無頼少年記 ~最強の戦闘民族の末裔、ガールフレンドを失って失意と憎悪の果てに復讐を決意する~

ANGELUS

文字の大きさ
17 / 93
魔軍上陸編

摩訶不思議な奪還作戦

しおりを挟む
「いやー、悪い悪い遅くなっぶふ!?」


「遅くなった、じゃねぇよクソパン」


「いつまでパンツ選んでんだキモパン」


「ち○こもぐぞチンパン」


「うぇ、くっっっさ!! くっさ、クソ投げんなよきったねえなぁ……」


 競売会が始まり、既に五分が経過していた。


 姿を現わすや否や、糞便による痛烈な挨拶に見舞われ、青白いロン毛を靡かせる少年ミキティウスは、顔面を茶色に塗り潰される。


 顔を覆う茶色い汚物を手で拭い取り、パオングに水属性系魔法で洗ってと頼み込む。


「ようやく全員集まりましたね」


 ブラックコーヒーの如く深みのあるコクの声音に、金冠を煌びやかに輝かせる象と背丈が小学生程度のロン毛、黄緑色の蛙とエプロン姿の中年、そして空中でホバリングする小熊は、一斉に鼓膜を揺らす要因へ振り向いた。


 目の前に立つは、漆黒の執事服に身を包む紳士。今にも暗雲が滲み出る妖艶な黒髪と、中世を彷彿とさせる鎖の付いた丸眼鏡。


 とぐろを巻いた常闇の眼がぐるぐると内部で流転し、悪辣に吊り上った唇からは白い牙が見え隠れしている。


 姿は紳士であるが、彼の全てが、極めて禍々しい妖気に満ちていた。


 妖気はすぐに重苦しい空気に変貌し、この場にいる全ての者の頭蓋を強く押さえ込む。


 紳士は紳士にあらず。もはや彼そのものが支配欲の根源、悠然と構えながらも微動するほんの僅かな所作でさえ、彼等にとっては一種の妖異に思えた。


「もう皆さん察していらっしゃるでしょうが、この凪上なぎうえ邸で開催されている競売会の目玉商品、その奪還作戦を敢行します」


「ふむふむ。して、あくのだいまおうさん。作戦ってのは」


「今回の作戦の要及び小隊長はミキティウス、貴方ですよ」


「俺!? まさかの俺かよ!?」


「うわー無いわー……作戦の要が大遅刻とか無能すぎて無いわー」


「それな。ボクよりち○こちっさい癖に作戦の要でなおかつ遅刻とかカスじゃん。カスパンティウスじゃん」


「オレをさしおいて隊長とか、失敗したらお前食うからな。覚えてろよキモパンティウス」


「ねぇ、お前ら酷くない? 辛辣すぎない? 確かに遅刻したのは悪かったけどそこまで言う事ないよね俺達仲間じゃんファミリーじゃん」


「は? 誰がクソパンティウス仲間にしたよ履き違えんな下痢便」


「ボクよりち○こちっせえお前はもう奴隷だよ奴隷。奴隷として人生を全うするしかないんだよパコられるだけの人生なんだよ」


「ごめんオレお前の事いざってときの非常食って思ってた」


「もうやだ!! お前らなんか嫌いだ大嫌いだぁ!!」


「話を戻しますよ。まず凪上なぎうえ邸の見取り図から」


 暗黒の執事服を着こなす怪異―――あくのだいまおうは、彼等の背丈に合わせてほんの少し前かがみに、右手の平を添える。


 彼の右手に青白い粒子が集束するや否や、粒子達は立体地図と化していく。最終的には邸宅一軒と、そこそこ大きな庭の見取り図に変化した。


 図が完成するのを見届けると、彼等にも分かるように、簡素な説明を敢行する。


 凪上なぎうえ邸は正方形の領地で広さは中規模。領土内外は魔術的に強化された塀で囲まれており、内外は隔絶されている形となっている。


 ヒューマノリア大陸の方位を基準にすると西側の塀に正門、北側の塀に裏門があり、原則西側の正門以外からは立ち入り禁止となっている。


 裏門は堅く閉ざされており、不正闖入者を警戒して近衛が数人、簡素な魔術トラップが数個配置されている。


 競売会会場は邸宅内の大ホール。目玉商品として扱われているモノを、競売にかけられる前に手際良く強奪するのが、作戦の大雑把な内容である。


「本来ならば人に化けて買収するのが最も賢明なのですが、生憎変化の魔法が使えませんし、なによりこの国の通貨を入手できていません」


「どっかから盗めばいいんじゃね」


「馬鹿かカエル。んな事してたら時間無くなるだろ。第一、この近くに店っぽいのないぞ」


「パァオング。仮にあったとしても、一般路店の全財産など霞む金額が動いている。盗むだけ無意味である」


「従ってミキティウス。貴方が持つ隠密能力``パンツの存在証明``を使い、彼女を盗み出してもらいます」


「……一気に糞と化したぞ」


「``パンツの存在証明``ってなんだよ」


「聞いて驚くな? 俺はな、ノーパン状態だと探知系魔法でもない限り誰にも認識されなくなる能力を修行で身に付けた」


「糞みてえな修行してんじゃねぇよ気持ち悪い」


「自ら存在価値を下着以下に陥れるとか、もう真性じゃん……」


「ミキティウス……今まで馬鹿にしててごめん。お前のパンツへの愛はボクのち○こへの愛情に匹敵するよ」


「パンツの無い俺なんざ俺に非ず。パンツという名の神器を履いてこそ、``俺``という存在の証明になる」


「つまりオメェはパンツにすら満たねぇカスってことか。一切了解した」


「まさかパンツを自分の本体と自称する奴が出てくるとはなぁ。変態ここに極まれりって感じ」


「分かる。分かるよミキティウス。ボクもち○こが無いボクなんてボクじゃないってずっと思ってた。まさかここに同士がいるなんて……!」


「ありがとうシャル。これから仲良くやっていこうぜ」


「ああ……!」


「パァオング。閑話休題である」


 彼等四人の禅問答が切れ目を見せたとき、パオングはあくのだいまおうに目配せする。


 景気づけにこほん、と咳き込み、あくのだいまおうは説明の続きを話し始めた。


「パオングの探知系魔法によると、目玉商品もといエントロピーは、舞台裏にいるので裏門から侵入した方が近道になります」


「ああ、もう所在確認してるんですね。どんな感じなんです?」


「檻に閉じ込められていますね。手枷もされているようです」


「檻か……俺が壊すとなると派手になってしまいますが」


「そこでカエル、貴方の出番です」


「オレすか。成る程! ``胃液砲弾``で溶かすワケっすね!」


「カエルはミキティウスほど強力ではありませんが、隠密能力として``保護色``があります。潜入には向いていると言えるでしょう」


「オーケーオーケー」


「次にナージ。貴方は彼らの撤退を援護して下さい」


「目晦ましなら任せろ。俺の大便が輝くぜ」


「パオングは撤退ルートに魔法罠の配置。不要かと目されますが一応」


「任された」


「ボクは?」


「貴方は潜伏地点で待機ですよ」


「えぇ!?」


「まさかのシャル、待機」


「なんでえええええ!! ボクの何がいけないって言うんだあああああ!!」


「日頃ち○こち○こ言ってるから……」


「薄汚ねえモンをプラプラさせてっからだよバーカ」


「仕方ない。ボクはみんなに笑顔を届ける役に回るよ! がんばれがんばれっ」


「うわぁ……ここまで糞な応援初めてされたわ」


「ほんとそれな。元気吹っ飛んだわ……」


「なんで!?」


 エプロン姿の中年からの甲高い声援で、ナージとカエルはどんよりとした空気を醸す。


 あくのだいまおうは手を叩いた。四人から騒がしさが消え、あくのだいまおうの丸眼鏡が黒く光る。


「作戦は以上。パオングは私とシャルに``顕現トランシートル``を。カエル、ナージ、ミキティウス。期待していますよ」


「任されよう! オレの保護色こそが最強ってところをみせてやるぜ!!」


「俺の大便光弾はあらゆる網膜を貫く……」


「不肖ミキティウス。その大義、成し遂げてみせましょう。この世に存在する全てのパンツの名に賭けて!!」


「パァオング!! 見事に統率のない小隊である」


 作戦準備に入るぞと意気込む三人に駆け寄っていくシャルを見届けると、パオングが短い足をちょこちょこと打ち鳴らす。


 あくのだいまおうの顔を覗き込むようにして目線を交わした。それは真意を探ろうとする、鋭利な眼光。


「何か他の狙いがあるのではないか?」


「して、その根拠は」


「貴台にしては慎重ではないな。クライアントに扮し、エントロピーを競売会で入手するだけの通貨など、いつでも揃えられたはず。全知と名高い大賢者の貴台ならば」


「私、そこまで根回しの良い方でしたかね」


「戯れはよせ。智謀において貴台以上に鮮やかな者など、この世にはおらぬ」


「冗談ですよ。当りです。わざと手荒い作戦にしています」


「何故」


「正直、私のメインはエントロピーではないのです。現在、この凪上なぎうえ邸にクライアントとして潜伏している少年に用がありましてね」


「して、その少年とは」


「此方です」


 彼の右手に再び青白い粒子が集結し、一人の少年を描画する。その少年は、あくのだいまおうと似ても似つかない風貌であった。


 瞼を閉じ、表情から分かる気質の曖昧さ。上品な佇まい。年齢は十代半ばとはいえ、将来有望と目してもいい端麗さ。


 執事服を着こなし、全く掴みどころのない智者に由来する知的さが垣間見え、思わずパオングの暗澹な瞳が一瞬、好奇心に揺らいだ。


「この少年、名は」


流川るせん分家派当主``攬災らんさい``流川弥平るせんみつひらさんです」


流川るせん……風の噂で聞いた事があるな。長年封印されていた故、実際にこの眼で相間見た事はないが」


「この国``武市もののふし``を創設し、二千年もの乱世を治めた暴閥ぼうばつ界最強と謳われる一族。その末裔の一人が彼」


「ならば、この国においては超大物ではないか。何故そのような要人がこんな競売会に?」


「それは実際に会ってからのお楽しみとして取っておいては。彼との邂逅自体に深い意味はありません」


「ふむ……。成る程、大体予想がついたが……百聞は一見に如かず、と言うしな」


 あくのだいまおうの頬が悪辣につり上がり、瞳に住まいしウロボロスは自らの尾を食い潰しながら、その美味さに思わず啼いた。


 シャル、そろそろ待機地点に転移しますよとあくのだいまおうが呼ぶと、パオングは細長い鼻を揚々と靡かせる。


 よたよたと走ってくるシャルを見計い、あくのだいまおうを中心に``顕現トランシートル``をおもむろに発動させたのだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜

奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。 パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。 健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

少し冷めた村人少年の冒険記 2

mizuno sei
ファンタジー
 地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。  不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。  旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活

シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!

処理中です...