久遠れん
小説を読んだり書いたりするのが大好きです。
婚約者で王太子であるヴァンサンから、一方的に『悪女』として断罪され婚約破棄を告げられたアマンディーヌは「それなら悪女らしく振る舞おう」と決めて、第二王子ブライアンと契約結婚をし、ヴァンサンと彼が連れてきた聖女ジェリーを追い落とすための策を巡らせる。
文字数 9,769
最終更新日 2025.11.16
登録日 2025.11.16
突然、夜会の会場で婚約者の子爵令息グレゴリーから婚約破棄を告げられた伯爵令嬢アナマリアは、婚約が破棄できないことを丁寧に伝えた。
だが、それに対する返答が「婚約破棄の破棄を破棄する！！」というわけが分からないもの。
支離滅裂な理論でアナマリアを断罪しようとするグレゴリーに愛想をつかした彼女は婚約破棄を受け入れた。
そんな彼女をずっと気にかけていたのは公爵のジルベールで――？
文字数 6,049
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.11.15
王太子アドリアンから婚約破棄を告げられた公爵令嬢ロザーラは、喜んで婚約破棄を受け入れた。
ロザーラにとって王太子妃教育はとにかく重荷だったのだ。
公爵家保有の別荘にバカンスに出かけ、今までできなかったことをやろうと決意するロザーラを追いかけてきたアドリアンと男爵令嬢ジェシーを追い返し、のんびりとした日々を過ごす。
だが、ある日アドリアンの右腕でロザーラにとっても兄のような存在であるシリルに、アドリアンが「ロザーラが戻るまで政務をしない」と宣言して政務を放棄していると知らされてしまい――。
文字数 6,911
最終更新日 2025.11.14
登録日 2025.11.14
公爵家に後妻として嫁いだジュディットは、旦那であるロイクに放置されながらも、先妻の遺した義理の娘である五歳のアニーと良好な関係を築いていた。
ジュディットに懐いたアニーと共に庭園で過ごしていたある日、侵入者がアニーの命を奪わんとした。
放たれた魔法に対し、生命力を魔力に変換して魔法防壁をはったジュディットだが、防戦一方でジリ貧だった。
そんな彼女を救ったのは、異変に気付いたロイクの魔法で――。
生命力を使った代償として寝込んだジュディットに、ロイクは初めて本音を語る。
すれ違い続けた三人が、家族として歩みだすまでの物語。
文字数 8,826
最終更新日 2025.11.13
登録日 2025.11.13
公爵令嬢クリスチーヌは、問題があれば拳で解決する「鉄拳令嬢」だ。
実はクリスチーヌは「我儘令嬢を装って各地の問題を解決せよ」と王命を受けている。
その結果「我儘令嬢を装った鉄拳令嬢」が爆誕し、国内のもめ事を拳で黙らせる武闘派令嬢となったのだが。
クリスチーヌにも、王太子の婚約者がいて、彼は彼女にメロメロだ。
そんなクリスチーヌのある日の日常を、彼女付きのメイド視点で描く。
文字数 6,059
最終更新日 2025.11.12
登録日 2025.11.12
悪役令嬢ヴィクトワールは、聖女であるクララを陰湿に苛め抜いた罪で「王太子との婚約破棄＆追放」のコンボを食らった。
北の果ての修道院に追放される馬車の道中で、闇の魔法で悪魔を召還したヴィクトワールは「王太子と聖女の死」を願う。
だが、悪魔はあまりに美しく性根が曲がっているヴィクトワールに感激し「魔王との謁見」を提案する。
文字数 7,676
最終更新日 2025.11.11
登録日 2025.11.11
第一王子と第二王子の派閥争いの末、勝った軍部派の公爵パトリックに差し出されたのは貴族派の侯爵の娘のヴァレリーだった。
政略結婚という理由から、軟禁状態に置かれたヴァレリーだが、ある日彼女を「迎えに来た」という青年が現れる。
攫われたヴァレリーが繰り広げる、ちょっとずれた誘拐劇。
文字数 7,635
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.10
不慮の事故で両親を亡くした男爵令嬢キャロラインは、ポーラ伯爵の提案で、彼の亡き娘である『スザンヌ』として一年間暮らすことにした。
一年の間、娘を失って消沈している伯爵夫人メーガンを『スザンヌ』として癒すこと。
契約にのっとって、スザンヌとして過ごしていたキャロラインの元に、彼女を心配した公爵ジェイソンが乗り込んできて――。
文字数 8,811
最終更新日 2025.11.09
登録日 2025.11.09
母が亡くなり、父が再婚した。
新しい母と同い年の義妹に虐められる日々を送っていた伯爵令嬢アメリは、ある日耐えきれずに家を飛び出した。
行き先は魔法省に努める叔父ローランの元。助けを求めて駆け込んだアメリを優しく保護してくれたローランの元で、少しずつ普通の生活を送っていた。
だが、ある日、父親がアメリを連れ戻そうと屋敷までやってきて――。
文字数 6,997
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.11.08
転生して公爵令嬢になったマティルデは「ステータス画面を見る」能力が宿っていた。
自身のステータス画面には「悪役令嬢」と記載されている。
元々ヴィランが好きなマティルデは「立派な悪役令嬢」を目指して邁進するのだが――。
悪役令嬢としては空回っているマティルデは、対照的に「本物の悪役令嬢」であるカミルナに目をつけられてしまう。
文字数 10,119
最終更新日 2025.11.07
登録日 2025.11.07
「お～ほっほっほ！」
見事な金髪縦ロールをたなびかせ、真っ赤なドレスを身にまとった古典的令嬢・ドロッセルは各地で起こる問題を持ち前の「超人的な運の良さ」と少しの的確な知識で次々と解決していく。
彼女を女神と崇めるようになる人々と、ドロッセルの心温まるギャグストーリー！
文字数 5,068
最終更新日 2025.11.06
登録日 2025.11.06
悪役令嬢として、あらぬ罪を着せられ断罪されたマリーヌ。
彼女を断罪したのは婚約者である王太子エミールと聖女ミオだった。
代わりに打診された婚約は「悪役令息」と悪名高い侯爵令息のベルトランからのもの。
これは冤罪をかけられたマリーヌとベルトランが、王太子と聖女にざまぁをして幸せになる話。
文字数 10,272
最終更新日 2025.11.05
登録日 2025.11.05
実家が事業に失敗し、莫大な借金を負った伯爵令嬢のアリーヌは、それを生産してあまりある結婚支度金をもって結婚を打診してきた公爵のジェラールの元に嫁ぐことになった。
契約結婚だと割り切って、女主人の役目を全うしていたアリーヌだが、だんだんとジェラールに惹かれていく自分を自覚していた。
ある日、ジェラールの執務室で一通の手紙を見つけたアリーヌだが――。
文字数 6,370
最終更新日 2025.11.04
登録日 2025.11.04
根暗で不細工、それが伯爵令嬢のアストリッドの貴族学園での評価だった。
ある日、婚約者の伯爵令息のサミュエルが子爵令嬢のナタリーと浮気をしている現場を目撃したアストリッドは、意を決してイメチェンを試みる。
がらりと変わったアストリッドに、周囲はざわめき評価を覆した。
そんな彼女に、公爵令息のルシアンが愛の告白をして――。
文字数 5,863
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
ミュリエルは「不貞を働いている」とあらぬ罪をかけられたうえで「婚約破棄」を告げられた。
絶対にこのまま折れはしない、と決意して、自身に冤罪をかけたアガットと元婚約者のジョヴァニに対する断罪を決める。
公爵であるロバンソンに協力を仰ぎ、王宮で開かれる夜会で「断罪」を決行する――！
文字数 6,047
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.11.02
婚約が白紙になり続け、とうとう二十歳の誕生日を迎えて行き遅れた男爵令嬢のジュリエットの元に、一軒の婚約の打診が舞い込んだ。
相手は侯爵のフロリアン。何か裏があると踏み、搾取されるだけではなく、利益を生もうとジュリエットは「半年の契約結婚」を申し込んだ。
半年の間、夫婦生活を共にすれば、離縁しても財産の四分の一が手に入る。離縁した後はその財産で生活していこうと考えたのだ。
けれど、ジュリエットの考えに反して、結婚生活は満たされていた。愛されている、と実感する毎日だと思っていた。
一か月が過ぎる頃に襲来した、伯爵令嬢のアデールがくるまでは。
文字数 7,375
最終更新日 2025.11.01
登録日 2025.11.01
仕事帰りに聖女として異世界に召喚された一ノ瀬秋穗（いちのせ あきほ）は、食材の入ったエコバッグを握ったまま魔王城に転移させられた。
秋穗が購入していた食材に興味を示した魔王により、料理を命じられる。
「美味いメシを我に献上するのであれば、見逃してやってもいい」と言われて、死に物狂いでステーキを焼いた秋穗を魔王は気に入って――？
文字数 5,368
最終更新日 2025.10.31
登録日 2025.10.31
竜の守り人であるヴァレンティナは、敵対した王国の騎士たちを皆殺しにした。
唯一生き残った騎士団長・ルチアーノに王への伝言を託し、逃がしたところ、彼はヴァレンティナが守る村にいついてしまった。
竜の守り人のヴァレンティナと、竜を悪だと思っていたルチアーノ。
彼らは交流の末に、互いを気に掛けるが――。
文字数 6,425
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.30
乙女ゲーム『世界を君に～救国の聖女と悪しき魔女～』のヒロインに転生し、最推しキャラの隣国の王子・ヴィクトルと結ばれるぞ！ と意気込んでいた。
だが、ゲーム開始の学園に入学したところ、すでにヴィクトルの傍には別の女生徒がべったりと張り付いている。
同じ転生者の入れ知恵で『前世の記憶を持つ魔女』呼ばわりされ、百年の恋も冷めてしまった。
そんなとき、手を差し伸べてくれた王太子・アレックスの誘いに乗って、ヴィクトルたちを一泡吹かせようと企むが――？
文字数 6,143
最終更新日 2025.10.29
登録日 2025.10.29
目が覚めたら、乙女ゲームの中の傾国の美女ベランジェ―ルになっていた。
このままでは断罪されて処刑される！ と考えて、どうにか断罪を回避しようとするベランジェ―ルだが、思う通りに現実は動かず……？
『真実の鏡』に映った現実に、彼女は打ちのめされる。
文字数 4,795
最終更新日 2025.10.28
登録日 2025.10.28
