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「300対0! 試合終了!」
これはバスケットボールの話である。
「いや~、さすがカロヤカさん。スリーポイントシュートを100本放って、100本とも入れるんだから。ニコッ。」
今日のカロヤカさんは、バスケットボールを楽しんだ。
「笑は、何にもしなかったね。」
「楽できて良かった。カロヤカさんと同じチームだと、敗者の罰ゲームは無いね。ニコッ。あ!? カバンを忘れてきちゃった!? とって来なくっちゃ!? 先に行ってて!?」
「言われなくても行きます。」
カロヤカさんの友達、越後屋笑はドジっ子である。
「奇跡だ! スリーポイントシュートを100本放って、100本とも入れる! この無茶苦茶な設定は、歴代のバスケットボール漫画スラムダン〇や黒子のバス〇を超えた!」
「大蛇は、うるさい。」
「きっと、今頃、NBAからスカウトの電話が職員室で鳴り響いているはずだ!」
「確かに、以前、野球をやった時は、メジャーリーグからスカウトされたわね。サッカーの時は、イタリアのセリアAからも誘われたわ。」
「すごい! カロヤカさんこそ、スーパースターだ! 生きる伝説だ!」
「恥ずかしから、静かにして。」
カロヤカさんの友達、小田急大蛇は、ミーハーだった。
「でも確かに、どこかの部活動に入部しない限り、ずっと全部活動から追いかけられるのよね。」
追われるカロヤカさんは、心身ともに疲れ切っていた。
「とりあえず仮入部でもしてみるか。」
カロヤカさんは、仮入部することに決めた。
「すいません。仮入部したいんですが?」
カロヤカさんは、水泳部に仮入部しようとした。
「なに!? あのカロヤカさんが、我が水泳部に来てくれただと!?」
「カロヤカさんだ! カロヤカさんだ!?」
「本物だ! 伝説のスイマー! カロヤカさんだ!」
「100メートルを4秒で泳ぐという、カロヤカさんだ!」
水泳部の部員たちは慌てふためいた。
「おいおい? 私は人間か?」
呆れて泳ぐ気の無くなるカロヤカさん。
「工事開始!」
「おお!」
プールに建設現場の作業員たちが大量に入って来て、プールを改修していく。
「できた! 完成だ!」
「すごい! 新品みたいだ!」
「カロヤカさんが泳ぐんだ! 観客席とテレビ中継用のブースも必要だろうが! これで我が水泳部の世界制覇は決まったようなものだ! ワッハッハー!」
水泳部の部長は高笑いする。
「すいません。仮入部を辞めます。」
「え? なにー!? 辞めないでー!? カロヤカさん!?」
カロヤカさんは、水泳部のプールから去って行った。
「工事開始!」
「おお!」
建設現場の作業員たちが、客席を撤去し、元通りのぼろいプールに戻していく。
「失礼しました。」
建設現場の作業員たちは去って行った。
「そんなバカな。ガクッ。」
水泳部は再起不能なまでに落ち込んだ。
「私は、仮入部すらできないのか?」
カロヤカさんの高すぎる戦闘能力は、各部署に影響が強すぎた。
「すいません。軽音部って、仮入部できますか?」
「カロヤカさん!? やったー! これで日本武道館のライブは決まりだ!」
「そうなんだ。」
カロヤカさんは軽音部を辞めた。
「すいません。柔道部って、仮入部できますか?」
「カロヤカさんだと!? おお! これで世界柔道も金メダル確定だ!」
「全日本じゃないんだ。」
カロヤカさんは柔道部を辞めた。
「何かが違うんだよね。」
カロヤカさんは、何をやっても簡単にできてしまうので、面白いと思えなかった。
「はあ。」
カロヤカさんは、ため息をついていた。
「どうしたの? カロヤカさん。」
「どこかに私が入部しても、大事件にならない部活動は無いかな?」
「無理。だってカロヤカさんは、スーパースターだもの。ニコッ。」
笑は、原因はカロヤカさんにあると言う。
「これなんかどう?」
その時、大蛇が一枚の勧誘のチラシをカロヤカさんに渡す。
「ラノベ愛好会? 部員2人だけで静か! 平和に学園生活を送りたい方! お待ちしております! これだ! 私でも入部できる部活動!」
カロヤカさんは、ラノベ愛好会に入部しようと思った。
「カロヤカさんが行くなら、私も行く。」
「ていうか、カロヤカさん部を作った方が早いんじゃない?」
ごもっともな意見である。
「すいません。ラノベ愛好会に入部したいんですが?」
カロヤカさんたちは、ラノベ愛好会にやって来た。
「うわああああああああー!?」
その時、中から女の叫び声が聞こえてきた。
「ここもダメか!?」
カロヤカさんに一抹の不安が宿る。
「久々に、ネット小説投稿サイトの自分の作品のアクセス数をチェックしたら、1万アクセスを超えている作品があったー! わ~い! わ~い! うれしいなったら嬉しいな!」
ラノベ愛好会の会長、春夏冬天が自分の投稿した作品のアクセス数が飛躍的に伸びていて発狂して喜んでいた。
「怖いよ!? カロヤカさん!?」
「ここはやめといた方がいいと思うわ!?」
笑と大蛇は、ラノベ愛好会に危険な香りを感じていた。
「ごめんなさいね。天は、時々、壊れるから。」
宇賀神麗がすかさずフォローを入れる。
「なんなんの!? この人たちは!? 私が来たのに反応がない!? スーパースターの私が来たのに!?」
カロヤカさんは、今までの部活と違う、天と麗の普通な態度に衝撃を受けていた。
「気に入った! 私、ラノベ愛好会に入部します!」
ついにカロヤカさんの入部する部活動が決まった。
つづく。
これはバスケットボールの話である。
「いや~、さすがカロヤカさん。スリーポイントシュートを100本放って、100本とも入れるんだから。ニコッ。」
今日のカロヤカさんは、バスケットボールを楽しんだ。
「笑は、何にもしなかったね。」
「楽できて良かった。カロヤカさんと同じチームだと、敗者の罰ゲームは無いね。ニコッ。あ!? カバンを忘れてきちゃった!? とって来なくっちゃ!? 先に行ってて!?」
「言われなくても行きます。」
カロヤカさんの友達、越後屋笑はドジっ子である。
「奇跡だ! スリーポイントシュートを100本放って、100本とも入れる! この無茶苦茶な設定は、歴代のバスケットボール漫画スラムダン〇や黒子のバス〇を超えた!」
「大蛇は、うるさい。」
「きっと、今頃、NBAからスカウトの電話が職員室で鳴り響いているはずだ!」
「確かに、以前、野球をやった時は、メジャーリーグからスカウトされたわね。サッカーの時は、イタリアのセリアAからも誘われたわ。」
「すごい! カロヤカさんこそ、スーパースターだ! 生きる伝説だ!」
「恥ずかしから、静かにして。」
カロヤカさんの友達、小田急大蛇は、ミーハーだった。
「でも確かに、どこかの部活動に入部しない限り、ずっと全部活動から追いかけられるのよね。」
追われるカロヤカさんは、心身ともに疲れ切っていた。
「とりあえず仮入部でもしてみるか。」
カロヤカさんは、仮入部することに決めた。
「すいません。仮入部したいんですが?」
カロヤカさんは、水泳部に仮入部しようとした。
「なに!? あのカロヤカさんが、我が水泳部に来てくれただと!?」
「カロヤカさんだ! カロヤカさんだ!?」
「本物だ! 伝説のスイマー! カロヤカさんだ!」
「100メートルを4秒で泳ぐという、カロヤカさんだ!」
水泳部の部員たちは慌てふためいた。
「おいおい? 私は人間か?」
呆れて泳ぐ気の無くなるカロヤカさん。
「工事開始!」
「おお!」
プールに建設現場の作業員たちが大量に入って来て、プールを改修していく。
「できた! 完成だ!」
「すごい! 新品みたいだ!」
「カロヤカさんが泳ぐんだ! 観客席とテレビ中継用のブースも必要だろうが! これで我が水泳部の世界制覇は決まったようなものだ! ワッハッハー!」
水泳部の部長は高笑いする。
「すいません。仮入部を辞めます。」
「え? なにー!? 辞めないでー!? カロヤカさん!?」
カロヤカさんは、水泳部のプールから去って行った。
「工事開始!」
「おお!」
建設現場の作業員たちが、客席を撤去し、元通りのぼろいプールに戻していく。
「失礼しました。」
建設現場の作業員たちは去って行った。
「そんなバカな。ガクッ。」
水泳部は再起不能なまでに落ち込んだ。
「私は、仮入部すらできないのか?」
カロヤカさんの高すぎる戦闘能力は、各部署に影響が強すぎた。
「すいません。軽音部って、仮入部できますか?」
「カロヤカさん!? やったー! これで日本武道館のライブは決まりだ!」
「そうなんだ。」
カロヤカさんは軽音部を辞めた。
「すいません。柔道部って、仮入部できますか?」
「カロヤカさんだと!? おお! これで世界柔道も金メダル確定だ!」
「全日本じゃないんだ。」
カロヤカさんは柔道部を辞めた。
「何かが違うんだよね。」
カロヤカさんは、何をやっても簡単にできてしまうので、面白いと思えなかった。
「はあ。」
カロヤカさんは、ため息をついていた。
「どうしたの? カロヤカさん。」
「どこかに私が入部しても、大事件にならない部活動は無いかな?」
「無理。だってカロヤカさんは、スーパースターだもの。ニコッ。」
笑は、原因はカロヤカさんにあると言う。
「これなんかどう?」
その時、大蛇が一枚の勧誘のチラシをカロヤカさんに渡す。
「ラノベ愛好会? 部員2人だけで静か! 平和に学園生活を送りたい方! お待ちしております! これだ! 私でも入部できる部活動!」
カロヤカさんは、ラノベ愛好会に入部しようと思った。
「カロヤカさんが行くなら、私も行く。」
「ていうか、カロヤカさん部を作った方が早いんじゃない?」
ごもっともな意見である。
「すいません。ラノベ愛好会に入部したいんですが?」
カロヤカさんたちは、ラノベ愛好会にやって来た。
「うわああああああああー!?」
その時、中から女の叫び声が聞こえてきた。
「ここもダメか!?」
カロヤカさんに一抹の不安が宿る。
「久々に、ネット小説投稿サイトの自分の作品のアクセス数をチェックしたら、1万アクセスを超えている作品があったー! わ~い! わ~い! うれしいなったら嬉しいな!」
ラノベ愛好会の会長、春夏冬天が自分の投稿した作品のアクセス数が飛躍的に伸びていて発狂して喜んでいた。
「怖いよ!? カロヤカさん!?」
「ここはやめといた方がいいと思うわ!?」
笑と大蛇は、ラノベ愛好会に危険な香りを感じていた。
「ごめんなさいね。天は、時々、壊れるから。」
宇賀神麗がすかさずフォローを入れる。
「なんなんの!? この人たちは!? 私が来たのに反応がない!? スーパースターの私が来たのに!?」
カロヤカさんは、今までの部活と違う、天と麗の普通な態度に衝撃を受けていた。
「気に入った! 私、ラノベ愛好会に入部します!」
ついにカロヤカさんの入部する部活動が決まった。
つづく。
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