6 / 43
ポンタと願い事
しおりを挟む
「だから俺は世の中の揉め事に関わりたくないんだ。厄介ごとを持ち込みやがって。このバカ弟子が。」
「すいません師匠。」
師匠は争いごとが嫌いなので裏山に一人で暮らしていた。
「でも、この悪霊を何とかしてくださいよ!」
「誰が悪霊だ! 誰が!」
僕の心に死んだ姫が住み着いた。
「ハートだ。」
「ハート?」
「前に言っただろう。これがハートだ。姫がおまえを一人にできないと思い、おまえも姫を失いたくないと思った。おまえたちはお互いに好き同士の相思相愛だ。」
「ええー!? 僕は姫が好きだったんですか!?」
「ちょっと!? 堂々と乙女心を言わないでよ!?」
ポンタと姫はお互いのことが好きだったので奇跡が起きた。
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 逃げるな!」
相変わらず逃げ腰のポンタ。
「師匠。姫を生き返らせる方法はないんですか?」
「あるにはあるが、全て伝説級の冒険をしなければいけない。」
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 私を生き返らせんかい!」
ポンタに逃げ道はなかった。
「いいだろう。教えてやろう。だが冒険に出るまでに悪大臣の残党がまだ王様を狙っている。ウォーミングアップに残党狩りをしてこい。その間に船の準備をしておいてやる。」
「船? 海外に行くんですか。」
「そうだ。異国のニッポンという国では死人を生き返らせる方法が幾つもあるという。」
ポンタの冒険の舞台はニッポンに決まった。
「姫。何としても生き返らせて見せますからね。」
「ありがとう。ポンタ。」
見つめ合う二人。
「おい。熱いのは外でやってくれ。こう熱くてはたまらん。」
「は~い。」
ポンタは残党狩りに出かけた。
「おまえたちが残党だな!」
ポンタは残党のアジトに乗り込んだ。
「なんだ? おまえたちは?」
「僕は残党狩りだ!」
男らしくなったポンタ。
「おまえら! やっちまえ!」
残党たちが襲い掛かってくる。
「鈴木流奥義ふりこ斬り! 一蹴!」
ポンタは剣技で残党を攻撃。
「ギャアアアアアアー!」
残党を倒した。
「この調子なら姫を生き返らせるのも簡単かもしれませんね。」
「そうね。がんばって。ポンタ。」
ポンタの前に敵はいなかった。
「じゃあ、そういうことで。」
「だから私はあなたの心にいるんだから、あなたがどこに行っても私もついていくのよ!」
ポンタは逃げられなかった。
「おい。船の準備ができたぞ。」
残党狩りから帰ってくると師匠が船を準備してくれた。
「それでは師匠、行ってきます。」
「おお。お土産を忘れるなよ。」
師匠に別れを告げポンタは海を渡る。
「姫、必ず生き返らせますからね。」
「がんばって。ポンタ。」
二人の新婚旅行が始まった。
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 海の上じゃあ逃げ場がないでしょ!」
ポンタの大冒険はつづく。
ポンタ
6戦6勝
お金600円
剣士見習い
レベル10
HP20
MP20
攻撃力20
防御力20
素早さ20
魔法力20
運20
スキル
・鈴木流奥義ふりこ斬り・一蹴
装備
武器 銅の剣
鎧
頭
腕
装飾
心・属性耐性
火 0
水 0
雷 0
風 0
土 0
光 0
闇 0
持ち物
薪
「すいません師匠。」
師匠は争いごとが嫌いなので裏山に一人で暮らしていた。
「でも、この悪霊を何とかしてくださいよ!」
「誰が悪霊だ! 誰が!」
僕の心に死んだ姫が住み着いた。
「ハートだ。」
「ハート?」
「前に言っただろう。これがハートだ。姫がおまえを一人にできないと思い、おまえも姫を失いたくないと思った。おまえたちはお互いに好き同士の相思相愛だ。」
「ええー!? 僕は姫が好きだったんですか!?」
「ちょっと!? 堂々と乙女心を言わないでよ!?」
ポンタと姫はお互いのことが好きだったので奇跡が起きた。
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 逃げるな!」
相変わらず逃げ腰のポンタ。
「師匠。姫を生き返らせる方法はないんですか?」
「あるにはあるが、全て伝説級の冒険をしなければいけない。」
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 私を生き返らせんかい!」
ポンタに逃げ道はなかった。
「いいだろう。教えてやろう。だが冒険に出るまでに悪大臣の残党がまだ王様を狙っている。ウォーミングアップに残党狩りをしてこい。その間に船の準備をしておいてやる。」
「船? 海外に行くんですか。」
「そうだ。異国のニッポンという国では死人を生き返らせる方法が幾つもあるという。」
ポンタの冒険の舞台はニッポンに決まった。
「姫。何としても生き返らせて見せますからね。」
「ありがとう。ポンタ。」
見つめ合う二人。
「おい。熱いのは外でやってくれ。こう熱くてはたまらん。」
「は~い。」
ポンタは残党狩りに出かけた。
「おまえたちが残党だな!」
ポンタは残党のアジトに乗り込んだ。
「なんだ? おまえたちは?」
「僕は残党狩りだ!」
男らしくなったポンタ。
「おまえら! やっちまえ!」
残党たちが襲い掛かってくる。
「鈴木流奥義ふりこ斬り! 一蹴!」
ポンタは剣技で残党を攻撃。
「ギャアアアアアアー!」
残党を倒した。
「この調子なら姫を生き返らせるのも簡単かもしれませんね。」
「そうね。がんばって。ポンタ。」
ポンタの前に敵はいなかった。
「じゃあ、そういうことで。」
「だから私はあなたの心にいるんだから、あなたがどこに行っても私もついていくのよ!」
ポンタは逃げられなかった。
「おい。船の準備ができたぞ。」
残党狩りから帰ってくると師匠が船を準備してくれた。
「それでは師匠、行ってきます。」
「おお。お土産を忘れるなよ。」
師匠に別れを告げポンタは海を渡る。
「姫、必ず生き返らせますからね。」
「がんばって。ポンタ。」
二人の新婚旅行が始まった。
「じゃあ、そういうことで。」
「こらー! 海の上じゃあ逃げ場がないでしょ!」
ポンタの大冒険はつづく。
ポンタ
6戦6勝
お金600円
剣士見習い
レベル10
HP20
MP20
攻撃力20
防御力20
素早さ20
魔法力20
運20
スキル
・鈴木流奥義ふりこ斬り・一蹴
装備
武器 銅の剣
鎧
頭
腕
装飾
心・属性耐性
火 0
水 0
雷 0
風 0
土 0
光 0
闇 0
持ち物
薪
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる