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ふたりきり、なのだから
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くてん、と力を抜いた私を、そっと謙一さんはシーツに横たえる。
髪の毛を優しく、子猫でも撫でるように撫でながら、謙一さんは目元を和らげた。僅かに寄る笑い皺にきゅんとする。
「麻衣は可愛いなぁ……」
「……そればっかりじゃないですか」
ひとり、あられもない姿にされてるのが不満で、くい、と謙一さんのセーターを引っ張る。口元を緩めて、謙一さんはさっさと衣服を脱いでしまう。──で、やっぱり慣れなくて私は目を逸らした。
「……私、で。よく、その」
勃ちますよねぇ、という言葉はもごもごと口の中に収めてしまう。だって、ねぇ。
(伸二のことなんか、どうでもいいけれど)
それでも、完全に無視されていた二年間は、たしかに事実であって──。
なのに、大きく屹立している謙一さんのそれは、確かに私を欲しがって……くれていて。
「麻衣」
嗜めるように、謙一さんは私を呼んで頬に触れた。それから私の手を、恭しく持ち上げる。
「? あの、謙一さ、……っ!」
謙一さんは私の手を自分のソコに持っていって──握らせた。熱くて、硬くて、大きい。し、知ってるけど。
「こう……なっているのは、君のせいだ。もう君でしか勃たない」
「っ、や、そ、そんなことは」
ないよね?
男の人って、そうだよね?
「君と出会って──年甲斐もなく、まるで性を覚えたての中学生みたいに何度も君を想像した」
こつん、と額と額が合わさる。
「軽蔑するか?」
真剣な瞳だった。
「毎晩君のことを考えていた。──今頃君が夫に抱かれているのだろうかと考えると、気が狂いそうになった」
かたたん、こととん、とリズミカルな走行音。私は目を離せない。
「残念ながら」
謙一さんは淡々と言葉を紡ぐ。
「君がどう思おうと、君の元夫の気持ちは分からない。全く、毛の先ほども理解できない」
そのまま唇を重ねられる。
手は謙一さんの大きな手に握り直されて、シーツに縫い付けられた。
貪られるように口内を弄られる。喉まで舐められてしまいそう。
「んっ、く……ふ、ぁ……っ」
ファーストキスみたいに、息継ぎのタイミングが分からない。
溺れてしまいそうになって、そこでやっと唇を離してもらえた。
深く息を何度も吸い込む。謙一さんは満足そうに私を見下ろして、目を細めた。
「ほら、……可愛い」
「うぅ」
なんか違う気がするのに、なにも言い返せない……。
謙一さんは身体を起こして、ベッドの横の棚に設置してあるバゲージラック(これも固定してあった)に手を伸ばす。そこにあった鞄から、小さな箱を取り出して──中からパッケージを取り出す。要はコンドーム。
「トランクに」
唐突な言葉に、首を傾げた。謙一さんはにやりと笑う。
「あと何箱かあるから心配するな」
「……ひええ」
思わず戦慄する。何個入が何箱あるの!? 私の腰とか、旅行の終わりまで保つんだろうか。
謙一さんはパッケージを破って、ふと動きを止める。それから私の足の間に手を伸ばす。
「ゃっ……!」
くちゅ、と指でソコを弄られる。ゆっくり、ゆっくり。
波が去っていたナカが、また熱を持ち出す。きゅ、と締まった。
「……このまま」
掠れた声で、謙一さんは言う。
「できるのならば……何もつけずに君に挿入りたい。ナカに全部吐き出して、君の全部を俺のものにしたい」
ふ、と謙一さんは息を吐く。
「──結婚したら、すぐにでもそうする」
ばちり、と目線が重なる。有無を言わせない視線。
「君はともかく、俺はもう40だし……すぐに子供はできないかもしれない。だから」
ちゅ、とおでこにキスされた。
「毎日、何回でも、孕むまで」
ぞくりとした。
逃がさないと、はっきり言われた──ような、気がした。
謙一さんは手早くゴムをつけると、ぐいっと私の膝を持ち上げて、ほとんど性急といってもいい仕草で私のナカに挿入ってくる。
「っ、……ぁあっ!」
いきなり奥まで貫かれて、身体が跳ねる。
(や、……っ、恥ずかし、い……)
挿れられただけで、イってしまった。謙一さんも気がついているのだろう、ゆっくりとした動きに変えて、私の臍あたりを……謙一さんのが挿入っているあたりを、優しく撫でて幸せそうにしている。
「麻衣」
「……っ、なん、ですかぁ……っ」
呼んだくせに、なにも言わずに謙一さんはまた腰の動きを速めだした。
ぐちゃぐちゅと自分から出ているのが信じられないくらいの水音と一緒に、激しい抽送に変わっていく。
腰と腰とがぶつかる音が、部屋に響いて──いる、ような気がした。
「っ、ゃっ、謙一さ、んっ、ダメで、すっ……激し、声、出ちゃうっ」
涙目で謙一さんを見つめる。
「聞かれちゃう、よぅ……っ!」
家とかじゃないのです。列車、あくまで電車内にいるのです。
かたたん、こととん、と相変わらずのリズム。
謙一さんは薄く笑った。
「大丈夫。この車両には俺と麻衣しかいない──聞かれてなんか、ない」
「ほんっ、ぁんっ、ほんとですかぁっ!?」
ばちゅん、ばちゅん、と律動は激しさを増す。ナカがきゅううっ、と締まる。謙一さんは余裕っぽく笑っていた。
「本当だ」
「はぁ、っ、んんっ、あんっ、ゃあんっ!」
謙一さんが私の足をぐい、と持ち上げて──両脚が謙一さんの肩の上に乗せられた。
謙一さんが私にのしかかるような姿勢になって、奥のいちばん柔らかいところが強く突かれる。
「ぁ、ぁあ……っ!」
足が跳ねた。
自分がしている姿勢を客観視できなくて、恥ずかしくて、でも湧き上がる快感に抗えない。宙を彷徨う手を謙一さんが握りしめてくれて、それを強く握り返しながら、私は達する。
「は、ぁあ……ぁっ、ぁ……」
腰が跳ねる。ナカがぴくん、ぴくん、と痙攣した。
髪の毛を優しく、子猫でも撫でるように撫でながら、謙一さんは目元を和らげた。僅かに寄る笑い皺にきゅんとする。
「麻衣は可愛いなぁ……」
「……そればっかりじゃないですか」
ひとり、あられもない姿にされてるのが不満で、くい、と謙一さんのセーターを引っ張る。口元を緩めて、謙一さんはさっさと衣服を脱いでしまう。──で、やっぱり慣れなくて私は目を逸らした。
「……私、で。よく、その」
勃ちますよねぇ、という言葉はもごもごと口の中に収めてしまう。だって、ねぇ。
(伸二のことなんか、どうでもいいけれど)
それでも、完全に無視されていた二年間は、たしかに事実であって──。
なのに、大きく屹立している謙一さんのそれは、確かに私を欲しがって……くれていて。
「麻衣」
嗜めるように、謙一さんは私を呼んで頬に触れた。それから私の手を、恭しく持ち上げる。
「? あの、謙一さ、……っ!」
謙一さんは私の手を自分のソコに持っていって──握らせた。熱くて、硬くて、大きい。し、知ってるけど。
「こう……なっているのは、君のせいだ。もう君でしか勃たない」
「っ、や、そ、そんなことは」
ないよね?
男の人って、そうだよね?
