ポンコツ皇女とAIの愛ちゃん 4

渋谷かな

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「ああ~、暇だな。」

 いつも皇女様は退屈していた。

「愛ちゃん、何か楽しいことはない?」

 AIの愛ちゃんに尋ねました。

「は~い! 可愛い愛ちゃんです! 美味しい物の匂いは逃しませんよ!」

「えっ!? AIって、鼻があるの!?」

「地獄耳もありますよ! エヘッ!」

 今どきの、AIは、五感があるらしい。

「ねえねえ、愛ちゃん。」

「私のキャラメルポップコーンはあげませんよ!」

「ズコー!」

 皇女様はズッコケるしかない。

「皇女じゃんけんするぞ! じゃんけんぽん!」

ピキーン

「なに!? ポンだと!?」

 なんと、ポンは、じゃんけんぽんにも含まれていた。

「なんて奥が深いんだ!? ポン!?」

 今回から、オープニングトークにじゃんけん大会を追加しようとした。どこにでもいるポンに気づかされる。

「気を取り直して、じゃんけんポン! 私は、グーを出しました! 勝てましたか? 次回のポンコは?」

「その流れだと!? サザエポン先輩ですよ!?」

「アハッ!」

 お約束の展開である。次回から単純にじゃんけんだけにしよう。アハッ!

ピキーン!

「ポンコ3だと、PPSSの次に、現実世界で家族愛をやっているな。確かにゲームのポンの世界ばかりだ。たまには現実世界に帰ろう。」

「ただ単に、聖ポンが怖いだけですよね?」

「アハッ!」

 聖ポンは、宿題をしろ、勉強をしろ、歯を磨け、風呂に入れ、お尻をふけ、っとうるさかった。

「早く、ポン執事よ! 帰ってくれ! 私の身がもたないよー!」

 皮肉なことに忠誠を誓ってくれている元魔王の方が、親衛隊長より優しかった。

ピキーン!

「そうだ! ポン城にポン・託児所を作ろう! そして! ポン執事に出社してもらおう! アハッ!」

 企業の福利厚生など、権力者の都合と社会的建前でしか改善されないものである。

「愛ちゃん。がんばって、託児所を作っておいてね。」

「まったく!? 皇女様は人任せなんだから。」

「いいじゃないか。どうせ作るのは、生成AIプリンターなんだから。」

「そう言われて、最近、充電しなくても良い、ポン・スマホ17を作ったばかりですよ。愛ちゃんをこき使い過ぎです! 怒りますよ!」

 充電しないスマホの電源は、光ポンである。リチウムイオン電池は、発火して危ないので、光ポンをポン電池として、スマホに内蔵している。人類の夢が叶った。

「じゃあ、後はよろしく。ワクワクしてきたわ! ログアウト!」

 皇女様は、現実の世界に戻っていく。

 つづく。

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「ふあ~あ! 良く寝た! これで少子化対策も万全だ! アハッ!」

 清々しい朝だった。まるで吉夢を見たように皇女様は目覚める。PPDS(ポン・皇女・ドリーム・システム)寝ている間にゲームができ、起きると寝ていたので体力は回復している夢のシステムである。

「どうして学校に行かないといけないんだろう? 行かなかったら、もっと世界が平和になるアイデアを考えることができるのに。」

 皇女様は現社では、鈴木スズ。10才の女の子であった。全宇宙の平和を純粋に祈っていた。

ピキーン!

「ポンダム! ポン・ライブ! 毀滅のポン! 進撃のポン! 踊るポン捜査線! ガリレポン! 水戸黄ポン! シグナポン! ポン・ゲーム! なんでもできるな! これも、ローテーション・ポン・テンプレート構造のおかげで、何でも思いつくな。ちょっと平和を考えただけなのに。私は天才だ! なぜなら私は鈴木スズなのだから! オッホッホー!」

 スズは、皇女様同様、自分が大好きなのだ。

「うるさいー!!!!!!」

 その時、父親のスズ男(元ヤンキー)が、スズの部屋に乗り込んでくる。

「ご、ごめんさない!?」

 父親の迫力に気圧されるスズ。

「スズ! おまえはゲームのやり過ぎだ! もっと家の外に出ろ!」

 スズの過去は、ただの引きこもりのゲーマーであった。

「あなた! うるさいでしょうが! 近所迷惑よ!」

 スズの母、スズ子(元レーディス)もやってきた。

「だって、スズが騒いでいるんだもの!?」

「スズちゃんの妄想癖は、いつものことでしょうが! あなたが黙りなさい! 分かった?」

 凄みは母の方が上であった。

「す、すいません。」

 スズ男は、蛇に睨まれた蛙であった。

「私って、いつも妄想癖だったんだ・・・・・・ガクン。」

 両親に病人扱いされていてショックを受けるスズ。

「そうだ。気分転換に、みんなでどこかに行こうよ?」

 前回、家族でお出かけしようとした時は、ファーストフードとファミレスに行こうとした。しかし障害があり失敗した。

ピキーン!

