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災いを封印する。その13
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「ねえねえ、ペリー。」
「なに? ちいちゃん。」
「私たち! 災いを封印! 少年少女剣客隊! 災い12体を封印成功!」
「おめでとう!」
「ありがとう!」
「なんの強化もしないで、自分で倒したものだけを食べて強くなるキャラクターが1人くらいはいてもいいよね。」
「忘れちゃうから、書いておこう。」
「ウラララー! 楓、冒頭から参上! ウラララー!?」
「楓がいると楽しいけど、話が進まない。」
「気にしないで物語を整理していこう。」
「あとは世界の名前を決めるだけね。」
「なんで異世界って、全て西洋文化なの。」
「ウラララー!」
「異世界の名前を決めるのが、一番難しいのよね。」
「日本だからジャパン。パンジャでいいんじゃない? 面倒臭いし。」
「ウラララー!」
「うるさい!」
「やったー! 怒られた! わ~い!」
「まったく。楓には困ったものだ。」
「話を元に戻そう。ということは異世界の名前は、地球だからチキュウ、キュウチ。異世界キュウチ。国の名前がパンジャ。城の名前が東京だからトウキョウからのキョウトウでいいっか?」
「考えるだけ無駄な気もするもんね。だから適当でも形だけ決めておけば、後で苦労しない。」
「私たちも成長したな。」
「これも大人の特権だよ。」
「ワッハッハー!」
「ウラララー!」
「おまえも少しは成長しろ!?」
「聞こえない! ウラララ-!」
「十分聞こえているだろうが!?」
「ウラララ-!」
「気を取り直していこう。キャラクターネーム、キャラクターアビリティー、ワールドネーム、順調に決まった。他に何を決めるの?」
「旅の目的じゃねえ?」
「というと、魔王を倒しに行くのか、さらわれた姫を助けに行くのか、強い奴と戦いたいのか、海賊王になりたいのか、魔法帝になりたいも一緒だな。妹を助けたいのか、キャラクターの行動原理になる動機が必要だな。」
「私の場合は、面白ければ、それで良し! ウラララ-!」
「楓らしいよ。分かりやすい行動原理だ。」
「まったくだ。死んだ人間を生き返らせたい。若返りたい。不老不死になりたい。強くなりたい。野球が上手くなりたい! ご飯が食べたい!」
「呼んだ?」
「呼んでない。」
「ウラララ-!」
「全ては人間の欲だ。欲が行動原理であり、7つの大罪だな。」
「欲のなくなった人間は花鳥風月だから、抜け殻みたいなものか。」
「人間が難しい生き物なのか、全ての意志がある者が難しい生き物なのか、答えのない所ね。」
「無とか抜け殻でも精神的にいってしまっていたら、殺人鬼や狂気でしかないから。」
「幽霊はどうですか? 桜先生。」
「ギク!? なぜ分かった!? 私がいることに!?」
「桜先生は、いつも1200字前後で出てくるから、側にいると思ったんです。」
「やるわね!? 実はあなたも幽霊ね!?」
「私は死んだことは一度もありません!」
子供たちが騒いでいると、桜先生が教室にやって来た。
「そうだな。幽霊にも種類があって、地縛霊、背後霊、自爆霊、怨霊、魑魅魍魎とかね。死んだのに、あの世に成仏しないのは、この世に未練があり、この世に残る理由があるからよ。それが行動原理だわ。」
「幽霊も大変なんですね。」
「そういうこと。みなさん、さようなら。」
「桜先生、さようなら。」
子供たちは寺子屋から帰って行った。
「神様ゲームにしちゃう?」
「新しいものが頭に降って来たのね!? 危険よ!? 特命警察の2の舞になっちゃうわよ。」
「その通り! まずは落ち着いて、深呼吸しよう!」
「あなたは?」
「私は、徳川15将軍の1人、第13代将軍、徳川家定であるぞ。」
ご先祖様の家定が現れた。
「問題は、一人の主人公が中心になり続けていることであって、サブキャラなどに浮気すると、話の主軸がブレてしまう。ブレてもチョイズレで防いで、主役メインで話を進めなければいけない。」
「チョイ漏れみたいに言わないで。」
「セクハラよ。ご先祖様。」
「セクハラって何ですか?」
「そんなことも知らないの? ボーっと生きてんじゃねえよ!」
「ギャアアアア!? さようなら。」
こうしてご先祖様の家定は成仏した。
「ということで、ラスボスは、神様にしましょう。」
「オチはどうするんだ?」
「暇だから。」
「暇!?」
「神様が退屈だから、人間がもがき苦しむ姿を見て喜んでいるの。」
「よくある他の話のパクリだな。」
「そして、実は神様自身も死んで神様で無くなって気楽に暮らしたかった。」
「また、よくある他の話のパクリだ。」
「今の時代、どんな作品もパクリばかりだって。パクリと思わないのは、その系統の作品を初めてみた子供だけ。その子供の数も少子化で減ってるんだから。もうお手上げ。」
「どの作品も数ミリの違いしかないのが今の時代だからな。」
「大量虐殺や巨人に食べられたの逆を行く、主人公に食べられたなんて、ホラーでいいんじゃない?」
「オリジナルは、そこだけかよ。」
「いいじゃないの。アタック・タイタンだって、DQの一場面でしかない。オリジナルは立体機動装置だけよ。人間が出て来れば、他の作品も全て展開は同じなんだから。」
「パクることは戦いだ!」
「リスペクトも戦いだ!」
「オマージュも戦いだ!」
「ウラララ-! 戦いの舞! ウラララ-!」
「楓の戦いの舞を見て思いついたわ。主役は、神の使いにしましょう。12体の神の使い。そして、人を食う。」
「分かったぞ! そうすると「おまえ!? 食ったな!? おまえはそれでも神の使いか!?」「そうです。お腹が空いたから食べました。それが何か?」という売り言葉に買い言葉の会話が成立する。」
「カット! 2000字超えてる! ここから考えると3000字超えちゃう!」
「さよなら。さよなら。」
「昔、そんな爺さんいたな。」
「ウラララ-!」
つづく。
「なに? ちいちゃん。」
「私たち! 災いを封印! 少年少女剣客隊! 災い12体を封印成功!」
「おめでとう!」
「ありがとう!」
「なんの強化もしないで、自分で倒したものだけを食べて強くなるキャラクターが1人くらいはいてもいいよね。」
「忘れちゃうから、書いておこう。」
「ウラララー! 楓、冒頭から参上! ウラララー!?」
「楓がいると楽しいけど、話が進まない。」
「気にしないで物語を整理していこう。」
「あとは世界の名前を決めるだけね。」
「なんで異世界って、全て西洋文化なの。」
「ウラララー!」
「異世界の名前を決めるのが、一番難しいのよね。」
「日本だからジャパン。パンジャでいいんじゃない? 面倒臭いし。」
「ウラララー!」
「うるさい!」
「やったー! 怒られた! わ~い!」
「まったく。楓には困ったものだ。」
「話を元に戻そう。ということは異世界の名前は、地球だからチキュウ、キュウチ。異世界キュウチ。国の名前がパンジャ。城の名前が東京だからトウキョウからのキョウトウでいいっか?」
「考えるだけ無駄な気もするもんね。だから適当でも形だけ決めておけば、後で苦労しない。」
「私たちも成長したな。」
「これも大人の特権だよ。」
「ワッハッハー!」
「ウラララー!」
「おまえも少しは成長しろ!?」
「聞こえない! ウラララ-!」
「十分聞こえているだろうが!?」
「ウラララ-!」
「気を取り直していこう。キャラクターネーム、キャラクターアビリティー、ワールドネーム、順調に決まった。他に何を決めるの?」
「旅の目的じゃねえ?」
「というと、魔王を倒しに行くのか、さらわれた姫を助けに行くのか、強い奴と戦いたいのか、海賊王になりたいのか、魔法帝になりたいも一緒だな。妹を助けたいのか、キャラクターの行動原理になる動機が必要だな。」
「私の場合は、面白ければ、それで良し! ウラララ-!」
