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友情
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「ミキ姫様。ようこそ。悪夢の世界へ。」
悪夢の剣騎士ナイトメアのコクムは、姫に悪夢を見せ続けて操っている。
「さあ、姫、今宵は私と楽しいことをして、朝まで遊びましょう。飽きたらあのお方に花嫁として献上いたします。」
しかし、操られているはずの姫はコクムの誘惑に防いで動かない。
「悪夢に操られているのに、私の言うことを拒むとは!? まあ、いいでしょう。もうすぐ、あなたの頼りにしている救世主様の死体を、炎の剣騎士が持ってくることでしょう。その時は、もっと深い悪夢にご招待いたしましょう。」
「救世主様・・・。」
姫は必死に悪夢に抵抗するのでした。姫は剣騎士ではない。しかし姫は、姫だけのプリンスの剣を持って戦っているのかもしれない。
「くらえ! フレイム・ソード・スラッシュ!」
「おまえの炎がどれほど熱くても、俺の夢を燃やすことはできない! 俺は夢を絶対に叶えるんだ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」
お互いに炎と夢の剣の必殺技を繰り出す。
「なに!? 私の灼熱の炎が、救世主様の夢を叶えたいという思いに、斬られたというのか!?」
叶の必殺技が、カエンの炎を真っ二つに切り裂いた。
「うわあ!?」
そして叶の必殺の一撃が、カエンを吹き飛ばす。
「見たか! これが俺が夢を叶えたいという気持ちの強さだ!」
「ま、負けた。私の負けだ。さあ、殺すがいい。」
カエンは潔く自分の負けを認める。
「やめとくよ。おまえは俺の友達に似ているから。」
叶には、現実世界の鈴木の顔が浮かんだ。もしカエンにとどめを刺して、現実世界で友達の鈴木が死んでしまったら、何とも言えないからだ。
「さすが救世主様だ。なんという心の広いお方なんだ。」
カエンは心から叶に感服した。
「その代わりと言ってはなんだが、聞きたいことがあるんだ。」
「なんだ?」
「カエン、おまえも剣騎士なら姫に会ったことがあるだろう? なんだか最近、姫の様子が何か変わったとか思うことは無いか?」
「姫? そういえば最近ミキ姫は変わられてしまった。あの優しかった姫から笑顔が消え、冷たい表情をすることが増えた。今回の救世主様の追跡でも、捕えろなら分かるが、殺せと命令されるとは思わなかった。まるで姫は人が変わったのか、誰かに操られているんじゃないか、と思ったほどだ。」
「誰かに操られる・・・そうか! 悪夢だ! ナイトメアの仕業だ!」
「ナイトメア?」
ナイトメアとは、悪夢を象徴する黒い馬のことを指す。夢を見てうなされることを悪夢という。
「悪夢の剣騎士に姫は操られているんだ! きっと、そうに違いない!」
「そういえば最近、クロムという剣騎士が姫の側近になったような。」
「クロム!? そいつだ! そいつが悪夢の剣騎士だ!」
「なんだって!?」
「クロムが姫に悪い夢を見せているんだ!」
「信じられん!? もし姫に危害を加えているというのなら、悪夢の剣騎士を許す訳にはいかない!」
「カエン、俺に協力してくれ。俺は姫を助けたい。」
「分かった。真実を確かめよう。」
現実世界の友達は、夢の世界でも友達になれた。
つづく。
悪夢の剣騎士ナイトメアのコクムは、姫に悪夢を見せ続けて操っている。
「さあ、姫、今宵は私と楽しいことをして、朝まで遊びましょう。飽きたらあのお方に花嫁として献上いたします。」
しかし、操られているはずの姫はコクムの誘惑に防いで動かない。
「悪夢に操られているのに、私の言うことを拒むとは!? まあ、いいでしょう。もうすぐ、あなたの頼りにしている救世主様の死体を、炎の剣騎士が持ってくることでしょう。その時は、もっと深い悪夢にご招待いたしましょう。」
「救世主様・・・。」
姫は必死に悪夢に抵抗するのでした。姫は剣騎士ではない。しかし姫は、姫だけのプリンスの剣を持って戦っているのかもしれない。
「くらえ! フレイム・ソード・スラッシュ!」
「おまえの炎がどれほど熱くても、俺の夢を燃やすことはできない! 俺は夢を絶対に叶えるんだ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」
お互いに炎と夢の剣の必殺技を繰り出す。
「なに!? 私の灼熱の炎が、救世主様の夢を叶えたいという思いに、斬られたというのか!?」
叶の必殺技が、カエンの炎を真っ二つに切り裂いた。
「うわあ!?」
そして叶の必殺の一撃が、カエンを吹き飛ばす。
「見たか! これが俺が夢を叶えたいという気持ちの強さだ!」
「ま、負けた。私の負けだ。さあ、殺すがいい。」
カエンは潔く自分の負けを認める。
「やめとくよ。おまえは俺の友達に似ているから。」
叶には、現実世界の鈴木の顔が浮かんだ。もしカエンにとどめを刺して、現実世界で友達の鈴木が死んでしまったら、何とも言えないからだ。
「さすが救世主様だ。なんという心の広いお方なんだ。」
カエンは心から叶に感服した。
「その代わりと言ってはなんだが、聞きたいことがあるんだ。」
「なんだ?」
「カエン、おまえも剣騎士なら姫に会ったことがあるだろう? なんだか最近、姫の様子が何か変わったとか思うことは無いか?」
「姫? そういえば最近ミキ姫は変わられてしまった。あの優しかった姫から笑顔が消え、冷たい表情をすることが増えた。今回の救世主様の追跡でも、捕えろなら分かるが、殺せと命令されるとは思わなかった。まるで姫は人が変わったのか、誰かに操られているんじゃないか、と思ったほどだ。」
「誰かに操られる・・・そうか! 悪夢だ! ナイトメアの仕業だ!」
「ナイトメア?」
ナイトメアとは、悪夢を象徴する黒い馬のことを指す。夢を見てうなされることを悪夢という。
「悪夢の剣騎士に姫は操られているんだ! きっと、そうに違いない!」
「そういえば最近、クロムという剣騎士が姫の側近になったような。」
「クロム!? そいつだ! そいつが悪夢の剣騎士だ!」
「なんだって!?」
「クロムが姫に悪い夢を見せているんだ!」
「信じられん!? もし姫に危害を加えているというのなら、悪夢の剣騎士を許す訳にはいかない!」
「カエン、俺に協力してくれ。俺は姫を助けたい。」
「分かった。真実を確かめよう。」
現実世界の友達は、夢の世界でも友達になれた。
つづく。
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