平凡なヒロインはヒロインにざまあされる?!

宵丸

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学園編

閑末 グレン視点③

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ロゼリア様からの手紙を受け取ったあとすぐにグランディエ伯爵家に鳥を送る。

その間に我が家の精鋭部隊を呼び出し、策を考える。

そして、皆で考えたのが、周りの兵士達の目を掻い潜るため、何人かがおとりになる。その間にじぃの馬車でおとりにならなかった者たちが王宮へ向かう。

じぃの技術はおそらくこの国一であるから例え兵士達に気づかれようが追いつけないはず。

王宮に着いたらそれからまた部隊を分け、ロゼリア様のいる第二王子殿下の部屋へ向かう。

そして、第二王子殿下の部屋からロゼリア様を救い出し、部隊を回収しながら我が家へと戻る手筈だ。



策が決まると早速部隊構成を決め始めた。
まず、おとりとなる1の部隊。その後王宮へと向かい、ロゼリア様を探す2の部隊。

俺はロゼリア様を救い出す2の部隊に配属になった。俺が真っ先にロゼリア様を救い出し、速攻でじぃの馬車に戻る。

失敗は出来ない。故に緊張感が高まる。

真剣に父様からの話を聞いている最中に、何やら外から雑音が聞こえてきた。人がせっかく集中して聞いているというのに。

ああ、窓が開いていたのか。これは閉めなければいけないな。

窓を閉めようとした瞬間、俺の眉間を狙って鳥が外から入ってきた。

グランディエ伯爵家の手紙をつけながら。

「ビビビッッッ!!!!」

「俺に怪我させようなんて100年早いんだよ」

窓から入ってきた鳥はもちろん、眉間に当たる前に素手でキャッチした。

「お前、俺が真剣に話を聞いているときに…、そろそろ本当に焼き鳥にするぞ」

「ビィィィ」

くちばしを限界まで広げて指を噛もうとしてくる。

「グレン、お前はピア相手に何してるんだ?そんなところをロゼリア様に見せたらどうなるか…」

「父様、そんなことしないでくださいよ?そもそも、こいつが俺が真剣に話を聞いているのに空気を読まず攻撃しようとしたのが悪いんだ」

「はぁ…、全く。ところでピア、グランディエ伯爵家からの手紙をくれないか?」

「ピッ!ビィィィ!」

クソッ、こいつ父様の前だと可愛こぶりやがって。しかも、父様に返事した後に俺の方向き直って威嚇しやがった。やはり、あいつ後で焼き鳥にしよう。




グランディエ伯爵家からは、数人精鋭部隊を出したいが、我が家よりも能力が劣るため、出さない方が良いだろうか?ということと、娘をよろしく頼みますとのことだった。

我が家は王家の番犬。我が家の右に出る隠密はなかなかいないだろう。そうして頂けるとありがたい。人数も足りていることだし。

ロゼリア様のことはどうか我が家に任せて欲しい。必ず無事に助け出しますから。



そして、夕方ごろ周りにいた兵士達に動きがあった。





________キリトリ________
宵丸です。

なかなか更新出来ずに申し訳ございません。もうしばらくしましたら元の更新頻度に戻ると思われます。頑張ります。

グレン視点ですがあと2、3話の予定です。長くなりますがもうしばらくお付き合い頂けますと嬉しいです。
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