1 / 85
第1話
しおりを挟む
「絶対? 本当に? 絶対に解けない謎はない! 私が絶対法則をぶち壊す!」
この物語は、性格にクセのある女子高生探偵が登場するライトミステリーである。
「鈴! 女の子が男の子みたいな下品な言葉使いをしてはいけません!」
「ごめんなさい、お母さん・・・つい。」
「ついじゃありません。」
「エヘ。」
「笑って誤魔化すな! もう! お父さんも何とか言ってくださいよ! まったく誰に似たんだか!?」
(お母さんだよ!)
「まあまあ、食事中は静かに食べようよ。」
「賛成! いただきます! おいしい! さすが! お母さんの手料理ね!」
「もう、今日のところは仕方ないわね。クス。」
「エヘヘ。」
普通の鈴木さん家の朝食から物語が始まる。
この口が悪い・・・いや、違った。天真爛漫な可愛い女の子が主人公の鈴木鈴である。上から読んでも鈴木鈴。下から読んでも鈴木鈴。覚えやすくて良い。クレームは・・・知らない。
鈴木家は3人家族。鈴木鈴と鈴木鈴の母と父。斬新に、お母さんはデイトレーダー。お父さんは何でも屋。そして、鈴は女子高生である。
「鈴、今度はどこの株を買えばいいと思う?」
「そうね・・・、ポリスアルファの株なんてどう? 今、100円だから、1週間後には倍の200円にはなるわよ!」
「ありがとう! 鈴ちゃん!」
「鈴、今度、田んぼに大量発生したアメンボを取りに行くの手伝ってくれ。」
「はあ!? いやよ! 絶対に嫌! もう! どうしてお父さんは、そんなしょうもない仕事を引き受けるのよ!? いったい、いくらで引き受けたのよ?」
「日給5000円。」
「5000円・・・はあ。」
鈴木鈴の別の名前は、金の生る鈴。
なぜか鈴には推理のような、未来予知のような、サイコキネシスのような、言葉では表せない特殊な能力があった。探し物を見つけたり、些細な事件を解決したり、失踪した人間を見つけたりと、鈴には不思議な能力があった。
母親の株式の収入は鈴の銘柄選びのおかげで、家族は生活することが出来ていた。
父親の何でも屋の仕事が廃業していないのは、鈴がサポートしているからである。
「それじゃあ、学校に行ってきます。」
「鈴、いってらっしゃい。」
「よいしょ、俺もアメンボ取りに行くか。」
ご飯を食べ終えた鈴はカバンを持って、高校に旅立つ。優しい父親と母親に見送られて。鈴の父親はお人よしのようで田舎までアメンボを取りに行くようだった。
つづく。
この物語は、性格にクセのある女子高生探偵が登場するライトミステリーである。
「鈴! 女の子が男の子みたいな下品な言葉使いをしてはいけません!」
「ごめんなさい、お母さん・・・つい。」
「ついじゃありません。」
「エヘ。」
「笑って誤魔化すな! もう! お父さんも何とか言ってくださいよ! まったく誰に似たんだか!?」
(お母さんだよ!)
「まあまあ、食事中は静かに食べようよ。」
「賛成! いただきます! おいしい! さすが! お母さんの手料理ね!」
「もう、今日のところは仕方ないわね。クス。」
「エヘヘ。」
普通の鈴木さん家の朝食から物語が始まる。
この口が悪い・・・いや、違った。天真爛漫な可愛い女の子が主人公の鈴木鈴である。上から読んでも鈴木鈴。下から読んでも鈴木鈴。覚えやすくて良い。クレームは・・・知らない。
鈴木家は3人家族。鈴木鈴と鈴木鈴の母と父。斬新に、お母さんはデイトレーダー。お父さんは何でも屋。そして、鈴は女子高生である。
「鈴、今度はどこの株を買えばいいと思う?」
「そうね・・・、ポリスアルファの株なんてどう? 今、100円だから、1週間後には倍の200円にはなるわよ!」
「ありがとう! 鈴ちゃん!」
「鈴、今度、田んぼに大量発生したアメンボを取りに行くの手伝ってくれ。」
「はあ!? いやよ! 絶対に嫌! もう! どうしてお父さんは、そんなしょうもない仕事を引き受けるのよ!? いったい、いくらで引き受けたのよ?」
「日給5000円。」
「5000円・・・はあ。」
鈴木鈴の別の名前は、金の生る鈴。
なぜか鈴には推理のような、未来予知のような、サイコキネシスのような、言葉では表せない特殊な能力があった。探し物を見つけたり、些細な事件を解決したり、失踪した人間を見つけたりと、鈴には不思議な能力があった。
母親の株式の収入は鈴の銘柄選びのおかげで、家族は生活することが出来ていた。
父親の何でも屋の仕事が廃業していないのは、鈴がサポートしているからである。
「それじゃあ、学校に行ってきます。」
「鈴、いってらっしゃい。」
「よいしょ、俺もアメンボ取りに行くか。」
ご飯を食べ終えた鈴はカバンを持って、高校に旅立つ。優しい父親と母親に見送られて。鈴の父親はお人よしのようで田舎までアメンボを取りに行くようだった。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
椿の国の後宮のはなし
犬噛 クロ
キャラ文芸
架空の国の後宮物語。
若き皇帝と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘・羽村 雪樹(はねむら せつじゅ)は「男子」だと性別を間違われたまま、自国の皇帝・蓮と固い絆で結ばれていた。
しかしとうとう少女であることを気づかれてしまった雪樹は、蓮に乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。
幼なじみとして慕っていた青年からの裏切りに、雪樹は混乱し、蓮に憎しみを抱き、そして……?
あまり暗くなり過ぎない後宮物語。
雪樹と蓮、ふたりの関係がどう変化していくのか見守っていただければ嬉しいです。
※2017年完結作品をタイトルとカテゴリを変更+全面改稿しております。
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」
masuta
キャラ文芸
恋と友情、そして命を懸けた決断。青春は止まらない。
世界を股にかける財閥の御曹司・嘉位は、U-15日本代表として世界一を経験した天才投手。
しかし、ある理由で野球を捨て、超エリート進学校・和井田学園へ進学する。
入学式の日、偶然ぶつかった少女・香織。
彼女は、嘉位にとって“絶対的替えの効かない、唯一無二の存在”だった。
香織は、八重の親友。
そして八重は、時に未来を暗示する不思議な夢を見る少女。
その夢が、やがて物語を大きく動かしていく。
ゴールデンウィーク、八重の見た夢は、未曾有の大災害を告げていた。
偶然か、必然か……命を守るために立ち上がる。
「誰も欠けさせない」という信念を胸に走り続ける。
やがて災害を未然に防ぎ、再びグラウンドへと導く。
その中で、恋もまた静かに進んでいく。
「ずっと、君が好きだった」告白の言葉が、災害と勝負を越えた心を震わせる。
それぞれの想いが交錯し、群像劇は加速する。
一人ひとりが主人公。人生に脇役はいない。
現代ファンタジーとリアルが交錯する青春群像劇。
本作は小説家になろう、オリジナル作品のフルリメイク版です。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる