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イビル・キャッスル
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「ようこそ! 剣の世界へ!」
僕はつまらない学校生活の一日を終えて、歯を磨いて、トイレに行って、部屋の電気を消して、ベッドに入り、温かい布団で熟睡した。すると剣物語の世界へログインする。
「よく来ました。夢の剣騎士ドリーム。救世主様よ。」
「はい、ミキ姫様。」
「あなたが次の剣騎士レベルに上がるには10万4649の経験値が必要です。」
「はい。この剣の世界を邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトから救ってみせます。」
夢は、ミキ姫の住む、プリンセス・キャッスルから始まる。お馴染みの剣物語の世界である。
「救世主様! 我々は、ついに! 邪悪なる者たちのアジトを突き留めました!」
「すごい! 本当ですか?」
「はい! 敵の本拠地は・・・この城の地下にあります!」
「この城の地下!?」
「この間、デカノーホウトが、お城の地下から現れて、市場で買い出しを終えて地下に戻っていくのを見ました。調べてみたら、地下に、この城と同じような城、イビル・キャッスルを発見したのです!」
「イビル・キャッスル!? なんと邪悪な名前だ!?」
邪悪なる者となった伝説の剣騎士デカノーホウトは、プリンセス・キャッスルの地下に住んでいたのだ。
「今までは、攻められてばかりでしたが、敵のアジトが分かれば、こちらから攻め込むこともできます。救世主様、今度は我々が敵の城に攻撃する番です。」
「分かりました。姫。」
「俺が乗り込んで、邪悪なる者たちを倒してみせます!」
「修行に旅だった、私の剣騎士たちも戻って来る頃でしょう。戻ったら、イビル・キャッスルに向かってもらいます。」
姫のための剣騎士たちは、邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトたちと戦うために厳しい修行の旅に出た。きっと強くなって帰って来てくれるはずだ。
「姫、必ずや邪悪なる者を倒して、世界を平和にしてみせます。」
「はい。救世主様を信じています。」
「世界が平和になったら俺と結婚して下さい。」
「はい。喜んで。必ず生きて戻ってきてくださいね。」
「はい。この夢の剣に誓って約束します。」
俺と姫は目と目で誓い合う。俺は世界を平和にすれば、美しい姫と結婚できる。なんて幸せなんだ。さらに相手が姫なら、俺は国王になるということ。剣の世界の王。剣王の称号を得る。俺の夢は、どんどん膨らんでいく。
「それでは姫、行ってきます。」
「救世主様、この世界を救ってください。」
「はい。」
こうして俺は、姫と別れを告げ、必ず戻ると約束し、邪悪なる者たちの巣窟、イビル・キャッスルに向かうのであった。
「ここが地下への入り口か。」
プリンセス・キャッスルの地下に牢屋があり、その牢屋の一つから地下に続く洞窟が掘られていた。
「よし! 行くぞ! 待ってろよ! デカノーホウト! 俺がおまえを倒して、この世界を救ってみせる!」
俺は救世主として、イビル・キャッスルに続く地下の洞窟に入り、駆け足で進んでいく。
「見えた! あれがイビル・キャッスルか!? なんて禍々しい城を作ったんだ!?」
地下に黒光りする巨大な城を見つけた。
「遅かったな。救世主様。」
「おまえは!? クロム!?」
イビル・キャッスルを視界にとらえた俺の前に因縁の相手、悪夢の剣騎士クロムが現れた。
つづく。
僕はつまらない学校生活の一日を終えて、歯を磨いて、トイレに行って、部屋の電気を消して、ベッドに入り、温かい布団で熟睡した。すると剣物語の世界へログインする。
「よく来ました。夢の剣騎士ドリーム。救世主様よ。」
「はい、ミキ姫様。」
「あなたが次の剣騎士レベルに上がるには10万4649の経験値が必要です。」
「はい。この剣の世界を邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトから救ってみせます。」
夢は、ミキ姫の住む、プリンセス・キャッスルから始まる。お馴染みの剣物語の世界である。
「救世主様! 我々は、ついに! 邪悪なる者たちのアジトを突き留めました!」
「すごい! 本当ですか?」
「はい! 敵の本拠地は・・・この城の地下にあります!」
「この城の地下!?」
「この間、デカノーホウトが、お城の地下から現れて、市場で買い出しを終えて地下に戻っていくのを見ました。調べてみたら、地下に、この城と同じような城、イビル・キャッスルを発見したのです!」
「イビル・キャッスル!? なんと邪悪な名前だ!?」
邪悪なる者となった伝説の剣騎士デカノーホウトは、プリンセス・キャッスルの地下に住んでいたのだ。
「今までは、攻められてばかりでしたが、敵のアジトが分かれば、こちらから攻め込むこともできます。救世主様、今度は我々が敵の城に攻撃する番です。」
「分かりました。姫。」
「俺が乗り込んで、邪悪なる者たちを倒してみせます!」
「修行に旅だった、私の剣騎士たちも戻って来る頃でしょう。戻ったら、イビル・キャッスルに向かってもらいます。」
姫のための剣騎士たちは、邪悪なる者になった伝説の剣騎士デカノーホウトたちと戦うために厳しい修行の旅に出た。きっと強くなって帰って来てくれるはずだ。
「姫、必ずや邪悪なる者を倒して、世界を平和にしてみせます。」
「はい。救世主様を信じています。」
「世界が平和になったら俺と結婚して下さい。」
「はい。喜んで。必ず生きて戻ってきてくださいね。」
「はい。この夢の剣に誓って約束します。」
俺と姫は目と目で誓い合う。俺は世界を平和にすれば、美しい姫と結婚できる。なんて幸せなんだ。さらに相手が姫なら、俺は国王になるということ。剣の世界の王。剣王の称号を得る。俺の夢は、どんどん膨らんでいく。
「それでは姫、行ってきます。」
「救世主様、この世界を救ってください。」
「はい。」
こうして俺は、姫と別れを告げ、必ず戻ると約束し、邪悪なる者たちの巣窟、イビル・キャッスルに向かうのであった。
「ここが地下への入り口か。」
プリンセス・キャッスルの地下に牢屋があり、その牢屋の一つから地下に続く洞窟が掘られていた。
「よし! 行くぞ! 待ってろよ! デカノーホウト! 俺がおまえを倒して、この世界を救ってみせる!」
俺は救世主として、イビル・キャッスルに続く地下の洞窟に入り、駆け足で進んでいく。
「見えた! あれがイビル・キャッスルか!? なんて禍々しい城を作ったんだ!?」
地下に黒光りする巨大な城を見つけた。
「遅かったな。救世主様。」
「おまえは!? クロム!?」
イビル・キャッスルを視界にとらえた俺の前に因縁の相手、悪夢の剣騎士クロムが現れた。
つづく。
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