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淘汰されるべき異端
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天才と凡才が世の中にはいたとしよう、得をするのはどちらかと判断するのは難しいけれど
生きやすい方はと聞かれれば答えは容易い。
なぜなら世の中にとって、生きやすさとは、能力の優劣ではなく勢力の優劣で決まるからだ。
多数派が正義であり基準である。
この世界ではそれらの多数派の都合よく、物事が決まるようになっている。
より多くの多数派が生き易くなる為の合理性
《みんな》が生きやすくなるために、調整されたこの世界では《みんな》に含まれないのは取り返しのつかないほどの損失だ。
ならば圧倒すればいい、個の力で才能を持って凡庸の群れを蹂躙する。
そうして自分の生きていく場所を強引に作り出す
異常性が優位性としての価値を持たず。
逸脱がマイナスにしかならないような欠落品。
天才になれなかった、唯の異端はどうすればいいのだろう。
同情してもらえない、同調してもらえない。
侵害されず、信用されず。
自壊できず、自愛されず。
反対できず、賛成されず。
成功できず、更生されず。
共感できず、共存されず。
誰にも求められることも、認知されることもなく経過していく、そこにあるのは異物感だけだった。
流れに乗れず流されず
始まる前から、終わりを告げられ。
報われないまま、報いを受ける。
何かの間違いで生きているそんな不都合。
才能を後悔しながら、劣悪を韜晦しながら
天災かのように、周囲に迷惑をかけ生きてゆく。
生まれてきて、ごめんなさい
生きやすい方はと聞かれれば答えは容易い。
なぜなら世の中にとって、生きやすさとは、能力の優劣ではなく勢力の優劣で決まるからだ。
多数派が正義であり基準である。
この世界ではそれらの多数派の都合よく、物事が決まるようになっている。
より多くの多数派が生き易くなる為の合理性
《みんな》が生きやすくなるために、調整されたこの世界では《みんな》に含まれないのは取り返しのつかないほどの損失だ。
ならば圧倒すればいい、個の力で才能を持って凡庸の群れを蹂躙する。
そうして自分の生きていく場所を強引に作り出す
異常性が優位性としての価値を持たず。
逸脱がマイナスにしかならないような欠落品。
天才になれなかった、唯の異端はどうすればいいのだろう。
同情してもらえない、同調してもらえない。
侵害されず、信用されず。
自壊できず、自愛されず。
反対できず、賛成されず。
成功できず、更生されず。
共感できず、共存されず。
誰にも求められることも、認知されることもなく経過していく、そこにあるのは異物感だけだった。
流れに乗れず流されず
始まる前から、終わりを告げられ。
報われないまま、報いを受ける。
何かの間違いで生きているそんな不都合。
才能を後悔しながら、劣悪を韜晦しながら
天災かのように、周囲に迷惑をかけ生きてゆく。
生まれてきて、ごめんなさい
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