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魔法少女
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「クッ!? これだけ黒い塊。悲しみのサドネスに支配された教室で、私はお友達を作ることができるのだろうか!?」
真理亜は100万人キャンペーン実施中だが、悲しみに覆われた生徒たちに不安になる。
「どうやってお友達を作ればいいの!?」
葛藤する真理亜。
「まさか!? こんなにお友達を作ることが難しかったなんて!?」
現実の厳しさに絶望し諦めようとする真理亜。
「うるさい。早く席に座れ。真理亜ちゃん。」
その時、真理亜に声をかける少女がいた。その声はどこか聞き覚えのある声だった。
「ああー!? アリアちゃん!?」
現れたのは、真理亜のお隣に住んでいる幼馴染の魔法少女アリアであった。
「どうでもいいから、教室の出入り口をふさぐな。みんなの迷惑だ。キック!」
「キャア!?」
アリアは教室の出入り口をふさぐ真理亜に蹴りをいれてどかす。
「家だけじゃなくて、教室の座席も真理亜ちゃんの隣か。これも運命だな。」
アリアは真理亜の家の隣に住んでいる。
「どうしてアリアちゃんがここにいるの!?」
「どうして? 真理亜ちゃんの幼馴染で同い年なんだから、高校にいて何がおかしいだろ?」
「あ、そっか。アハッ!」
アリアは真理亜の同い年のお朝馴染みである。
「はあ!?」
真理亜は何かに気がついた。
「どうしてお友達のアリアちゃんがいるのに気づかなかったのかしら? まさか!?」
確かにアリアも黒い塊を抱えているのが見える。
「黒い塊!? アリアちゃんも悲しみに覆われてるの!?」
嫌な予感は当たった。アリアも悲しみを抱えていた。
「よし! 私のタイキック・インスピレーションでアリアちゃんの悲しみを覗いてみよう! えい!」
真理亜はサイキック・スキルを高め、アリアの悲しみを覗き見る。
「ここは? アリアちゃんの心の中?」
真理亜はアリアの精神世界にやって来た。
「いた! アリアちゃん。」
真理亜はアリアを見つける。
「・・・・・・ブツブツブツブツ。どうして主人公のお友達の私の登場が第9話からなの? 第一話は無理でも。二話か三話には登場したっていいじゃない。私の出番が遅すぎる。悲しい。」
アリアの黒い塊は自分の出番の遅さだった。
「なんだ。そんなことか。心配して損しちゃった。アハッ!」
真理亜はアリアの黒い塊が初期段階の愚痴だったので安堵した。
「・・・・・・ブツブツブツブツ。やっぱり真理亜ちゃんのお友達をやめて、真理亜ちゃんのライバルになって対決姿勢を強めた方が、私の出番が増えるかも。ニヤッ。」
「闇落ちし過ぎだろうが!?」
こうして真理亜はアリアの精神世界から現実に戻ってくる。
「アリアちゃん、これからはずっと一緒よ。私のお友達として、ずっと登場できるわよ。アハッ!」
「真理亜ちゃん。」
真理亜の言葉にアリアの黒い塊が消滅していく。
「だって私たちはお友達でしょ。アリアちゃんの考えることや不安は分かるわ。」
「そうだね。子供の頃から何度も戦ってきたけど、それでも私たちは友達だもんね。」
「アハッ!」
見えないもので結ばれているお友達の真理亜とアリア。
「お友達がいるって、幸せよね。アリアちゃんが友達で良かった。」
「ありがとう。真理亜ちゃん。私も真理亜ちゃんがお友達で良かった。だって真理亜ちゃんのお宅でご飯が食べれる物。」
「そこかい!?」
一人暮らしのアリアはお隣の真理亜の家でご飯を一緒に食べさせてもらっている。
「アハッ!」
「アハッ!」
お友達はお友達に似る。
