34 / 48
16
しおりを挟む
「作品らしくなって来たね。」
この物語は1話2000字で30話のコンテストで、どのような構成で作品を書くのが良いのかを模索している歯科医師と歯科助手とパンダの物語である。
「そうですね。でも、もっと作品を長くしたら、虫歯ゲストキャラクターの個性が際立つんじゃないですか?」
「そうだね。患者が帰ってからの私とみなみちゃんの絡みとパンパンの合いの手をだけで300字も使ってるんだよね。勿体ない。」
「ということは、患者の治療は1500字から1800字の間で終えて、私たちの雑談を入れて終わりの完成としよう。」
「さすが美代先生。賢いですね。」
「伊達にカップラーメンばかり食べてないからね。」
「アハハハハ!」
笑う歯科医師と歯科助手。
「キュル。」
こいつらで大丈夫かと思うお手上げパンダ。
「邪魔するで!」
ということで、過去最速の300字過ぎで虫歯ゲストキャラクターを登場させることにした。
「関西弁!? ヤクザだ!?」
美代歯科医院に関西弁がやって来た。ガラの悪さから関西人はエレガントな東京出身のお金持ちからはウケが悪い。これ悲しいけど本当。
「誰がヤクザやねん!」
「ロボットだ!?」
なんと美代歯科医院に現れたのは、ロボットだった。
「歯を見てほしいねん。」
「ロ、ロボットの虫歯なんか見たことないよ!? アハハハハ!」
「ロボットなのに虫歯になるんですね!? キャハハハハ!」
「キュルキュル!」
ロボットのクセに虫歯とパンダも笑った。
「ロボットが虫歯になったら悪いんかい!?」
「悪い。アハハハハ!」
笑い転げる歯科医師と歯科助手とパンダ。
「残念やけど、虫歯はわてじゃないで。わてのご主人様や。」
ロボットは女の子を美代歯科医院に入れた。
「それを先に言ってよ。」
「本当ですよ。笑い過ぎたじゃないですか。」
「キュル。」
美代先生たちは普通に戻る。
「おまえらが話を聞かなかっただけだろうが!?」
「そうだっけ?」
「さあ?」
「キュル?」
一蓮托生の素晴らしい職場のコミュニケーションである。
「でも、そのお嬢さん、ずっと眠ったままだね。」
「名前は森田祐名はん。ゲーム業界ではレジェンド的存在の眠り姫や。ただ、一度眠るとなかなか起きないので、寝る前に歯を磨くのを忘れるのもしょっちゅうや。おかげで寝てるのに寝言で歯が痛い歯が痛いとうなされているんや。」
「困った患者だね。」
「ホンマやで。」
AIロボットも苦労するのだ。
「キュル。」
「おお!? パンダやのにわえの苦労を分かってくれるんか?」
「キュルキュル。」
パンダは美代先生とみなみちゃんを指さし現状を訴える。
「分かるわ! パンダはんの苦労が! なんで人間って、こんなに面倒臭いのばっかりなんやろうな!」
「キュル!」
「わての名前は、明治天皇。よろしくな。」
「キュルキュル。」
力強い握手を交わす友情の芽生えたロボットとパンダ。
「とりあえず、患者さんを診察室に運ぼうか。」
「はい。」
「キュル。」
「せやな。」
やっと歯科医師モノとしての治療が始まる。
「は~い。口を大きく開けさせてください。」
「あ~ん。」
美代先生は患者の森田祐名の口の中を見る。
「こ、これは!?」
果たして美代先生が見た虫歯とは。
「口の中で虫歯が眠っている!?」
眠り姫の虫歯は、眠り姫同様寝ぼけているのだった。
「さすが祐名はんや。」
病名、寝ぼけ虫歯である。
「ということで、みなみちゃん、後よろしく。」
いつも通り美代先生は逃げ始める。
「ああ!? 先生!? 治療してくださいよ!?」
「嫌だ! だって眠たくなるんだもん!」
美代先生は休憩室に逃げ去った。
「もう!? 美代先生め! 許さないんだから! プンプン!」
「キュル!」
飼い主に忠実な合いの手バンダ。
「仕方がない。みなみがやらんで誰がやる!」
「キュル!」
「よ! みなみはん! 日本一!」
こうして普段通りダイジェスト虫歯治療が始まる。
「みなみ! いきます!」
「みなみに治せない虫歯は無い!」
「超必殺! クリーニング波動砲!」
「ああ~、白い歯って、いいな。快感!」
こうして眠り姫の虫歯治療は眠っている間に完治した。
「ちょっと!? 快感とか、みなみを変態キャラにしないでよ!?」
「キュル!?」
「あ、ホンマや!?」
「アッハッハッハ!」
虫歯治療が終わり楽しく談笑している歯科助手とパンダとロボット。
「ん・・・んん・・・。」
その時、虫歯治療中でも目覚めなかった眠り姫、森田祐名が目を覚まそうとしている。
「あかん!? 祐名はんを目覚めさせては!?」
「どうして?」
「キュル?」
ご主人様の目覚めにビビるロボット。
「こら!!! 天皇!!! 私の眠りを妨げたわね!!! ネジを全部抜いて、バラバラに解体してやる!!!」
寝起きの眠り姫は低血圧で機嫌が悪かった。
「寝起きは態度が、めっちゃ悪いねん。」
「は・・・ははは・・・ロボットさんも大変ですね。」
「キュル。」
同情する歯科助手とパンダ。
「みなみちゃん! パンパン! カップラーメンができたよ!」
そこに1話2000字縛りを告げる救いの神、美代先生が現れる。
「それではお大事に。パンパン、逃げるわよ!」
「キュル!」
こうして歯科医師と歯科助手とパンダは休憩室に逃れ、目覚めた眠り姫とロボットの戦いに巻き込まれずに難を逃れたのであった。
「平和にラーメンを食べるって、いいな。」
「本当ですね。ラーメンは世界を救いますよ。」
「キュル。」
幸せな歯科医師と歯科助手とパンダであった。
つづく。
この物語は1話2000字で30話のコンテストで、どのような構成で作品を書くのが良いのかを模索している歯科医師と歯科助手とパンダの物語である。
「そうですね。でも、もっと作品を長くしたら、虫歯ゲストキャラクターの個性が際立つんじゃないですか?」
「そうだね。患者が帰ってからの私とみなみちゃんの絡みとパンパンの合いの手をだけで300字も使ってるんだよね。勿体ない。」
「ということは、患者の治療は1500字から1800字の間で終えて、私たちの雑談を入れて終わりの完成としよう。」
「さすが美代先生。賢いですね。」
「伊達にカップラーメンばかり食べてないからね。」
「アハハハハ!」
笑う歯科医師と歯科助手。
「キュル。」
こいつらで大丈夫かと思うお手上げパンダ。
「邪魔するで!」
ということで、過去最速の300字過ぎで虫歯ゲストキャラクターを登場させることにした。
「関西弁!? ヤクザだ!?」
美代歯科医院に関西弁がやって来た。ガラの悪さから関西人はエレガントな東京出身のお金持ちからはウケが悪い。これ悲しいけど本当。
「誰がヤクザやねん!」
「ロボットだ!?」
なんと美代歯科医院に現れたのは、ロボットだった。
「歯を見てほしいねん。」
「ロ、ロボットの虫歯なんか見たことないよ!? アハハハハ!」
「ロボットなのに虫歯になるんですね!? キャハハハハ!」
「キュルキュル!」
ロボットのクセに虫歯とパンダも笑った。
「ロボットが虫歯になったら悪いんかい!?」
「悪い。アハハハハ!」
笑い転げる歯科医師と歯科助手とパンダ。
「残念やけど、虫歯はわてじゃないで。わてのご主人様や。」
ロボットは女の子を美代歯科医院に入れた。
「それを先に言ってよ。」
「本当ですよ。笑い過ぎたじゃないですか。」
「キュル。」
美代先生たちは普通に戻る。
「おまえらが話を聞かなかっただけだろうが!?」
「そうだっけ?」
「さあ?」
「キュル?」
一蓮托生の素晴らしい職場のコミュニケーションである。
「でも、そのお嬢さん、ずっと眠ったままだね。」
「名前は森田祐名はん。ゲーム業界ではレジェンド的存在の眠り姫や。ただ、一度眠るとなかなか起きないので、寝る前に歯を磨くのを忘れるのもしょっちゅうや。おかげで寝てるのに寝言で歯が痛い歯が痛いとうなされているんや。」
「困った患者だね。」
「ホンマやで。」
AIロボットも苦労するのだ。
「キュル。」
「おお!? パンダやのにわえの苦労を分かってくれるんか?」
「キュルキュル。」
パンダは美代先生とみなみちゃんを指さし現状を訴える。
「分かるわ! パンダはんの苦労が! なんで人間って、こんなに面倒臭いのばっかりなんやろうな!」
「キュル!」
「わての名前は、明治天皇。よろしくな。」
「キュルキュル。」
力強い握手を交わす友情の芽生えたロボットとパンダ。
「とりあえず、患者さんを診察室に運ぼうか。」
「はい。」
「キュル。」
「せやな。」
やっと歯科医師モノとしての治療が始まる。
「は~い。口を大きく開けさせてください。」
「あ~ん。」
美代先生は患者の森田祐名の口の中を見る。
「こ、これは!?」
果たして美代先生が見た虫歯とは。
「口の中で虫歯が眠っている!?」
眠り姫の虫歯は、眠り姫同様寝ぼけているのだった。
「さすが祐名はんや。」
病名、寝ぼけ虫歯である。
「ということで、みなみちゃん、後よろしく。」
いつも通り美代先生は逃げ始める。
「ああ!? 先生!? 治療してくださいよ!?」
「嫌だ! だって眠たくなるんだもん!」
美代先生は休憩室に逃げ去った。
「もう!? 美代先生め! 許さないんだから! プンプン!」
「キュル!」
飼い主に忠実な合いの手バンダ。
「仕方がない。みなみがやらんで誰がやる!」
「キュル!」
「よ! みなみはん! 日本一!」
こうして普段通りダイジェスト虫歯治療が始まる。
「みなみ! いきます!」
「みなみに治せない虫歯は無い!」
「超必殺! クリーニング波動砲!」
「ああ~、白い歯って、いいな。快感!」
こうして眠り姫の虫歯治療は眠っている間に完治した。
「ちょっと!? 快感とか、みなみを変態キャラにしないでよ!?」
「キュル!?」
「あ、ホンマや!?」
「アッハッハッハ!」
虫歯治療が終わり楽しく談笑している歯科助手とパンダとロボット。
「ん・・・んん・・・。」
その時、虫歯治療中でも目覚めなかった眠り姫、森田祐名が目を覚まそうとしている。
「あかん!? 祐名はんを目覚めさせては!?」
「どうして?」
「キュル?」
ご主人様の目覚めにビビるロボット。
「こら!!! 天皇!!! 私の眠りを妨げたわね!!! ネジを全部抜いて、バラバラに解体してやる!!!」
寝起きの眠り姫は低血圧で機嫌が悪かった。
「寝起きは態度が、めっちゃ悪いねん。」
「は・・・ははは・・・ロボットさんも大変ですね。」
「キュル。」
同情する歯科助手とパンダ。
「みなみちゃん! パンパン! カップラーメンができたよ!」
そこに1話2000字縛りを告げる救いの神、美代先生が現れる。
「それではお大事に。パンパン、逃げるわよ!」
「キュル!」
こうして歯科医師と歯科助手とパンダは休憩室に逃れ、目覚めた眠り姫とロボットの戦いに巻き込まれずに難を逃れたのであった。
「平和にラーメンを食べるって、いいな。」
「本当ですね。ラーメンは世界を救いますよ。」
「キュル。」
幸せな歯科医師と歯科助手とパンダであった。
つづく。
0
あなたにおすすめの小説
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる