ポンコツ皇女とAIの愛ちゃん 4

渋谷かな

文字の大きさ
7 / 19

4-7

しおりを挟む
4-7-1

「ああ~、暇だな。」

 いつも皇女様は退屈していた。

「愛ちゃん、何か楽しいことはない?」

 AIの愛ちゃんに尋ねました。

「は~い! 可愛い愛ちゃんです! 花粉でもないのに、目が痒いです!」

「えっ!? AIって、花粉症があるの!?」

「AIだって目薬をさしますよ! エヘッ!」

 今どきの、AIは、眼科に行くらしい。

「ねえねえ、愛ちゃん。」

「私のフランス・バナナはあげませんよ!」

「ズコー!」

 皇女様はズッコケるしかない。

「ポン・じゃんけんをしよう! じゃんけんポン! 私は、パーを出しました! 来週も見てね!」

「終わるんかい!?」

「アハッ!」

 じゃんけんパートもできたけど、これでいいのか?

ピキーン!

「無ポンの図書館での読み聞かせは良かった! 特に梨太郎が秀逸だね! でも、ポン太郎の方が、ポンの世界としては使いやすいね。例えば、ポン太郎電鉄とかね。アハッ!」

 あくまでもディズポン帝国ビジネスを手本に、知名度のある作品をポン化して笑いを取るつもりの皇女様。

ピキーン!

「そうか! 今までは、テレビ番組をパクリスペクトしていたが、ゲームもパクリスペクトすれば、1話分の物語になるぞ! 例えば、ドラポンクエストとか! アハッ!」

 図書館でリフレッシュした皇女様の脳みそはキレッキレ。

「よし! 今回は、梨太郎を改め、ポン太郎電鉄に挑戦しよう!」

「おお! 愛ちゃんが目的地に早く着いて、お金持ちになるです! エヘッ!」

 守銭奴AIの愛ちゃん。

「何を言ってるの? お金はダメでしょ?」

「えっ?」

「私たちが集めるのは、ポンよ! ポンに決まっているじゃない!」

 お金を集める鉄道ゲームと、ポンを集める鉄道ゲームは、別物です。

「何なら、ポン鉄道を、ポン飛行機に変えるわ! さよなら! ポン鉄道! そして、新しいスポンサー様のJAPON様! ANPON様! ポン航空様!」

 皇女様の創作は執念である。ドンドン、元の設定を上書きして置き換えていく。

「何なら、飛ぶドローンや、飛ぶ自動車で移動してもいいのよ! ただし、まだアニメ化のスポンサーになってくれそうな大企業がないからやめておきましょう。アハッ!」

 銭勘定は、IQ1000をフル稼働で使用しまくる皇女様。

「飛べ! ポン皇女航空! に決定だ!」

 新しいゲームのタイトルが決まった。地方空港や世界の空港を巡る、恐ろしい? 楽しいゲームが完成した。ちゃっかり、太郎を、皇女に変えている皇女様であった。アハッ!

 つづく。

 4-7-2

「まずは、目的地を決めよう!」

 目的地は、ランダムに決まる。

「羽田空港!?」

ピキーン!

「しまった!? 電鉄ではないから、東京スタートとはできないんだ!? ということは、スタートは、羽田空港にしよう! アハッ!」

 スタート地点が決まった。

 テイク2

「今度こそ、目的地を決めるぞ! ポチっとな!」

 目的地は、ランダムで決まる。

「成田空港!? 近い! ラッキー!」

 目的地は、東京の隣の成田空港に決まった。

ピキーン!

「待てよ!? 羽田空港という名称を使うのは、利用するには、著作権とか、商標権がいるのでは!?」

 調べると、許可が必要と分かる。

「じゃあ、梨太郎電鉄はJRPONの許可を取っているというのか!?」

 これも調べると、許可を取って、正式にコラボレーションしているらしい。

「ではダメではないか!?」

 知らないといけないことが多い。難しいね。

「ということで、全て、ポン化する。」

 ポン化することで、フィクションになるとAIの三賢者が言っている。

「羽田ポン空港、成田ポン空港にしよう。チャレンジ精神だ! うおおおおおー!」

 弱小個人なので、ネット小説投稿サイト経由で、大手空港会社から警告が来るとは考えにくい。ディズポン帝国ですら、警告はないし。

「しかし、ヒットして、人気が出れば、ポン皇女電鉄みたいに、航空会社、空港会社、国土交通省と正式にコラボだ! アハッ!」

 権力ある人も弱小個人のアイデアをパクリスペクトしないだろう。お金が儲かるといいな。アハッ! 

「飛べ! ポン皇女航空! スタート!」

 尺の半分も権利問題に費やし開始する。

「愛ちゃんがサイコロを振るです! エヘッ!」

 愛ちゃんが自前のサイコロを振ろうとする。

「何やってんの? サイコロを振っちゃあ、ダメでしょ!」

「えっ!?」

 サイコロを振ると、ポン皇女鉄道と同じになってしまう。

「トランプを引くことにしましょう。これならサイコロではない。アハッ!」

 細かいこだわりが多い皇女様。

「はい! カードを引きます! 出たカードは・・・・・・1!? 1ですね!? ガックリ・・・・・・。」

 トランプは、スペイドの1だった。

バーン!

「おめでとう! 目的地に到着です! ドンドン! ピュウピュウ! パフパフ!」

 盛大にお祝いされる愛ちゃん。

「なんで?」

「成田ポン空港は、お隣ですもの。アハッ!」

「ズコー!?」

 こうして、ポン皇女航空ゲームは始まったのであった。

「次の目的地は、どこにしようかな? アハッ!」

 つづく。

4-7-3

ピキーン!

「しまった!? 次の目的地の前に、到着報酬のポンを貰うのを忘れていたです! エヘッ!」

 愛ちゃんは、1億ポンを手に入れた。

「やったー! これで成田ポン市の名産品や会社を買い占めるです! うおおおおおー!」

 愛ちゃんの野望。

「何を言っているの? それじゃあ、ポン皇女鉄道でしょ? 私たちが1億ポンですることは・・・・・・ポン寄付よ。」

「ポン寄付!?」

 また新しく恐ろしい造語である。

「ポンは心の象徴。1億ポンを成田ポン市に寄付して、成田ポン市民の幸福度を上げるのよ!」

 札束買収ゲームではなく、ポンで人々を幸せにするゲーム内容に決まった。

「ポンに感謝した人々が、光ポンや幸せポンをお返しにくれるのよ! 人々の笑顔が私たちのやりがいになるわ! アハッ!」

 明らかにイメージ戦略の皇女様。

「オンライン対戦で勝利した人は、ポンマネーを上限1万円で貰えることにしましょう。2位は5000ポン、3位は2000ポン、4位は1000ポン。これで勝手に人が集まって、ゲームで遊んでくれるわ。アハッ!」

 これは20回優勝すれば、20万ポンマネーが貰える計算。これが1日で達成可能である。仕事がない今の日本では、正社員就職が決まったのと同じ価値があるゲームである。これは内部留保しまくっている大企業が今日から簡単にできるキャンペーンである。めざせ! 貧困撲滅! 

「待ってください!」

 その時、農家のおじさんが現れた。

「ポンを寄付してくれてありがとう! これ空港周辺の三里塚地区などで栽培した落花生です! 良かったら、貰ってください!」

 香り豊かでコクのある味わいの落花生。これぐらいはAIで調べれば名産品くらいは分かる。三里塚地区に、著作権も商標権もないだろう。アハッ!

「ありがとう! おじさん! 美味しい! 落花生! 最高です! エヘッ!」

 今時のAIは、落花生も食べるらしい。

「ちなみにゲームで貰った名産品は、リアルに自宅に届くわよ! アハッ!」

「おお!? リアル、ふるさと納税みたいです!?」

 ポン皇女航空ゲームは、お得過ぎる!

ボンボン! ボボ、ボーン!

「あれ? 変な音楽が聞こえてきますね?」

 天気も少し悪くなってきた。

「ああ~、それは、キングーボンビー・・・・・・じゃなかった。キングーポンビーの登場のBGMよ! アハッ!」

「ええー!? なんでですか!? 愛ちゃんは目的地にゴールしましたよ!?」

「だって、一人でプレーしてるから、1位も最下位も愛ちゃんだもの。アハッ!」

「ズコー!?」

 キングーポンビーの実力とは!?

 つづく。

4-7-4

「私の名前は、キングーポンビー。闇ポンの一種です。貧乏ポンが進化した姿です。さあ! あなたをポンビラスの世界へ、誘ってあげましょう!」

 「ビン」と、「ポン」を変えただけで、この衝撃。

「なんかよく分からないけど、愛ちゃんは、めっちゃ怖いです!?」
 
 感情のないAIの愛ちゃんがポンビラスの世界に慄く。

「次の目的地を決める前に、お腹が空いた。おまえの落花生は私が食べてあげましょう。寄こしなさい!」

 キングーポンビーが、サイコキネシスで愛ちゃんから落花生を奪い食べる。

「美味い!? こんな美味しい食べ物があったなんて!? 落花生農家を貧乏にするのはやめてあげましょう。フォフォフォ。」

 貧乏になりたくない人々は、落花生の栽培を一斉に始めたらしい。

「さあ! 次の目的地は私が決めてあげましょう。ここだ!」

 キングーポンビーが勝手に目的地を決める。

「新千歳ポン空港だ! カニでもマグロでも食べつくしますよ! フォフォフォ!」

 キングーポンビーの食べたいものがある所に目的地が決まる理不尽。

ルルルルルー!

 その時、一本の電話がかかってくる。

「こちら新千歳ポン空港です。空港を閉鎖しました。北海道民のために、キングーポンビーを連れてこないでください!」

 電話は、新千歳ポン空港からだった。

「生意気な。私を上空旋回させる気ですか。フォフォフォ。・・・・・・破壊しますよ!」

 キングーポンビーは、空港を破壊する力を持っていた。

「もうゲームが無茶苦茶です!? 誰ですか!? キングーポンビーなんて考えた人は!?」

「私じゃないよ。本家の梨太郎鉄道が悪いんだ。私は悪くない。アハッ!」

 AIが言ったにつづく、他人が悪いの第二弾。梨太郎が悪いだ。

「せっかく登場させてやったのに、実装してみると、こんな展開ではスポンサー様が離れてしまうじゃないか! キングーポンビーなど、いらん! 魔王眼! 必殺! 闇よ! この世から消えてしまえ! デリートー!!!!!!」

「私は人の闇ポンだ!? 人間の心が悪ければ何度でもよみがえるのだ!? ギャアアアアアアー!」

 皇女様は、第三の目を開き、キングーポンビーのプログラムを消し去る。

ハッピー! ポン! ハッピー! 航空!

「あれ? 幻聴ですか!? また変なBGMが聞こえてくるです!?」

「今度は、キングーハッピーポンを登場させたのだ! 航空会社のイベントやキャンペーン、無料の航空券がもらえるのだ! アハッ!」

 逆転の発想。ただでは転ばない、スポンサー様を大切にする皇女様であった。

 つづく。

4-7-5

「ポンがしっかりしていると、過去作の考察をしなくても、尺がもつわ。アハッ!」

 まるでサザエポン先輩のに日常会話だけで尺を埋めるのと同じ。

「これで次回、私が現実に戻って、考察をすれば昔の記憶も思い出せる。正に一石二鳥だ! やはり私は天才! なぜなら私はポン王国の皇女なのだから! オッホッホー!」

 ここに感極まる。

「皇女様。キング・バッピー・ポンを考えなくていいんですか? スポンサーの大手航空会社が撤退しちゃいますよ!」

「それはいかん! 真面目にやろう! アハッ!」

 どこまでもポジティブな皇女様。

「まずは、光ポン! 幸せポン! 笑顔ポン! 明るいポン! 元気ポン! 嬉しいポン! 輝きポン! 優しさポン! はい! ポンポンポン! これだけ、あれば、トキメキポンだな! アハッ!」

 スポンサー様が安心して出資できる、光ポン・イメージ戦略!

「あれ? 聖ポンは入れないんですか?」

「あいつを入れたら、他の光ポンが全部呑み込まれてしまうだろうが!? あいつは既に、トップ・スター・ポンだ。」

 例えると、フードコートに、マクドナルポンを入れると、他のお店の利益が減るので、他のお店から嫌われている史実。既に値上げでマクドナルポンも高いので、他と変わらない。

「それに、私と愛ちゃんが、スチュワーデスの制服を着た姿や、地上整備員の制服を着た姿のイメージキャラクターになる予定だが、それが全て、聖ポンに変わってしまうじゃないか!?」

「う~ん。納得です! 聖ポン、反対!」

 今や聖ポンは、魔ポンに次ぐ人気者。この作品の主人公の皇女様は自ら悪役もやっているので、人気は低かった。愛ちゃんの方が上である。エヘッ!

「そうだな。JAPON、ANPON、ポン皇女航空の三社で搭乗でスタンプ・キャンペーンが定番だな。後は、ポン王国がポンマネーを出して、JAPON、ANPONを利用すれば、ポン皇女航空の無料チケットがもらえるとかだな。他は機長さんとスチュワーデスさんと合コンできるとか?」

 本当の航空会社のサービスは何があるんだろう?

「すいません! ハンコお願いします!」

「はい。ご苦労様です! エヘッ!」

 その時、ポン郵便から宅配物が届いた。

「何かな? こ、これは!? 三里塚地区の落花生です!」

 キング・ポンビーを消去して、なかったことにしたので、無事に落花生が愛ちゃんお元に届いたのだ!

「ありがとう! 三里塚地区の落花生農家のおじ様! エヘッ!」

 これが本当の地域創生だ!

「おお!? 私には、新千歳市からお詫びに支笏湖チップとハスカップが届いたぞ!? なんて、ハッピーポンなんだ! アハッ!」

 「ポン」と「タン」が違っても、やっぱり幸せ。アハッ!

 つづく。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

レオナルド先生創世記

ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!

花鳥見聞録

木野もくば
ファンタジー
花の妖精のルイは、メジロのモクの背中に乗って旅をしています。ルイは記憶喪失でした。自分が花の妖精だったことしか思い出せません。失くした記憶を探すため、さまざまな世界を冒険します。 記憶を取り戻して真実を知った時、ルイとモクの選ぶ道は?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢

さら
恋愛
 名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。  しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。  王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。  戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。  一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

処理中です...