狐、始めました。

怠惰

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神話時代

神主交代

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 時が経つのはいつも早く、あれから早くも神主様との神主交代の時期がやってきた。

 私は残念なことに一度も神主様に勝てなかったがステータスは上がり、能力の扱い方を上った。

「仙狐リュートを二代目神主に命じる。」

〘管理者交代が発生しました。対象リュート。天狐に進化し、管理者権限をエラからリュートに譲渡します。〙

 そしていきなり膨大な力が神主様からおくられ強制的に進化が開始し意識を失った。

 しばらくして私は無事に意識を取り戻した。

 私は自分の姿を確認する。

 すると元々1本だった尻尾が4本になり、髪が金髪、目は黒目、見た目20代ぐらいの男の姿になっていた。

 そしてついに私にも獣化が使えるようになり、獣化すると全長15メートルで色は黄色、目は赤色になっていた。

 額に魂を表したかのような模様がある。早速ステータスを確認した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前【リュート
【種族】天狐
【歳】2304  【性別】♂
【職業】2代目神主
魔力:SS 妖力:SS 神力:SS
総合:SS
【称号】
[学者] [2代目神主] [神獣]
[エラの弟子]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 やっと私は神主になれた。

 このステータスは神主様……(今後はエラ様とお呼びしよう)エラ様が神主になったばかりのときより高いらしい。

 エラ様は魔法や妖術などを妖力で操ることが多く、魔力は妖力に変換してから使うらしい。

 なぜそうするかというと、妖力が多いほうが妖魔であるエラ様は強さが増すし、そもそもエラ様は魔力を使うのがあまり得意ではないかららしい。

 特に深い理由も無く意外と単純な理由だった。

 だが魔力が低くても単純な能力や身体能力は圧倒的に高いので強さ的にはエラ様の方が強かったということになる。

 魔力、妖力、神力だけが強さの全てではない。

 そうして自己確認が終わり周りを見ると今度はエラ様が進化途中だった。

 全身光輝き次第に光が弱まる。そこに見えたのは150センチぐらいの身長で光の角度でで水色にも見え、その美しい髪は地面スレスレまで長く、瞳は水色。
 頭に生える髪と同じ色のかわいい狐耳。

 尻尾は無くなった様だ。何よりその身体全体からどこか神聖なオーラを感じる。
 そうして全裸姿のエラ様が目を開けた。

--ん? 全裸?

「ちょ、エラ様!服を着てください!服を!」

「ん?」

 そう思わず叫ぶとエラ様は自分の姿を確認した。そして顔がみるみる赤く染まり気づいたときには私は一瞬で弾き飛ばされた。

--あ、私死んだかも。

 私は進化以外で初めて1日に二度、意識を無くした。








 目が覚めるとそこは知らない天井だった。  

 解析するとここは神殿のエラ様が使っていたベットの上らしい。それを見て私はいきよいよく起き上がった。

エラ様のベットの上だと!?

「ん……起きた?」

 全く気配が無かったが、隣に水色が主体の着物を着たエラ様がいた。

 髪は腰あたりで一纏めにしており、括られたところが尻尾みたいになっている。

「大丈夫?」

 エラ様は私を心配してくれているようだ。

「大丈夫です。この通りピンピンしております」

「ん……やっぱり進化って偉大だね……。」

 エラ様はそんなことを言いながら立ち上がった。
 確かにもし仮に進化前の姿であの攻撃を受けたら身体どころか魂まで破壊されるレベルの攻撃だったのではないだろうか。

「ここはもう貴方の場所。貴方の好きに使っていい。眷属を作り仕事を手伝わせてもいいし、改装したっていい。直に私はここを出る。神主は何年続けてもいい、辞めたくなったら後継者をつくって辞めてね。じゃあね。」

 エラ様はそう言って空気に溶けるようにして居なくなった。

 近くの机には居場所と念話の飛ばし方のレクチャーが書いてある紙がおいてある。
 私は早速部下探しから初め、神主としての活動を初めて行った。









~エラ視点~

 無事神主の仕事を終了させて私は生き生きとしてこの大迷宮を出る。

 そして私は上空の遥か数千メートルに浮遊島を創造して家を建て庭を整える。

 その出来前に満足した私は自分のステータスを確認する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】エラ
【種族】空狐
【歳】3000  【性別】♀
【職業】破壊神
魔力:E 妖力:X 神力:X
総合:X
【権能】[破壊][消滅][終焉][破滅][混沌]
【称号】《神に至りし者》
[最年少元神主] [初代元神主]
[七大罪所持者] [神獣]
[最上位神アテナの第一眷属]
[下位神]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・空狐:天狐として3000年以上生き、神に至った狐。狐としての位は天狐の方が高いがその能力はどの狐種よりも高い。尻尾が無くなる。

・下位神:神の中で1番位が下の者を指す。

・権能:その者の神としての能力を示す。

・神に至りし者:初めから神だった訳ではなく実力で神になった者。

・破壊神:全ての終わり、終焉、始まりを司る神。

・破壊:全てのものを破壊させる。

・消滅:全てのものを消滅させる。

・終焉:世界を終わらせられる。

・破滅:対象を破滅へ導く。

・混沌:全てを始まりに還す。



 私は見ての通り強くなった。しかし、私はまだ十分に力を扱えていない。

 そこてふと私は1ついいことを思いつき時空間を操り地球に向かった。
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