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四.黄色は狂おしい愛情
31.ナイフを手にして
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あの崖の上まで、僕はやってきていた。そして予想通り響と矢上の二人が立っている事にも気がついていた。
響はその手にナイフをもって、矢上の方へと少しだけ歩み寄る。
ああ、未来は変えられないんだな。不意に思う。
それでも僕は前に進むしかなかった。
「響! やめろっ」
僕は思わず大声で叫んでいた。
響が僕の方へと振り返る。それと同時に矢上が走り出していた。
矢上は響に飛びかかっていた。響は意表を突かれた形になったのか、簡単にナイフを奪われていた。
それから矢上は響から少しだけ距離をとる。
何が起きている。僕は思わず目を開く。響が僕を刺すんじゃなかったのか。どういうことなんだ。僕は困惑して言葉が出ない。
「真希っ。お前、まだわかんないのかっ」
声を出したのは響の方だった。
矢上はその声が届いていないかのように、いつものようなふわりとした笑みを浮かべていた。
「月野。君にはわからないよ。私の気持ちは、わかるはずもない」
矢上は淡々とした口調でつぶやくと、ゆっくりと首を振るう。今まで響に襲われかけていたとは思えないほどに、落ち着いた様子を見せていた。
「浩一。考えているよりも早かったな。いくら君でも、訪れるのは事が片づいてからだと思っていたよ」
矢上は笑顔のまま告げると、僕と響から距離をとるように、一歩だけ海の方へと後ずさった。
「真希っ。もうやめろ。いまならまだ間に合う。まだ誰も死んじゃいない。そうだよな、仲間だもんな、優しいお前が本気で麗奈くんを殺そうとする訳ないよな」
響は彼らしくもない、余裕のない声で矢上へと語りかけていた。
それと同時に僕は響が何を言っているのかわからなかった。
矢上が、麗奈を。殺そうとした。意味がわからなかった。
犯人は響だろう。あの時に見た犯人の姿はやせ形の男性で。
でも。あれ。
矢上はボーイッシュな出で立ちで短めの髪だけに、見方によっては男性に見える事もあって。
矢上、が。え。麗奈を。殺そうとした?
理解が追いついていなかった。僕の頭は混乱しきっていて、何を言おうとしているのか、わからなかった。
でも確かに矢上なら帽子を被れば、ぱっと見は男性に見えなくもない。それなら。有り得るのか。矢上が、麗奈を殺そうとしたと。
「うるさいっ。井坂さんなんて、いなくなればいいんだ。私はそう思った。だから、それだけの話だっ」
急に取り乱したように叫ぶ矢上に、僕は意識がついてきていなかった。
いつもの矢上と全く違う荒れた男性のような口調に、矢上が壊れたようにも思えた。
「矢上。お前なのか。なんで、なんで麗奈を」
僕は情けなくも、弱々しい声でそう訊ねることしか出来なかった。
「……いなくなればいい。そう思ったからだ」
僕が訊ねると、こんどは急に落ち着いた声で答える。まるで一言ごとに人が変わっているかのようにも思えた。
麗奈と矢上は不思議と馬が合って、かなりの仲良しだったはずだ。むしろ親友と言ってもいい関係だ。だから矢上に麗奈を殺す理由なんてない。ないはずだ。
なのになぜ。急にこんな風になるなんて、何かがおかしい。でも僕にはそこまでしかわからなかった。
「はは。私は馬鹿な事をしている。それはわかっている。わかっているけれど、だけど止まらないんだ。なんで、私はこうなんだろう。なんで」
矢上はただ僕をまっすぐに見つめていた。
「君は知らないでいられるんだ」
矢上は悲しげな瞳を僕に投げかけてきていて、その瞳に僕は何も言えなくなる。
矢上の言葉は僕には理解できなかった。知らないでいるとはどういう意味なのだろう。でも僕の戸惑いとはよそに、矢上は何かを話さずにはいられないかのように、話を止めようとはしなかった。
「私だけが、君とつながりあえるはずだったのに、どうして君はあの子に惹かれていく」
矢上の言葉はさらに僕を困惑させていた。
あの子とは誰の事だろう。麗奈か。いや麗奈ではない。なら。
導き出した答えに、そして僕はやっと彼女が言いたい事を理解していたと思う。
そんなはずはない。いやでもそうとしか思えない。あの子とはきっと桜乃の事だ。そしてなぜかはわからないけれど、矢上は僕の力のことを知っていたのだろう。
「矢上、君は知っていたのか。僕が、未来を知る事が出来るのを」
僕の言葉に矢上はうなずく。
やっぱりそうだったのか。矢上は旅館で二人であった朝、僕に「見えないものが見えているようだ」という話をしていた。それはきっと僕が未来を見ることを知っていることを示唆していたのだろう。思い返せば他にもそうとれる言葉もときどき感じていた。
同時に心が痛む。矢上は僕の力を知っていて、それでいて僕の事を気味悪がることもなく、僕を認めてくれていた。でもその事に僕は気がつかなかった。そんな自分のうかつさに後悔しか覚えなかった。
だけど僕は矢上に未来を見る力の事を話した事はない。どうやって僕の力を知ったのかがわからない。
「不思議そうな顔で見ているな。どうして私が君の力を知っているかわからないのだろうね。でも簡単な話だよ」
矢上はいつもの静かな口調で話し続ける。
だけどどこか矢上が遠いところにいるようにも思えた。
「私にも力がある。ただそれだけの話だからね。類は友を呼ぶっていうが、力有る者も互いに惹きつけあうのかもしれないな。いや、私はそう思っていた、だのに……君は私なんて見てもいなかった」
矢上はじっと僕を見つめていた。悲しい瞳を携えていて、晴れた空の中で雨が降っているかのようにすら思えた。
力がある。矢上の告白に驚きと共に、どこか納得している自分がいた。
桜乃のように心が見えるのかもしれない。僕のように未来が見えるのかもしれない。ただその中で、僕の力を知ってしまったのだろう。
力を持つもの同士で惹きつけあう。それはそうなのかもしれなかった。
僕は桜乃に惹きつけられていた。たぶん桜乃も、少なからず感じてくれていたと思う。だから僕に一緒に死のうと誘いかけてきたはずだ。
だけど僕は矢上の力には気がつかなかった。だけど矢上は僕の力に気がついた。
だから僕に惹かれていた。僕を知ろうとしてくれていた。
僕は気がつかなかった。僕と想いを感じようとしてくれていたのに。
「私には強い感情を持って触れた物に残った心を読む力がある。残留思念を読む力、とでも言えばいいのかな。だから私は君が恐れていた事を知っていた。列車に乗る時に君が突如帰ろうとした訳も、私と二人いても井坂さんの事しか頭になかった事も。私は知ってしまった」
矢上は静かな声で告げながら、ナイフをぎゅっと強く握りしめて僕へと向けていた。
僕はこの旅行中、常に桜乃と麗奈の事を考え続けていた。だから強い意志となって、いろいろなものに想いを残してしまっていたのかもしれない。
矢上はそれを知ってしまった。
もしかしたら僕が桜乃の力を知った事も、桜乃に惹かれ始めていたことも、感じさせてしまっていたのかもしれない。
「どうして私は知ってしまったのだろう。知らなければこんなにも狂おしく思わずに済んだのに。どうして私にはこんな力がある。どうして君は私の事を知らなかった」
その瞳に少しずつ愛しさと、そして憎しみの色が混じりだしてくる。
僕をまるで目で射るかのように、じっと見つめ続けていた。
風が流れる。穏やかな風だ。台風がきていたことが嘘のようで、静かな時間が過ぎていた。海風は潮のにおいをのせて、冷たく流れていた。
矢上はその風に背中を押されたかのように、言葉を紡ぎ続ける。
「どうして君の心は流れてしまう」
風はなでるかのように僕達を包み込んで過ぎていく。
ただその風に抗うように、矢上はまた一歩だけ後ろ側に下がって笑顔を浮かべていた。だけどその笑顔にはどこまでも悲しさを残していて、まるで自分を抑えられないかのように思えた。
