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7話
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「どうもです。」
セレブ歯科医師の美代先生が、アイドルをプロデュースするので、発表会が行われようとしていた。大人気の美代先生の登場に、マスコミは殺到した。
「それでは、新アイドルを発表します! 野菜防衛隊です!」
綾と愉快な仲間たちが現れる。カメラのフラッシュがバシバシ光る。
「美代先生、歯科医師なのに、今回は、どうして、アイドルをプロデュースしようと思ったんですか?」
「歯の健康と食事のバランスを考え、もっと野菜を食べてほしいと思いました。」
「さすが、歯科医師としての視点ですね。」
美代先生は、セレブ歯科医師の肩書だけでなく、政財界だけでなく、視聴率嬢王の名の下に、芸能界も思いのままにすることができた。
「いわゆる一つの、どうもです。」
そんな調子に乗っている美代先生に、痛い目にあえばいい、と思っている女とパンダがいた。
「先生は、綾ちゃんには、頭が上がらないんだから。ねえ~パンパン。」
「キュルキュル。」
発表会の受付をさせられている、助手のみなみちゃんとペットのパンパンである。
「うちの病院に患者さんが来てくれるのも、綾ちゃんのおかげなんだけど。」
この物語は、かなり調子に乗っている歯科医師がセレブの生活を手にれるまでの、最強の助手とパンダの心温まる、サクセスストーリーである。
「おはようございます!」
綾が学校をサボって、美代歯科医院にやってきた。
「綾ちゃん、おはよう。」
受付で助手が応対する。
「みなみちゃん、綾以外、お客さんがいないけど、大丈夫?」
綾は、誰もいない待合室を見て、病院を心配する。
「うちは行列ができるくらい大人気よ。3年先の予約まで埋まっているのよ。」
「3年先!? いったい何が!?」
美代歯科医院は、あの細菌娘、綾ちゃんの虫歯を治せた、奇跡の病院として、口コミであっという間に評判が広がった。
「これも、綾ちゃんのおかげよ。」
「私!? 私は何もしてないよ!?」
知らないのは綾、本人だけである。
「キュルキュル。」
「パンダ!? どうして日本に!?」
綾は、病院を自由に、コロコロ転がる、助手のペットのパンダに目が留まる。
「中国の国家主席にもらったの。」
「ええ!? どんな病院だよ!?」
綾が1週間、美代歯科医院に来ない間に、美代歯科医院は、かなり変わっていた。
「綾ちゃんこそ、あれから虫歯を作ってないでしょうね?」
「バカにするな! 私だって、1週間で虫歯は作れないわ!」
綾は、開業初日にずっと美代歯科医院にいたので、助手とも仲がいい。
「診察室で待っててね。先生を呼んでくるから。」
「は~い。」
助手は、美代先生を呼びに行った。
「先生、綾ちゃんが来まし・・・先生、何をやっているんですか?」
「悪霊退散の祈祷だよ?」
美代先生は、白い白衣で、お祓いをしていた。それを見て、助手は呆れる。
「ついに決戦の時がやってきた!?」
美代先生は、綾と戦う時がきた。
「私がセレブ生活を手に入れるために、乗り越えなければいけない壁! それは細菌娘だ! きっと悪魔の手下に違いない!?」
美代先生は、自分に気合を入れる。1週間ぶりの綾との再会に鬼気迫る。
「なら先生、戦いに行きましょう。」
「嫌だ!? 死にたくない!?」
助手は、美代先生の首根っこを掴み、診察室まで引きずっていく。
「美代ちゃん、久しぶり。」
綾は、美代先生のことを、親しみを込めて、美代ちゃんと呼ぶ。
「綾ちゃん、美代ちゃんはやめてくれるかな?」
さすがの美代先生も、ちゃんで呼ばれるのは、恥ずかしい。
「いいじゃん、私は、お客さまだもん。」
「そうきたか!?」
美代先生は経営者なので、雇っている助手のみなみちゃんには強い。
「ダメなら、保険料の不正請求をしていますって、厚生労働省に密告するよ? それでもいい?」
しかし、お客さまの綾に対して、経営者の美代先生は弱かったのだ。
