〇〇少女ワールド 3

渋谷かな

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アハ教少女

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「私とお友達になって、アハ教に入教しよう! アハッ!」
 真理亜、お友達100万人キャンペーン実施中。
「このままではいけない! 何とかせねば!」
 お友達部に新入部員は来なかった。
「超能力と魔法を使うのはダメだよ。」
 しっかりと釘を刺すアリア。
「お友達部を宗教に例えよう! その名も・・・・・・アハ教!」
 唐突な真理亜の思いつき。
「まさか!? お友達部は、あの秘密結社! アハ教だったのか!?」
 ノリの良いアリア。それとも天然キャラか?
「お友達部でお友達を増やし、アハ教に入会させる。アハ教信者を増やして、世界中にお友達の笑顔の花を咲かせるのだ! アハッ!」
 これがアハ教の表の理念。
「本当はアハ教信者を増やして、入会金や会費を得て、ガッツリ設ける気です。」
「バレたか!?」
 これがアハ教の真理亜教祖の本音。
「何が何でもお友達を増やしてやる! そのためには布教活動だ!」
「おお! って具体的に何をやるの?」
 お友達を増やすためには宣伝活動をしなければいけない。
「政治家になる!」
「いや、私たちは高校生だから政治家になれません。」
「なら、生徒会長になる! 選挙公約は我が○○少女ワールド学園を、お友達の笑顔に溢れた学校にします! アハッ!」
 真理亜はアハ教の布教のために生徒会長に立候補することにした。
「受かるとは思えないけどね。」
 否定的なアリア。
「何もしないよりはましよ! 私は戦って死にたい!」
「おお! さすがアハ教の教祖様だ。言うことがカッコイイ。」
「アハッ!」
 そう、真理亜はお友達部の部長であり、アハ教の教祖になった。
「みんながお友達になれば、世界から戦争も無くなるわ! 世界には笑顔と笑い声が溢れるのよ! お友達の世界! なんて素敵な世界なのかしら! アハッ!」
 アハ教の理念は間違いではない。
「そうだ! アイドルにしよう!」
「アイドル!?」
 真理亜の唐突な思い付きである。
「私たちがアイドルになって、お友達を増やすの! そしてアハ教の信者を増やすのよ! アハッ!」
「私たちって・・・・・・私も勝手に含まれている!?」
 アイドル活動でアハ教の布教活動をするのである。
「これで絶対につながらない〇〇少女ワールドとアイドルをつなぐことが出来たわ! これでスマホのアイドルリズムゲーやCD、DVDの発売! 声優さんのコンサートに握手会もOK!」
 メディアミックスを創作でつなげた真理亜。
「夢はお友達で日本武道館ライブ! 5大ドームでアハ教のミサを行うわ!」
 真理亜の夢は果てしなく。
「表向きはお友達ライブ。裏はアハ教信者のミサ・・・・・・これじゃあ、隠れキリシタンみたいだ。」
 アリアはお友達部の分かりにくい二面性を皮肉っている。
「う~ん。お友達部にとって聖地は何処になるのかしら? 聖域のサンクチュアリ? それとも山梨のサティアン?」
「お友達がいる所が、私の聖地だ。真理亜ちゃんは私の聖地だよ。」
 アリアは真理亜を見てニッコリと微笑む。
「ありがとう。アリアちゃん。いいことを言うわね。さすがお友達部の副部長兼アハ教の副教祖。アハッ!」
「え!? 副教祖なんてポジションがあるの!?」
「アハッ!」
 笑って誤魔化す真理亜。
「アイドル活動の歌と踊りはタイキックと魔法で何とでもなるわね。」
「サイキックだよ、真理亜ちゃん。少しズレてるよ。」
「アハッ!」
 真理亜とアリアは仲の良いお友達。
 つづく。
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