21 / 26
第二場 和子の自宅
天使と悪魔の約束
しおりを挟む
天使「♬後光差すがね おらみぃたくぅ~♬」
和子、為子「ハア ヤッショオ マカショ シャン シャン シャン」
悪魔「ばかやろ。そりゃ後光じゃなくて誤解の方だ。このダブルハゲ」
天使「ありがとうございますだ。為子さんと和子さん。気合が入りましただ。よーしっと……♬花の天国 落ち目の地獄~♬」
悪魔「チョイ、チョイ。なんだとお~?」
天使「♬雪も桜と なりて舞う~♬
悪魔「くそぉ。ちきしょう。ハア、ヤッショオ……おい、良夫」
良夫「も、もう、こうなったらやけだ。(悪魔を促すように)はいっ……」
悪魔、良夫「……マカショ、シャンシャンシャン」
天使「良夫さん、そうやけにならんと。最後はカバーしますけん。はい、ラスト。♬揃た揃たあよぉ、為子と和子~」
悪魔、良夫「チョイ、チョイ」
天使「♬これがあ、おいらぁの宝物~♬」
悪魔、良夫、為子、和子「ハア ヤッショオ マカショ! シャン シャン シャン」
天使「ありがとうございましただ。皆さん。んで、良夫さん……」
良夫「は、はい」
天使「おらは、ハア、いまの歌通りに必ず、ご一家をお守りしますけん。お約束致しますだ。大事な宝物の為子さんと和子さん……特に和子さんをば決してこのやろ、悪魔の自由にはさせません」
良夫「そ、そうですか。なんだか知らないけど、あ、ありがとうございます」
悪魔「なんだと?この野郎。和子は俺のものよ。さっきそう云っただろ。おい、良夫……あ、いやさ、良夫お父さん。おめえの娘は俺がよろしく導くから心配するな。この俺様がおめえの義理の息子になってだな、きっと幸せにしてやるから。な?」
良夫「は、はい」
悪魔「いいか、俺の配下になってみろ。あ?そしたらな、金も地位も思うがままなんだぞ。こんなケチな田舎野郎の云うことなんざあ屁でもこいとけ。いいな!」
和子、為子「ハア ヤッショオ マカショ シャン シャン シャン」
悪魔「ばかやろ。そりゃ後光じゃなくて誤解の方だ。このダブルハゲ」
天使「ありがとうございますだ。為子さんと和子さん。気合が入りましただ。よーしっと……♬花の天国 落ち目の地獄~♬」
悪魔「チョイ、チョイ。なんだとお~?」
天使「♬雪も桜と なりて舞う~♬
悪魔「くそぉ。ちきしょう。ハア、ヤッショオ……おい、良夫」
良夫「も、もう、こうなったらやけだ。(悪魔を促すように)はいっ……」
悪魔、良夫「……マカショ、シャンシャンシャン」
天使「良夫さん、そうやけにならんと。最後はカバーしますけん。はい、ラスト。♬揃た揃たあよぉ、為子と和子~」
悪魔、良夫「チョイ、チョイ」
天使「♬これがあ、おいらぁの宝物~♬」
悪魔、良夫、為子、和子「ハア ヤッショオ マカショ! シャン シャン シャン」
天使「ありがとうございましただ。皆さん。んで、良夫さん……」
良夫「は、はい」
天使「おらは、ハア、いまの歌通りに必ず、ご一家をお守りしますけん。お約束致しますだ。大事な宝物の為子さんと和子さん……特に和子さんをば決してこのやろ、悪魔の自由にはさせません」
良夫「そ、そうですか。なんだか知らないけど、あ、ありがとうございます」
悪魔「なんだと?この野郎。和子は俺のものよ。さっきそう云っただろ。おい、良夫……あ、いやさ、良夫お父さん。おめえの娘は俺がよろしく導くから心配するな。この俺様がおめえの義理の息子になってだな、きっと幸せにしてやるから。な?」
良夫「は、はい」
悪魔「いいか、俺の配下になってみろ。あ?そしたらな、金も地位も思うがままなんだぞ。こんなケチな田舎野郎の云うことなんざあ屁でもこいとけ。いいな!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる