ウチの学校の番長は特進科2年生

夏輝

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家出少女のナオ

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 十三章

 兄の達輝たつきが東京に戻り、9月が終わった。北山工業の動きを警戒していたものの、律輝の周辺には特に変わったことは起きなかった。下旬には文化祭があり、学校外部の者も校内に入ってきたが問題は起きなかった。
 10月の初め。今日は街の繁華街に出て、律輝と圭介、それに康彦も一緒にいろんな店を回っている。千里と仲良くなった圭介は、彼女と付き合うことに成功していた。この日は10月10日の千里の誕生日プレゼントを買いに来ている。
 生まれて初めて彼女ができた圭介は、女性に何をプレゼントすればいいのかわからない。そこで、律輝に付き添いとアドバイスをお願いしたのだ。康彦は後学のためと勝手に付いてきてしまった。
 さまざまな店を回り、女性用の服やバッグ、靴などの価格を見て、圭介は驚いていた。
「女性用の物って、こんなに高いんだね」
 律輝は物知り顔でうなずく。
「そうさ。だから僕はサリのクリスマスプレゼントを買うために、夏休みアルバイトしたんだ。小遣いを少しずつ貯めても全然足りないから」
「そうか、クリスマスもあるんだね‥‥」
 圭介は肩を落とした。

 結局、圭介は千里が好きな色だというピンクのスカーフを買った。今日の予算では、これが限界だった。
 買い物が終わった律輝たちはファストフード店に入り、一休みする。康彦が興味津々という顔をしていた。
「谷川君、いつも新山さんと何を話してるの?」
「うーん、ソフトボールや野球のこととか、大学のこととか。チサトの好きな音楽の話なんかもしてるよ」
 康彦は少し赤い顔になった。
「‥‥新山さんのこと、“チサト”って呼んでるの? 年上なのに?」
 圭介もほんのりと頬を染める。
「だって彼女だもん。矢村君だって九重さんのこと、“サリ”って呼んでるでしょ?」
「そうだよ。そう呼べって言われたもん」
 ますます康彦の顔は赤くなってきた。頭の中でいけない何かが駆け巡っているようだった。
「‥‥あの‥‥新山さんとキスした?」
 圭介は飲んでいたアイスコーヒーを噴き出しそうになった。
「急に何言い出すんだよ!」
「だって、恋人同士って、キスとか‥‥い、いろんなことするんだろ‥‥?」
 赤い顔の康彦は興奮した目で中空を見つめた。
「わーっ! 想像するな!」
 圭介が叫んだとき、近くの席にいた、律輝たちと同じ年頃ぐらいの3人組のギャルが大爆笑した。会話が聞こえていたようだ。圭介と康彦は真っ赤な顔でうつむいた。


 ファストフード店を出た頃には、もう辺りは暗くなりかけていた。電車に乗るため3人で駅に向かっているとき、律輝は何気なくビルとビルの間の狭い路地を見た。そして、ひどい光景を目にした。
 薄暗い路地で若い男が肌の露出度が高い服を着た少女から、金を取り上げ、平手で頬を殴っている。少女は抵抗しなかった。
「僕、用事を思い出したから、先に帰ってて。また明日ね」
 そう言って圭介、康彦と別れ、路地の中に入って行った。律輝の気配に気づき、男は凄んできた。
「何だお前? 文句でもあんのか?」
 20歳前後の、いかにも遊んでいる風の男だった。街のチンピラのように見えた。
「その女の子からお金を取り上げて殴るなんて、もう犯罪じゃないですか」
 男は童顔の律輝を見て、鼻で笑った。そばにいる少女は怯えている。
「犯罪だったら、どうするんだ?」
「否定しないんですね。じゃあ、犯罪者は懲らしめないと」

『母の教え六、罪を犯して平然としている奴には容赦しなくていい』

 舐めてかかっている男の脇腹を律輝は力いっぱい蹴り上げた。男は飛び出しそうなくらい目を見開いて、呻いてうずくまろうとする。だが、律輝はそれを許さず、アッパーで上体を起こした。そして、顔や腹に嵐のようなパンチをめり込ませる。
 完全に戦意を失った男はビルの壁を背にして崩れ落ちた。律輝は男のズボンから財布を抜き取り、恐怖で目を丸くしている少女に声をかけた。
「怖がらなくていいよ。取られたのはいくら?」
 少女は蚊の鳴くような声で言う。
「‥‥5万‥‥」
 律輝は財布から5万円を抜き取り、ついでに入っていた運転免許証を見た。
「藤原健太郎」
 そして、倒れている男の膝に財布を置いた。
「お前の名前も住所も覚えた。今度こんなことをしたら、家まで押しかけてキンタマ引きちぎるぞ」
 血まみれの男はゆっくりうなずいた。律輝は少女に近づき金を差し出す。
「もう、こんな奴に関わっちゃダメだよ」
 ここで律輝は少女の顔を初めてまともに見た。派手な服を着て、大人っぽい化粧をしているが、まだ若い。律輝は自分より年下ではないかと思った。だとすれば、持っている金額が大きすぎる。叩きのめした男といい、犯罪の匂いがした。
 律輝は差し出した金をズボンのポケットに入れた。
「お金は後で渡す。少し僕と話をしない?」
 話しかけても、少女は黙っていた。


 繁華街の外れを流れる川のほとりのベンチまで来て、律輝は少女を座らせた。そして、自分も横に座る。
「僕はリッキ。市内の高校に通ってる。君は?」
 だが、少女は返事をしない。よく見ると、目が大きくてきれいな顔をしていた。律輝はため息を吐いた。
「僕は普通の高校生なんだ。警察じゃないんだから、君をどうにかなんてしないよ」
 少女は肩をほんの少し震わせ、“警察”という言葉に反応した。すでに辺りは暗くなっている。
「早く帰らないと、家の人が心配するよ。送って行こうか?」
「‥‥送ってくれなくていいから、さっきのお金、返して」
 初めて少女は口を開いた。律輝は微笑んだ。
「もちろん返すよ。でも、君の歳の子が持つには多すぎる。自分のお金?」
「自分のお金よ。あたし、あれがないと困るの」
 少女は大きな目で律輝の顔を見た。瞳には何か張り詰めたものがあった。糸が切れたらどこに飛んでいくかわからない。そんな目だった。律輝は優しい眼差しになった。
「僕は両親から、周囲に困った人がいたら、手を差し伸べろって言われて育ったんだ。困ってることがあれば相談に乗るよ」
 2人はしばらく見つめ合っていた。警戒の色が濃かった少女の目が次第に緩んでくる。律輝の真心が彼女にも伝わったようだ。
 ―ケンたちの目と全然違う‥‥この人、本当に優しいんだ‥‥—
 少女は肩の力を抜いた。
「絶対に誰にも言わないって、約束してくれる?」
「約束する」
「‥‥あたし、ナオ。家はこの街じゃない‥‥」
 ナオと名乗った少女は、まだ15歳だった。律輝の住む街から南に50キロほどのところにある、小さな町に家があった。両親はまだナオが子供の頃に離婚して、彼女は母親に引き取られた。その後、母は再婚した。
「‥‥新しいオヤジってのが嫌な奴で‥‥あたしが中学生になると、あたしの体をいやらしい目で見るんだ‥‥」
「お母さんには言ったの?」
「言わない。だって、言ったら家の中がメチャクチャになりそうな気がしたから‥‥」
 ナオはそのうち不良たちと付き合うようになり、義理の父親と同じ家に住むのが嫌で、友達の家を転々と泊まり歩くようになった。
「たまに家に帰るとお母さんと大ゲンカになって、本当に家が嫌だった。だから、家に誰もいないときに帰って、親の金を取って家出したんだ。結局、家の中はメチャクチャになったから、あのときお母さんに言っとけばよかった‥‥」
 家出してこの街にやって来たナオは、深夜の公園でたむろする、自分と似た境遇の若者たちと友達になった。中でも、ユキナという1歳年上の少女と仲良くなった。そして、ユキナと一緒にいたケンという男とも顔見知りになった。
「その間、寝泊りはどこでしてたの?」
 この問いにナオはさみしそうな顔になった。
「ネットカフェ。友達になった子たちは、みんなあたしと同じで、家の中に居場所がなかったから、泊めてなんて言えなかった」
「でも、毎日ネットカフェに泊まってたら、お金、なくなっちゃうでしょ?」
「うん‥‥」
 金に困っていたナオに、ケンがアルバイトを紹介してやると言ってきた。売春だった。ナオは嫌だったが、売春よりも家に帰る方が嫌だった。自分でもどんどん堕ちていることはわかっていた。
 そんなある日、ナオが1人で公園にいると、仲の良いユキナがやって来た。
 ユキナの様子は明らかにおかしかった。目の焦点が定まらず、意味不明なことで大はしゃぎしている。そして、突然倒れて、白目を剥いて口から泡を吹き始めた。しばらくすると痙攣を起してユキナは死んでしまった。オーバードーズだった。
 気が動転したナオは恐怖に駆られ、その場を逃げ出した。とにかく走り回った。気がつくと、薄汚い路地の隅でうずくまっていた。そんなナオの前にケンが現れた。ケンは公園でのことを知っていて、ナオに「お前はユキナを見殺しにした。『保護責任者遺棄罪』で警察に逮捕される」と言った。
 ナオは自分は何も知らない、ユキナの死とは無関係だと必死に訴えたが、ケンは『保護責任者遺棄罪』という言葉を繰り返す。自分が知らない法律専門用語が怖くて、次第にナオは何も言えなくなった。
 ケンは自分の言う通りにすれば、警察から守ってやると言った。こうしてナオは、ケンから搾取されながら売春を続けていた。
 話し終わったとき、ナオは泣いていた。
「‥‥自分がやらせてるくせに、ケンはあたしを汚いって言うんだ。あいつの仲間も病気持ちなんて言うし‥‥あたし、病気なんて持ってないのに‥‥」
 律輝はやるせない気持ちになった。泣いているナオの肩を抱いた。
「ナオちゃんは全然汚くない。とってもきれいだよ。君は少し道を間違えただけなんだ。今ならまだ引き返すことができる」
 そして、涙に濡れるナオの顔を覗き込むように見た。
「僕ね、このままじゃいけないと思うんだ。お母さんは捜索願を出しているだろうし、人が死んでる訳だから警察も動いてるはずだ。大丈夫、ユキナちゃんのこととナオちゃんは何の関係もないんだから、警察に行って全部話して、お母さんのところに帰ればいい。もし、義理のお父さんが変なことしそうになったら、僕に連絡して。飛んで行って、ぶっ飛ばしてやるよ」
「‥‥ありがとう‥‥」
 そう言って、ナオはさらに泣いた。

 ナオは長い間、泣いていた。律輝はずっと肩を抱いていた。酔っぱらった仕事帰りのサラリーマンが通る時間になった頃、ようやくナオは泣き止んだ。涙が残る目には、いつの間にか強い意志が宿っていた。
「あたし警察に行く。ケジメつけなきゃね。警察で自分の見たこと、やったことを全部話す」
 律輝は肩を抱いていた手に力を込めた。
「僕、付き添うよ」
 ナオは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「警察に行ったらどうなるのか、わからないけど、出てきたら、あたしの彼氏になって。あたしのこときれいって言ってくれたリッキが好きになっちゃった」
 これには律輝は困り顔になる。
「‥‥ごめんね。僕、彼女がいるんだ」
 だが、ナオはあきらめない。
「じゃあ、その彼女と別れたら付き合って」
「うーん、別れないと思う。僕たち将来、結婚するつもりだから」
 しかし、それでもナオは食い下がる。
「まだ“つもり”でしょ? この先、何が起きるかわかんないよ」
 そう言って律輝を見て笑った。
「じゃあ、あたしキャンセル待ちね」
 その発想に律輝も笑ってしまった。ナオは周囲を見回す。
「みんなすごいね。周りのことなんて全然見てない」
 気がつくと、いくつかある川沿いのベンチに恋人たちが座っており、皆、抱き合ったりキスしたりしている。ナオは頬をほんのりと赤く染めた。
「キスして。これはキャンセル待ちの登録よ。彼女を裏切る訳じゃない」
 律輝は戸惑ったが、ナオは顔を近づけてくる。
 ―まあ、触れるぐらいなら‥‥—
 2人の唇が軽く触れた。その途端、ナオは律輝を強く抱きしめ、口の中に舌を入れてきた。ナオの口は甘い香りがした。たまらず律輝も舌を絡める。長い間、互いに舌を絡め合い、唾液を飲み合った。
 ようやく唇が離れると、ナオはいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「登録完了」
 そして、ベンチから立ち上がった。
「さてと、警察に行くか」
 律輝も立ち上がる。そして、ズボンのポケットに違和感を感じた。
「あっ、これ、返すよ」
 先ほどポケットに入れたナオの5万円だった。しかし、ナオは首を横に振る。
「いらない。悪いことして稼いだ金なんか、もう見たくない。どこかに捨てといて」
 ナオは律輝と手をつなぎ、川沿いのベンチを後にした。

 一番近くの警察署に2人はやって来た。警察署の玄関が見えたとき、ナオは今までつないでいた手を離す。
「やっぱり1人でいいや。リッキは高校生なんだから、こんなことに巻き込んじゃいけない」
「僕は全然構わないんだよ」
 ナオの姿は毅然としていた。1人で警察に行くことを選んだ彼女は、2つ年下なのに律輝には大人の女性に見えた。
「さっきの約束忘れないでよ。あたしがヤバそうなときは、助けに来てくれるって」
「もちろんだよ」
 ナオは律輝から一歩離れて手を振った。
「じゃあね。いろいろありがとう。リッキのこと、ホントに好きだからね」
 そして、警察署に向かって駆け出した。律輝からは見えなかったが、ナオは走りながら泣いていた。先ほど流した後悔の涙ではなく、希望を持つための温かい涙だった。


 律輝が家に帰ったのは、もう12時近くだった。ダイニングテーブルは夕食の用意がしたままで、向かい側で母の美智が缶ビールを飲みながらテレビを見ていた。帰ってきた息子を見ると、不機嫌な顔になる。
「遅くなるなら連絡ぐらいしなさいよ。あんたがご飯食べないのなら、あたしだって手抜きしたいんだから」
 急に律輝は空腹を感じた。ナオといる間、何も食べていなかった。
「ごめん。ご飯食べるから」
 おかずを電子レンジで温め、黙々と食べた。美智は息子をじっと見ている。
「あんた、こんな時間まで、ご飯も食べずに何してたの?」
「うーん‥‥人助け‥‥」
 美智は律輝の顔を覗き込んだ。
「助けた人って、女? 肩に長い髪の毛が付いてる」
 あわてて律輝は自分の両肩を見たが、何も付いていなかった。
「単純な奴だねぇ。女と遊ぶ金が欲しいなんか言っても、あたしはあげないからね」
 律輝は赤い顔になった。

 ナオが残した5万円を彼女は「捨てて」と言っていたが、そんなもったいないことはできない。考えた挙句、律輝は災害地の復興支援として寄付した。
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