私たちは君の死をみることができない

鈴華草

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プロローグ~結香編~

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「今から私は死にます。」
クラスメイトと担任がどよめいている。
分かりやすい反応。嫌になる。
「待って、そんなに早まらなくてもいいじゃない。」
「そうよ。結香が死ぬなんて悲しすぎる。」
でた。こんな表だけ正義感の塊なやつ。たまにいるけど大嫌い。吐き気がする。
「ハハハッ 今まで私が今までどんな事されてようと無視してたくせに今更何なの?」
言い終えると同時に笑ってしまった。
「相原。止めとけ」
「あんたは私が死んじゃうとあとで困るもんね」
「あんたは私が死んじゃうとあとで困るもんね」
相原は一体何を考えているのだろう。初めて見た。笑いながら泣く奴。でもあいつが言った事は図星だ。教師としての責任も問われてしまう。そして彼女が言った。
「さようなら。大嫌いなこの世界。」
「さようなら。大嫌いなこの世界。」
やっとお別れできる。今まで最悪だった。
驚きを隠せない人たちを前に私は上靴を脱いだ。
「やめろーーーーー」
担任が必死に叫んでいるのが聞こえる。
同時に私に鈍い音と痛みが走った。
あぁやっと死ねたんだ
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