僕はその瞳を受け止めきれずに、思わず目をそらしていた。
響はその手にナイフをもって、矢上の方へと少しだけ歩み寄る。
ああ、未来は変えられないんだな。不意に思う。
それでも僕は前に進むしかなかった。
「響! やめろっ」
僕は思わず大声で叫んでいた。
響が僕の方へと振り返る。それと同時に矢上が走り出していた。
矢上は響に飛びかかっていた。響は意表を突かれた形になったのか、簡単にナイフを奪われていた。
それから矢上は響から少しだけ距離をとる。
何が起きている。僕は思わず目を開く。響が僕を刺すんじゃなかったのか。どういうことなんだ。僕は困惑して言葉が出ない。
「真希っ。お前、まだわかんないのかっ」
声を出したのは響の方だった。
矢上はその声が届いていないかのように、いつものようなふわりとした笑みを浮かべていた。
「月野。君にはわからないよ。私の気持ちは、わかるはずもない」
矢上は淡々とした口調でつぶやくと、ゆっくりと首を振るう。今まで響に襲われかけていたとは思えないほどに、落ち着いた様子を見せていた。
「浩一。考えているよりも早かったな。いくら君でも、訪れるのは事が片づいてからだと思っていたよ」
矢上は笑顔のまま告げると、僕と響から距離をとるように、一歩だけ海の方へと後ずさった。
「真希っ。もうやめろ。いまならまだ間に合う。まだ誰も死んじゃいない。そうだよな、仲間だもんな、優しいお前が本気で麗奈くんを殺そうとする訳ないよな」
響は彼らしくもない、余裕のない声で矢上へと語りかけていた。
それと同時に僕は響が何を言っているのかわからなかった。
矢上が、麗奈を。殺そうとした。意味がわからなかった。
犯人は響だろう。あの時に見た犯人の姿はやせ形の男性で。
でも。あれ。
矢上はボーイッシュな出で立ちで短めの髪だけに、見方によっては男性に見える事もあって。
矢上、が。え。麗奈を。殺そうとした?
理解が追いついていなかった。僕の頭は混乱しきっていて、何を言おうとしているのか、わからなかった。
でも確かに矢上なら帽子を被れば、ぱっと見は男性に見えなくもない。それなら。有り得るのか。矢上が、麗奈を殺そうとしたと。
「うるさいっ。井坂さんなんて、いなくなればいいんだ。私はそう思った。だから、それだけの話だっ」
急に取り乱したように叫ぶ矢上に、僕は意識がついてきていなかった。
いつもの矢上と全く違う荒れた男性のような口調に、矢上が壊れたようにも思えた。
「矢上。お前なのか。なんで、なんで麗奈を」
僕は情けなくも、弱々しい声でそう訊ねることしか出来なかった。
「……いなくなればいい。そう思ったからだ」
僕が訊ねると、こんどは急に落ち着いた声で答える。まるで一言ごとに人が変わっているかのようにも思えた。
麗奈と矢上は不思議と馬が合って、かなりの仲良しだったはずだ。むしろ親友と言ってもいい関係だ。だから矢上に麗奈を殺す理由なんてない。ないはずだ。
なのになぜ。急にこんな風になるなんて、何かがおかしい。でも僕にはそこまでしかわからなかった。
「はは。私は馬鹿な事をしている。それはわかっている。わかっているけれど、だけど止まらないんだ。なんで、私はこうなんだろう。なんで」
矢上はただ僕をまっすぐに見つめていた。
「君は知らないでいられるんだ」
矢上は悲しげな瞳を僕に投げかけてきていて、その瞳に僕は何も言えなくなる。
矢上の言葉は僕には理解できなかった。知らないでいるとはどういう意味なのだろう。でも僕の戸惑いとはよそに、矢上は何かを話さずにはいられないかのように、話を止めようとはしなかった。
「私だけが、君とつながりあえるはずだったのに、どうして君はあの子に惹かれていく」
矢上の言葉はさらに僕を困惑させていた。
あの子とは誰の事だろう。麗奈か。いや麗奈ではない。なら。
導き出した答えに、そして僕はやっと彼女が言いたい事を理解していたと思う。
そんなはずはない。いやでもそうとしか思えない。あの子とはきっと桜乃の事だ。そしてなぜかはわからないけれど、矢上は僕の力のことを知っていたのだろう。
「矢上、君は知っていたのか。僕が、未来を知る事が出来るのを」
僕の言葉に矢上はうなずく。
やっぱりそうだったのか。矢上は旅館で二人であった朝、僕に「見えないものが見えているようだ」という話をしていた。それはきっと僕が未来を見ることを知っていることを示唆していたのだろう。思い返せば他にもそうとれる言葉もときどき感じていた。
同時に心が痛む。矢上は僕の力を知っていて、それでいて僕の事を気味悪がることもなく、僕を認めてくれていた。でもその事に僕は気がつかなかった。そんな自分のうかつさに後悔しか覚えなかった。
だけど僕は矢上に未来を見る力の事を話した事はない。どうやって僕の力を知ったのかがわからない。
「不思議そうな顔で見ているな。どうして私が君の力を知っているかわからないのだろうね。でも簡単な話だよ」
矢上はいつもの静かな口調で話し続ける。
だけどどこか矢上が遠いところにいるようにも思えた。
「私にも力がある。ただそれだけの話だからね。類は友を呼ぶっていうが、力有る者も互いに惹きつけあうのかもしれないな。いや、私はそう思っていた、だのに……君は私なんて見てもいなかった」
矢上はじっと僕を見つめていた。悲しい瞳を携えていて、晴れた空の中で雨が降っているかのようにすら思えた。
力がある。矢上の告白に驚きと共に、どこか納得している自分がいた。
桜乃のように心が見えるのかもしれない。僕のように未来が見えるのかもしれない。ただその中で、僕の力を知ってしまったのだろう。
力を持つもの同士で惹きつけあう。それはそうなのかもしれなかった。
僕は桜乃に惹きつけられていた。たぶん桜乃も、少なからず感じてくれていたと思う。だから僕に一緒に死のうと誘いかけてきたはずだ。
だけど僕は矢上の力には気がつかなかった。だけど矢上は僕の力に気がついた。
だから僕に惹かれていた。僕を知ろうとしてくれていた。
僕は気がつかなかった。僕と想いを感じようとしてくれていたのに。
「私には強い感情を持って触れた物に残った心を読む力がある。残留思念を読む力、とでも言えばいいのかな。だから私は君が恐れていた事を知っていた。列車に乗る時に君が突如帰ろうとした訳も、私と二人いても井坂さんの事しか頭になかった事も。私は知ってしまった」
矢上は静かな声で告げながら、ナイフをぎゅっと強く握りしめて僕へと向けていた。
僕はこの旅行中、常に桜乃と麗奈の事を考え続けていた。だから強い意志となって、いろいろなものに想いを残してしまっていたのかもしれない。
矢上はそれを知ってしまった。
もしかしたら僕が桜乃の力を知った事も、桜乃に惹かれ始めていたことも、感じさせてしまっていたのかもしれない。
「どうして私は知ってしまったのだろう。知らなければこんなにも狂おしく思わずに済んだのに。どうして私にはこんな力がある。どうして君は私の事を知らなかった」
その瞳に少しずつ愛しさと、そして憎しみの色が混じりだしてくる。
僕をまるで目で射るかのように、じっと見つめ続けていた。
風が流れる。穏やかな風だ。台風がきていたことが嘘のようで、静かな時間が過ぎていた。海風は潮のにおいをのせて、冷たく流れていた。
矢上はその風に背中を押されたかのように、言葉を紡ぎ続ける。
「どうして君の心は流れてしまう」
風はなでるかのように僕達を包み込んで過ぎていく。
ただその風に抗うように、矢上はまた一歩だけ後ろ側に下がって笑顔を浮かべていた。だけどその笑顔にはどこまでも悲しさを残していて、まるで自分を抑えられないかのように思えた。
僕はその瞳を受け止めきれずに、思わず目をそらしていた。
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