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神と世界
狐、始めました。
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あの戦いから数万年がたった。私はあの戦いの途中、クロノスおじいちゃんに助けられ、今こうして生きている。今や私は立派な最上位神だ。魔神という職業だ。あの戦いの途中、真っ白な光があの空間を包み、目を開ければ全ての化物が消えていた。お母さんとカオス様がルーラーの封印に成功したらしい。
私は長い廊下を歩き、お母さんの部屋に行く。お母さんの部屋は一つの世界と言っても過言では無い位広い。私は扉の前に立っている白狐に挨拶をし、中にはいる。中は大森林になっていてとても神秘的だ。少し進むとひらけた場所に出る。
「お母さん。どう? 体調は……」
目の前には下位神程の力しか感じられない大きな白銀の狐が横たわっている。前のように妖力で具現化された尻尾はなく、とても弱々しい。
あの後お母さんとカオス様は封印の代償に全能力を消費した。それによりふたりは今や大きく力を失っている。
消費しただけなので少しずつは戻っていくが数万年経ってもまだ下位神程度。私は治癒神のお姉さんに聞いたがお母さんは完全に復活するにはあの無限に等しい魔力と妖力、神力がもとに戻るまで傷の回復が始まらないそうだ。
カオス様も同じような状態だが、カオス様は消滅しない特性を持っているので今は傷も治り、ピンピンしている。
もっともその力は下位神程度だが……。
逆に、お母さんはボロボロのまま、魔力と妖力、神力が元に戻るのを待たないといけない。
他の親しい神々は心配し、そうでも無い神々はお母さんの命を狙ってくる。お母さんを倒せば膨大な力を手に入れれるだろうからね。最近は親しい神々がここの警備などをしてくれるので本当に助かっている。
❴……アナ……ちゃんと依頼はできたの? 怪我は? ん? ちょっと疲れてない? 休んだほうが……❵
この親馬鹿はボロボロでもブレない。
「お母さん……私はもう子供じゃないんだから。」
❴むぅ~、アナが、神になったら一緒に行く予定していた依頼が~❵
「駄目よ。お母さん。今は安静にしないと」
立ち上がろうとするお母さんを私が押さえつける。
「そもそも私に押さえつけられる時点で駄目よ。今のお母さんは外に出ればいろんな神に狙われる。」
❴じゃ~そいつ等を糧に……❵
「確かに暴食と強欲の力で回復は早くなるかもだけどせめて上位神並の力が戻ってからよ。」
❴はぁ~、ルーラーの障害がまだ続く。❵
「そもそもお母さんは怠惰の力で寝ていても回復が早まるのよ?」
❴わかったよ……❵
私はお母さんと雑談をし、部屋を出た。お母さんが復活するまでいつまでかかるだろうか?私は自然に涙が出る。いけない。気をしっかり持たなければ。私はこの最近、天空島と呼ばれるようになったお母さんの家を出て、王国に向かう。私は王国でお母さんの宗教を広めている。神は崇められても力を増すのだ。
いつかまた、私が子供のときのように、いっぱい遊んで、いっぱい甘えられるように。お母さん、待ってて! 私が必ず!
お母さんの色である銀色を纏い狐の仮面をつける。折角などでこの言葉で締めくくりたい。
お母さん。私…。
【狐、始めました!】
************************
この作品を最後まで見ていただきありがとうございまた。初めての作品、まだまだ言葉とストーリーが未熟な作品でした。まさかこんなにお気に入り登録者が増えるとは思いませんでした。元々公開時からここまでしか書いていなかったのが悔やまれます。では、また次の作品で!
私は長い廊下を歩き、お母さんの部屋に行く。お母さんの部屋は一つの世界と言っても過言では無い位広い。私は扉の前に立っている白狐に挨拶をし、中にはいる。中は大森林になっていてとても神秘的だ。少し進むとひらけた場所に出る。
「お母さん。どう? 体調は……」
目の前には下位神程の力しか感じられない大きな白銀の狐が横たわっている。前のように妖力で具現化された尻尾はなく、とても弱々しい。
あの後お母さんとカオス様は封印の代償に全能力を消費した。それによりふたりは今や大きく力を失っている。
消費しただけなので少しずつは戻っていくが数万年経ってもまだ下位神程度。私は治癒神のお姉さんに聞いたがお母さんは完全に復活するにはあの無限に等しい魔力と妖力、神力がもとに戻るまで傷の回復が始まらないそうだ。
カオス様も同じような状態だが、カオス様は消滅しない特性を持っているので今は傷も治り、ピンピンしている。
もっともその力は下位神程度だが……。
逆に、お母さんはボロボロのまま、魔力と妖力、神力が元に戻るのを待たないといけない。
他の親しい神々は心配し、そうでも無い神々はお母さんの命を狙ってくる。お母さんを倒せば膨大な力を手に入れれるだろうからね。最近は親しい神々がここの警備などをしてくれるので本当に助かっている。
❴……アナ……ちゃんと依頼はできたの? 怪我は? ん? ちょっと疲れてない? 休んだほうが……❵
この親馬鹿はボロボロでもブレない。
「お母さん……私はもう子供じゃないんだから。」
❴むぅ~、アナが、神になったら一緒に行く予定していた依頼が~❵
「駄目よ。お母さん。今は安静にしないと」
立ち上がろうとするお母さんを私が押さえつける。
「そもそも私に押さえつけられる時点で駄目よ。今のお母さんは外に出ればいろんな神に狙われる。」
❴じゃ~そいつ等を糧に……❵
「確かに暴食と強欲の力で回復は早くなるかもだけどせめて上位神並の力が戻ってからよ。」
❴はぁ~、ルーラーの障害がまだ続く。❵
「そもそもお母さんは怠惰の力で寝ていても回復が早まるのよ?」
❴わかったよ……❵
私はお母さんと雑談をし、部屋を出た。お母さんが復活するまでいつまでかかるだろうか?私は自然に涙が出る。いけない。気をしっかり持たなければ。私はこの最近、天空島と呼ばれるようになったお母さんの家を出て、王国に向かう。私は王国でお母さんの宗教を広めている。神は崇められても力を増すのだ。
いつかまた、私が子供のときのように、いっぱい遊んで、いっぱい甘えられるように。お母さん、待ってて! 私が必ず!
お母さんの色である銀色を纏い狐の仮面をつける。折角などでこの言葉で締めくくりたい。
お母さん。私…。
【狐、始めました!】
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この作品を最後まで見ていただきありがとうございまた。初めての作品、まだまだ言葉とストーリーが未熟な作品でした。まさかこんなにお気に入り登録者が増えるとは思いませんでした。元々公開時からここまでしか書いていなかったのが悔やまれます。では、また次の作品で!
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