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第1Q ランスロット
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「それではお姉ちゃん。アーサー王の世界に行ってきます。」
「頑張るのよ。渋子。シバちゃんとソウちゃん、渋子を頼んだわよ。」
「お任せください。殿の姉上。」
「私が死んでも渋子を守る。」
少しシバちゃんとソウちゃんの会話はイケメンボイス風。
「シバちゃん、ソウちゃん、行くよ!」
「おお!」
「渋子! 行きます!」
「お土産を買ってきてね!」
こうして妹の渋子はアーサー王の世界に消えていった。
「さあ! 平和になった! 新しいクエスト! 赤い炊飯器のジャーを作らなくっちゃ!」
一人になった天才ゲーム・プログラマーの姉の日向はイキイキとプログラミングを始める。
「ここがアーサー王の世界か?」
至って普通の中世ヨーロッパ風の異世界ファンタジーの世界である。
「あれ? なんだかクエストが少ないみたいだぞ?」
ソウちゃんが良いことに気がついた。
「アーサー王物語は、人気が出なかったアーサー王ではなく、他の円卓の騎士の外電やアナザーストーリーの方が人気があったため、主人公のアーサー王は直ぐに殺して消したみたいです。」
「なんですと!?」
ここで初めて渋子はアーサー王の伝記を読む。アーサー王の話より、他の騎士や妃の方が人間ドラマがすごい。アーサー王は、ただの飾りだった。
「わかった! エクスカリバーから、アーサー王にたどり着き、からの聖杯がファテね。そういう発想に違いない!」
アーサー王より、セイバーというゲームのキャラクターの名前。またアイテムの聖剣エクスカリバー、聖杯の方が有名なのが分かるような気がする。
「アーサー王、奥さんに浮気されちゃうんだって、私ならアトミックボムの刑に処すわ。」
「私は市中引き回しの刑。貼り付けの刑。十字架に吊るします。」
「風俗店に売って、死ぬまで汚いオッサンの相手をしてもらいます。」
「要するにアーサー王って、妻の不倫にも気づかないダメな男ってことね。」
その辺でアーサー王は女設定が多いのかもしれない。
「第1クエスト! アーサー王の妻と不倫した騎士ランスロットを倒せ!」
いよいよクエストが始まる。
「ランスロット! あなたこそ英雄よ!」
「おまえにはURの勝ちがある!」
「それでこそ男だ! よくやった!」
「え? ええ? ど、どうも?」
渋子たちの幻術に不倫騎士ランスロットは戦意を削がれ戸惑っている。
「でもね。不倫って、芸能人の大御所や政治家しか許されないのよね。」
渋子はアトミックボムをランスロットに投げつけ、安全な自宅に逃げ込んだ。
「ギャアアアアアアー!?」
ドカーン! と大爆発を起こし、渋子は一撃でランスロットを倒した。
「不倫や浮気はバレないようにやりなさい! アハッ!」
渋子の去った戦場には、いつもキノコ雲だけが残っている。
つづく。
「頑張るのよ。渋子。シバちゃんとソウちゃん、渋子を頼んだわよ。」
「お任せください。殿の姉上。」
「私が死んでも渋子を守る。」
少しシバちゃんとソウちゃんの会話はイケメンボイス風。
「シバちゃん、ソウちゃん、行くよ!」
「おお!」
「渋子! 行きます!」
「お土産を買ってきてね!」
こうして妹の渋子はアーサー王の世界に消えていった。
「さあ! 平和になった! 新しいクエスト! 赤い炊飯器のジャーを作らなくっちゃ!」
一人になった天才ゲーム・プログラマーの姉の日向はイキイキとプログラミングを始める。
「ここがアーサー王の世界か?」
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「アーサー王物語は、人気が出なかったアーサー王ではなく、他の円卓の騎士の外電やアナザーストーリーの方が人気があったため、主人公のアーサー王は直ぐに殺して消したみたいです。」
「なんですと!?」
ここで初めて渋子はアーサー王の伝記を読む。アーサー王の話より、他の騎士や妃の方が人間ドラマがすごい。アーサー王は、ただの飾りだった。
「わかった! エクスカリバーから、アーサー王にたどり着き、からの聖杯がファテね。そういう発想に違いない!」
アーサー王より、セイバーというゲームのキャラクターの名前。またアイテムの聖剣エクスカリバー、聖杯の方が有名なのが分かるような気がする。
「アーサー王、奥さんに浮気されちゃうんだって、私ならアトミックボムの刑に処すわ。」
「私は市中引き回しの刑。貼り付けの刑。十字架に吊るします。」
「風俗店に売って、死ぬまで汚いオッサンの相手をしてもらいます。」
「要するにアーサー王って、妻の不倫にも気づかないダメな男ってことね。」
その辺でアーサー王は女設定が多いのかもしれない。
「第1クエスト! アーサー王の妻と不倫した騎士ランスロットを倒せ!」
いよいよクエストが始まる。
「ランスロット! あなたこそ英雄よ!」
「おまえにはURの勝ちがある!」
「それでこそ男だ! よくやった!」
「え? ええ? ど、どうも?」
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「でもね。不倫って、芸能人の大御所や政治家しか許されないのよね。」
渋子はアトミックボムをランスロットに投げつけ、安全な自宅に逃げ込んだ。
「ギャアアアアアアー!?」
ドカーン! と大爆発を起こし、渋子は一撃でランスロットを倒した。
「不倫や浮気はバレないようにやりなさい! アハッ!」
渋子の去った戦場には、いつもキノコ雲だけが残っている。
つづく。
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