〇〇少女ワールド 2

渋谷かな

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キャラクター深堀少女

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「私とお友達になろうよ! アハッ!」
 真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「魅力的なキャラクター作りか。以前にやったから大丈夫。アハッ!」
「うん。やったことがある。生い立ちから、心の葛藤。まあ、戦闘だけでない弱い人間の部分だね。そこにお客様は共感するっと。」
 キャラクター・クエストやアナザーストーリー的な深堀ストーリーも有効な手段である。どうしてもテンポよくストーリーを流したいとなると一人のキャラクターに光は当たらない。
「逆にキャラクター・クエストだけで、小説にしたらいいんじゃないかしら?」
「それって、〇〇少女の日常と一緒だよ。」
「アハッ!」
 困った時は笑って誤魔化す真理亜。
「私の日常って、カッコ良く病気の少年の病をタイキックで取り除いたり。」
「サイキックだよ! 真理亜ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
 さらに困った時は笑って誤魔化す真理亜。
「あとは時事的に行列のできる食パン屋に並ぶとか?」
「もう食パンブームも終わりだね。」
「アハッ!」
 おまけも笑って誤魔化す真理亜。
「そうか。なんかのメインストーリーよりも、日常や時事モノの方がウケるのか。」
「あくまでもウケ狙いなのが真理亜ちゃんらしい!」
「アハッ!」
 褒められても照れ隠しで笑って誤魔化す真理亜。
「しまった!? キャラの深堀をやるのを忘れてた!?」
「大丈夫。執筆魔法で全自動で勝手に作品は仕上がって行くから。」
「便利な魔法ね。アハッ!」
 ようやく本題に入る。
「私のことは、性格や家族構成、タイキック少女の目覚めなど散々やって来たからいいけど、問題はアリアちゃんよね。」
「私?」
「だって、アリアちゃんは魔法少女と私の家の隣に住んでいることくらいしか、特に決まっていないもの。」
「・・・・・・アハッ!」
「あ、逃げた。」
 類は友を呼ぶのだ。
「私は私だ! 私は私であって誰のものでもない! 私は自分の信じる道を突き進むんだ!」
 ちょっとカッコイイ系のアリアちゃんにしてみた。少年よ! 大志を抱け!
「動かないのなら死んでしまえばいい! 本当に生き残るのは危機を察知した者だけだ!」
「熱い!? 熱すぎる!? アリアちゃん!? アリアちゃんは、そんな設定じゃなかったはずだ!?」
「私が魔法少女なのは設定だ! なんか文句あるか! ウオオオオオー!」
 そんな感じが、アリアちゃん。だって真理亜のお友達だもの。アハッ!
 つづく。
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