9 / 80
高級食パン
しおりを挟む
「ここの食パン美味しいんだって。アハッ!」
「正に世は、大食パン時代よね。アハッ!」
ちまたではタピオカブームも終わり、次にきた高級食パンブーム。超能力少女の真理亜と魔法少女のアリアも食パンを求める行列に寒い中一時間目に来て並ぶ。
「でもライバル同士で食パンの行列に並んでいいのかな?」
「いいのよ。私たちはライバルだけど、お隣さんで仲良しのお友達だから。アハッ!」
魔法は現代では超能力に置き換えられ、超能力少女と魔法少女に違いはなかった。
「行列に並ぶのも暇ね。何か話題はない?」
「そうね。恋バナなんてどう? 私たち16才の女子高生だし。」
「いいわね。恋バナ! 恋愛したい! どこかにカッコイイ男はいないかしら? アハッ!」
「あのね。少女って変換しようとしたら、処女になっちゃった。アハッ!」
「・・・・・・。」
超能力少女の一言に魔法少女の時間が止まる。
「〇〇少女ワールドだから、男キャラがいないんだった・・・・・・。」
「ち~ん。お粗末。」
○○少女の貞操は守られている。○○少年ワールド、○○少年少女ワールドが始まる日はくるのか? このテイストであれば即可能ではある。
「お待たせしました! 開店します!」
食パン屋が開店時間になりオープンした。
「おお!」
行列に並んでいたお客さんたちからも歓声があがる。
「やったー! やっと食パンが買えるのね! アハッ!」
「一時間も寒い中で待った甲斐があるわ! アハッ!」
もちろん超能力少女と魔法少女も大喜びで開店を喜んだ。
「ええ~それでは、先に大量注文の予約をされたお金持ち少女のお客様を先にお会計いたします。」
ちょっと売れて調子に乗っている食パン屋のオヤジが血迷ったことを口走った。
「ええー!?」
行列に寒い中何時間も並んでいたお客様から悲鳴が上がる。
「なんでよー!? あいつら行列にも並んでいないじゃない!?」
キレる超能力少女。
「黙りなさい! 貧乏人! 悔しかったら大量に注文するのね! フン!」
お金持ち少女が行列に並ぶ貧乏人たちを笑う。
「殺してやる! 私のタイキックで蹴り殺してやる!」
「抑えて!? 真理亜ちゃん!? 相手はお金持ちで、お店の売り上げに貢献しているのよ!?」
「く、悔しい!?」
必死で超能力少女を抑える魔法少女。
「すいません! 本日の食パンは全て売り切れました! お店を閉めます! また明日並んでください!」
パン屋のオヤジは逃げる様にお店のシャッターを閉めた。
「はあー!? なんなのこの展開は!?」
激怒する超能力少女。
「許す! 蹴っちゃいなよ! 真理亜ちゃん!」
「OK!」
一度は許した魔法少女だったが、寒い中一時間行列に並んで卑劣なお金持ち少女の買い占めで食パンが買えなかったことに、さすがの魔法少女もタイキックの許可を出した。
「くらえ! お金持ち少女! これが私のタイキックだ! 寒い中一時間も並んで食パンが買えなかった私とお友達の恨みを思い知れ!」
超能力少女のタイキックがお金持ち少女を別次元に蹴り飛ばす。
「ナイス・キック! アハッ!」
スッキリした超能力少女は良い汗をかいた。
「私も魔法で時間を戻すとしようかしら。お金持ち少女は除いてと。今度は食パンが買えますよに。タイム・バック!」
魔法少女は魔法で時間を戻して、食パン屋さんが開店した時間に戻した。
「お待たせしました! 開店します!」
今度は行列に並んでいたお客様が順番に食パンを買っていく。
「いよいよ! 食パンに出会えるのね! 待ちに待った恋人みたい! アハッ!」
「それは言い過ぎよ。真理亜ちゃん! 次は私たちの番よ! アハッ!」
超能力少女と魔法少女は笑顔で行列に並んでいる。
「すいません。開店時間に予約していたお客様が遅れて来たので、お先に失礼いたします。」
「え!?」
予約少女が遅刻してきて、超能力少女と魔法少女の前にやって来た。
「割り込みよ!? 遅刻してきたんだから行列に並びなさいよ!」
「そうだ! そうだ!」
珍しく正論を言う超能力少女だけでなく行列に同じく並んだ同士たちも抗議の罵声を浴びせる。
「黙りなさい! 予約があるんだから、予約すればいいでしょ! そうすれば行列に並ばなくていいわよ!」
逆ギレした予約少女も正論で返す。この場合の問題は、予約少女が遅刻してきたことである。
「許せない! 予約少女なんか蹴り殺してやる!」
超能力少女の怒りの炎が点火した。
「真理亜ちゃん!」
「止めないで! アリアちゃん!」
「誰も止めないわ! だって私たちお友達でしょ。」
さすがに二度目にもなると魔法少女も超能力少女を止めることはしなかった。
「OK! アリアちゃんと、行列に寒い中一緒に並んだお友達よ! 私にお友達パワーを頂戴!」
「アホなお客さんばっかりで、もう、食パンなんかどうでも良くなってきたわ。蹴っちゃえ! 真理亜ちゃん!」
「おお! くらえ! 予約少女! これが私のタイキックだ! 遅刻した分際で割り込もうなんて許せない! お友達の恨みを知れ!」
超能力少女は必殺のタイキックを予約少女にぶちかます。
「ギャアアアアアアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
厚かましい予約少女は時空の彼方に蹴り飛ばされて消えた。
「お友達は勝つ! アハッ!」
「やったね! 真理亜ちゃん!」
超能力少女は勝利の余韻に浸っている。
「でも、こうなった原因って、食パン屋がお金持ちを優遇したり、遅刻した予約者を割り込ませた食パン屋さんのオヤジの失礼な態度が悪いってことだよね。」
「あれ? 食パン屋少女にした方がいいんじゃない?」
「じゃあ、失礼な食パン屋少女はオヤジの香りがするとしておきましょう。」
スピーディーな修正が入る。
「まあ、どちらにしても消すんですけどね。私の魔法で。」
「お、怒ってる!? いつも私を止める役目のアリアちゃんが怒ってる!? 本気で怒っている!? ギャアアアアアアー!? 恐ろしい!?」
激怒している魔法少女の姿に恐怖を感じる超能力少女。
「少しテレビで取り上げられて食パンが売れたからって、寒い中長い時間行列に並んだ私のお友達に無礼な態度をする食パン少女の態度が許せない! この私が食パンブームを終わらせてやる! タピオカブームと同じように消してやる!」
「そうか!? タピオカブームが終わったのはアリアちゃんの性だったのね!?」
恐るべし真実。
「食べ物の恨みは怖いんだぞ! 消えろ! 食パン屋! マジック! デリート!」
魔法少女アリアは魔法を唱えた。
「ギャアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
魔法の力で食パン屋が消え去った。
「これで悲しむお友達を救えた。アハッ!」
食パン屋を消して魔法少女は満足していた。
「ああ~食パンを食べ損ねた。クスン。」
目当ての食パンを超能力少女は買うことが出来なかった。
「食べる?」
千切った食パンを超能力少女に差し出す魔法少女。
「ああ~!? アリアちゃん!? 食パンを食べてる!?」
「食パン屋を消す前にお店から慰謝料としてもらったの。アハッ!」
ちゃっかりしている魔法少女。
「おいしい! アハッ!」
「お友達と仲良く分けて食べるとおいしいね。アハッ!」
超能力少女と魔法少女はお隣さんの最強のお友達である。
つづく。
「正に世は、大食パン時代よね。アハッ!」
ちまたではタピオカブームも終わり、次にきた高級食パンブーム。超能力少女の真理亜と魔法少女のアリアも食パンを求める行列に寒い中一時間目に来て並ぶ。
「でもライバル同士で食パンの行列に並んでいいのかな?」
「いいのよ。私たちはライバルだけど、お隣さんで仲良しのお友達だから。アハッ!」
魔法は現代では超能力に置き換えられ、超能力少女と魔法少女に違いはなかった。
「行列に並ぶのも暇ね。何か話題はない?」
「そうね。恋バナなんてどう? 私たち16才の女子高生だし。」
「いいわね。恋バナ! 恋愛したい! どこかにカッコイイ男はいないかしら? アハッ!」
「あのね。少女って変換しようとしたら、処女になっちゃった。アハッ!」
「・・・・・・。」
超能力少女の一言に魔法少女の時間が止まる。
「〇〇少女ワールドだから、男キャラがいないんだった・・・・・・。」
「ち~ん。お粗末。」
○○少女の貞操は守られている。○○少年ワールド、○○少年少女ワールドが始まる日はくるのか? このテイストであれば即可能ではある。
「お待たせしました! 開店します!」
食パン屋が開店時間になりオープンした。
「おお!」
行列に並んでいたお客さんたちからも歓声があがる。
「やったー! やっと食パンが買えるのね! アハッ!」
「一時間も寒い中で待った甲斐があるわ! アハッ!」
もちろん超能力少女と魔法少女も大喜びで開店を喜んだ。
「ええ~それでは、先に大量注文の予約をされたお金持ち少女のお客様を先にお会計いたします。」
ちょっと売れて調子に乗っている食パン屋のオヤジが血迷ったことを口走った。
「ええー!?」
行列に寒い中何時間も並んでいたお客様から悲鳴が上がる。
「なんでよー!? あいつら行列にも並んでいないじゃない!?」
キレる超能力少女。
「黙りなさい! 貧乏人! 悔しかったら大量に注文するのね! フン!」
お金持ち少女が行列に並ぶ貧乏人たちを笑う。
「殺してやる! 私のタイキックで蹴り殺してやる!」
「抑えて!? 真理亜ちゃん!? 相手はお金持ちで、お店の売り上げに貢献しているのよ!?」
「く、悔しい!?」
必死で超能力少女を抑える魔法少女。
「すいません! 本日の食パンは全て売り切れました! お店を閉めます! また明日並んでください!」
パン屋のオヤジは逃げる様にお店のシャッターを閉めた。
「はあー!? なんなのこの展開は!?」
激怒する超能力少女。
「許す! 蹴っちゃいなよ! 真理亜ちゃん!」
「OK!」
一度は許した魔法少女だったが、寒い中一時間行列に並んで卑劣なお金持ち少女の買い占めで食パンが買えなかったことに、さすがの魔法少女もタイキックの許可を出した。
「くらえ! お金持ち少女! これが私のタイキックだ! 寒い中一時間も並んで食パンが買えなかった私とお友達の恨みを思い知れ!」
超能力少女のタイキックがお金持ち少女を別次元に蹴り飛ばす。
「ナイス・キック! アハッ!」
スッキリした超能力少女は良い汗をかいた。
「私も魔法で時間を戻すとしようかしら。お金持ち少女は除いてと。今度は食パンが買えますよに。タイム・バック!」
魔法少女は魔法で時間を戻して、食パン屋さんが開店した時間に戻した。
「お待たせしました! 開店します!」
今度は行列に並んでいたお客様が順番に食パンを買っていく。
「いよいよ! 食パンに出会えるのね! 待ちに待った恋人みたい! アハッ!」
「それは言い過ぎよ。真理亜ちゃん! 次は私たちの番よ! アハッ!」
超能力少女と魔法少女は笑顔で行列に並んでいる。
「すいません。開店時間に予約していたお客様が遅れて来たので、お先に失礼いたします。」
「え!?」
予約少女が遅刻してきて、超能力少女と魔法少女の前にやって来た。
「割り込みよ!? 遅刻してきたんだから行列に並びなさいよ!」
「そうだ! そうだ!」
珍しく正論を言う超能力少女だけでなく行列に同じく並んだ同士たちも抗議の罵声を浴びせる。
「黙りなさい! 予約があるんだから、予約すればいいでしょ! そうすれば行列に並ばなくていいわよ!」
逆ギレした予約少女も正論で返す。この場合の問題は、予約少女が遅刻してきたことである。
「許せない! 予約少女なんか蹴り殺してやる!」
超能力少女の怒りの炎が点火した。
「真理亜ちゃん!」
「止めないで! アリアちゃん!」
「誰も止めないわ! だって私たちお友達でしょ。」
さすがに二度目にもなると魔法少女も超能力少女を止めることはしなかった。
「OK! アリアちゃんと、行列に寒い中一緒に並んだお友達よ! 私にお友達パワーを頂戴!」
「アホなお客さんばっかりで、もう、食パンなんかどうでも良くなってきたわ。蹴っちゃえ! 真理亜ちゃん!」
「おお! くらえ! 予約少女! これが私のタイキックだ! 遅刻した分際で割り込もうなんて許せない! お友達の恨みを知れ!」
超能力少女は必殺のタイキックを予約少女にぶちかます。
「ギャアアアアアアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
厚かましい予約少女は時空の彼方に蹴り飛ばされて消えた。
「お友達は勝つ! アハッ!」
「やったね! 真理亜ちゃん!」
超能力少女は勝利の余韻に浸っている。
「でも、こうなった原因って、食パン屋がお金持ちを優遇したり、遅刻した予約者を割り込ませた食パン屋さんのオヤジの失礼な態度が悪いってことだよね。」
「あれ? 食パン屋少女にした方がいいんじゃない?」
「じゃあ、失礼な食パン屋少女はオヤジの香りがするとしておきましょう。」
スピーディーな修正が入る。
「まあ、どちらにしても消すんですけどね。私の魔法で。」
「お、怒ってる!? いつも私を止める役目のアリアちゃんが怒ってる!? 本気で怒っている!? ギャアアアアアアー!? 恐ろしい!?」
激怒している魔法少女の姿に恐怖を感じる超能力少女。
「少しテレビで取り上げられて食パンが売れたからって、寒い中長い時間行列に並んだ私のお友達に無礼な態度をする食パン少女の態度が許せない! この私が食パンブームを終わらせてやる! タピオカブームと同じように消してやる!」
「そうか!? タピオカブームが終わったのはアリアちゃんの性だったのね!?」
恐るべし真実。
「食べ物の恨みは怖いんだぞ! 消えろ! 食パン屋! マジック! デリート!」
魔法少女アリアは魔法を唱えた。
「ギャアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
魔法の力で食パン屋が消え去った。
「これで悲しむお友達を救えた。アハッ!」
食パン屋を消して魔法少女は満足していた。
「ああ~食パンを食べ損ねた。クスン。」
目当ての食パンを超能力少女は買うことが出来なかった。
「食べる?」
千切った食パンを超能力少女に差し出す魔法少女。
「ああ~!? アリアちゃん!? 食パンを食べてる!?」
「食パン屋を消す前にお店から慰謝料としてもらったの。アハッ!」
ちゃっかりしている魔法少女。
「おいしい! アハッ!」
「お友達と仲良く分けて食べるとおいしいね。アハッ!」
超能力少女と魔法少女はお隣さんの最強のお友達である。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
視える僕らのシェアハウス
橘しづき
ホラー
安藤花音は、ごく普通のOLだった。だが25歳の誕生日を境に、急におかしなものが見え始める。
電車に飛び込んでバラバラになる男性、やせ細った子供の姿、どれもこの世のものではない者たち。家の中にまで入ってくるそれらに、花音は仕事にも行けず追い詰められていた。
ある日、駅のホームで電車を待っていると、霊に引き込まれそうになってしまう。そこを、見知らぬ男性が間一髪で救ってくれる。彼は花音の話を聞いて名刺を一枚手渡す。
『月乃庭 管理人 竜崎奏多』
不思議なルームシェアが、始まる。
意味がわかると怖い話
邪神 白猫
ホラー
【意味がわかると怖い話】解説付き
基本的には読めば誰でも分かるお話になっていますが、たまに激ムズが混ざっています。
※完結としますが、追加次第随時更新※
YouTubeにて、朗読始めました(*'ω'*)
お休み前や何かの作業のお供に、耳から読書はいかがですか?📕
https://youtube.com/@yuachanRio
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる