少年少女剣客隊

渋谷かな

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災いを封印する。その14

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「ねえねえ、ペリー。」
「なに? ちいちゃん。」
「私たち! 災いを封印! 少年少女剣客隊! 災い12体を封印成功!」
「おめでとう!」
「ありがとう!」
「で、なんだったっけ?」
「ちょっと待って、前回の続きをコピ貼りするから。」
「楓の戦いの舞を見て思いついたわ。主役は、神の使いにしましょう。12体の神の使い。そして、人を食う。」
「分かったぞ! そうすると「おまえ!? 食ったな!? おまえはそれでも神の使いか!?」「そうです。お腹が空いたから食べました。それが何か?」という売り言葉に買い言葉の会話が成立する。」
「神の使い=使徒よね。」
「残酷な天使のテーゼってやつよね。」
「何を書いてもパクリ扱いですか!?」
「方針を変えて、犬や猫が冒険して、魔王を倒しますか?」
「実は犬や猫は王子様と王女様で呪いが解けてめでたくハッピーエンド! やったー!」
「ディズニーのパクリって言われるわよ。」
「もう何も書けません!?」
「何も書けないってことは、何でも書けるってことよ。」
「パクリまくります!」
「ウラララ-! 喜びの舞!」
「現在、創作点が2つ。1つは、オープニングの物語の概要。もう1つは、主人公と神の使いの使徒の関係性。」
「面倒臭いから、一つずつ考えよう。まず物語の概要。」
「例えると、昔、世界は魔人に滅ぼされようとした。その時、一人の魔法使いが現れて、世界を救った。彼の名を魔法帝と呼んだ。」
「他の例え、この世に邪悪がはびこる時、聖闘士と呼ばれ戦士が現れて、この世の邪悪と戦う。」
「まあ、何ら変わらないどころか、パクリ続きてことね。」
「他例え、昔、海を制覇した男がいた。海賊王ゴールド・ロジャー。この世の全てをワンピースに置いてきた。正に世は大海賊時代。俺は海賊王になる。」
「これも一緒。」
「他例、ついに他例になっちゃった。見た目は子供、頭脳は大人。真実はいつも一つ。迷惑探偵コナン。毎回、誰かが死んでいます。不幸を呼ぶ小学生ってことよね。」
「トータルすると、どういうこと?」
「パクリ?」
「違うでしょ。短くても、キャッチで分かりやすくってことよ。内容は関係なしのキャッチフレーズってことよ。」
「しかも文字で起こすと2行以内。これと歌とCMでアニメの冒頭5分よ。楽な商売ね。」
「ああ~お金欲しい。お金欲しい。」
「ウラララ-! 賛成の舞。」
「戦ってばかりの人類は神に滅ぼされようとしていた。生命の危機に見舞われた人間は、神に戦いを挑むのであった。」
「固い! もっと分かりやすくならない。子供が口から泡を吹いて死んじゃうわよ。」
「じゃあ、これはどう? ポンとやったら、ニャアとして、ワンダフル!」
「意味が分からん。」
「アハッ。」
「笑って誤魔化すな。」
「ウラララ-!」
「ウラララ-!」
「二人で踊って誤魔化すな!」
「戦いを止めない人間は世界を滅ぼそうとしていた。それに怒った神は、神の使いとして使徒を地上に送り込んだ。」
「桜先生!?」
 子供たちが騒いでいると、桜先生が教室にやって来た。
「素直に書いたら、そうなったわ。」
「さすが桜先生。」
「裏で書くと、世界は魔王に滅ぼされようとしている。神は人類を救うために、神の使徒を人間に使わせた。まあ、オチは、ラスボスは、退屈な神なんですけどね。」
「主軸の悪は、人間。人間を見た神の使徒が精神的にもがき苦しむ系でいいんでしょうか?」
「そうね。結局、派手な戦闘シーンや、人が死んでいくシーンしか視聴率が取れない。つまらない会話モノや育成モノは見ていても退屈なだけですもの。機動戦士は戦闘シーンだけで、プラモデルが、まだ売れ続けているんだから。」
「新型モビルスーツを投入すれば、ファンは無条件でプラモデルを買って、コレクションしますからね。」
「異世界モノにSFロボットを追加する気か!? 脱線して死ぬぞ!?」
「でも、神の使徒に対抗する人間の兵器、魔法を動力とする兵器として、ロボットを出した方が、コレクターは買ってくれますよ。」
「色々なことを考えて脚本を書くんだな。疲れた。みなさん、さようなら。」
「桜先生、さようなら。」
 子供たちは寺子屋から帰って行った。

「そうか。神の使徒に対する人間の抵抗は、ロボットか。」
「マシン英雄伝とか魔動王みたいな?」
「機動戦士系でいいんじゃないか?」
「宇宙戦艦! ウラララ-!」
「ということは、神の使徒が女とした場合、人間のロボットに乗るパイロットが男とした場合、恋愛の対象になるというものですか?」
「なる。」
「どんな男と女でも二人っきりになれば、愛し合ってるからな。本能だ。」
「神の使徒って、人間を丸飲みする捕食者なんですけど。」
「別にいいんじゃない。私が食べられたり、愛する訳じゃないんだもの。」
「そだね。」
「ウラララ-!」
「あの、私の出番は?」
「あなたは誰ですか?」
「私は、徳川15将軍の一人、第14代将軍、徳川家茂である。」
 ご先祖様が現れた。
「あ、忘れてた。」
「すいません。もう尺が無いので、勝手に成仏して下さい。」
「そんな!?」
 こうして勝手に成仏するご先祖様の家茂であった。
 つづく。
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