意味のないスピンオフな話

韋虹姫 響華

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メインストーリーな話

突撃

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 船に乗り、久遠の計画実行前日から作戦を決行することになった一同。
 港前で燈火を呼び止める声に、振り向くと見覚えのある顔を見て駆け寄った。そこに居たのは、シュウヘイ、イスケ、コノミの仲良し三人組であった。猛暑続く日に、海に行けないからと港町までやって来た。そこで、燈火を見かけたので声をかけてきたのであった。

「まぁ、私ここでアルバイトしてますんで……はい。3人とも、くれぐれもかくれんぼとかしないでくださいよ?迷子になっても、助けてやれねぇですからね……はい」
「オレよりもちっこいトモちゃんには言われたくないぜ!」
「でも、ワタシ。涼しいお店の中で、今度の発表する作文やりたいわ」

 そう言ってコノミが、下げていたバックからクリアファイルを取り出した。
 中に入っていた作文用紙には、「将来の夢」と書かれていた。燈火は、ふと人質にされてしまった家小路のことを気にしていた。思えば、天才漫画家であった彼と出逢えたのは、ラットのおかげであった。
 二人はあっという間に、心を打ち解け合い交際期間へ突入した。その時、家小路は言ったのであった。

『あの……、燈火さんっ!!わたしは、漫画を描いているんだ。それで今とても悩んでいる。わたしは、を取るべきなのか貴女とのを取るべきなのか────』

 当時、更に大舞台へと駆け上がれる絶頂期を迎えていた家小路は、燈火との交際を続けるべきか悩んでいたのだ。そんな家小路の姿を見て、燈火は不安と苦悩で蹲っていた手を握り優しく言った。

「顔を上げてください、家小路さん。私は、家小路さんの夢を応援しますよ。交際相手以前に私は──────」


 ───家小路あなたのファンですから...はい。───


 そう。あの日、燈火は怪異の力を引き出した。そして、怪異と立ち向かえる噂観測課の戦闘員へなることを決意したのだ。すべては、この世界に生きる人間のを守りたいという思いで───。

「その代償に、私の夢はなくなってしまったんですけどね……」
「何言ってんだトモちゃん?」
「いや、なんでもないですよ。…………はい、さっさと帰った帰ったですよ!……はい」

 シュウヘイ達の背中を押して、港町の広間まで突き返した燈火。その後すぐに船へと乗り込んだ。


 □■□■□■□■□


「────。」
「各員、戦闘準備はよろしくお願いいたします」
「なぁ?」

 船が久遠達のいる人工島へ向かうなか、ディフィートとトレードは不満気な顔で夏蝶火を睨んでいた。それも当然の反応とも言えるもので、船内に戻ってきた燈火も同じ表情で入ってきた。
 虎狼と夏蝶火、人怪調和監査局の面々は何が不満なのか分からないと肩を竦めると、代弁者として茅野が挙手して申し出た。それを聞いて、「あ、なるほど」とリアクションは取るも、それには当たり前の理由があると返した。

 これから向かう場所では、戦闘が余儀なくされる。しかも、相手は飛行能力を搭載した人形兵もいるため、空中戦を強いられることが約束されている。しかし、燈火達が乗っている船は武装を一切積んでいない貨物船だったのだ。
 それも仕方のないことで、軍は武装解除してすべて撤退しており、今回の件には絡んでいないことにするため武装した戦艦を渡すことが出来ない。これが、噂観測課に依頼してきた政府の返答であった故、通常の貨物船運搬ということで人工島に向かったカバーストーリーを遂行しつつ、作戦開始することになったのだ。

「あたしとこの泣き虫サンタしか、空飛んで戦えねぇんだぜ?」
「誰のことの言っているか分かんないですよ、それだと……イヒヒヒヒッ。あ、あと。ラグナロッカー触らせてもらってありがとうございました。おかげで、最高の仕上がりに出来ましたよ?ギャハハハハッ♪」

 独特なネーミングセンスで付けられたアダ名は、泣き虫サンタ。その名付け親のディフィートに向かって、クパァっと口角をかっ開いてゲラゲラ笑う暁咲は、丁寧にサタナキアに変身して反応していた。
 お先真っ暗な船旅に、一同がため息をつくと同時に船体が揺れる。ラットによる船内アナウンスで、早速敵襲に遭っていることを気付かされる。全員、迎撃態勢を取りこのまま人工島に上陸するべく、船の速度が上昇した。外へ出ようとする燈火の首根っこを掴み、トレードがキャリーケースを差し出した。
 以前と異なり、銀色の塗装が施されているケース側面。粘土細工の形作りを必要としない、武器生成機。燈火のイメージをダイレクトに感じ取り、リモコン操作なしでも武器を指定した場所まで射出可能となっている。明らかなパワーアップを遂げたことを確かめて、トレードの方を見た。

(何ですかね……?御礼の言葉をここで言ったら、負けな気がしてきました……。絶てぇに礼なんて言ってやらねぇです……)
「はいっ!!」
「チッ、相変わらずいけ好かねぇ野郎だぜ」

 トレードの手の甲を叩き、一言も告げずに踵を返してみんなが向かった船上部へと、キャリーケースを引きずって走った。

 船上へ出ると、早速人形兵が円を囲うようにして燈火達の船を狙っていた。すると、ディフィートはクラウチングスタートの体勢を取り始めた。暁咲が、他の全員にディフィートから離れるように手で合図した途端、海中から海面を突っ切ってラグナロッカーが姿を現す。
 人形兵の隊列を乱す斬込みをかけてから、主のもとへ一直線に降下してくる。姿勢を固めたまま一切微動だにせず、ディフィートは愛棒の到着を待つ。長剣は瞬く間に、バラバラにパーツ毎にパージしディフィートの体に集まっていく。その光景は、合体ロボが合神するために分離結合を行なうのと同じだ。
 秒針、分針、時針は時針を軸に三本縦の並びでディフィートの背部に付き、刃の部分は左腕に装着され、銃身部分は右腕に盾として装備された。針の間に雷切が一瞬生じ、紫色のビームウィングが展開された。

「アイハブコントロール。────って言うんだよな?こういう時って?」
『あああ────!?』

 初披露目の新形態。その感動をすべて置き去りにする、ディフィートの締まりのない確認に一同はずっこける。燈火が、早く体勢を立て直し始めてる敵を倒してくれと頼む。「はいよ」と生返事をして、空へと飛翔するディフィート。
 敵の数は五機。人形兵は、マシンガンを一斉に構えて発射した。ローリング旋回、姿勢制御を行なう次いでと言わんばかりに脚を伸ばすディフィート。脚先のブーツから紫のビームソードが飛び出し、去り際の一機の羽根を掠め取る。そのまま、海上へと落ちていく人形兵をノールックでシールドバスターで撃ち抜いた。

「やばぁぁ……、あたし。今────超カッコいい♪」

 思わず出た一言。それに連動して、船上で観ている一同の方を向く。ディフィートが見つめているのは、他でもない総司だった。総司は、他のメンバー同様に呆気にとられていた。それを見てディフィートは、両頬を赤らめた。あの総司が、結婚生活時代にも見せてくれなかった顔で自分を見ている。いや、見とれている。
 すっかり鼻の下を伸ばして、だらんとしているディフィート。すると、船上から暁咲の声が飛んできた。

「前!!前見ろですよ!!敵ッ!!来てるッ!!!!」
「ああん♪そんなもん分かってるって♪」

 自惚れた妄想に浸ったまま、背後を取った人形兵の連携攻撃を躱し、蕩けた顔のまま刃で切り裂きバスターで撃ち抜いて撃墜する。熱でもあるのか、フラつきながらも勢いに任せて全身を回転させ、両脚にビームソードを出力してドリルキックで残りも一掃した。
 そして、またしても唖然としているメンバーのもとへ高度を下げると、総司に向かって今の自分がどうだったかを尋ねた。総司は、いつもどおりのクールなダウナーボイスで平静を取り繕って、空中戦はディフィートが居れば安泰だろうと告げた。

「いよっしゃー♪アンリードどもも、このまま一気にあたしが倒してきてやるよ♪イィィ────ヤッホォォォッッッ♪♪」
「馬鹿、待てっ!?アイツ……、真に受け過ぎだ」

 しかし、これは逆にこちらから攻勢に打って出るチャンスであった。
 ディフィートが先陣を切って、人形兵達を引き寄せている間に船を上陸させる。全速力で船を走らせると、それでも数で圧倒してくる人形兵達は、行く手を当然のように阻んできた。
 すると、暁咲が悪魔憑着でナキアーマー《ソニックフロート》へと変身して、迎撃に向かった。船着き場にも、すでに陸上の人形兵が待っていたのを確認し、上陸後に直ぐに攻撃態勢へ移行出来るように燈火達は構える。

 人工島へ上陸と同時に、水砂刻、燈火、トレードの三人が陸地に群がる人形兵を薙ぎ払うべく、飛び出し向かっていく。槍を巧みに操り、人形兵の動力となる手足のみを破壊して押し通り、弱ったところに燈火が銃弾を浴びせて破壊していった。
 一方のトレードは、剛腕に力を込めて地面を殴り足場の自由を奪った隙に、まとめて鎌で刈り取った。道を開いて各員、作戦で配置された目的地の攻略へと向かった。

「ほら、オカン。はよせぇ!!茅野はんがやられてもうたら、ワシらの方はしんどいやで?」
「ほんま喧しいバカ息子やな?焦りはなんも生まんと、教えてやらへんかったか?」

 拳で人形兵の頭部を破壊して、海に投げ捨てた虎狼はラットと茅野とともに、西側を攻めに向かうのであった。東に向かう燈火達は、麗由に人質救出を任せて走った。飛行形態を解除したサタナキアは、空中戦の最中で発見した幽閉地を特定した地図をデータ転送する。
 丁寧にお辞儀をして、一人走り去っていく麗由に向かってべ~っと舌を出して見送った。直ぐに踵を返して、燈火達と合流し先を急いだ。

 東門の前に到着すると、ここまで来る道中で兵力が重厚であることから、予想どおりプロメテウスが控えていた。瓦礫に腰かけていたプロメテウスが立ち上がり、手をかざすと地面から新たな人形兵が一斉に姿を現した。

「来たか。だが、ここは通さない。貴様らは、我とこの無限の軍勢の前に平伏す。そう定められている」
「刻ちゃん……」
「ああ。行くぞ龍ちゃん。サタナキア、燈火とトレードを頼んだぞ?」
「任せてくださいよぉ♪キッシシシシシ……♪あ、それと種無し?水砂刻クンの身に何かあったら、ただじゃおかないんでよろしく~~」

 辰上のことを蛇目で睨み付けて、とても味方とは思えない態度を取って燈火達とともに、東門の先へ走った。プロメテウスは人形兵を差し向けるも、水砂刻がこれを一掃。そのまま、プロメテウスと燈火達の間に割り込んで槍先をプロメテウスに向けた。

 燈火達が内部へと進入すると同時に、融合路が作動する音が鳴り響いた。
 蒸気を発して稼働し始めた装着を背景に、水砂刻と辰上はプロメテウスと無限の軍勢を前にして、お互いの背中を合わせて構える。


 □■□■□■□■□


 東門内部へ向かった燈火達。勿論、こちらにも刺客は待ち伏せていた。

「行かせないよ~♪ヒール達を倒せるなら、話は別かもだけど」
「3対3です。何人なんぴとも、ここから先へは行かせません」

 そこに居たのは、レッドヒールと二体のフロンティアであった。
 誰が誰を相手するか。それを決める前に、サタナキアが走り出す。その先に居たのは、レッドヒール。肩をつかみ、壁を突き破る勢いを乗せるべく、脚部のバーニアを点火して走るサタナキア。

「こいつは、わっちが。こないだの借り返してやりたいんでねぇ♪ギャハハハハッ♪」

 壁を突き破って、外へ飛び出していくサタナキアとレッドヒール。そんな光景も隙と見たフロンティアが、燈火に音速で近付き槍を薙ぎ倒す。しかし、燈火にその一撃が届くことはなかった。気付くのが遅れた燈火が、頭を両手で押さえて目を閉じる間に、もう一体の追い討ちが来る。

「なら、コイツらはあたいが相手するってことでいいよな?」
「ト、トレード!?」
「いいから、さっさと行けよチビ。おめぇしか持ってねぇんだぜ?」

 まったく別方向からの攻撃。それをトレードは、鎌を鍛え抜かれた自身の二の腕で、燈火への到達を阻止していた。そのまま、腕に更なる力を込めてフロンティアを押し返し、鎌を横に回して距離を取らせた。怯むことなく、二体のフロンティアに一人立ち向かう。
 衝撃を発して、壁に衝突するトレードとフロンティア。燈火は、トレードの言っている持っているものをポケットから取り出し見た。それは、久遠の計画を阻止出来る弾薬だった。燈火はそれを拳銃に込めて、トレードの方に手で健闘を祈るポーズを取って階段を下って行った。
 後を追おうとするフロンティアの顔面を掴んで、引きずり込むトレード。壁に二体とも叩きつけて、鉄拳をお見舞いする。壁打ちに弾んだ体が、乱暴に地面に叩きつけられながら体勢を立て直す二体。

「そうですか……。最強の怪異使いが言っていた、わたしを殺し得る存在────。それが貴女ですか……」
「はんッ!なんの事だが知らねぇが、あたいを倒してからにするんだな。あのチビを追うのは────」

 巨躯からは想像出来ないスピードで、フロンティアと対峙するトレード。しかし、一つ誤算が生じていることを感じていた。
 こちらが予想していた配置と、アンリードの配置が違っていることをトレードは、二体を相手している間に確信するのであった。


 □■□■□■□■□


 西門内部。
 茅野とラット、虎狼の三人はこれまでにない程の緊張とプレッシャーを目の前に、戦闘態勢を取っていた。

「何を驚くことがあるんだい?君達は、僕にゲームを挑みに来たんだよね?を呼び起こして、僕を倒すためにさ?」
「参ったなぁ……。よりによって、向こうの手駒がアレとはなぁ……」

 茅野とラットが、サタナキアからの情報を元にルーティンへの攻略法は、完璧なものであった。問題は、相手がその対策をしてくることまで想定していなかったこと。ルーティンは、茅野のゲームを受けて立つための対戦カードにフロンティア。分裂したうちの二体を使用して、ラットと虎狼の親子と戦う手筈を取っていたのだ。

「さぁ、始めましょう。単純明快な、バトルゲームを────」
「例えゲームであっても、わたしは負けません……何者にも────」

 それぞれが意志を持っていることが、改めて実感させられるかのように口を開いたフロンティア達が、用意されたコートの中に足を踏み入れる。ラットと虎狼も、ルーティンが用意したバトルコートに入る。そして、茅野達が事前に用意したプログラムを展開するよう、申し出るルーティン。

 茅野とルーティンによる。ハッキング戦略型、バトルゲームが開始されようとしていた。相手がフロンティアであるなか、どのように勝負を展開していくかを考えながら、ゲームプログラムをインストールするのであった。


───久遠の悲願が飛び立つまで、あと28時k...█████...。


︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎━━━あと、3時間。

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