「楓らしいよ。分かりやすい行動原理だ。」
「まったくだ。死んだ人間を生き返らせたい。若返りたい。不老不死になりたい。強くなりたい。野球が上手くなりたい! ご飯が食べたい!」
「呼んだ?」
「呼んでない。」
「ウラララ-!」
「全ては人間の欲だ。欲が行動原理であり、7つの大罪だな。」
「欲のなくなった人間は花鳥風月だから、抜け殻みたいなものか。」
「人間が難しい生き物なのか、全ての意志がある者が難しい生き物なのか、答えのない所ね。」
「無とか抜け殻でも精神的にいってしまっていたら、殺人鬼や狂気でしかないから。」
「幽霊はどうですか? 桜先生。」
「ギク!? なぜ分かった!? 私がいることに!?」
「桜先生は、いつも1200字前後で出てくるから、側にいると思ったんです。」
「やるわね!? 実はあなたも幽霊ね!?」
「私は死んだことは一度もありません!」
子供たちが騒いでいると、桜先生が教室にやって来た。
「そうだな。幽霊にも種類があって、地縛霊、背後霊、自爆霊、怨霊、魑魅魍魎とかね。死んだのに、あの世に成仏しないのは、この世に未練があり、この世に残る理由があるからよ。それが行動原理だわ。」
「幽霊も大変なんですね。」
「そういうこと。みなさん、さようなら。」
「桜先生、さようなら。」
子供たちは寺子屋から帰って行った。
「神様ゲームにしちゃう?」
「新しいものが頭に降って来たのね!? 危険よ!? 特命警察の2の舞になっちゃうわよ。」
「その通り! まずは落ち着いて、深呼吸しよう!」
「あなたは?」
「私は、徳川15将軍の1人、第13代将軍、徳川家定であるぞ。」
ご先祖様の家定が現れた。
「問題は、一人の主人公が中心になり続けていることであって、サブキャラなどに浮気すると、話の主軸がブレてしまう。ブレてもチョイズレで防いで、主役メインで話を進めなければいけない。」
「チョイ漏れみたいに言わないで。」
「セクハラよ。ご先祖様。」
「セクハラって何ですか?」
「そんなことも知らないの? ボーっと生きてんじゃねえよ!」
「ギャアアアア!? さようなら。」
こうしてご先祖様の家定は成仏した。
「ということで、ラスボスは、神様にしましょう。」
「オチはどうするんだ?」
「暇だから。」
「暇!?」
「神様が退屈だから、人間がもがき苦しむ姿を見て喜んでいるの。」
「よくある他の話のパクリだな。」
「そして、実は神様自身も死んで神様で無くなって気楽に暮らしたかった。」
「また、よくある他の話のパクリだ。」
「今の時代、どんな作品もパクリばかりだって。パクリと思わないのは、その系統の作品を初めてみた子供だけ。その子供の数も少子化で減ってるんだから。もうお手上げ。」
「どの作品も数ミリの違いしかないのが今の時代だからな。」
「大量虐殺や巨人に食べられたの逆を行く、主人公に食べられたなんて、ホラーでいいんじゃない?」
「オリジナルは、そこだけかよ。」
「いいじゃないの。アタック・タイタンだって、DQの一場面でしかない。オリジナルは立体機動装置だけよ。人間が出て来れば、他の作品も全て展開は同じなんだから。」
「パクることは戦いだ!」
「リスペクトも戦いだ!」
「オマージュも戦いだ!」
「ウラララ-! 戦いの舞! ウラララ-!」
「楓の戦いの舞を見て思いついたわ。主役は、神の使いにしましょう。12体の神の使い。そして、人を食う。」
「分かったぞ! そうすると「おまえ!? 食ったな!? おまえはそれでも神の使いか!?」「そうです。お腹が空いたから食べました。それが何か?」という売り言葉に買い言葉の会話が成立する。」
「カット! 2000字超えてる! ここから考えると3000字超えちゃう!」
「さよなら。さよなら。」
「昔、そんな爺さんいたな。」
「ウラララ-!」
つづく。
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