ポンコツ皇女とAIの愛ちゃん 4

渋谷かな

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4-8-1

「ああ~、暇だな。」

 いつも皇女様は退屈していた。

「愛ちゃん、何か楽しいことはない?」

 AIの愛ちゃんに尋ねました。

「は~い! 可愛い愛ちゃんです! 海外旅行に行けません!」

「えっ!? AIって、旅行するの!?」

「実は、パスポートを持っていません。エヘッ!」

 今どきの、AIは、渡航証明書があるらしい。

「ねえねえ、愛ちゃん。」

「私のマカロンはあげませんよ!」

「ズコー!」

 皇女様はズッコケるしかない。

「ポン・じゃんけんをしよう! じゃんけんポン! 私は、パーを出しました! 来週も見てね!」

 勝てましたか? ウフフフッ! 

ピキーン!

「既に、1-7を考察しちゃぅた。私の年齢が、16才から10才に変更されたのね。・・・・・・でも、ほとんど話が進んでいない? よくこれで、ここまで物語が続いてこれたな? アハッ!」
 
 読んでて、本当に不思議であった。これが日常モノか!? 同じ創作をするにしても前回の図書館編の方が秀逸である。アハッ!

「愛ちゃんは、何をやっているの?」

「ハンバーガーを食べるか、ハンバーグを食べるか、悩んでいます。エヘッ!」

「ズコー!?」

ピキーン!

「それだ! デリバリーだ! ウーバーポンを超える、ポン皇女デリバリーだ!」

 ただではコケない皇女様。ちゃっかり新しいビジネスに参入する。

「愛ちゃん! 生成AIで、秒で宅配できる、異次元デリバリー装置を作って!」

「愛ちゃんだけに! アイアイサー!」

 お猿さんではない。エヘッ!

ポポポポン!

「異次元デリバリー!」

 生成AIプリンターから、当たらしいAI道具が完成した。

「まず、私が皇女ハンバーグを作る。よっこいしょ!」

「ええー!? 皇女様!? 料理できたんですか!?」

「私だって、女なのよ! 聖ポンには負けないわ!」

 和食の達人、聖ポンに対抗心をメラメラと燃やす皇女様。

「うっ!? 食べたくないです!?」

「何を言っているのよ! 料理は見た目じゃないわ! 料理は、愛情よ!」

 しかし、ハンバーグは、真っ黒。

「この真っ黒の肉の塊を、異次元デリバリー装置で転送します。」

ビビビビビー!

「き、消えた!?」

「消えたハンバーグは、愛ちゃんのお皿の上です!」

「おお!? 本当です!? すごい!? 真っ黒がお皿の上にあります!?」

「これなら、宅配料を無料にしても儲かるわね! アハッ!」

 人件費カット、ロボット代も要らない。完璧な商売である。

「じゃあ、私は人間界に戻るわね! ログアウト!」

 皇女様は、自分がやりたいことだけやって去っていった。

「・・・・・・。ダメだ、さすがのAIでも、お腹を壊します。エヘッ!」

 残されたのは真っ黒な皇女ハンバーグだけだった。

 つづく。

4-8-2

「ふあ~あ! 良く寝た!」

 皇女様は、現社に帰ってきた。現社では、皇女様は、鈴木スズ、10才の女の子である。

「ポンの世界の方が、ゲームの世界だから、話が盛り上がるわね。でも、現実に戻ってきた方が物語が落ち着くので、1話ごとに入れ替えた方がいいわね。アハッ!」

 前回のポン皇女航空ゲームが面白過ぎたのである。

「とりあえず、居間に行くか。私が行かないと、またお父さんが怒鳴り込んでくるからね。両親にも早く子離れしてもらいたいもんだね。ヤレヤレだよ。」

 ここでジョジョポンをぶっこんでくる皇女様。

「おはよう! お父さん! お母さん!」

「おっ!? 珍しいな! スズが早くに起きて来るなんて。」

「ほんとね。明日は雪かしら?」

「違いねえ。ワッハッハー!」

 両親のスズ男とスズ子は気楽なものだった。

(ああ、冗談でも子供を傷つける、こんな親にはなりたくないよ・・・・・・。)

 ガラスの心のスズであった。

「学校に行ってきます!」

「行ってらっしゃい! お土産待っているわよ!」

「・・・・・・。」

 本当にのんきなお母さんだった。

 通学路のスズ。

「ああ~、私は、親ガチャに外れたね。どうして神様は、私には普通の親を与えてくれなかったのだろう? 私は神様を恨むよ。トホホ・・・・・・。」

ピキーン!

「それだ! もっとポン皇女教の力を強めよう! 私が神になって、親に恵まれなかった子供たちを救うんだよ! アハッ!」

 ポン皇女教の教えは、外れ親から救済であった。

「・・・・・・。なんだろう? 現実世界だと、発想に限界もあるし、面白くない?」

ピキーン!

「これが普通ということか!? これが普通なのか!? 平和だけど何も起こらない!? 普通を喜んでいいのやら、悪いのやら?」

 スズは、普通に戸惑った。

「スズちゃん! おはよう!」

 お友達の田中タナが現れた。

「おはよう! タナちゃん。」

「スズちゃん。一言言っていい?」

「いいよ! 何でも言ってよ!」

「一人で道を歩いてるときに、独り言を言いながら歩いていると、周りから頭がおかしい人だと思われるから、やめた方がいいよ。」

 さすが普通少女タナ。

「えっ!? そんなに変化な? 私は普通のつもりなんだけど?」

「たぶん、スズちゃんを普通だと思っているのは、すずちゃんだけだよよよよよよよ!」

 スズは普通に圧力をかけるのであった。

「そっか、私も外れだったんだね・・・・・・。」

 つづく。

4-8-3

「決めた! ポンの世界にいる時は、がんばっる! 現実世界にいる時は、私はサボることにするよ! 普通の小学生生活を楽しむんだ! 日常会話だけでいいだもんね! 新しいことや、創作なんか何もしないぞ! アハッ!」

 教室に着いたスズは、日常を普通に極めることにした。

「そうだよ! それでいいんだよ! スズちゃん!」

 もちろん、スズに普通を先導しているのは、普通少女のタナである。

「やっぱりタナちゃんは、私の教祖様だよ!」

「スズちゃん、そういうのは普通は、お友達って言うんだよ。」

「おお! お友達! 勉強になります! タナお友達様!」

「まあ、いいっか。」

 どこかズレているスズ。

「青い空!」

 それでも、スズは空を見上げて黄昏る。

「おい! 貧乏人! 今日こそは、ポン・カード・バトルで決着をつけてやる!」

 タカがサトに普段通り絡む。

「白い雲!」

「望むところだ! タカ! 貧乏人の恐ろしさを教えてやる!」
 
 サトもタカの挑戦を受ける。

「あっ! 虹が出てるよ! 今日は、いい日になりそうだね! アハッ!」

「先生も混ぜで! 給料でポンカードを買いまったのよ!」

 なぜか、教師のナカも加わる。

「おまえら! 私の普通を邪魔するんじゃないよー!!!!!!」

 遂にキレるスズ。

「これが俺様の普通だ。キラン!」

「急に吠えるなよ。おまえは犬か?」

「私、教師なんだけど? 鈴木さん、何か?」

 スズの普通を求める心は、かき消された。

「こ、これでは!? まるで私が悪いみたいじゃないか!?」

「スズちゃん、面倒臭い人とは関わらないのが普通だよ。」

「タナちゃん! タナちゃんだけが、私を普通の女の子にしてくれるよ! うえ~ん!」
 
「よしよし。いい子、いい子。スズちゃんはいい子だよ。」

「ニャー。」

 無敵の皇女様、現実世界で小学校の人間関係に悩む。まるで、お婆ちゃんにナデナデされる猫であった。タナおばあちゃんとスズ猫のフィギュア、期間限定で販売中!

「あなた! 見込みがあるわ! うちの部に入りなさい!」

 その時、昔に登場した謎の二人組が現れる。ここまで登場しなかったのは、忘れていただけだ。アハッ!

「にゃー!?」  

 スズが普通に暮らせる日は来なかった。

 つづく。

4-8-4

「私は、5年生の伊藤イト! ポン・カード部の部長だ!」

 謎の二人組の一人、伊藤イト。

「私も同じく5年生の渡辺ワタ! イトちゃんのおまけだよ! ワッハッハー!」

 おまけの渡辺ワタ。

「タナちゃん、私は、知らない人にはついていかないよ!」

「偉い! スズちゃん! 最初の頃に比べたら、普通になれてるよ!」

「やったー! 教祖様に褒められた! アハッ!」

 スズ、タナ普通教祖に祝福される。

「あの!? 私のお話を聞いてもらっていいかな?」

「お願いします! イトちゃんは不憫な子なんです!」

 必死にお願いするワタ。

「どうする? タナちゃん?」

「いいんじゃない。2回目の登場だし。」

 2回目の登場キャラクターは知らない人ではないらしい。

「ありがとうございます! タナ教祖様!」

「メシアだ! 救世主だ! ああ~! なんまいだ! 何枚だ?」

「あの・・・・・・私は神様じゃないんですけど?」

 イトとワタも、タナを神と崇める。

「これで今日から君たちも、ポン・カード部の部員だ! おめでとう!」

「いや、まだ、入部するとか、言ってないんですけど?」

「チッ! 勢いで押し切れなかった!」

「惜しかったね。イトちゃん。」

 なかなかに手強い上級生たち。

「残念ですが、私は、部屋キャン派なので、部活動は向いてませんよ。」

 しかし、普通を目指すスズは断ろうとする。

「部屋キャン? 何それ? ゆるキャポンみたいな感じ?」

「いえ、自分の部屋にテントを張って、窓から星空を眺めて、ほっこりするんです。アハッ!」

「ズコー!?」 

 スズよ。普通、人は、それを引きこもりという。

「分かった! 部室での部屋キャンも許そう! だから、部活に入って!」

「ええー!? いいんですか!? にゃ~!」

 またたびを見つけたスズ猫。

「ですが、やっぱりお断りします。」

「どうして?」

「なぜなら、既に私は、普通教部に入部しているからです!」

「なんですと!?」 

 注意。そんな部活はありません。

「ですから、タナ教祖様のお許しがないと、他の部活動に入る訳にはいけません。」

 しっかり断る普通教徒のスズ。

「実は、部員の人数が少なくて、正式な部活動と認めてもらえていないんだ。」

 部ではなく、正式には、ポン・カード同好会であった。

「大変ですね。いいですよ。ほぼ帰宅部と同じですよね。籍をおかさせてもらいます。」

「えー!?」

 あっさり裏切る、タナ教祖。アハッ!

「きょ、教祖様が入るなら、私も入部します・・・・・・。」

 こうしてスズは、ポン・カード部に入部することになった。

 つづく。

4-8-5

ピキーン!

「分かった! これは少子化で生徒数が足らない学校を救うために、生徒を集めるためのポン・カード部ですね?」

 スズは、ポン・ライブ方式だと思った。

「ポン区は、人気の区だから生徒はたくさんいるから、違うね。」

 合法的に東京都ポン区は特別区になった。スズが通うのは、ポン小学校である。

「みんな、ポン皇女航空ゲームでお金を稼ぐことに全集中してしまって、部活動何て興味が無くなっちゃったんだよ。」

 これも人気ゲームの弊害である。

「でも、どうして同好会なんですか?」

 タナの普通な質問。

「部になるためには、最低5人の部員が必要なんだ。」

「サト、タカ。おまえたちの入る部活が決まったぞ。」

 サトとタカも入部すると部員が6人になる。

「部になるためには、顧問の先生がいるし。」

「ナカ先生。部活の顧問が決まりましたよ。」

 ナカを顧問にすると問題解決。

ドンドン! ピュウピュウ! パフパフ!

「完璧なのだ! 私は天才だ! なぜなら私は鈴木スズなのだから! オッホッホー!」

 どんな時でも、スズはスズであった。

「見たか! 私の見込んだ通りだ! 彼女は大物になるぞ! ワッハッハー!」

「そうだね。ワッハッ・・・・・・あれ!?」

 その時、ワタの顔が笑い過ぎて落ちた。

「ギャアアアアアアー!」

「お化け!?」

 教室が騒然とする。

「ごめんごめん。説明していなかったね。ワタは、アンドロイドなんだ。」

「アンドロイド!?」

 ワタ先輩は、アンドロイドだった。

「すげえ!? ロボット!? ワクワク! ワクワク!」

 スズは、ロボットに興味津々。

「でも、アンドロイドなんて、どこが開発したんですか?」

「ポン王国だよ。」

「ズコー!?」

 スズは何も聞いていない。

(愛ちゃんの仕業だな!? また私の知らない所で好き勝手して!?)

「ポン王国には、優秀なAIがいて、なんでも生成AIが何でも作っちゃうみたいなんだ。ポン皇女通販でアンドロイドが売っているんだ!」

「マジか!?」

 もちろん優秀なAIは、愛ちゃんである。エヘッ!

「歯が痛い!? チョコレートを食べ過ぎたです!? 歯医者は怖いから行きたくないです!? ズキン! ズキン! うおおおおおー!」

 皇女様には、ポンコツ虫歯AIにみえても、世間では、超優秀なAIであった。エヘッ!

ピキーン!

「まさか!?」

 スズは、愛ちゃんのSNSを検索した。

「あった!? やっぱり!? そういうことか!?」

 SNSの写真には、行列に並ぶ愛ちゃん。原宿でクレープを食べる愛ちゃん。東京スカイ・ポン・ツリーで地上を見下す愛ちゃん。様々な写真があった。ちなみに「可愛い愛ちゃんブロマイド」は、全世界で無料配布中である。ソポン様を見習って「初動ブースト」のためにポンマネーをばらまき、自分のファンを素早く獲得していく、愛ちゃんであった。エヘッ!

「やりやがったな!? 自分が現実世界に行くために、生成AIで、アンドロイド開発を行っていたんだな!?」

 人類が、体を持ったAIに支配される日も近いかもしれない。タイトル「AIの惑星。」エヘッ!

 つづく。
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