「美代ちゃん! ちょうど、美代ちゃんって、呼ばれたいと思っていたんだ! 美代ちゃんって、好きなだけ、呼んでいいよ! あはははは・・・。」
美代先生は、本能的に綾には勝てないと思った。
「先生も綾ちゃんも仲がいいんだから。」
「キュルキュル。」
助手とパンダには、美代先生と綾が仲良しに見えた。
「綾ちゃん、口を開けてください。歯の様子を見ますね。」
「あ~ん。」
美代先生が、既にお疲れモードなので、助手が綾の口の中を見る。
「・・・。」
助手は、絶句して言葉を失った。
「綾ちゃん、1週間では、虫歯は作れないって、言ってたよね?」
助手の周りには、殺意のオーラが見えた。
「ええ!?」
綾は、助手の怖い顔を見てビビる。
「なんで、1週間で、虫歯ランドが建設されているのよ!?」
みなみちゃんは、激怒していた。綾ちゃんの口の中に、バイキンのワンダーランド、虫歯ランド遊園地が、わずか1週間で建設され開業し、バイキンが楽しそうに遊んでいる。
「うわ!? 本当だ!? ジェットコースターに、観覧車まである!?」
美代先生も綾の口の中を覗き込んだ。
「本当だ!? バイキンさんたち、楽しそうで良かったね。」
綾も初めて、自分の口の中に遊園地があることを知る。
「良くないでしょ! 良くないでしょ!」
「ごめんなさい!」
助手は、綾のほっぺたを両手で摘み、ほっぺたをつねって、綾の反省を促す。
「おお、こわ。それじゃあ、みなみちゃん、後よろしく。」
そう言うと、美代先生は、診察室から、逃亡した。
「もう、先生ったら・・・。」
「キュルキュル。」
パンダも美代先生に呆れている。
「仕方がない、綾ちゃんの虫歯ランドも、私がきれいにします。わたしにきれいにできない虫歯はない!」
助手は、気持ちを切り替えて、虫歯と戦う。
「みなみ、いきます!」
助手と虫歯ランドのバイキンとの戦いが始まった。
(ジェットコースターは、ポッキーかい!? 脱線しろ!)
(観覧車は、ポテトチャップス!? 滑落せよ!)
(チョコレートで歯をコーティングしている!? 溶けちまえ!)
助手の想像を絶する戦いが繰り広げられる。
(本当におやつばっかりだな? そっちがその気なら、こっちだって・・・。)
綾の口の中には、おやつだらけだった。
「歯をフッ素コーティングしてやる!」
歯科モノなのに、ほぼ必殺技である。助手のクリーニング技術が、キレキレで素晴らしかった。
「終わった。今日も際どい勝利だったわ。」
助手は、綾の口の中にできた虫歯ランドをきれいに破壊した。さらに真っ白にして、フッ素コーティングまでしたのだ。
「これで、虫歯も繁殖できないはず。ハハハハハ!」
「キュルキュル!」
助手とパンダは、胸を張って高笑いをした。
「先生を呼んできますね。」
助手は、診察室を後にした。
「先生、綾ちゃんのクリーニングが終わ・・・。」
助手が、休憩室にやって来ると、美代先生は、天井からロープを吊るして、首をロープに入れようか、止めようかと悩んでいた。
「止めてくれるな! みなみちゃん! 私には、もう、こうするしかないんだ!」
「死ねよ。」
「止めてよ!? みなみちゃん!?」
「嫌です。」
助手は、もう先生には冷たかった。
「綾ちゃんが待ってますよ!」
「ギャア!?」
助手は、美代先生を休憩室の外に投げ捨てた。冷たい目で先生を睨み、ドアをバンっと閉めた。
「ああ!? あんまりだ!? ひどすぎる!?」
美代先生は、駄々っ子のようだった。諦めて、診察室に向かった。
「次回は、一週間後ですね。」
助手は、綾の次の予約を取る。
「美代ちゃん、みなみちゃんが怖いんだ!?」
「そうそう、雇ってあげてる私まで、いじめるんだよ!?」
美代先生と綾は、変なことで気持ちを共有していた。
「はあ・・・。」
助手は、呆れてため息をつく。助手を心配して、パンダがやって来る。
「キュルキュル。」
「私を癒してくれるのは、パンパンだけだよ。」
みなみちゃんは、パンパンを抱きしめて、自分を癒すのであった。
「私は、医者だぞ! 医者!」
「美代ちゃんは偉いんだぞ!」
美代先生と綾は、2人で助手に抵抗しようとする。
「はあ・・・帰りしに、パンパンの好きな笹を買って帰ろうね。」
「キュルキュル。」
助手は、2人を相手にしなかった。
つづく。
セレブ歯科医師の美代先生が、アイドルをプロデュースするので、発表会が行われようとしていた。大人気の美代先生の登場に、マスコミは殺到した。
「それでは、新アイドルを発表します! 野菜防衛隊です!」
綾と愉快な仲間たちが現れる。カメラのフラッシュがバシバシ光る。
「美代先生、歯科医師なのに、今回は、どうして、アイドルをプロデュースしようと思ったんですか?」
「歯の健康と食事のバランスを考え、もっと野菜を食べてほしいと思いました。」
「さすが、歯科医師としての視点ですね。」
美代先生は、セレブ歯科医師の肩書だけでなく、政財界だけでなく、視聴率嬢王の名の下に、芸能界も思いのままにすることができた。
「いわゆる一つの、どうもです。」
そんな調子に乗っている美代先生に、痛い目にあえばいい、と思っている女とパンダがいた。
「先生は、綾ちゃんには、頭が上がらないんだから。ねえ~パンパン。」
「キュルキュル。」
発表会の受付をさせられている、助手のみなみちゃんとペットのパンパンである。
「うちの病院に患者さんが来てくれるのも、綾ちゃんのおかげなんだけど。」
この物語は、かなり調子に乗っている歯科医師がセレブの生活を手にれるまでの、最強の助手とパンダの心温まる、サクセスストーリーである。
「おはようございます!」
綾が学校をサボって、美代歯科医院にやってきた。
「綾ちゃん、おはよう。」
受付で助手が応対する。
「みなみちゃん、綾以外、お客さんがいないけど、大丈夫?」
綾は、誰もいない待合室を見て、病院を心配する。
「うちは行列ができるくらい大人気よ。3年先の予約まで埋まっているのよ。」
「3年先!? いったい何が!?」
美代歯科医院は、あの細菌娘、綾ちゃんの虫歯を治せた、奇跡の病院として、口コミであっという間に評判が広がった。
「これも、綾ちゃんのおかげよ。」
「私!? 私は何もしてないよ!?」
知らないのは綾、本人だけである。
「キュルキュル。」
「パンダ!? どうして日本に!?」
綾は、病院を自由に、コロコロ転がる、助手のペットのパンダに目が留まる。
「中国の国家主席にもらったの。」
「ええ!? どんな病院だよ!?」
綾が1週間、美代歯科医院に来ない間に、美代歯科医院は、かなり変わっていた。
「綾ちゃんこそ、あれから虫歯を作ってないでしょうね?」
「バカにするな! 私だって、1週間で虫歯は作れないわ!」
綾は、開業初日にずっと美代歯科医院にいたので、助手とも仲がいい。
「診察室で待っててね。先生を呼んでくるから。」
「は~い。」
助手は、美代先生を呼びに行った。
「先生、綾ちゃんが来まし・・・先生、何をやっているんですか?」
「悪霊退散の祈祷だよ?」
美代先生は、白い白衣で、お祓いをしていた。それを見て、助手は呆れる。
「ついに決戦の時がやってきた!?」
美代先生は、綾と戦う時がきた。
「私がセレブ生活を手に入れるために、乗り越えなければいけない壁! それは細菌娘だ! きっと悪魔の手下に違いない!?」
美代先生は、自分に気合を入れる。1週間ぶりの綾との再会に鬼気迫る。
「なら先生、戦いに行きましょう。」
「嫌だ!? 死にたくない!?」
助手は、美代先生の首根っこを掴み、診察室まで引きずっていく。
「美代ちゃん、久しぶり。」
綾は、美代先生のことを、親しみを込めて、美代ちゃんと呼ぶ。
「綾ちゃん、美代ちゃんはやめてくれるかな?」
さすがの美代先生も、ちゃんで呼ばれるのは、恥ずかしい。
「いいじゃん、私は、お客さまだもん。」
「そうきたか!?」
美代先生は経営者なので、雇っている助手のみなみちゃんには強い。
「ダメなら、保険料の不正請求をしていますって、厚生労働省に密告するよ? それでもいい?」
しかし、お客さまの綾に対して、経営者の美代先生は弱かったのだ。
「美代ちゃん! ちょうど、美代ちゃんって、呼ばれたいと思っていたんだ! 美代ちゃんって、好きなだけ、呼んでいいよ! あはははは・・・。」
美代先生は、本能的に綾には勝てないと思った。
「先生も綾ちゃんも仲がいいんだから。」
「キュルキュル。」
助手とパンダには、美代先生と綾が仲良しに見えた。
「綾ちゃん、口を開けてください。歯の様子を見ますね。」
「あ~ん。」
美代先生が、既にお疲れモードなので、助手が綾の口の中を見る。
「・・・。」
助手は、絶句して言葉を失った。
「綾ちゃん、1週間では、虫歯は作れないって、言ってたよね?」
助手の周りには、殺意のオーラが見えた。
「ええ!?」
綾は、助手の怖い顔を見てビビる。
「なんで、1週間で、虫歯ランドが建設されているのよ!?」
みなみちゃんは、激怒していた。綾ちゃんの口の中に、バイキンのワンダーランド、虫歯ランド遊園地が、わずか1週間で建設され開業し、バイキンが楽しそうに遊んでいる。
「うわ!? 本当だ!? ジェットコースターに、観覧車まである!?」
美代先生も綾の口の中を覗き込んだ。
「本当だ!? バイキンさんたち、楽しそうで良かったね。」
綾も初めて、自分の口の中に遊園地があることを知る。
「良くないでしょ! 良くないでしょ!」
「ごめんなさい!」
助手は、綾のほっぺたを両手で摘み、ほっぺたをつねって、綾の反省を促す。
「おお、こわ。それじゃあ、みなみちゃん、後よろしく。」
そう言うと、美代先生は、診察室から、逃亡した。
「もう、先生ったら・・・。」
「キュルキュル。」
パンダも美代先生に呆れている。
「仕方がない、綾ちゃんの虫歯ランドも、私がきれいにします。わたしにきれいにできない虫歯はない!」
助手は、気持ちを切り替えて、虫歯と戦う。
「みなみ、いきます!」
助手と虫歯ランドのバイキンとの戦いが始まった。
(ジェットコースターは、ポッキーかい!? 脱線しろ!)
(観覧車は、ポテトチャップス!? 滑落せよ!)
(チョコレートで歯をコーティングしている!? 溶けちまえ!)
助手の想像を絶する戦いが繰り広げられる。
(本当におやつばっかりだな? そっちがその気なら、こっちだって・・・。)
綾の口の中には、おやつだらけだった。
「歯をフッ素コーティングしてやる!」
歯科モノなのに、ほぼ必殺技である。助手のクリーニング技術が、キレキレで素晴らしかった。
「終わった。今日も際どい勝利だったわ。」
助手は、綾の口の中にできた虫歯ランドをきれいに破壊した。さらに真っ白にして、フッ素コーティングまでしたのだ。
「これで、虫歯も繁殖できないはず。ハハハハハ!」
「キュルキュル!」
助手とパンダは、胸を張って高笑いをした。
「先生を呼んできますね。」
助手は、診察室を後にした。
「先生、綾ちゃんのクリーニングが終わ・・・。」
助手が、休憩室にやって来ると、美代先生は、天井からロープを吊るして、首をロープに入れようか、止めようかと悩んでいた。
「止めてくれるな! みなみちゃん! 私には、もう、こうするしかないんだ!」
「死ねよ。」
「止めてよ!? みなみちゃん!?」
「嫌です。」
助手は、もう先生には冷たかった。
「綾ちゃんが待ってますよ!」
「ギャア!?」
助手は、美代先生を休憩室の外に投げ捨てた。冷たい目で先生を睨み、ドアをバンっと閉めた。
「ああ!? あんまりだ!? ひどすぎる!?」
美代先生は、駄々っ子のようだった。諦めて、診察室に向かった。
「次回は、一週間後ですね。」
助手は、綾の次の予約を取る。
「美代ちゃん、みなみちゃんが怖いんだ!?」
「そうそう、雇ってあげてる私まで、いじめるんだよ!?」
美代先生と綾は、変なことで気持ちを共有していた。
「はあ・・・。」
助手は、呆れてため息をつく。助手を心配して、パンダがやって来る。
「キュルキュル。」
「私を癒してくれるのは、パンパンだけだよ。」
みなみちゃんは、パンパンを抱きしめて、自分を癒すのであった。
「私は、医者だぞ! 医者!」
「美代ちゃんは偉いんだぞ!」
美代先生と綾は、2人で助手に抵抗しようとする。
「はあ・・・帰りしに、パンパンの好きな笹を買って帰ろうね。」
「キュルキュル。」
助手は、2人を相手にしなかった。
つづく。
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