どんな時もお友達がいれば笑っていられるはず。
たった一人のお友達でも自分を強くしてくれる。
つづく。
真理亜は100万人キャンペーン実施中だが、悲しみに覆われた生徒たちに不安になる。
「どうやってお友達を作ればいいの!?」
葛藤する真理亜。
「まさか!? こんなにお友達を作ることが難しかったなんて!?」
現実の厳しさに絶望し諦めようとする真理亜。
「うるさい。早く席に座れ。真理亜ちゃん。」
その時、真理亜に声をかける少女がいた。その声はどこか聞き覚えのある声だった。
「ああー!? アリアちゃん!?」
現れたのは、真理亜のお隣に住んでいる幼馴染の魔法少女アリアであった。
「どうでもいいから、教室の出入り口をふさぐな。みんなの迷惑だ。キック!」
「キャア!?」
アリアは教室の出入り口をふさぐ真理亜に蹴りをいれてどかす。
「家だけじゃなくて、教室の座席も真理亜ちゃんの隣か。これも運命だな。」
アリアは真理亜の家の隣に住んでいる。
「どうしてアリアちゃんがここにいるの!?」
「どうして? 真理亜ちゃんの幼馴染で同い年なんだから、高校にいて何がおかしいだろ?」
「あ、そっか。アハッ!」
アリアは真理亜の同い年のお朝馴染みである。
「はあ!?」
真理亜は何かに気がついた。
「どうしてお友達のアリアちゃんがいるのに気づかなかったのかしら? まさか!?」
確かにアリアも黒い塊を抱えているのが見える。
「黒い塊!? アリアちゃんも悲しみに覆われてるの!?」
嫌な予感は当たった。アリアも悲しみを抱えていた。
「よし! 私のタイキック・インスピレーションでアリアちゃんの悲しみを覗いてみよう! えい!」
真理亜はサイキック・スキルを高め、アリアの悲しみを覗き見る。
「ここは? アリアちゃんの心の中?」
真理亜はアリアの精神世界にやって来た。
「いた! アリアちゃん。」
真理亜はアリアを見つける。
「・・・・・・ブツブツブツブツ。どうして主人公のお友達の私の登場が第9話からなの? 第一話は無理でも。二話か三話には登場したっていいじゃない。私の出番が遅すぎる。悲しい。」
アリアの黒い塊は自分の出番の遅さだった。
「なんだ。そんなことか。心配して損しちゃった。アハッ!」
真理亜はアリアの黒い塊が初期段階の愚痴だったので安堵した。
「・・・・・・ブツブツブツブツ。やっぱり真理亜ちゃんのお友達をやめて、真理亜ちゃんのライバルになって対決姿勢を強めた方が、私の出番が増えるかも。ニヤッ。」
「闇落ちし過ぎだろうが!?」
こうして真理亜はアリアの精神世界から現実に戻ってくる。
「アリアちゃん、これからはずっと一緒よ。私のお友達として、ずっと登場できるわよ。アハッ!」
「真理亜ちゃん。」
真理亜の言葉にアリアの黒い塊が消滅していく。
「だって私たちはお友達でしょ。アリアちゃんの考えることや不安は分かるわ。」
「そうだね。子供の頃から何度も戦ってきたけど、それでも私たちは友達だもんね。」
「アハッ!」
見えないもので結ばれているお友達の真理亜とアリア。
「お友達がいるって、幸せよね。アリアちゃんが友達で良かった。」
「ありがとう。真理亜ちゃん。私も真理亜ちゃんがお友達で良かった。だって真理亜ちゃんのお宅でご飯が食べれる物。」
「そこかい!?」
一人暮らしのアリアはお隣の真理亜の家でご飯を一緒に食べさせてもらっている。
「アハッ!」
「アハッ!」
お友達はお友達に似る。
どんな時もお友達がいれば笑っていられるはず。
たった一人のお友達でも自分を強くしてくれる。
つづく。
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