると、やっぱりダメだった。
("私のお母さんは殺されたんですか?"なんて、聞けるわけ、ない)
私は、曖昧に微笑んだ。
「えーとえーと、あ、敦子さんご結婚て」
敦子さんの眉間に、瞬時にして、シワが寄った。
「してたわよぉ? オンナ作って出て行ったけどね!」
ぷんすか、と言う言葉がぴったりな様子で口を尖らせる、敦子さん。
(あ、気が合いそう)
前世の姿でなら、美味いお酒が飲めただろうなあ、とちょっと思う。
「あのね華、オンナに年齢と婚姻歴の話はタブーよ、いえオンナだけじゃなく誰に対しても」
「は、はい……いやその、椿姫のくだり。遠い目をしてたから、好きな人でもいたのかなって」
「あらヤダ」
敦子さんは目を瞬かせた。
「してた?」
「してました」
「あら」
敦子さんは、笑った。照れたように、幸せそうに。
(……恋してる顔だわ)
「……青春、だったのよねぇ。まだ、高校生のころよ」
うっとりと、そう言う。
「自転車に2人乗りして、満開の桜並木の下を、夜桜よ、満月だったわ、いまもハッキリ覚えてる」
「へぇ」
「今は2人乗り、だめなんでしょ?」
「危ないからですね」
「情緒がないわ~」
「危ないですもん」
そういうもんかしらね、と、再び口を尖らせる敦子さん。
「でね、帰ったらお母様に大目玉。お父様には雷落とされて。時代が時代で家が家でしょ、嫁入り前の娘が男と2人で出かけるなんて、って」
敦子さんは肩をすくめた。
「反対されれば、反対されるほど、あたしたちは燃え上がって。夏には、駆け落ちの真似事のようなことまで……でも"はかなく、すぐに去ってしまうのが恋のよろこび"なのよ、華」
少し寂しそうな目で続ける。
「彼は京都の医大へ進んで、あたしは……、こっちで、決められた人と結婚したの」
「そう、だったんですか」
「青春だったわ~~」
あー、と言いながら、敦子さんは大きく伸びをした。
「はぁ、でも……華は、どんな恋をするのかしらね?」
敦子さんは、悪戯っぽく、微笑んでから、ふと表情を変えてこう続けた。
「あたしとしては、このまま樹くんと幸せになって欲しいわ」
「はぁ……」
なんだか、意味深な表情。
曖昧にしか、返事ができない。
(だって、樹くんは、もしかしたらまだ見ぬ"ブルーローズ"のヒロインに、恋をしちゃう、かもだし、しないかも、だし)
うーん、と悩んでしまう。
(だって未来は、どうなるか分からない)
以前は、これは"ゲーム"をもとに構成されている世界なのだから、シナリオ通りに進むのでは、と考えていた。
(でも、松影ルナ)
あの子が現れてから、どうもそうではないのではないか、と考えるようになったのだ。
(ヒロインをもってさえ、"実験"をしなくてはならない世界。つまり、ヒロインでさえ、何でもかんでも、思う通りには進んでいないんだわ)
もちろん、シナリオが始まれば、そこに乗る"運命"も、ありえるのかもしれないがーーどうも違うのではないか、とも感じる。
(まだ、分からないけど、でも……少なくとも、私は"運命"通りになんか、進んでやらない)
だってここは、ゲームなんかじゃなくて、現実なんだから。
20
あなたにおすすめの小説
傷物令嬢は魔法使いの力を借りて婚約者を幸せにしたい
棗
恋愛
ローゼライト=シーラデンの額には傷がある。幼い頃、幼馴染のラルスに負わされた傷で責任を取る為に婚約が結ばれた。
しかしローゼライトは知っている。ラルスには他に愛する人がいると。この婚約はローゼライトの額に傷を負わせてしまったが為の婚約で、ラルスの気持ちが自分にはないと。
そこで、子供の時から交流のある魔法使いダヴィデにラルスとの婚約解消をしたいと依頼をするのであった。
ナイスミドルな国王に生まれ変わったことを利用してヒロインを成敗する
ぴぴみ
恋愛
少し前まで普通のアラサーOLだった莉乃。ある時目を覚ますとなんだか身体が重いことに気がついて…。声は低いバリトン。鏡に写るはナイスミドルなおじ様。
皆畏れるような眼差しで私を陛下と呼ぶ。
ヒロインが悪役令嬢からの被害を訴える。元女として前世の記憶持ちとしてこの状況違和感しかないのですが…。
なんとか成敗してみたい。
彼女が高級娼婦と呼ばれる理由~元悪役令嬢の戦慄の日々~
プラネットプラント
恋愛
婚約者である王子の恋人をいじめたと婚約破棄され、実家から縁を切られたライラは娼館で暮らすことになる。だが、訪れる人々のせいでライラは怯えていた。
※完結済。
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
逆ハーレムエンド? 現実を見て下さいませ
朝霞 花純@電子書籍発売中
恋愛
エリザベート・ラガルド公爵令嬢は溜息を吐く。
理由はとある男爵令嬢による逆ハーレム。
逆ハーレムのメンバーは彼女の婚約者のアレックス王太子殿下とその側近一同だ。
エリザベートは男爵令嬢に注意する為に逆ハーレムの元へ向かう。
すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした
珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。
色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。
バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。
※全4話。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる