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「もう、虫歯菌パンデミックの伏線を張ってある!?」
美代先生は11話を読んだ。今までからのこれからを、よく、こんな内容で膨らまして書いていると感心する。
「奇跡ってやつですね。」
「キュル。」
個人的には悪くない。ただ一般大衆ウケするかといえば、ラノベ的で検討するレベルだろう。アニメ化してコケる深夜アニメより、実写ドラマにした方が、まだお仕事系なので、良いかもしれない。
「それにしても、歯垢染色剤だの、サメの歯方式だの、チョコチキンだの、写真だの、いろいろと考え付くものだな。」
「感心しますね。」
「キュル。」
呆れてモノが言えない歯科医師と歯科助手とパンダ。
「でも、これだけの発想ができる人だから、我々の話が続いているんだろう。感謝しよう。」
「ありがとうございます。」
「キュル。」
会社も同じで、どこかで止めれば終わりである。何かを続けるということは、それだけで偉いのである。たぶん。
「それにしても綾ママは世界を破滅に導く魔女だったんだね。」
「虫歯菌の発生源ですからね。おかずおやつなんてレシピを世界にバラまかないで欲しいです。」
「キュル。」
「まったくだ。」
納得する歯科医師と歯科助手とパンダ。それにしても世界を破滅に導く魔女とか、異世界ファンタジー作品好きには、こうも肩書好きが多いんだろう。
「真面目にお仕事してる!?」
美代先生は12話を読んだ。みなみちゃんの同僚、東西北さんの3人が登場している。今時らしく、利己的で陰険でいじめっ子であった。
「ラノベには珍しい大人の内容ですね。みなみ、年下オチビといじめられてますよ!?」
「キュル。」
みなみちゃんも社会人として人間関係は悩む。
「それにしても、大学病院の婦長のおばちゃんは強いな。」
「そうですね。誰も歯向かえませんからね。」
「キュル。」
「おばちゃん、名前は無いのか?」
「おばちゃんはおばちゃんで最強ですからね。」
「キュル。」
最強の大学病院の婦長は大学病院の入り口で案内係をしていることが多い。入り口に若いお姉さんでなく、長年、働いてきた優しいおばちゃんを置いていて、適切に案内してくれる、手続きまでしてくれるおばちゃんがいる大学病院が1番良い病院である。まあ、医者の腕まで保証はしない。
「安倍景子出てきたな。怖い!?」
「シークレットライセンスも良し悪しですね。」
「キュル。」
日本政府公認も歯科助手も歯科の治療が許されるシークレットライセンス。国家機密のため、安倍景子の在籍している日本秘密庁が管理している。シークレットライセンスを破損するものならば、即座に黒服の怖い人たちが駆け付けて来るのである。
「この辺りから、私のラーメン色が強くなってるな。」
「1日1話更新用でネタで、みなみを更新していた時期がありましたからね。」
「キュル。」
「なんだか、過ぎた時間が全て懐かしいわ。」
「なんか最終回みたいですね。」
「キュル。」
「え? 違うの?」
「違いますよ!? 終わったら、みなみはどうやって家賃を払っていくんですか!? パンパンを売り飛ばしてお金を作れと言うんですか!?」
「キュル!? キュルキュル!?」
慌てふためく歯科助手とパンダ。
「そんな・・・大袈裟な・・・。」
まだまだ、最強の歯科助手みなみちゃんはつづく・・・だろう。
「出た!? 虫歯パンデミックは13話だったのか!?」
遂に見つけた。見つけてしまった。虫歯パンデミック。読むのも大変なので明日にしよう。出勤か・・・仕事って、疲れるから嫌だな。このライトな物語は、グダグダした作者によって書かれています。明日への活力というより、みんな仕事は大変ね、という共感の方が強い作品になってしまったかもしれない。
「8300字あるのに前後半かい!?」
美代先生は13話を読んだ。長いと思っていたが、読んでみると、すぐに読み終わった。売れない苦痛な小説の書き方をしていないからだろう。ライトに読めることは大切である。
「それにしても全体的に説明チックで、みなみなのに盛り上がりにかけますね。」
「キュル。」
おっと、主人公のみなみちゃんからクレームである。
「それは仕方がないよ。虫歯パンデミックは、みなみちゃん1の最終話で書いた古い過去作だから、今みたいに、戦闘や出来事などの盛り上がりを要所要所に持ち込んでいる訳ではないからね。」
「作者を眠らせないで働かせて、手直しさせましょうか?」
「ブラック企業発言は止めてよ。」
「残念。」
「キュル。」
現実社会はブラック企業ばかりなので別にいいじゃないかと思う歯科助手とパンダ。
「にしても、13話を読んだら、この話が終わると思ったんだけど、まったく書けないね。」
「物事は予定通りにいきませんからね。」
「キュル。」
みなみちゃんにしてはまともなことを言うのを意外だと思った美代先生。
「こういう時は、出前でも取って休憩しましょう。」
「それが狙いか!?」
やっぱり転んでも、みなみちゃんはみなみちゃんだと思った。すかさず電話をかける歯科助手。
「渋谷軒ですか? ラーメン大盛りを2つお願いします。パンパンに笹ラーメンも1つ。サービスで餃子にチャーハン、チャーシュー、もやし、ネギもつけてくれても構いませんよ。」
「キュルキュル。」
「おまえらはヤクザか!?」
平和な日常を暮らす歯科医師と歯科助手とパンダであった。
つづく。
美代先生は11話を読んだ。今までからのこれからを、よく、こんな内容で膨らまして書いていると感心する。
「奇跡ってやつですね。」
「キュル。」
個人的には悪くない。ただ一般大衆ウケするかといえば、ラノベ的で検討するレベルだろう。アニメ化してコケる深夜アニメより、実写ドラマにした方が、まだお仕事系なので、良いかもしれない。
「それにしても、歯垢染色剤だの、サメの歯方式だの、チョコチキンだの、写真だの、いろいろと考え付くものだな。」
「感心しますね。」
「キュル。」
呆れてモノが言えない歯科医師と歯科助手とパンダ。
「でも、これだけの発想ができる人だから、我々の話が続いているんだろう。感謝しよう。」
「ありがとうございます。」
「キュル。」
会社も同じで、どこかで止めれば終わりである。何かを続けるということは、それだけで偉いのである。たぶん。
「それにしても綾ママは世界を破滅に導く魔女だったんだね。」
「虫歯菌の発生源ですからね。おかずおやつなんてレシピを世界にバラまかないで欲しいです。」
「キュル。」
「まったくだ。」
納得する歯科医師と歯科助手とパンダ。それにしても世界を破滅に導く魔女とか、異世界ファンタジー作品好きには、こうも肩書好きが多いんだろう。
「真面目にお仕事してる!?」
美代先生は12話を読んだ。みなみちゃんの同僚、東西北さんの3人が登場している。今時らしく、利己的で陰険でいじめっ子であった。
「ラノベには珍しい大人の内容ですね。みなみ、年下オチビといじめられてますよ!?」
「キュル。」
みなみちゃんも社会人として人間関係は悩む。
「それにしても、大学病院の婦長のおばちゃんは強いな。」
「そうですね。誰も歯向かえませんからね。」
「キュル。」
「おばちゃん、名前は無いのか?」
「おばちゃんはおばちゃんで最強ですからね。」
「キュル。」
最強の大学病院の婦長は大学病院の入り口で案内係をしていることが多い。入り口に若いお姉さんでなく、長年、働いてきた優しいおばちゃんを置いていて、適切に案内してくれる、手続きまでしてくれるおばちゃんがいる大学病院が1番良い病院である。まあ、医者の腕まで保証はしない。
「安倍景子出てきたな。怖い!?」
「シークレットライセンスも良し悪しですね。」
「キュル。」
日本政府公認も歯科助手も歯科の治療が許されるシークレットライセンス。国家機密のため、安倍景子の在籍している日本秘密庁が管理している。シークレットライセンスを破損するものならば、即座に黒服の怖い人たちが駆け付けて来るのである。
「この辺りから、私のラーメン色が強くなってるな。」
「1日1話更新用でネタで、みなみを更新していた時期がありましたからね。」
「キュル。」
「なんだか、過ぎた時間が全て懐かしいわ。」
「なんか最終回みたいですね。」
「キュル。」
「え? 違うの?」
「違いますよ!? 終わったら、みなみはどうやって家賃を払っていくんですか!? パンパンを売り飛ばしてお金を作れと言うんですか!?」
「キュル!? キュルキュル!?」
慌てふためく歯科助手とパンダ。
「そんな・・・大袈裟な・・・。」
まだまだ、最強の歯科助手みなみちゃんはつづく・・・だろう。
「出た!? 虫歯パンデミックは13話だったのか!?」
遂に見つけた。見つけてしまった。虫歯パンデミック。読むのも大変なので明日にしよう。出勤か・・・仕事って、疲れるから嫌だな。このライトな物語は、グダグダした作者によって書かれています。明日への活力というより、みんな仕事は大変ね、という共感の方が強い作品になってしまったかもしれない。
「8300字あるのに前後半かい!?」
美代先生は13話を読んだ。長いと思っていたが、読んでみると、すぐに読み終わった。売れない苦痛な小説の書き方をしていないからだろう。ライトに読めることは大切である。
「それにしても全体的に説明チックで、みなみなのに盛り上がりにかけますね。」
「キュル。」
おっと、主人公のみなみちゃんからクレームである。
「それは仕方がないよ。虫歯パンデミックは、みなみちゃん1の最終話で書いた古い過去作だから、今みたいに、戦闘や出来事などの盛り上がりを要所要所に持ち込んでいる訳ではないからね。」
「作者を眠らせないで働かせて、手直しさせましょうか?」
「ブラック企業発言は止めてよ。」
「残念。」
「キュル。」
現実社会はブラック企業ばかりなので別にいいじゃないかと思う歯科助手とパンダ。
「にしても、13話を読んだら、この話が終わると思ったんだけど、まったく書けないね。」
「物事は予定通りにいきませんからね。」
「キュル。」
みなみちゃんにしてはまともなことを言うのを意外だと思った美代先生。
「こういう時は、出前でも取って休憩しましょう。」
「それが狙いか!?」
やっぱり転んでも、みなみちゃんはみなみちゃんだと思った。すかさず電話をかける歯科助手。
「渋谷軒ですか? ラーメン大盛りを2つお願いします。パンパンに笹ラーメンも1つ。サービスで餃子にチャーハン、チャーシュー、もやし、ネギもつけてくれても構いませんよ。」
「キュルキュル。」
「おまえらはヤクザか!?」
平和な日常を暮らす歯科医師と歯科助手とパンダであった。
つづく。
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