16 / 78
不利
しおりを挟む
「いでよ! 夢を叶える騎士の鎧! ドリームのナイト・アーマー!」
救世主様は夢の剣騎士の鎧を身にまとっていく。
「どちらの夢が強いか勝負だ! バッド・ドリームのナイト・アーマー!」
コクムは悪夢の剣騎士の鎧を身にまとっていく。
「絶対におまえを倒して、姫を目覚めさせてみせる! くらえ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」
「私の悪夢が、お前如きの夢に負ける訳がないのだ! 落ちろ! 悪夢に! バッド・ドリーム・ソード・スラッシュ!」
両者の必殺技が激しくぶつかり合う。
「互角!? なかなかやるな。だが、これしきの事で私の悪夢を破ることはできないぞ。おまえの夢は私に壊される運命なのだ!」
「負けるものか! 俺の夢は誰にも奪われない! 俺の夢は俺だけの夢だ! 決して諦めたりするものか! うおおおおおおー!」
救世主様の精神力が高まっていく。
「なんだ!? この救世主様の力は!? どこにこんな力が!? うわああああああ!?」
救世主様の必殺技がクロムの攻撃を引き飛ばす。
「さあ、俺の勝ちだ。姫を返してもらおうか。」
「それはどうかな?」
「なに?」
「アシッドレイン!」
突然、雨が降ってきた。雨が当たった所が溶けていく。
「これは酸性雨!?」
「クロム、後は我々にお任せろ。」
「おまえたちは!?」
「我々は姫様を守るための剣騎士。」
そこに5人の剣騎士たちが現れた。水の剣騎士ウスイ。氷の剣騎士ヒムロ。風の剣騎士ハヤテ。土の剣騎士ミヤゲ。雷の剣騎士シデン。
「姫様の命令だ。犯罪者の救世主様は捕まえる。抵抗するなら、姫様は救世主様を殺しても構わないと言っている。」
「騙されるな! 姫はクロムの悪夢の力によって操られているんだ!」
「戯言を。救世主様、苦し紛れのいい訳ですか?」
「違う! 俺の言っていることは真実だ!」
しかし、救世主様の声は剣騎士たちには届かない。
「まさか!? 剣騎士たちも、クロムの悪夢に操られているのか!?」
「その通り。こいつらも姫同様、俺の悪夢の操り人形だ! おまえが何を言っても聞く耳を持たないのだ。」
「卑怯だぞ!?」
「クックック、卑怯は俺にとっては誉め言葉だ。やれ! 救世主様を殺すのだ! 剣騎士ども!」
「おお!」
「クソッ。俺はここで殺されてしまうのか!?」
悪夢に操られた5人の剣騎士たちが救世主様に襲い掛かる。救世主様は絶体絶命のピンチ。
「ファイア・フレイム!」
「炎だと!?」
その時、激しい炎が部屋の中で燃え盛る。
「救世主様は、ここから逃げろ。」
「おまえは!? カエン!?」
現れたのは炎の剣騎士カエンであった。
「ここは俺に任せろ。」
「でも、相手は5人、おまえ一人では!?」
「これも姫を守る剣騎士なのに、姫を守れなかった私たちで解決する問題だ。」
「カエン。」
「頼む! 救世主様は姫を助けてくれ!」
「分かった! 死ぬんじゃないぞ! 姫は俺が必ず助ける!」
「ありがとう。救世主様。」
救世主様は、この場を脱出した。
「たった一人で、我ら5人を相手にするとは!? 正気とは思えん!? 死ぬ気か? 炎の剣騎士よ。」
「覚悟の上だ! これも姫を守るための剣騎士なのに、姫を守れなかった自分の責任だ。せめて、おまえたちを正気に戻してみせる!」
炎の剣騎士カエンの捨て身の攻撃が始まろうとした。
「残念。あなたは既に悪夢の世界に招待されています。」
「う、動かない!? 体が動かない!?」
「少しずつ悪夢で洗脳してあげましょう。いい悪夢が見れますよ。クックック。」
「ひ、姫様・・・。」
炎の剣騎士カエンは、悪夢の剣騎士クロムの術中にはまってしまった。
「さあ! 剣騎士たちよ! 救世主様を殺しに行くのです!」
「はっ!」
剣騎士たちは悪夢の剣騎士の命令で、逃げた救世主様の後を追う。
つづく。
救世主様は夢の剣騎士の鎧を身にまとっていく。
「どちらの夢が強いか勝負だ! バッド・ドリームのナイト・アーマー!」
コクムは悪夢の剣騎士の鎧を身にまとっていく。
「絶対におまえを倒して、姫を目覚めさせてみせる! くらえ! ドリーム・ソード・スラッシュ!」
「私の悪夢が、お前如きの夢に負ける訳がないのだ! 落ちろ! 悪夢に! バッド・ドリーム・ソード・スラッシュ!」
両者の必殺技が激しくぶつかり合う。
「互角!? なかなかやるな。だが、これしきの事で私の悪夢を破ることはできないぞ。おまえの夢は私に壊される運命なのだ!」
「負けるものか! 俺の夢は誰にも奪われない! 俺の夢は俺だけの夢だ! 決して諦めたりするものか! うおおおおおおー!」
救世主様の精神力が高まっていく。
「なんだ!? この救世主様の力は!? どこにこんな力が!? うわああああああ!?」
救世主様の必殺技がクロムの攻撃を引き飛ばす。
「さあ、俺の勝ちだ。姫を返してもらおうか。」
「それはどうかな?」
「なに?」
「アシッドレイン!」
突然、雨が降ってきた。雨が当たった所が溶けていく。
「これは酸性雨!?」
「クロム、後は我々にお任せろ。」
「おまえたちは!?」
「我々は姫様を守るための剣騎士。」
そこに5人の剣騎士たちが現れた。水の剣騎士ウスイ。氷の剣騎士ヒムロ。風の剣騎士ハヤテ。土の剣騎士ミヤゲ。雷の剣騎士シデン。
「姫様の命令だ。犯罪者の救世主様は捕まえる。抵抗するなら、姫様は救世主様を殺しても構わないと言っている。」
「騙されるな! 姫はクロムの悪夢の力によって操られているんだ!」
「戯言を。救世主様、苦し紛れのいい訳ですか?」
「違う! 俺の言っていることは真実だ!」
しかし、救世主様の声は剣騎士たちには届かない。
「まさか!? 剣騎士たちも、クロムの悪夢に操られているのか!?」
「その通り。こいつらも姫同様、俺の悪夢の操り人形だ! おまえが何を言っても聞く耳を持たないのだ。」
「卑怯だぞ!?」
「クックック、卑怯は俺にとっては誉め言葉だ。やれ! 救世主様を殺すのだ! 剣騎士ども!」
「おお!」
「クソッ。俺はここで殺されてしまうのか!?」
悪夢に操られた5人の剣騎士たちが救世主様に襲い掛かる。救世主様は絶体絶命のピンチ。
「ファイア・フレイム!」
「炎だと!?」
その時、激しい炎が部屋の中で燃え盛る。
「救世主様は、ここから逃げろ。」
「おまえは!? カエン!?」
現れたのは炎の剣騎士カエンであった。
「ここは俺に任せろ。」
「でも、相手は5人、おまえ一人では!?」
「これも姫を守る剣騎士なのに、姫を守れなかった私たちで解決する問題だ。」
「カエン。」
「頼む! 救世主様は姫を助けてくれ!」
「分かった! 死ぬんじゃないぞ! 姫は俺が必ず助ける!」
「ありがとう。救世主様。」
救世主様は、この場を脱出した。
「たった一人で、我ら5人を相手にするとは!? 正気とは思えん!? 死ぬ気か? 炎の剣騎士よ。」
「覚悟の上だ! これも姫を守るための剣騎士なのに、姫を守れなかった自分の責任だ。せめて、おまえたちを正気に戻してみせる!」
炎の剣騎士カエンの捨て身の攻撃が始まろうとした。
「残念。あなたは既に悪夢の世界に招待されています。」
「う、動かない!? 体が動かない!?」
「少しずつ悪夢で洗脳してあげましょう。いい悪夢が見れますよ。クックック。」
「ひ、姫様・・・。」
炎の剣騎士カエンは、悪夢の剣騎士クロムの術中にはまってしまった。
「さあ! 剣騎士たちよ! 救世主様を殺しに行くのです!」
「はっ!」
剣騎士たちは悪夢の剣騎士の命令で、逃げた救世主様の後を追う。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる