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俺、登場
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「ファーボール。」
「クソッ!」
マウンドで千代田は腐っていた。初対戦で自分のボールが通用しなかった千代田。長嶋監督との話し合いで、タイガージュニアとは勝負しないことが決まった。「ガハハハハッ! 日本なんて、所詮は米粒だぜ!」
そして日本の前に立ち塞がるアメリカのエースのワシントン。
「那覇、9回は頼んだぞ。」
1対0、アメリカが1点リードのまま9回に突入してしまった。
「すいません! すいません! ごめんなさい! 許してください!」
稲を育てることが楽しい那覇は本気で試合に出たくないので全力で謝った。
「那覇くん、後は頼んだぞ。」
「分かったです。千代田くんの意思を引き継ぐです。」
那覇は千代田から友情のボールを受け取ってマウンドに渋々と向かう。
「プレイボール!」
9回のアメリカの攻撃が始まる。
(3人目がウッズか。じゃあ、肩慣らしをさせてもらうぜ。)
那覇は第一球を投げた。
ズドーン!
「ストライク!」
もう那覇の剛速球は普通のバッターではバットにすら当たらないスピードを叩きだしていた。
(くらえ! アメリカ! これが俺のバーンボールだ!)
ズドーン!
「ストライク! バッター! アウト!」
ズドーン!
「ツーアウト!」
9回2アウト、ランナーなし。
「勝負だ! 那覇くん!」
(やっと永遠のライバルの登場だな。レベルアップしたみたいだが、そう簡単に俺のボールは打てないぜ! ウッズ!)
バッターボックスに入るアメリカ代表の4番タイガージュニア。
(くらえ! ウッズ! これが俺のバーンボールだ!)
「見える! 見えるぞ! 那覇くん! 君の炎は俺が消して見せる! ディジェスチョン打法!」
カキーン!
「なに!?」
タイガージュニアの打球が大飛球で飛んでいく。
「ファール!」
ボールはきれてファールスタンドに飛び込んだ。
「どうだい? 那覇くん。俺のディジェスチョン打法は。那覇くんの炎の魔球の火を早いバットスイングで消し去り、ただのボールにして打つ。それがディジェスチョン打法だ。」
タイガージュニアの消化打法の種明かしである。
(面白い。面白いぜ! ウッズ! なら俺の炎を完全に消せるか、やってみな! 俺の心の炎は誰にも消せやしない! 俺の夢はプロ野球選手になることだ! それまでは夢の炎を消す訳にはいけないんだよ!)
那覇は第二球を投げた。
「とらえた!? なに!?」
ウッズには那覇のボールが火の鳥の様に羽ばたいている様に見えた。
ズドドドドドドーン!
「ストライク! ツー!」
(どうした? これが俺のバーン・ボールを超えるボール。フェニックス・ボールだ!!!)
第二の那覇の魔球。フェニックス・ボールは火の鳥そのものであった。
「こい! 那覇くん! 俺のディジェスチョン打法で火の鳥を打ち落としてやる!」
(受けてみろ! ウッズ! 俺の夢は誰にも打ち落とせないぜ!)
那覇は第三球を投げた。
「うおおおおおおおおー!」
タイガージュニアは今までもの何倍ものバットスイングでフェニックス・ボールを打ちに行く。
バキーン!
「バットが燃えていく!?」
フェニックス・ボールに当たったバットに火が乗り移る。
ズドドドドドドー!!!
「ストライク! バッター! アウト!」
フェニックスはキャッチャーの石垣のミットに吸い込まれた。
「完敗だ。俺の負けだ。那覇くん。」
潔くタイガージュニアは負けを認めた。
「やったー! 那覇先輩の勝利だ!」
キャッチャーの石垣は大いに喜んだ。
「ギャアアアアアアー!?」
「那覇先輩!?」
いつものように那覇先輩は怪我を再発して病院送りになった。
つづく。
「クソッ!」
マウンドで千代田は腐っていた。初対戦で自分のボールが通用しなかった千代田。長嶋監督との話し合いで、タイガージュニアとは勝負しないことが決まった。「ガハハハハッ! 日本なんて、所詮は米粒だぜ!」
そして日本の前に立ち塞がるアメリカのエースのワシントン。
「那覇、9回は頼んだぞ。」
1対0、アメリカが1点リードのまま9回に突入してしまった。
「すいません! すいません! ごめんなさい! 許してください!」
稲を育てることが楽しい那覇は本気で試合に出たくないので全力で謝った。
「那覇くん、後は頼んだぞ。」
「分かったです。千代田くんの意思を引き継ぐです。」
那覇は千代田から友情のボールを受け取ってマウンドに渋々と向かう。
「プレイボール!」
9回のアメリカの攻撃が始まる。
(3人目がウッズか。じゃあ、肩慣らしをさせてもらうぜ。)
那覇は第一球を投げた。
ズドーン!
「ストライク!」
もう那覇の剛速球は普通のバッターではバットにすら当たらないスピードを叩きだしていた。
(くらえ! アメリカ! これが俺のバーンボールだ!)
ズドーン!
「ストライク! バッター! アウト!」
ズドーン!
「ツーアウト!」
9回2アウト、ランナーなし。
「勝負だ! 那覇くん!」
(やっと永遠のライバルの登場だな。レベルアップしたみたいだが、そう簡単に俺のボールは打てないぜ! ウッズ!)
バッターボックスに入るアメリカ代表の4番タイガージュニア。
(くらえ! ウッズ! これが俺のバーンボールだ!)
「見える! 見えるぞ! 那覇くん! 君の炎は俺が消して見せる! ディジェスチョン打法!」
カキーン!
「なに!?」
タイガージュニアの打球が大飛球で飛んでいく。
「ファール!」
ボールはきれてファールスタンドに飛び込んだ。
「どうだい? 那覇くん。俺のディジェスチョン打法は。那覇くんの炎の魔球の火を早いバットスイングで消し去り、ただのボールにして打つ。それがディジェスチョン打法だ。」
タイガージュニアの消化打法の種明かしである。
(面白い。面白いぜ! ウッズ! なら俺の炎を完全に消せるか、やってみな! 俺の心の炎は誰にも消せやしない! 俺の夢はプロ野球選手になることだ! それまでは夢の炎を消す訳にはいけないんだよ!)
那覇は第二球を投げた。
「とらえた!? なに!?」
ウッズには那覇のボールが火の鳥の様に羽ばたいている様に見えた。
ズドドドドドドーン!
「ストライク! ツー!」
(どうした? これが俺のバーン・ボールを超えるボール。フェニックス・ボールだ!!!)
第二の那覇の魔球。フェニックス・ボールは火の鳥そのものであった。
「こい! 那覇くん! 俺のディジェスチョン打法で火の鳥を打ち落としてやる!」
(受けてみろ! ウッズ! 俺の夢は誰にも打ち落とせないぜ!)
那覇は第三球を投げた。
「うおおおおおおおおー!」
タイガージュニアは今までもの何倍ものバットスイングでフェニックス・ボールを打ちに行く。
バキーン!
「バットが燃えていく!?」
フェニックス・ボールに当たったバットに火が乗り移る。
ズドドドドドドー!!!
「ストライク! バッター! アウト!」
フェニックスはキャッチャーの石垣のミットに吸い込まれた。
「完敗だ。俺の負けだ。那覇くん。」
潔くタイガージュニアは負けを認めた。
「やったー! 那覇先輩の勝利だ!」
キャッチャーの石垣は大いに喜んだ。
「ギャアアアアアアー!?」
「那覇先輩!?」
いつものように那覇先輩は怪我を再発して病院送りになった。
つづく。
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