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第2章 4000字以下
「おまえは・・・誰だ!?」
マルマ村はオオカミとトロールの前に壊滅された。
「んん? なんだ? 悲しいな、少年。俺のことを、まだ思い出さないのか?」
魔物はシューが全て駆逐した。
「悪いんですけど、記憶喪失なんです。記憶も場面場面しか思い出せないんです。僕の友達ですか? ・・・あなたは、そのようには見えませんね。」
そこに見知らぬ男が現れた。
「ハッハッハ! 大正解! 俺が用があるのは、その剣だ。渡してもらおうか? その血が大好きな剣を。」
その男の狙いはシューの命でもなく、シューの深紅の剣、ブラッディソードであった。
「な、なにを!? う、ううう!? い、痛い!? 頭が!?」
シューは男を見て、剣を欲しいと言われて、頭が痛みだし手で押さえるが、耐え切れずに膝から崩れ落ちる。
「ここは・・・どこだ? あれは子供の頃の僕?」
シューは過去の自分の記憶の世界を見ている。
「これは今のスイーツ街・・・が発展する前なのか?」
今のシューやエリザが住んでいるスイーツ街の昔のスイーツ村の時の物語である。
「ええええん! ええええん!」
子供が孤児院で泣いている。立派な修道院になる前は孤児院だったようだ。
「どうしたの? シュー? 泣かないで。」
慌てた様子で子供の泣いているシューに声をかけるシスターがいる。
「お腹空いたよ!? どうして孤児院にはエクレアしかないんだよ!? エクレアさん!?」
「え!? エクレア・・・美味しいわよ!?」
この子供が泣いていてもエクレアを口に頬張っている素敵な女性がエクレアさんである。
「みんな、美味しそうに食べてるわよ!?」
「違う! そういうことを言ってるんじゃない!」
シューは怒るがエクレアさんや孤児院の子供たちはシューのことは気にせずにエクレアを美味しそうに食べている。
「まったく!? ここの孤児院はどうなっているんだ!?」
昔のシューは今の優しい修道士と違って、活発で自己中心的に意見を言う子供だった。
「このエクレアさんも孤児院も、どうかしてるぜ!?」
シューは子供ながらにしっかりしているような、ませているような子供であった。
「どうしてエクレアさんは孤児院のシスターになったの?」
ある日、シューはエクレアさんが孤児院にやって来たのかを聞いてみた。
「わ、私!? う・・・ん。」
エクレアさんは少し考え込んでしまう。
「まあ、いいっか。」
エクレアさんはシューに軽く話すことにした。
「実は、私の元いた所は、空の上のような高い所にあって、人々から崇められていたのね。でも、実際の生活は・・・権力争いや誰が偉いだの、権力争いばっかりだったのね。私は雑用ばかり押し付けられるし、拝んでくれる人間にも悪いな~って思っていたの。そして地上を見たら、美味しい臭いがしたのよ!?」
能天気そうなエクレアさんだが、エクレアさんにも悩みはあるのである。
「ま、まさか!?」
シューは嫌な予感がした。
「エクレアを見つけたの!!!」
自分の感動を極限にまでに高めて言い放つ、目を輝かせているエクレアさん。
「やっぱり・・・。」
シューの予想通りだった。
「エクレアを食べたいな~って覗いていたら、足を踏み外して、ここにたどり着いたのよ! これはエクレアが私を呼んでいたに違いない! 絶対に運命よ! 神様が私とエクレアの出会いを導いたのよ!!!」
これほどの長台詞で熱くエクレアを語ったことはない。
「エクレアさんの食いしん坊。」
「エヘヘ。」
笑って誤魔化すが、エクレアさんの珍道中は、まだ終わらない。
「エクレアを食べるためにはお金がいるの。それで私は名前も忘れた記憶喪失状態だったので、前任の神父さんが、あなたはエクレアが好きだから、自分のことも好きになれるようにって、エクレアさんっていう名前をくれたのよ。」
これがエクレアさんの誕生秘話である。
「エクレアさんらしいや、自分の名前に自分の好きな物の名前をつけるなんて。」
「シュー、あなたにとっては他人事じゃないわよ。」
「え? まさか!?」
シューは、またまた嫌な予感しかしない。しかも自分の名前にだ。
「私がエクレアが好きだったから、名前の無かったあなたに、私の好きなエクレアに似た、シュークリームと名付けたのよ!!!」
「ガーン!? そうだったのか!? それでシューって呼ばれているのか!?」
シューは自分お名前の由来を聞いてショックを受ける。
「シュー! 光栄に思いなさい! このエクレアさまが、あなたの名づけ親なのよ! この! 幸せ者! ホッホッホ!」
勝ち誇り笑うエクレアさん。
「呪われてる・・・僕の人生は呪われてる・・・親にも捨てられたし、名前がエクレアからのシュークリームだなんて・・・。」
一人、落ち込むシュー。
「良かったじゃない!」
「どこがいいんだよ!?」
声を荒げて抵抗するシュー。
「おかげで私に会えたじゃない!」
自信満々に微笑みかけシューを諭すエクレアさん。
「え・・・!? 女神様!?」
シューにはエクレアさんが女神のように見えた。エクレアさんは多くの迷える子供たちを救っている。
「ハッハッハ! 本当の女神は自己中心的で性格が悪いのよ! エクレア食べる?」
なぜかエクレアはエクレアを食べている。
「食うなよ!? エクレアさんがエクレアを食べたら共食いだろ!?」
「じゃあ、あなたはシュークリームを食べないでよ。おいしいのに・・・もったいない!」
チッと指を鳴らして悔しがるエクレアさん。
「どうしてエクレアさんがガッカリするんだよ! この食いしん坊!」
「そうよ! 私は食いしん坊なのよ! ハッハッハ!」
「ハッハッハ!」
シューとエクレアは仲良く平和に暮らしていた。
しかし、その平和は続かなかった。
「魔物だ! 魔物が攻めてきたぞ!」
シューとエクレアの住むスイーツ村に魔物が攻め込んできた。
「ギャア!?」
ゴブリンやガイコツなどの魔物が村人とを襲い殺していきます。
「探せ! この町にいるはずだ! 絶対に血を手に入れてやるぜ!」
そして魔物に村を襲わせた悪者がいた。
「俺様は不老不死になるのだ! ワッハッハー!」
悪者の狙いは不老不死になるためにの血であった。
「キャア!? 怖いよ!? エクレアさん!?」
「うえ~ん! うえ~ん!」
魔物の襲来で孤児院の小さな子供たちが泣いている。
「俺が懲らしめてやる!」
「おまえになんか無理だ!」
「何を!? やるか!?」
子供たちは恐怖から言い争いを始めてしまいました。
「ケンカはやめなさい! エクレアが美味しくなくなっちゃうでしょ!?」
「こんな時もエクレア目線はやめてよ!」
いつもシューとエクレアさんは仲良しさ。
「もう!? エクレアさんは頼りにならないな! 僕が魔物を倒してやる!」
シューは剣を持って、孤児院から飛び出して行きました。
「でやあ!」
シューは剣を振りかざして、ゴブリンやガイコツなどの魔物を倒す。
「どんなもんだい!」
剣の腕前は普通であったが、シューはがんばって魔物と戦う。
「ガオ!」
しかし子供剣士の隙だらけをガイコツがシューの背後から襲ってくる。
「しまった!?」
シューが気づいた時にはガイコツは剣を振りかざし、剣を振り下ろす瞬間だった。
「やられる!?」
シューは死を覚悟して目を瞑った。孤児院では毎日生きていくのに必死なのに、バカバカしい戦争や戦いなんかというつまらないことで自分は死ぬのだなっと感じた。
「浄化!」
「ガオ!?」
その時、ガイコツが聖なる光に包まれて浄化されて消えていった。
「大丈夫? シュー。」
「え、エクレアさん・・・? エクレアさん!?」
そこに現れたのはエクレアだった。
「そ、その姿は!?」
エクレアの頭には輪っか、背中には羽が生えていた。
「あれ? 私が天使だって言わなかったけ?」
「言ってない!」
孤児院のシスターエクレアは、天使エクレアだった。
「話は後にして、この雑魚モンスターたちを片付けちゃいましょう。」
「そんなことができるの?」
「できるわよ! だって私は天使だもの! 祝勝会は、寄付金全額使って、エクレア食べ放題よ!」
「嫌だ!」
「ホッホッホ! エク・エク・エクレア。」
エクレアは一瞬で魔法の詠唱を終え、神聖魔法が使える状態にする。
「ピュアリフィケーション・オール!」
そして全ての魔物をターゲットに魔法が発動する。
「ガオ!?」
エクレアの魔法が強力でガイコツなどのアンデット以外の魔物も消滅していく。
「す、すごい!?」
その光景に子供のシューは驚くしかなかった。
「どんなもんだい! これでもエクレア食べ放題に文句ある?」
「・・・ない。」
「分かればよろしい! 分かれば! ホッホッホ!」
これでスイーツ村は魔物から守られたかに見えた。
「見~つけた。」
そこに魔物を街に送り込んだ、異様な雰囲気を醸し出した悪い男が現れる。
「見つけたぞ! おまえ、天使だな!」
「エクレアさん!? 怖いよ!?」
シューはエクレアの後ろに隠れる。
「あなたは誰!? 人間じゃないわね!?」
さすがに天使のエクレアも男の異様さを感じ身構える。
シューの過去の回想終わる。
現在のマルマ村に戻る。
「おまえは・・・アダイブ!?」
頭痛が収まったシューは記憶を取り戻したように、魔物を使って村を襲った男の名前を思い出す。
「ご名答。久しぶりだな、少年。」
男はシューが自分のことを思い出したことを不敵に笑いながら喜んだ。
つづく。
「おまえは・・・誰だ!?」
マルマ村はオオカミとトロールの前に壊滅された。
「んん? なんだ? 悲しいな、少年。俺のことを、まだ思い出さないのか?」
魔物はシューが全て駆逐した。
「悪いんですけど、記憶喪失なんです。記憶も場面場面しか思い出せないんです。僕の友達ですか? ・・・あなたは、そのようには見えませんね。」
そこに見知らぬ男が現れた。
「ハッハッハ! 大正解! 俺が用があるのは、その剣だ。渡してもらおうか? その血が大好きな剣を。」
その男の狙いはシューの命でもなく、シューの深紅の剣、ブラッディソードであった。
「な、なにを!? う、ううう!? い、痛い!? 頭が!?」
シューは男を見て、剣を欲しいと言われて、頭が痛みだし手で押さえるが、耐え切れずに膝から崩れ落ちる。
「ここは・・・どこだ? あれは子供の頃の僕?」
シューは過去の自分の記憶の世界を見ている。
「これは今のスイーツ街・・・が発展する前なのか?」
今のシューやエリザが住んでいるスイーツ街の昔のスイーツ村の時の物語である。
「ええええん! ええええん!」
子供が孤児院で泣いている。立派な修道院になる前は孤児院だったようだ。
「どうしたの? シュー? 泣かないで。」
慌てた様子で子供の泣いているシューに声をかけるシスターがいる。
「お腹空いたよ!? どうして孤児院にはエクレアしかないんだよ!? エクレアさん!?」
「え!? エクレア・・・美味しいわよ!?」
この子供が泣いていてもエクレアを口に頬張っている素敵な女性がエクレアさんである。
「みんな、美味しそうに食べてるわよ!?」
「違う! そういうことを言ってるんじゃない!」
シューは怒るがエクレアさんや孤児院の子供たちはシューのことは気にせずにエクレアを美味しそうに食べている。
「まったく!? ここの孤児院はどうなっているんだ!?」
昔のシューは今の優しい修道士と違って、活発で自己中心的に意見を言う子供だった。
「このエクレアさんも孤児院も、どうかしてるぜ!?」
シューは子供ながらにしっかりしているような、ませているような子供であった。
「どうしてエクレアさんは孤児院のシスターになったの?」
ある日、シューはエクレアさんが孤児院にやって来たのかを聞いてみた。
「わ、私!? う・・・ん。」
エクレアさんは少し考え込んでしまう。
「まあ、いいっか。」
エクレアさんはシューに軽く話すことにした。
「実は、私の元いた所は、空の上のような高い所にあって、人々から崇められていたのね。でも、実際の生活は・・・権力争いや誰が偉いだの、権力争いばっかりだったのね。私は雑用ばかり押し付けられるし、拝んでくれる人間にも悪いな~って思っていたの。そして地上を見たら、美味しい臭いがしたのよ!?」
能天気そうなエクレアさんだが、エクレアさんにも悩みはあるのである。
「ま、まさか!?」
シューは嫌な予感がした。
「エクレアを見つけたの!!!」
自分の感動を極限にまでに高めて言い放つ、目を輝かせているエクレアさん。
「やっぱり・・・。」
シューの予想通りだった。
「エクレアを食べたいな~って覗いていたら、足を踏み外して、ここにたどり着いたのよ! これはエクレアが私を呼んでいたに違いない! 絶対に運命よ! 神様が私とエクレアの出会いを導いたのよ!!!」
これほどの長台詞で熱くエクレアを語ったことはない。
「エクレアさんの食いしん坊。」
「エヘヘ。」
笑って誤魔化すが、エクレアさんの珍道中は、まだ終わらない。
「エクレアを食べるためにはお金がいるの。それで私は名前も忘れた記憶喪失状態だったので、前任の神父さんが、あなたはエクレアが好きだから、自分のことも好きになれるようにって、エクレアさんっていう名前をくれたのよ。」
これがエクレアさんの誕生秘話である。
「エクレアさんらしいや、自分の名前に自分の好きな物の名前をつけるなんて。」
「シュー、あなたにとっては他人事じゃないわよ。」
「え? まさか!?」
シューは、またまた嫌な予感しかしない。しかも自分の名前にだ。
「私がエクレアが好きだったから、名前の無かったあなたに、私の好きなエクレアに似た、シュークリームと名付けたのよ!!!」
「ガーン!? そうだったのか!? それでシューって呼ばれているのか!?」
シューは自分お名前の由来を聞いてショックを受ける。
「シュー! 光栄に思いなさい! このエクレアさまが、あなたの名づけ親なのよ! この! 幸せ者! ホッホッホ!」
勝ち誇り笑うエクレアさん。
「呪われてる・・・僕の人生は呪われてる・・・親にも捨てられたし、名前がエクレアからのシュークリームだなんて・・・。」
一人、落ち込むシュー。
「良かったじゃない!」
「どこがいいんだよ!?」
声を荒げて抵抗するシュー。
「おかげで私に会えたじゃない!」
自信満々に微笑みかけシューを諭すエクレアさん。
「え・・・!? 女神様!?」
シューにはエクレアさんが女神のように見えた。エクレアさんは多くの迷える子供たちを救っている。
「ハッハッハ! 本当の女神は自己中心的で性格が悪いのよ! エクレア食べる?」
なぜかエクレアはエクレアを食べている。
「食うなよ!? エクレアさんがエクレアを食べたら共食いだろ!?」
「じゃあ、あなたはシュークリームを食べないでよ。おいしいのに・・・もったいない!」
チッと指を鳴らして悔しがるエクレアさん。
「どうしてエクレアさんがガッカリするんだよ! この食いしん坊!」
「そうよ! 私は食いしん坊なのよ! ハッハッハ!」
「ハッハッハ!」
シューとエクレアは仲良く平和に暮らしていた。
しかし、その平和は続かなかった。
「魔物だ! 魔物が攻めてきたぞ!」
シューとエクレアの住むスイーツ村に魔物が攻め込んできた。
「ギャア!?」
ゴブリンやガイコツなどの魔物が村人とを襲い殺していきます。
「探せ! この町にいるはずだ! 絶対に血を手に入れてやるぜ!」
そして魔物に村を襲わせた悪者がいた。
「俺様は不老不死になるのだ! ワッハッハー!」
悪者の狙いは不老不死になるためにの血であった。
「キャア!? 怖いよ!? エクレアさん!?」
「うえ~ん! うえ~ん!」
魔物の襲来で孤児院の小さな子供たちが泣いている。
「俺が懲らしめてやる!」
「おまえになんか無理だ!」
「何を!? やるか!?」
子供たちは恐怖から言い争いを始めてしまいました。
「ケンカはやめなさい! エクレアが美味しくなくなっちゃうでしょ!?」
「こんな時もエクレア目線はやめてよ!」
いつもシューとエクレアさんは仲良しさ。
「もう!? エクレアさんは頼りにならないな! 僕が魔物を倒してやる!」
シューは剣を持って、孤児院から飛び出して行きました。
「でやあ!」
シューは剣を振りかざして、ゴブリンやガイコツなどの魔物を倒す。
「どんなもんだい!」
剣の腕前は普通であったが、シューはがんばって魔物と戦う。
「ガオ!」
しかし子供剣士の隙だらけをガイコツがシューの背後から襲ってくる。
「しまった!?」
シューが気づいた時にはガイコツは剣を振りかざし、剣を振り下ろす瞬間だった。
「やられる!?」
シューは死を覚悟して目を瞑った。孤児院では毎日生きていくのに必死なのに、バカバカしい戦争や戦いなんかというつまらないことで自分は死ぬのだなっと感じた。
「浄化!」
「ガオ!?」
その時、ガイコツが聖なる光に包まれて浄化されて消えていった。
「大丈夫? シュー。」
「え、エクレアさん・・・? エクレアさん!?」
そこに現れたのはエクレアだった。
「そ、その姿は!?」
エクレアの頭には輪っか、背中には羽が生えていた。
「あれ? 私が天使だって言わなかったけ?」
「言ってない!」
孤児院のシスターエクレアは、天使エクレアだった。
「話は後にして、この雑魚モンスターたちを片付けちゃいましょう。」
「そんなことができるの?」
「できるわよ! だって私は天使だもの! 祝勝会は、寄付金全額使って、エクレア食べ放題よ!」
「嫌だ!」
「ホッホッホ! エク・エク・エクレア。」
エクレアは一瞬で魔法の詠唱を終え、神聖魔法が使える状態にする。
「ピュアリフィケーション・オール!」
そして全ての魔物をターゲットに魔法が発動する。
「ガオ!?」
エクレアの魔法が強力でガイコツなどのアンデット以外の魔物も消滅していく。
「す、すごい!?」
その光景に子供のシューは驚くしかなかった。
「どんなもんだい! これでもエクレア食べ放題に文句ある?」
「・・・ない。」
「分かればよろしい! 分かれば! ホッホッホ!」
これでスイーツ村は魔物から守られたかに見えた。
「見~つけた。」
そこに魔物を街に送り込んだ、異様な雰囲気を醸し出した悪い男が現れる。
「見つけたぞ! おまえ、天使だな!」
「エクレアさん!? 怖いよ!?」
シューはエクレアの後ろに隠れる。
「あなたは誰!? 人間じゃないわね!?」
さすがに天使のエクレアも男の異様さを感じ身構える。
シューの過去の回想終わる。
現在のマルマ村に戻る。
「おまえは・・・アダイブ!?」
頭痛が収まったシューは記憶を取り戻したように、魔物を使って村を襲った男の名前を思い出す。
「ご名答。久しぶりだな、少年。」
男はシューが自分のことを思い出したことを不敵に笑いながら喜んだ。
つづく。
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