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10話・私と彼の記憶の話
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記憶の最後は鮮烈だ。
父方の祖父母の家。昔ながらの日本家屋。
居間で私は祖母と折り紙をしていた。そこに弟が泣きながら駆け込んできた。ママが、と繰り返す弟に祖母は不思議そうに洗濯物を干しているはずの母を捜し始めて。
暇だった私は祖母のあとをついていった。
納屋兼小屋だった場所を覗いて、顔色を変えた祖母。悲鳴を上げて慌てた祖母の真似をした。
そこではお母さんが首をつって自殺していて、私は意味がわからなくて。ただ、祖母が慌てていたから大変なことなんだと。ここは慌てた『ふり』をしなければならないと。慌てたフリをした。
そのあとの、記憶は断片的で。
救急車が来た。お父さんが真っ青な顔をしていた。お父さんに連れられていった病院で意味も分からず、置いてある機械を使ってお母さんの似顔絵を書いてはいつ会えるのか無邪気に父に尋ねた。
この上なく、残酷な事をしていたと、今ならわかるのに。
いつだって母は白い空間にいた。今思えば緊急治療室。そこでただ横たわっている母に、たくさんの管をつけた母に、不思議に思って。
おかあさん、と呼んでも返事がないことが不可解だった。
いつだって、お母さんは呼べば返事をしてくれたのに。笑顔で、ときには泣きそうな顔で私を抱きしめてくれたのに。
……結局、母は一度も目を覚ますことなく、旅立ってしまったけれど。
お葬式の日、三つ年上の従姉妹が痛ましげに私を見ていた。その意味を理解できなかった。
「私の一番大切な人が亡くなった」と聞いて、私は母方の祖父母の名前をだした。母が亡くなったとは欠片も思わなかった。
お葬式のとき、最後のお別れすら、私はしなかった。
多分、祖母に「お母さんと会えるのは最後だよ」と言われたのだと思う。
私はそれを「今お母さんに会ったらもう二度と会えない」と解釈した。
お母さんの亡き顔をみることを拒否して、母にお別れをいっている祖母の邪魔をした。またお母さんに会いたい、その一心だった。
愚か、だったのだろう。この上なく。私は馬鹿な子供だった。
当時、私は五歳の子供で。弟は二歳にもなっていなかった。
幸いにして、弟にこのときの記憶はないようだけれど。……それが、幸いだと思っていいのか、わからないけれど。
いまだに、私は。
あの時間に囚われている。
お母さんを助けたかった
――五歳の子どもに何が出来た
お母さんにもう一度会いたい
――死人に会えるはずがない
お母さんは死ぬほど何が苦しかったの?
――その理由を知る日は永遠に来ない
おかあ、さん。
おかあさん。
お母さん。
思い出せばぽろぽろと涙があふれる。零れ落ちる涙を拭うことを私は出来ない。代わりのようにレイスの指がとめどなく溢れる涙を拭ってくれた。
何度も何度もレイスの指が私の目元を行き来して、それだけ私は涙をこぼした。
「お母さんがね、好きだったの」
「ああ」
それは本心だ。
「大好きだった」
「ああ」
それも、本音だ。
「しんで、ほしく。なかった、なぁ」
「ああ」
その言葉を、何度繰り返しただろう。
「また、あいたい、な」
「ああ」
いくら願ってもかなえられることのない願い。
億万長者になっても叶わぬ私の唯一の望み。
「しんだら、あえるかなぁ」
幾度そのときを夢想しただろうか。
――きっと、数えるのも馬鹿らしいほど。
「イクが、死ぬのは、みたくないな」
苦しそうな声が聞こえた。
ぼろぼろと落ちる涙をそのままに顔を上げれば、本当に苦しそうな表情をした、レイスがいた。
あって、まだ二日。たった、二日なのに。
本当に、苦しそうな、顔をするから。
なんだか、おかしくて、私は笑ってしまった。
そういえば、レイスは最初からおかしな人だった。
私への『愛』を持っていた。
私を『愛』しむ眼差しをしていた。
私を『愛』してくれていた。
目を見ただけで、わかるほど。その『愛』は深かったのだ。
そっと、右手でレイスの白磁の肌に触れる。頬に手を当てる。私の手の上からレイスが大きな手をかぶせる。
男の人の手なんて、お父さんの掌以外知らない私には、とても大きな掌だった。
「私が、死ねば、よかったと、思うの」
「そんなこと、いわないで」
「うん……そんな風に、レイスみたいに。私の事を、思ってくれる、人たちがいるの」
「ああ」
「大事な人たち。得がたい人たち。大切な人たち。だれか一人でもいなかったら、きっと、私は、いま、息をしていなかった」
「……ああ」
「その人たちがね、言うんだよ。生きていていいよ、って。生きていてほしい、って。おかしいね、私はお母さんを殺したのに」
「イクが殺したわけじゃないだろう」
「お母さんが死んで、私が生きてる。不思議なの。どうして逆じゃなかったの。どうして逆じゃいけなかったの。私が死ねばよかった。お母さんが生きていればよかった。……そうしたら、妹は生まれていなかった、だろうけど。それでも、それがよかったの」
腹違いの妹。大切な妹。でも、あの子がいない未来でも、お母さんがいるなら、それでよかったのにと、薄情な姉は思考するのだ。
こんな考え、とても口には出せないけれど。
口にするのも、おぞましいのだろうけれど。
このときばかりは、私は堰を切ったように、思いの丈を口にしていて。普段なら禁忌と口に出さないことまで、話してしまっていた。
「お母さんが生きればよかった。私が死ねばよかった。そしたらきっと、ハッピーエンドだった。弟もお父さんも、悲しくなかった」
「イクが、いない世界は悲しいよ」
「そう言ってくれる人がいるのは、嬉しい。レイスの言葉だって嬉しい。でも、私の中で優先順位は覆らない。お母さんに生きて欲しかった。お母さんが生きていればよかった。お母さんさえ無事なら……私はどうなってもよかったの」
「イクはお母さんが、本当に大切なんだね」
かみ締めるような言葉に、うん、と幼い仕草で頷いた。
「お母さんだけが、私の生きる理由。お母さんは私を連れて行ってはくれなかったから。きっと、それは、そういう、ことだから……でも、時々、どうしようもなく、辛くなるの。死にたく、なるの」
「死なないで、イク」
「いなく、なりたくなる。世界から、消えてしまいたくなる。私なんて、存在しなければよかった。私がいなければ、お母さんが死ぬこともなかったのに、って」
震える左手を握り締めて。レイスの頬に添えた右手につめたいものが当たる。レイスの、涙だった。
「そんな、悲しい事を言わないで」
「レイス」
「俺は、イクが生きてて嬉しいよ」
「……レイス」
「イクに出会えて、本当にうれしい」
「……」
「イクは、出会ったばかりの俺に、寝るところをくれた。服をくれた。ご飯をくれた。イクは、優しい人だ。生きていて、いい人だよ」
その言の葉がどうしようもなく、慈しみに溢れていたから。
心からの言葉だと分かってしまったから。
うわべだけのものではないと、理解できたから。
たまらなくなって、余計に、涙が、溢れた。
「おかあ、さん」
「うん」
「おかぁさん」
「うん」
「お母さん……!」
ぎゅうっと抱きしめられて。その温度がますます涙が溢れるほど優しさに満ちていたから。
私は、ずっと胸に秘めていて。
誰にもいえなかった言葉を、二十二年抱えつづけた思いを。吐き出すことが出来た。
「どうして、死んじゃったのぉ……!!」
小さな小さな、悲鳴は、無機質な部屋に響いて、消えた。
父方の祖父母の家。昔ながらの日本家屋。
居間で私は祖母と折り紙をしていた。そこに弟が泣きながら駆け込んできた。ママが、と繰り返す弟に祖母は不思議そうに洗濯物を干しているはずの母を捜し始めて。
暇だった私は祖母のあとをついていった。
納屋兼小屋だった場所を覗いて、顔色を変えた祖母。悲鳴を上げて慌てた祖母の真似をした。
そこではお母さんが首をつって自殺していて、私は意味がわからなくて。ただ、祖母が慌てていたから大変なことなんだと。ここは慌てた『ふり』をしなければならないと。慌てたフリをした。
そのあとの、記憶は断片的で。
救急車が来た。お父さんが真っ青な顔をしていた。お父さんに連れられていった病院で意味も分からず、置いてある機械を使ってお母さんの似顔絵を書いてはいつ会えるのか無邪気に父に尋ねた。
この上なく、残酷な事をしていたと、今ならわかるのに。
いつだって母は白い空間にいた。今思えば緊急治療室。そこでただ横たわっている母に、たくさんの管をつけた母に、不思議に思って。
おかあさん、と呼んでも返事がないことが不可解だった。
いつだって、お母さんは呼べば返事をしてくれたのに。笑顔で、ときには泣きそうな顔で私を抱きしめてくれたのに。
……結局、母は一度も目を覚ますことなく、旅立ってしまったけれど。
お葬式の日、三つ年上の従姉妹が痛ましげに私を見ていた。その意味を理解できなかった。
「私の一番大切な人が亡くなった」と聞いて、私は母方の祖父母の名前をだした。母が亡くなったとは欠片も思わなかった。
お葬式のとき、最後のお別れすら、私はしなかった。
多分、祖母に「お母さんと会えるのは最後だよ」と言われたのだと思う。
私はそれを「今お母さんに会ったらもう二度と会えない」と解釈した。
お母さんの亡き顔をみることを拒否して、母にお別れをいっている祖母の邪魔をした。またお母さんに会いたい、その一心だった。
愚か、だったのだろう。この上なく。私は馬鹿な子供だった。
当時、私は五歳の子供で。弟は二歳にもなっていなかった。
幸いにして、弟にこのときの記憶はないようだけれど。……それが、幸いだと思っていいのか、わからないけれど。
いまだに、私は。
あの時間に囚われている。
お母さんを助けたかった
――五歳の子どもに何が出来た
お母さんにもう一度会いたい
――死人に会えるはずがない
お母さんは死ぬほど何が苦しかったの?
――その理由を知る日は永遠に来ない
おかあ、さん。
おかあさん。
お母さん。
思い出せばぽろぽろと涙があふれる。零れ落ちる涙を拭うことを私は出来ない。代わりのようにレイスの指がとめどなく溢れる涙を拭ってくれた。
何度も何度もレイスの指が私の目元を行き来して、それだけ私は涙をこぼした。
「お母さんがね、好きだったの」
「ああ」
それは本心だ。
「大好きだった」
「ああ」
それも、本音だ。
「しんで、ほしく。なかった、なぁ」
「ああ」
その言葉を、何度繰り返しただろう。
「また、あいたい、な」
「ああ」
いくら願ってもかなえられることのない願い。
億万長者になっても叶わぬ私の唯一の望み。
「しんだら、あえるかなぁ」
幾度そのときを夢想しただろうか。
――きっと、数えるのも馬鹿らしいほど。
「イクが、死ぬのは、みたくないな」
苦しそうな声が聞こえた。
ぼろぼろと落ちる涙をそのままに顔を上げれば、本当に苦しそうな表情をした、レイスがいた。
あって、まだ二日。たった、二日なのに。
本当に、苦しそうな、顔をするから。
なんだか、おかしくて、私は笑ってしまった。
そういえば、レイスは最初からおかしな人だった。
私への『愛』を持っていた。
私を『愛』しむ眼差しをしていた。
私を『愛』してくれていた。
目を見ただけで、わかるほど。その『愛』は深かったのだ。
そっと、右手でレイスの白磁の肌に触れる。頬に手を当てる。私の手の上からレイスが大きな手をかぶせる。
男の人の手なんて、お父さんの掌以外知らない私には、とても大きな掌だった。
「私が、死ねば、よかったと、思うの」
「そんなこと、いわないで」
「うん……そんな風に、レイスみたいに。私の事を、思ってくれる、人たちがいるの」
「ああ」
「大事な人たち。得がたい人たち。大切な人たち。だれか一人でもいなかったら、きっと、私は、いま、息をしていなかった」
「……ああ」
「その人たちがね、言うんだよ。生きていていいよ、って。生きていてほしい、って。おかしいね、私はお母さんを殺したのに」
「イクが殺したわけじゃないだろう」
「お母さんが死んで、私が生きてる。不思議なの。どうして逆じゃなかったの。どうして逆じゃいけなかったの。私が死ねばよかった。お母さんが生きていればよかった。……そうしたら、妹は生まれていなかった、だろうけど。それでも、それがよかったの」
腹違いの妹。大切な妹。でも、あの子がいない未来でも、お母さんがいるなら、それでよかったのにと、薄情な姉は思考するのだ。
こんな考え、とても口には出せないけれど。
口にするのも、おぞましいのだろうけれど。
このときばかりは、私は堰を切ったように、思いの丈を口にしていて。普段なら禁忌と口に出さないことまで、話してしまっていた。
「お母さんが生きればよかった。私が死ねばよかった。そしたらきっと、ハッピーエンドだった。弟もお父さんも、悲しくなかった」
「イクが、いない世界は悲しいよ」
「そう言ってくれる人がいるのは、嬉しい。レイスの言葉だって嬉しい。でも、私の中で優先順位は覆らない。お母さんに生きて欲しかった。お母さんが生きていればよかった。お母さんさえ無事なら……私はどうなってもよかったの」
「イクはお母さんが、本当に大切なんだね」
かみ締めるような言葉に、うん、と幼い仕草で頷いた。
「お母さんだけが、私の生きる理由。お母さんは私を連れて行ってはくれなかったから。きっと、それは、そういう、ことだから……でも、時々、どうしようもなく、辛くなるの。死にたく、なるの」
「死なないで、イク」
「いなく、なりたくなる。世界から、消えてしまいたくなる。私なんて、存在しなければよかった。私がいなければ、お母さんが死ぬこともなかったのに、って」
震える左手を握り締めて。レイスの頬に添えた右手につめたいものが当たる。レイスの、涙だった。
「そんな、悲しい事を言わないで」
「レイス」
「俺は、イクが生きてて嬉しいよ」
「……レイス」
「イクに出会えて、本当にうれしい」
「……」
「イクは、出会ったばかりの俺に、寝るところをくれた。服をくれた。ご飯をくれた。イクは、優しい人だ。生きていて、いい人だよ」
その言の葉がどうしようもなく、慈しみに溢れていたから。
心からの言葉だと分かってしまったから。
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たまらなくなって、余計に、涙が、溢れた。
「おかあ、さん」
「うん」
「おかぁさん」
「うん」
「お母さん……!」
ぎゅうっと抱きしめられて。その温度がますます涙が溢れるほど優しさに満ちていたから。
私は、ずっと胸に秘めていて。
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