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私小説 2
「静馬、しっかりしろ!!」
しおりを挟む「バチン」
ガストで、友人の会田鉄夫が私をビンタした。
「静馬、しっかりしろっ」
「はっ」
「いいか。この日本は総理大臣が国を引っ張ってゆくんだ。大統領制じゃない。あと、戦闘ロボのんてないんだ」
「そういえば、そうかもしれねい。じゃあ、俺は何を見ていたんだ」
「妄想だよっ」
「はぐわっ。俺はそんなことをしていたのか」
「そうだよ。だから、もう、お前は小説を書くのをやめた方がいい。妄想性のアレだから」
「わかった。言われてみたら、そんな気もしていたような気がしたんだよ」
「うん」
「つまり、すべては気のせいだったんだね」
「そうそう」
読者よ。もうそろそろ、私は自分の妄想性疾患が恐ろしいのでこの小説は、終わりにしたい。断腸の思いで。
さらば
(作者注 この小説はまだバリバリに続きますっ!)
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