「君と出会って──年甲斐もなく、まるで性を覚えたての中学生みたいに何度も君を想像した」
こつん、と額と額が合わさる。
「軽蔑するか?」
真剣な瞳だった。
「毎晩君のことを考えていた。──今頃君が夫に抱かれているのだろうかと考えると、気が狂いそうになった」
かたたん、こととん、とリズミカルな走行音。私は目を離せない。
「残念ながら」
謙一さんは淡々と言葉を紡ぐ。
「君がどう思おうと、君の元夫の気持ちは分からない。全く、毛の先ほども理解できない」
そのまま唇を重ねられる。
手は謙一さんの大きな手に握り直されて、シーツに縫い付けられた。
貪られるように口内を弄られる。喉まで舐められてしまいそう。
「んっ、く……ふ、ぁ……っ」
ファーストキスみたいに、息継ぎのタイミングが分からない。
溺れてしまいそうになって、そこでやっと唇を離してもらえた。
深く息を何度も吸い込む。謙一さんは満足そうに私を見下ろして、目を細めた。
「ほら、……可愛い」
「うぅ」
なんか違う気がするのに、なにも言い返せない……。
謙一さんは身体を起こして、ベッドの横の棚に設置してあるバゲージラック(これも固定してあった)に手を伸ばす。そこにあった鞄から、小さな箱を取り出して──中からパッケージを取り出す。要はコンドーム。
「トランクに」
唐突な言葉に、首を傾げた。謙一さんはにやりと笑う。
「あと何箱かあるから心配するな」
「……ひええ」
思わず戦慄する。何個入が何箱あるの!? 私の腰とか、旅行の終わりまで保つんだろうか。
謙一さんはパッケージを破って、ふと動きを止める。それから私の足の間に手を伸ばす。
「ゃっ……!」
くちゅ、と指でソコを弄られる。ゆっくり、ゆっくり。
波が去っていたナカが、また熱を持ち出す。きゅ、と締まった。
「……このまま」
掠れた声で、謙一さんは言う。
「できるのならば……何もつけずに君に挿入りたい。ナカに全部吐き出して、君の全部を俺のものにしたい」
ふ、と謙一さんは息を吐く。
「──結婚したら、すぐにでもそうする」
ばちり、と目線が重なる。有無を言わせない視線。
「君はともかく、俺はもう40だし……すぐに子供はできないかもしれない。だから」
ちゅ、とおでこにキスされた。
「毎日、何回でも、孕むまで」
ぞくりとした。
逃がさないと、はっきり言われた──ような、気がした。
謙一さんは手早くゴムをつけると、ぐいっと私の膝を持ち上げて、ほとんど性急といってもいい仕草で私のナカに挿入ってくる。
「っ、……ぁあっ!」
いきなり奥まで貫かれて、身体が跳ねる。
(や、……っ、恥ずかし、い……)
挿れられただけで、イってしまった。謙一さんも気がついているのだろう、ゆっくりとした動きに変えて、私の臍あたりを……謙一さんのが挿入っているあたりを、優しく撫でて幸せそうにしている。
「麻衣」
「……っ、なん、ですかぁ……っ」
呼んだくせに、なにも言わずに謙一さんはまた腰の動きを速めだした。
ぐちゃぐちゅと自分から出ているのが信じられないくらいの水音と一緒に、激しい抽送に変わっていく。
腰と腰とがぶつかる音が、部屋に響いて──いる、ような気がした。
「っ、ゃっ、謙一さ、んっ、ダメで、すっ……激し、声、出ちゃうっ」
涙目で謙一さんを見つめる。
「聞かれちゃう、よぅ……っ!」
家とかじゃないのです。列車、あくまで電車内にいるのです。
かたたん、こととん、と相変わらずのリズム。
謙一さんは薄く笑った。
「大丈夫。この車両には俺と麻衣しかいない──聞かれてなんか、ない」
「ほんっ、ぁんっ、ほんとですかぁっ!?」
ばちゅん、ばちゅん、と律動は激しさを増す。ナカがきゅううっ、と締まる。謙一さんは余裕っぽく笑っていた。
「本当だ」
「はぁ、っ、んんっ、あんっ、ゃあんっ!」
謙一さんが私の足をぐい、と持ち上げて──両脚が謙一さんの肩の上に乗せられた。
謙一さんが私にのしかかるような姿勢になって、奥のいちばん柔らかいところが強く突かれる。
「ぁ、ぁあ……っ!」
足が跳ねた。
自分がしている姿勢を客観視できなくて、恥ずかしくて、でも湧き上がる快感に抗えない。宙を彷徨う手を謙一さんが握りしめてくれて、それを強く握り返しながら、私は達する。
「は、ぁあ……ぁっ、ぁ……」
腰が跳ねる。ナカがぴくん、ぴくん、と痙攣した。
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