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たった一度の“誤算”
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私の息子は 小さい時から 大人しい性格も相成って 優柔不断で決断力もない
なので 息子の性格を知り尽くしている私は 息子が より良い人生を歩むために
どんな選択をしたらいいのか 息子のために決めてきた
「高校受験のために 塾を選んだわ あなたの性格なら ここの先生と上手くいくわよ」
「わかったよ ママ」
「この男子校に行きなさい あなたの性格なら この高校の教育方針がピッタリよ」
「わかったよ ママ」
「ここの大学に行きなさい あなたの性格なら この大学にある学科がピッタリよ」
「わかったよ ママ」
「この企業に就職しなさい あなたの性格なら この仕事が向いているわ それに ここの上司とも上手くやれるわ ちゃんと調べたから大丈夫よ」
「わかったよ ママ」
こんな風に 息子の人生を導いてきた
いつも 幸せそうな息子を見ていると 私の選択は間違っていなかったと満足する
さあ今度は 結婚相手
重要な人生の選択
息子のために 選択を間違える訳には いかない!
1人の女性に目をつける
興信所に頼み 家柄 学歴も 申し分ない
性格も控えめ
息子にピッタリ!
「さあ この女性と結婚するのよ」
「わかったよ ママ」
なんてことを・・・
私は 初めて間違いを犯してしまった・・・
こんな大事な 人生の選択を・・・
息子は 家に寄り付かなくなった
これも あの我の強い嫁のせい
嫁は 結婚して豹変した
結婚するまでは あんなに おしとやかで 大人しかったのに
結婚したとたん 息子を支配し 私の意見など聞く耳を持たない
息子よ 離婚して 戻っておいで
いつでも 受け入れるから
そんな嫁と一緒にいても 辛いでしょ?
なのに息子は 帰ってこない
それどころか・・・幸せそう⁉
何故?
私は 息子に 問い質す
「あいつ ママと似ているから 一緒に過ごしていて 心地いいんだよね いいお嫁さん選んでくれて ありがとう」
私の選択は 間違っていなかったのか・・・
(了)
なので 息子の性格を知り尽くしている私は 息子が より良い人生を歩むために
どんな選択をしたらいいのか 息子のために決めてきた
「高校受験のために 塾を選んだわ あなたの性格なら ここの先生と上手くいくわよ」
「わかったよ ママ」
「この男子校に行きなさい あなたの性格なら この高校の教育方針がピッタリよ」
「わかったよ ママ」
「ここの大学に行きなさい あなたの性格なら この大学にある学科がピッタリよ」
「わかったよ ママ」
「この企業に就職しなさい あなたの性格なら この仕事が向いているわ それに ここの上司とも上手くやれるわ ちゃんと調べたから大丈夫よ」
「わかったよ ママ」
こんな風に 息子の人生を導いてきた
いつも 幸せそうな息子を見ていると 私の選択は間違っていなかったと満足する
さあ今度は 結婚相手
重要な人生の選択
息子のために 選択を間違える訳には いかない!
1人の女性に目をつける
興信所に頼み 家柄 学歴も 申し分ない
性格も控えめ
息子にピッタリ!
「さあ この女性と結婚するのよ」
「わかったよ ママ」
なんてことを・・・
私は 初めて間違いを犯してしまった・・・
こんな大事な 人生の選択を・・・
息子は 家に寄り付かなくなった
これも あの我の強い嫁のせい
嫁は 結婚して豹変した
結婚するまでは あんなに おしとやかで 大人しかったのに
結婚したとたん 息子を支配し 私の意見など聞く耳を持たない
息子よ 離婚して 戻っておいで
いつでも 受け入れるから
そんな嫁と一緒にいても 辛いでしょ?
なのに息子は 帰ってこない
それどころか・・・幸せそう⁉
何故?
私は 息子に 問い質す
「あいつ ママと似ているから 一緒に過ごしていて 心地いいんだよね いいお嫁さん選んでくれて ありがとう」
私の選択は 間違っていなかったのか・・・
(了)
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