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姫の葬儀
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「シクシク。エリス先生。」
イリスが泣いている。白い魔法使い教師のエリスの葬儀が行われているのだ。アリスたちはウリス神父に連れられてお葬式に来ていた。
「泣くなよ。イリス。こっちまで悲しくなっちゃうじゃないか。」
「アリスの薄情者!」
「ガーン!」
アリスは人の死を初めて経験して、どのように自分がしていたらいいのか分からなかった。
「あの子、アリスって言うんだって。」
「女の子みたい。クスッ。」
お葬式であっても他人をバカにする嫌な種類の影愚痴ばかり喋る不謹慎な人間もいる。
「アリスが男の名前で何がおかしい!?」
食ってかかろうとするアリス。
「やめなさい。アリス。今はエリス先生のお葬式よ。」
「大好きなイリスが言うなら今日の所はやめといてやる。チッ。」
お葬式ということで怒りを抑えるアリス。
「エリス先生は教師連続殺人事件の被害にあったのね。」
「怖いわね。もう7人目よ。」
先生ばかりを狙った連続殺人が人々を不安に陥れていた。
「教師連続殺人?」
「なに? アリス。あなた知らないの?」
「知らない。」
アリスは世の中の事件には興味がなかった。
「新聞ぐらい読め。」
「ガーン!」
異世界リス新聞、絶賛発売中。お得な年間購読もあるよ。神父に怒られるアリス。
「教師連続殺人は別名先生狩りとも言われていて、子供たちに剣や魔法を教えている先生ばかりが襲われている事件だ。」
「そうか! それでエリス先生が狙われたんだな!」
「今更分かったのか!?」
「うん。アハッ!」
笑って誤魔化すアリス。
(なんだか悪い胸騒ぎがする。もっと早くに二人に冒険の旅に出る準備をさせておけばよかったか。)
ウリア神父はアリスたちの教育方針を後悔した。
「ぷよぷよ!」
スライムが現れた。どうする?
「出たな! モンスター!」
アリスたちはお葬式の帰り道にスライムに出会った。最弱で有名な人気者のスライムである。
「ちょうどいい機会だ。アリス、イリス。おまえたち二人でスライムを倒してみなさい。」
ウリア神父はアリスとイリアにスライムを任せてみた。
「ちょうどムカムカしていたんだ! 俺に任せろ! やってやるぜ!」
「エリス先生! 私に力を下さい!」
「いくぞ! イリス!」
「OK! アリス!」
アリスとイリスは戦闘準備を整えた。
「剣なんか持ってないから、拳で殴ってやる! でやあー!」
アリスの攻撃。素手でスライムを攻撃する。
「ぷよ。」
ミス、スライムはひらりと攻撃をかわした。
「・・・・・・。」
「カッコ悪い。」
アリスは攻撃をスライムにかわされて恥ずかしかった。
「ぷよよ!」
スライムの攻撃!
「ギャアアアアー!?」
アリスに1のダメージを与える。
「た、助けてくれ!? 俺は死にたくない!?」
「大袈裟ね。まあ、いいわ。イリスの名において命じる! 回復魔法! ヒール!」
イリアはエリス先生に教わった回復魔法を使った。
「おお! 生き返るぜ!」
アリスの体力が1回復した。
「ありがとう! イリス大好き!」
「愛の告白はいいから、今は戦闘に集中して!」
「ガーン!」
冷たくあしらわれ心が傷つくアリス。
「ぷよぷよ。」
戦いを優位に進めるスライム。
「意外にスライムって、すばしっこいな。どうする?」
アリスは初めての実践に戸惑っていた。
「そもそも普通の人間って、スライムなんかと戦わないわよね!?」
イリスもどう戦ったらいいのか分からなかった。
「我、ウリアの名のもとに命じる! 申請魔法! 聖なる矢! ホーリー・アロー!」
ウリア神父が聖なる光の矢でスライムを攻撃した。
「ぷよー!!!!!!!!!!」
矢が命中しスライムは倒された。
「すごい!? スライムを一撃で!?」
アリスとイリスは普段は見せない神父の強い姿に衝撃を受けた。
「どうやら二人には実践は早かったみたいですね。じっくりと基礎訓練から始めましょう。アハッ!」
何事も無かったように微笑んでいるウリア神父。
「はい。神父様。」
素直なイリア。
「教えてくれ! 今の必殺の一撃みたいな魔法を教えてくれ!」
がっつくアリス。
「聖なる魔法は神父や僧侶など神に仕える者しか使えません。アリスは聖職者になるつもりですか?」
「いいえ。将来は俺はイリスの旦那になります!」
アリスの中心はイリスだった。
「こら、勝手に決めるな。」
「アハッ!」
笑って誤魔化すアリスであった。
つづく。
イリスが泣いている。白い魔法使い教師のエリスの葬儀が行われているのだ。アリスたちはウリス神父に連れられてお葬式に来ていた。
「泣くなよ。イリス。こっちまで悲しくなっちゃうじゃないか。」
「アリスの薄情者!」
「ガーン!」
アリスは人の死を初めて経験して、どのように自分がしていたらいいのか分からなかった。
「あの子、アリスって言うんだって。」
「女の子みたい。クスッ。」
お葬式であっても他人をバカにする嫌な種類の影愚痴ばかり喋る不謹慎な人間もいる。
「アリスが男の名前で何がおかしい!?」
食ってかかろうとするアリス。
「やめなさい。アリス。今はエリス先生のお葬式よ。」
「大好きなイリスが言うなら今日の所はやめといてやる。チッ。」
お葬式ということで怒りを抑えるアリス。
「エリス先生は教師連続殺人事件の被害にあったのね。」
「怖いわね。もう7人目よ。」
先生ばかりを狙った連続殺人が人々を不安に陥れていた。
「教師連続殺人?」
「なに? アリス。あなた知らないの?」
「知らない。」
アリスは世の中の事件には興味がなかった。
「新聞ぐらい読め。」
「ガーン!」
異世界リス新聞、絶賛発売中。お得な年間購読もあるよ。神父に怒られるアリス。
「教師連続殺人は別名先生狩りとも言われていて、子供たちに剣や魔法を教えている先生ばかりが襲われている事件だ。」
「そうか! それでエリス先生が狙われたんだな!」
「今更分かったのか!?」
「うん。アハッ!」
笑って誤魔化すアリス。
(なんだか悪い胸騒ぎがする。もっと早くに二人に冒険の旅に出る準備をさせておけばよかったか。)
ウリア神父はアリスたちの教育方針を後悔した。
「ぷよぷよ!」
スライムが現れた。どうする?
「出たな! モンスター!」
アリスたちはお葬式の帰り道にスライムに出会った。最弱で有名な人気者のスライムである。
「ちょうどいい機会だ。アリス、イリス。おまえたち二人でスライムを倒してみなさい。」
ウリア神父はアリスとイリアにスライムを任せてみた。
「ちょうどムカムカしていたんだ! 俺に任せろ! やってやるぜ!」
「エリス先生! 私に力を下さい!」
「いくぞ! イリス!」
「OK! アリス!」
アリスとイリスは戦闘準備を整えた。
「剣なんか持ってないから、拳で殴ってやる! でやあー!」
アリスの攻撃。素手でスライムを攻撃する。
「ぷよ。」
ミス、スライムはひらりと攻撃をかわした。
「・・・・・・。」
「カッコ悪い。」
アリスは攻撃をスライムにかわされて恥ずかしかった。
「ぷよよ!」
スライムの攻撃!
「ギャアアアアー!?」
アリスに1のダメージを与える。
「た、助けてくれ!? 俺は死にたくない!?」
「大袈裟ね。まあ、いいわ。イリスの名において命じる! 回復魔法! ヒール!」
イリアはエリス先生に教わった回復魔法を使った。
「おお! 生き返るぜ!」
アリスの体力が1回復した。
「ありがとう! イリス大好き!」
「愛の告白はいいから、今は戦闘に集中して!」
「ガーン!」
冷たくあしらわれ心が傷つくアリス。
「ぷよぷよ。」
戦いを優位に進めるスライム。
「意外にスライムって、すばしっこいな。どうする?」
アリスは初めての実践に戸惑っていた。
「そもそも普通の人間って、スライムなんかと戦わないわよね!?」
イリスもどう戦ったらいいのか分からなかった。
「我、ウリアの名のもとに命じる! 申請魔法! 聖なる矢! ホーリー・アロー!」
ウリア神父が聖なる光の矢でスライムを攻撃した。
「ぷよー!!!!!!!!!!」
矢が命中しスライムは倒された。
「すごい!? スライムを一撃で!?」
アリスとイリスは普段は見せない神父の強い姿に衝撃を受けた。
「どうやら二人には実践は早かったみたいですね。じっくりと基礎訓練から始めましょう。アハッ!」
何事も無かったように微笑んでいるウリア神父。
「はい。神父様。」
素直なイリア。
「教えてくれ! 今の必殺の一撃みたいな魔法を教えてくれ!」
がっつくアリス。
「聖なる魔法は神父や僧侶など神に仕える者しか使えません。アリスは聖職者になるつもりですか?」
「いいえ。将来は俺はイリスの旦那になります!」
アリスの中心はイリスだった。
「こら、勝手に決めるな。」
「アハッ!」
笑って誤魔化すアリスであった。
つづく。
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