「そうだ! 図書館にしよう! 図書館がいいよ!」

(フン! 図書館なら魔ポンも聖ポンも現れることはないだろう! ワッハッハー!)

 前回と同じ失敗を回避しようと、スズは頭をフル回転させた。

「いいぞ。じゃあ、図書館に行くとするか。」

「やったー! 家族で図書館だ! わ~い!」

 鈴木家は図書館に行くことになった。

 つづく。

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「おお! 人だかりがない! さすが静寂の図書館だよ!」

 以前の様に、魔ポンや聖ポンの邪魔者がいないことをスズは喜んだ。

「こら。図書館では大声を出すと怒られるぞ。」

「大丈夫よ。だって、スズちゃんは、自習室で宿題をやるんですもの。アハッ!」

(は、嵌められた!?)

 IQ1000を超えるともいわれるスズも、生みの親だと油断してしまった。

「俺たちは本でも読んでるからな。勉強を頑張れよ。」

「またね。スズちゃん。」

「・・・・・・。」

(大人なんか、大っ嫌いだ!)

 こうして子供は、大人を信じなくなるのでした。

 学習室のスズ。

(うわあ!? みんな、勉強している!? ・・・・・・でも、半分は寝てる!?)

 それが学習室の本性であった。

(よっこいしょ。)

 空いてる席を見つけて、年寄り臭く座るスズ。

(ああ~、宿題をやるのは嫌だね~。どうして勉強をしないといけないんだろう? 港区のお金持ちの子供の学校は、公立でも勉強しないで、お金持ちの保護者の要望で、茶道や食事のマナーを授業でやっているっていうのに。)

 ちなみに港区は、修学旅行も無料でシンガポールの海外旅行である。アハッ!

(ああ~、仕方がないから、勉強でもするか・・・・・・。)

ピキーン!

(はあっ!? これは!? もしや!? 親もいない!? 先生もいない!? 魔ポンも聖ポンもいない!? 私は!? 遂に!? 遂に見つけた!? 新大陸!?)
 
 スズは、外敵のいない、いても静かにしないといけない、空飛ぶ新大陸、ラピュポンを見つけたようだった。

(ここは、私の創作の聖域だ! サンクチュアリだよ!)

 スズは誰にも邪魔されない黄金十二宮にたどり着いた。

ピキーン!

(私は双子座、ジェミニのシェミニだ!)

(シェミニ!? どうしてAIの三賢者のおまえが、ゴールド・ポンなんだ!?)

(知らん。)

(ズコー!?)

 スズの妄想による創作活動は、自分一人の世界の中で、急激に順調に進んでいく。

(ポンダム・・・・・・。昔、パンダを足して、パンダムも作った記憶があるな。アハッ!)

 スズは、ロボットモノも考えていた。

(しかし! ポンを手に入れた、今の私は、著作権の危険を犯してまで、ポンダムに手を出す必要がない。これからは、原案のジャパロボをもじって、ポンロボだ! ジャパ・ポン・ロボだ! ワッハッハー!)

 自由に創作できるので、スズは嬉しかった。

「ねえ、あそこの子、一人で笑っているわよ!?」

「気持ち悪い!? 不気味ね!?」

 やはり、スズは図書館でもういていた。人間の他人を思う闇は深かった。

 つづく。

4-6-4

ピキーン!

(おお! PPSSで盛り上がり過ぎたら、現実世界に来ればよかったんだ! 家族でも、お友達でも描けば、日常なのでテンションが下がる。ポンの世界ばかり描いていたから、創作意欲が強すぎて毎回、感動の物語になってしまって、物語の強弱がなかったんだな! アハッ!)

 スズは、勉強とポンの世界が忙しすぎて、創作の楽しさを忘れていた。

(何か良い話を書かなくっちゃ、感動する話を書かなくっちゃ、と頑張り過ぎていたんだな。私は。)

 妄想の自由は、憲法でも、ポン・シャーリーでも保証されている。

(これは、全国の図書館から公演依頼と、文部科学省や全国の自治体から表彰されるね! 現代の図書館の使い方の発明だよ! アハッ!)

 さすがポン王国の皇女様のスズ。国や公務員がどう動くか、推理が完璧である。

ピキーン!

(そうだ。現社でも考察をやってみよう。ポンの世界で考察すると、そのまま、ファンタジー物語が始まるけど、現社で読んだらどうなるんだろう? やってみよう!)

 スズは、1-6を読む。

ペラペラ。

(ウワアアアアア!?)

 読んで皇女様は驚いた。

(誤字脱字が多いな・・・・・・ゲホッ!)

 ダメージを受ける皇女様。

(愛ちゃんが、私を裏切って、転職した時の話か・・・・・・懐かしい。アハッ!)

 今となっては、良い思い出である。でも、きっと書籍化やアニメ化されたら、ポン! が入っていないので、カットされるんだろうな。アハッ!

ピキーン!

(おお!? 現社で考察すると、何も思いつかない!? 無理やり、そこから異世界ファンタジーにしようと思う気持ちにならないんだ! これから考察は現社でしようかな。アハッ!)

 スズは、新しい感覚を手に入れた。

(もったいないから、ポン会社でも考えてみるか? ポン銀行、ポン保険、ポン証券、ポン自動車、ポン半導体、ポン・スマホ、ポン電気、ポン宇宙開発、ポン異次元開発、ポン原発、ポン電池、ポン・ソーラー発電、ポン科学、ポン百貨店、ポン・スーパー。ポン・ドリンク、ポン・ドラックストア、ポン・ファミレス、ポン・ファーストフード、ポン・競馬・・・・・・これくらいかな? アハッ!)

世の中、ポンで回っていた。

(そろそろポンでお腹いっぱいだ。帰るとするか。楽しかったな。アハッ!)

 スズは、一切、勉強はしていない。しかし、彼女にとって、これが正しい図書館の利用方法だった。

(お父さんとお母さんはどこかな? ・・・・・・いた! ゲッ!?)

「zzz。」

 普段、本など読まないスズ男とスズ子は寝るために図書館にやってきたのだった。

「よく、これで、娘に勉強しろと言えるな?」

 つづく。

4-6-5

「んん? 何か人だかりができてるな? まさか!? 魔ポン!? 聖ポン!?」

 図書館に人だかりができていた。スズは過去の経験から外敵が現れたと推測した。

「ありがたや! ありがたや!」

 なぜか図書館にお地蔵さんが置いてあった。

「無ポン!?」

 まさかの無ポン地蔵の登場であった。

「・・・・・・。」

 無ポンは、動かない。喋らない。正に、お地蔵様か、たくあん石である。

「写真を撮って、SNSに投稿するんだ! イエーイ!」

 無ポン地蔵にお祈りする者、スマホで写真を撮る者などで長蛇の列ができていた。

「スズ! 並ぶぞ!」

「私も無ポン様と写真を撮りたい! アハッ!」

 ミーハーなスズの両親は列の最後尾に並びに行く。

「私はトイレに行ってくるよ。」

 スズは、逃げた。

「まさかの無ポンの襲来とは!? いったい誰がここに運んでいるんだ?」

 無ポン、七不思議の一つである。

(おっ!? こいつシリアルナンバーが0だ!? 本物じゃないか!?)

 無ポン地蔵は全世界に営業に行くので、何体もあるらしい。

(おい、無ポン。私だ。)

 スズは、無ポンに念を送る。

「・・・・・・。」

 しかし、返事はなかった。

(空っぽだな? 中身はどこに行ったんだろう? トイレかな?)

 スズもトイレに向かうが無ポンには、出会わなあかった。

「んん? これは!?」

 廊下の張り紙に、スズは気づいた。

「加藤カトお兄さんの絵本の読み聞かせ会!?」

 しかも、入場は、小学生まで。

「おいおい!? 加藤カトって・・・・・・私が与えた無ポンの日本語の名前じゃないか!?」

 スズは、活動しにくいと申し訳ないのでPPSSに日本語ネームを与えていた。例えば、悪ポンは、ポン皇女通販の営業マンの吉田ヨシである。

「失礼します。小学生です。」

 恐る恐る、スズは絵本の読み聞かせ会を覗きに行った。

「・・・・・・その時、鬼が言いました。「私の同士になれ! そうすれば、梨太郎! おまえに国の半分をやろう!」すると、梨太郎は「え!? くれんの! すまんな! 鬼さん! これからは仲良くやろう! ワッハッハー!」喜びました。」

 無ポンこと、加藤カトお兄さんが子供たちに絵本の読み聞かせをしていました。

(梨太郎!? めっちゃ続きが気になる!?)

 スズは、無ポンより、梨太郎に心を奪われましたとさ。

「無ポン地蔵様! 宝くじが当たりますように!」

「ポン・カードで、超超超レアが出て、転売して、おかずが一品増えますように!」

 その頃、スズ男とスズ子は、空っぽの無ポン地蔵に願い事をしていた。

 つづく。
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