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護衛任務・夜・弐・1
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「しまっ!」
後ろに人の気配がして、反射的に刃を飛ばしたが、どうやら不発だったようだ。人の気配が上に移動した。
(こいつ・・とんでもなく速いな・・)
この敵が大量にいる場所に単騎で突入してくるということはかなりの手練れなのだろう。
「単騎ぃ?それは違うなぁ」
「!」
そう声が聞こえた瞬間、部屋中に銃声が響き渡った。
「うおおお!!!」
俺は近くにあったテーブルを倒し、銃弾を受け止める。
「何が起こっている!!」
闇の向こうから終未さんの声が聞こえた。
「敵の襲撃です!能力者が少なくとも二人います!!」
さっきの声の男もおそらく能力者だろう。体からにじみ出る殺気が能力者のそれだった。
「くっ!被害は!?・・ぐぁ!!」
終未さんとは違う声がした。しかし、答える前に殺されてしまったようだ。
「く・・。戦えるものは能力を使って戦え!能力が戦闘に向いていないものは電気が回復すると同時に逃げろ!もう少しで電気がつくはずだ!!」
終未さんの声がした。
「アリスさん。大丈夫ですか?」
と業がアリスちゃんに確認する。
「・・・・うん」
「よかった。・・ここにいる三人は全員戦闘系の能力だ。・・・しかし、俺たちの任務はアリスさんの護衛。ここは戦うよりほかの方に任せて、俺たちはアリスさんを安全なところまで護衛する。」
「ああそうだな。・・・・容易ではないだろうが」
「そうだね。敵の狙いはアリスちゃんなんだから!」
敵はそうそう俺たちをこの部屋から出してくれないだろう。
「俺は能力で敵の位置は大体わかる・・。一人を除いてな」
「あの速いやろーだな」
「ああ、あいつさえ何とかできれば、俺の案内で今すぐにでもこの部屋を抜け出せる」
「なら僕が何とかします!」
そう言ったのは、瞬だ。
「・・・まぁ、はっきり言えばあいつの能力に対抗できるのはお前だけだ。・・・・だが、本当にいいのか?」
「はい!俺速さには自信ありますから!」
「そうか・・。わかった。」
瞬の意思は強いようだ。
「なら、今から5秒後に行動を開始する。・・・・瞬、高速移動の奴はいま、俺たちのななめ前にいる。」
「わかってるっす!・・結構敵の殺気、さっきから感じてますから」
「さて・・俺たちはもう一人の能力者をどうするかだな・・」
「ああ・・。だが、それはその時考えればいい・・。じゃあ、行くぞ」
「はいっす!」
「ああ」
「作、瞬、行くぞ!」
そう業が言った瞬間、俺たち二手に分かれた。
「おらぁぁぁぁ!!!」
瞬の声が向こうで聞こえる。
「作、前に敵が三人いる」
「おし」
俺は刃をだし、構える。大分目も暗闇に慣れてきた。だがそれは向こうもそうだろう・・。ていうか、暗視ゴーグルつけてるし
「先手必勝ぉぉぉ!!!」
敵が銃を構える前に銃を刃で破壊し、敵を倒す。
「よし。よくやった作」
「当然!」
俺たちはそういい、またスピードを上げる。
「よし、ドアまでもう少しだ!」
「おうぅぅぅぅぅ・・・・・ん?」
なんだ?と思い足元を見ると、床がなく、くらい穴がぽっかり空いていた。
そして俺はそれに落ちていた。
「やべぇ!」
「そんなことだろうと思ったわ!」
がしっと業が俺の手をつかみ、一気に持ち上げる。
「このままお前を扉まで投げる!」
「はぁ!?」
「アリスさんも頼んだ!」
「・・・・・」
「おおおおお!!!」
俺は宙を飛び、扉をぶち壊して、廊下に出た。
「うえ・・・苦しい・・」
「・・・・・ひょい」
アリスちゃんは俺の上から降りた。
「・・・さて、移動するか。ここはさっきのとこに近い」
すぐそこだし
「・・・・うん」
俺とアリスちゃんは廊下を走り出した。
後ろに人の気配がして、反射的に刃を飛ばしたが、どうやら不発だったようだ。人の気配が上に移動した。
(こいつ・・とんでもなく速いな・・)
この敵が大量にいる場所に単騎で突入してくるということはかなりの手練れなのだろう。
「単騎ぃ?それは違うなぁ」
「!」
そう声が聞こえた瞬間、部屋中に銃声が響き渡った。
「うおおお!!!」
俺は近くにあったテーブルを倒し、銃弾を受け止める。
「何が起こっている!!」
闇の向こうから終未さんの声が聞こえた。
「敵の襲撃です!能力者が少なくとも二人います!!」
さっきの声の男もおそらく能力者だろう。体からにじみ出る殺気が能力者のそれだった。
「くっ!被害は!?・・ぐぁ!!」
終未さんとは違う声がした。しかし、答える前に殺されてしまったようだ。
「く・・。戦えるものは能力を使って戦え!能力が戦闘に向いていないものは電気が回復すると同時に逃げろ!もう少しで電気がつくはずだ!!」
終未さんの声がした。
「アリスさん。大丈夫ですか?」
と業がアリスちゃんに確認する。
「・・・・うん」
「よかった。・・ここにいる三人は全員戦闘系の能力だ。・・・しかし、俺たちの任務はアリスさんの護衛。ここは戦うよりほかの方に任せて、俺たちはアリスさんを安全なところまで護衛する。」
「ああそうだな。・・・・容易ではないだろうが」
「そうだね。敵の狙いはアリスちゃんなんだから!」
敵はそうそう俺たちをこの部屋から出してくれないだろう。
「俺は能力で敵の位置は大体わかる・・。一人を除いてな」
「あの速いやろーだな」
「ああ、あいつさえ何とかできれば、俺の案内で今すぐにでもこの部屋を抜け出せる」
「なら僕が何とかします!」
そう言ったのは、瞬だ。
「・・・まぁ、はっきり言えばあいつの能力に対抗できるのはお前だけだ。・・・・だが、本当にいいのか?」
「はい!俺速さには自信ありますから!」
「そうか・・。わかった。」
瞬の意思は強いようだ。
「なら、今から5秒後に行動を開始する。・・・・瞬、高速移動の奴はいま、俺たちのななめ前にいる。」
「わかってるっす!・・結構敵の殺気、さっきから感じてますから」
「さて・・俺たちはもう一人の能力者をどうするかだな・・」
「ああ・・。だが、それはその時考えればいい・・。じゃあ、行くぞ」
「はいっす!」
「ああ」
「作、瞬、行くぞ!」
そう業が言った瞬間、俺たち二手に分かれた。
「おらぁぁぁぁ!!!」
瞬の声が向こうで聞こえる。
「作、前に敵が三人いる」
「おし」
俺は刃をだし、構える。大分目も暗闇に慣れてきた。だがそれは向こうもそうだろう・・。ていうか、暗視ゴーグルつけてるし
「先手必勝ぉぉぉ!!!」
敵が銃を構える前に銃を刃で破壊し、敵を倒す。
「よし。よくやった作」
「当然!」
俺たちはそういい、またスピードを上げる。
「よし、ドアまでもう少しだ!」
「おうぅぅぅぅぅ・・・・・ん?」
なんだ?と思い足元を見ると、床がなく、くらい穴がぽっかり空いていた。
そして俺はそれに落ちていた。
「やべぇ!」
「そんなことだろうと思ったわ!」
がしっと業が俺の手をつかみ、一気に持ち上げる。
「このままお前を扉まで投げる!」
「はぁ!?」
「アリスさんも頼んだ!」
「・・・・・」
「おおおおお!!!」
俺は宙を飛び、扉をぶち壊して、廊下に出た。
「うえ・・・苦しい・・」
「・・・・・ひょい」
アリスちゃんは俺の上から降りた。
「・・・さて、移動するか。ここはさっきのとこに近い」
すぐそこだし
「・・・・うん」
俺とアリスちゃんは廊下を走り出した。
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