61 / 70
お客様少女
しおりを挟む
「悲しみを蹴り飛ばす! 〇〇少女ワールド! お友達になろう! アハッ!」
真理亜、お友達1億人キャンペーン実施中!
「やばい!? 私にお友達がいない!? 悲しい・・・・・・。」
ウリアは追い詰められていた。
「コンビニオーナー少女として奮闘していた私のお友達といえば、日勤の真理亜とアリア、エリア。夜勤のイリアだけ・・・・・・。なんて私の人生は寂しいんだ!?」
幼くして両親をコンビニの24時間勤務で失ったウリアに友達はいなかった。
「んん!? 待てよ!? 真理亜ちゃんたちがお友達ということは、私の立場は真理亜ちゃんたちよりも上なのでは!? ・・・・・・いや、あの真理亜ちゃんたちが私の傘下に素直に入るとは思えない!? ええ~い!? 私はどうすればいい!?」
ウリアはコンビニで働きながら答えを探していた。
「一層のこと、今回得た火の力でコンビニを燃やしてしまえば、私は呪縛から解き放たれて自由に好きなことができるようになるかもしれない!?」
24時間営業の呪いから解き放たれるかもしれないウリア。
「いや! ダメだ! お父さんとお母さんが守った〇〇少女ワールド・コンビニを手放す訳にはいかない!」
ウリアは両親思いの良い奴だった。
「〇〇少女ワールドが世界的大ヒット作になったら、グッツの独占販売とライセンス契約でガッチリ儲けるんだ! 私は世界一のコンビニ女王になるのだ! アハッ!」
商売人ウリアの本音である。
「分かった。アハッ! って、人の欲望と野心なのね。アハッ!」
「アハッ! は人の夢と希望よ! お姉ちゃん! 少しズレてるよ! アハッ!」
いつものように真理亜と楓のアハ姉妹が現れた。
「出たな! 我がコンビニの労働者!」
「違うわ! 私は〇〇少女ワールド・コンビニのタイキック娘よ!」
「サイキック! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
〇〇少女ワールド・コンビニにご来店すると、カワイイ店員さんにお尻を蹴ってもらえるサービスが販売されるだろう。
「私のお友達がウリアちゃんで、アリアちゃんには魔法少女として、呪文少女のお友達たちが、ゾンビ少女だったイリアちゃんにはアンデットなどのお友達がいる。しかし! 毎日コンビニで忙しく働いているウリアちゃんにはお友達がいない!」
「うっ!? それは!?」
図星をつかれたウリアは言葉に困る。
「こんにちわ!」
その時、コンビニにお客がやって来た。
「ユウシャリアちゃん!」
「ん? どうしたの? ウリアちゃん。」
「ユウシャリア???」
「コンビニの常連のお客様なの。」
「私は勇者少女のユウシャリア。ウリアちゃんのお友達だよ! アハッ!」
「なんですと!?」
常連客はウリアのお友達だった。それに驚く真理亜。
「こんにちわ!」
あの時、新たなお客様がやって来た。
「マオウリアちゃん!」
「マオウリア!?」
「私もコンビニの常連客で、ウリアちゃんのお友達だよ! アハッ!」
「彼女は魔王少女のマオウリアちゃん。私のお友達なの。アハッ!」
「な、なんですと!?」
「こうなったら、コンビニにやってくるお客様は、全員私のお友達だ!」
ウリアは覚悟を決めた。
「バハムート少女のバハムートリアちゃん!」
「首無し少女のクビナシリアちゃん!」
「地域パトロールの巡回中のケイサツリアちゃん!」
「商品を配達してくれるハイタツリアちゃん!」
「商品を買わないでトイレだけ借りていくトイレリアちゃん!」
次々とお客様をお友達にしていくウリア。
「君も〇〇少女ワールド・コンビニにやって来て、私とお友達になろう! アハッ!」
ウリアのお友達キャンペーンの決めゼリフが炸裂する。
「ま、負けた・・・・・・私の読みが甘かったことを認めるわ。」
「やったー! 真理亜ちゃんに勝った! アハッ!」
撃沈する真理亜。
「だが、勘違いするなよ。おまえの力で勝ったのではないということだ。亡くなられたご両親と来店してくださるお客様のおかげで勝てたことを忘れるな。」
「お父さん! お母さん! お客様! ありがとう! ウリアは初心を忘れずに日々のお仕事をがんばります!」
新たに決意するウリアであった。
「なんて良い話だ!? このままでは面白くない!? 悲しい。」
あくまでも笑いを求める真理亜。
「たまにはいいじゃん! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
姉に呆れる妹の楓。
「ありがとう! 真理亜ちゃん! 私にも多くのお友達がいることに気づかせてくれて!」
「ウッ!? そ、そうよね。私とウリアちゃんはお友達だもんね。アハッ!」
結局中の良い真理亜とウリア。
「ということで店番をよろしくね。私は楓ちゃんと真理亜ちゃんの家に帰って、おいしいご飯をいただくから。」
「え!?」
「お姉ちゃん、しっかりアルバイトしてね。」
「楓!? おまえまで!? お姉ちゃんを見捨てないでくれー!?」
ウリアと楓は一度も振り返らずに去って行った。
「こうなったらチキンを上げまくって、食いつくしてやるぜ! なんだかおもしろくなってきたの! アハッ!」
普段通りの〇〇少女ワールド。
つづく。
真理亜、お友達1億人キャンペーン実施中!
「やばい!? 私にお友達がいない!? 悲しい・・・・・・。」
ウリアは追い詰められていた。
「コンビニオーナー少女として奮闘していた私のお友達といえば、日勤の真理亜とアリア、エリア。夜勤のイリアだけ・・・・・・。なんて私の人生は寂しいんだ!?」
幼くして両親をコンビニの24時間勤務で失ったウリアに友達はいなかった。
「んん!? 待てよ!? 真理亜ちゃんたちがお友達ということは、私の立場は真理亜ちゃんたちよりも上なのでは!? ・・・・・・いや、あの真理亜ちゃんたちが私の傘下に素直に入るとは思えない!? ええ~い!? 私はどうすればいい!?」
ウリアはコンビニで働きながら答えを探していた。
「一層のこと、今回得た火の力でコンビニを燃やしてしまえば、私は呪縛から解き放たれて自由に好きなことができるようになるかもしれない!?」
24時間営業の呪いから解き放たれるかもしれないウリア。
「いや! ダメだ! お父さんとお母さんが守った〇〇少女ワールド・コンビニを手放す訳にはいかない!」
ウリアは両親思いの良い奴だった。
「〇〇少女ワールドが世界的大ヒット作になったら、グッツの独占販売とライセンス契約でガッチリ儲けるんだ! 私は世界一のコンビニ女王になるのだ! アハッ!」
商売人ウリアの本音である。
「分かった。アハッ! って、人の欲望と野心なのね。アハッ!」
「アハッ! は人の夢と希望よ! お姉ちゃん! 少しズレてるよ! アハッ!」
いつものように真理亜と楓のアハ姉妹が現れた。
「出たな! 我がコンビニの労働者!」
「違うわ! 私は〇〇少女ワールド・コンビニのタイキック娘よ!」
「サイキック! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
〇〇少女ワールド・コンビニにご来店すると、カワイイ店員さんにお尻を蹴ってもらえるサービスが販売されるだろう。
「私のお友達がウリアちゃんで、アリアちゃんには魔法少女として、呪文少女のお友達たちが、ゾンビ少女だったイリアちゃんにはアンデットなどのお友達がいる。しかし! 毎日コンビニで忙しく働いているウリアちゃんにはお友達がいない!」
「うっ!? それは!?」
図星をつかれたウリアは言葉に困る。
「こんにちわ!」
その時、コンビニにお客がやって来た。
「ユウシャリアちゃん!」
「ん? どうしたの? ウリアちゃん。」
「ユウシャリア???」
「コンビニの常連のお客様なの。」
「私は勇者少女のユウシャリア。ウリアちゃんのお友達だよ! アハッ!」
「なんですと!?」
常連客はウリアのお友達だった。それに驚く真理亜。
「こんにちわ!」
あの時、新たなお客様がやって来た。
「マオウリアちゃん!」
「マオウリア!?」
「私もコンビニの常連客で、ウリアちゃんのお友達だよ! アハッ!」
「彼女は魔王少女のマオウリアちゃん。私のお友達なの。アハッ!」
「な、なんですと!?」
「こうなったら、コンビニにやってくるお客様は、全員私のお友達だ!」
ウリアは覚悟を決めた。
「バハムート少女のバハムートリアちゃん!」
「首無し少女のクビナシリアちゃん!」
「地域パトロールの巡回中のケイサツリアちゃん!」
「商品を配達してくれるハイタツリアちゃん!」
「商品を買わないでトイレだけ借りていくトイレリアちゃん!」
次々とお客様をお友達にしていくウリア。
「君も〇〇少女ワールド・コンビニにやって来て、私とお友達になろう! アハッ!」
ウリアのお友達キャンペーンの決めゼリフが炸裂する。
「ま、負けた・・・・・・私の読みが甘かったことを認めるわ。」
「やったー! 真理亜ちゃんに勝った! アハッ!」
撃沈する真理亜。
「だが、勘違いするなよ。おまえの力で勝ったのではないということだ。亡くなられたご両親と来店してくださるお客様のおかげで勝てたことを忘れるな。」
「お父さん! お母さん! お客様! ありがとう! ウリアは初心を忘れずに日々のお仕事をがんばります!」
新たに決意するウリアであった。
「なんて良い話だ!? このままでは面白くない!? 悲しい。」
あくまでも笑いを求める真理亜。
「たまにはいいじゃん! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
姉に呆れる妹の楓。
「ありがとう! 真理亜ちゃん! 私にも多くのお友達がいることに気づかせてくれて!」
「ウッ!? そ、そうよね。私とウリアちゃんはお友達だもんね。アハッ!」
結局中の良い真理亜とウリア。
「ということで店番をよろしくね。私は楓ちゃんと真理亜ちゃんの家に帰って、おいしいご飯をいただくから。」
「え!?」
「お姉ちゃん、しっかりアルバイトしてね。」
「楓!? おまえまで!? お姉ちゃんを見捨てないでくれー!?」
ウリアと楓は一度も振り返らずに去って行った。
「こうなったらチキンを上げまくって、食いつくしてやるぜ! なんだかおもしろくなってきたの! アハッ!」
普段通りの〇〇少女ワールド。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
Husband's secret (夫の秘密)
設楽理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる