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サト―と火の精霊
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「美味しい焼き芋を作るぞ! 燃えろ! 燃えろ! 火よ燃えろ!」
少年が落ち葉に火をつけて焼き芋を焼いている。名前はサトー。16才の普通の少年だ。
「ドカーン!」
その時、大きな音がした。
「な、なんだ!? 芋が爆発した!?」
サトーは焼き芋が爆発した。
「誰だ? 私を呼び出したのは!」
火の中から小さな少女が焼き芋を食べながら現れる。
スピリット・ファンタジー
「出たー! お化け! お許しください! 命だけはお助け下さい!」
佐藤は少女に驚き命乞いする。
「失礼な! 私はお化けではない! 火の精霊サラマンダーのサラちゃんだ! アハッ!」
現れた少女は火の精霊サラマンダーだった。
「なんだ。精霊の焼き芋泥棒か。」
異世界のファンタジー世界なので住民にとって精霊の存在は普通である。サトーは焼き芋で火の精霊サラマンダーを召還した。
「さあ、焼き芋も食べたことだし帰るとするか。」
火の精霊サラマンダーは食い逃げが得意だった。
「待て。逃がさんぞ。芋を返してもらおうか?」
サトーは火の精霊サラマンダーの首根っこを摑まえる。
「キャアアアアアアー!? 離せ! 離せ! ここで遊んでいる場合ではない! 魔王が復活したのだ!」
火の精霊サラマンダーは魔王が復活したという。
「魔王? 嘘をついて逃げようとしても無駄だぞ。」
サトーは火の精霊サラマンダーのいうことを信じない。
「ドカーン!」
その時、大きな爆発音がした。
「なんだ!? また焼き芋が爆発したのか!?」
サトーは焼き芋のことが頭から離れない。
「違う! これは魔王が近所のシブヤ―村に攻め込んだんだ!」
火の精霊サラマンダーは魔王軍が攻め込んできたという。
「なんだって!? シブヤー村は俺の村だぞ!? 父さん! 母さん!」
サトーは自分の住んでいるシブヤー村に顔色を変えて必死に駆けて行く。
「待ってよ! 置いて行かないで!」
火の精霊サラマンダーもサトーの後を追いかける。
「ああ!? 俺の村が!?」
サトーが駆け付けるとシブヤー村は火の海だった。
「スラスラ!」
スライムなどの魔物がたくさんいて、人々を襲っていた。
「お父さんとお母さんは無事なのか!?」
サトーは両親を探す。
「ワッハッハー!」
その時、笑い声が聞こえてくる。
「ああ!? お父さん! お母さん!」
サトーの両親は何者かに捕まっていた。
「逃げろ! 息子よ!」
「こっちに来ないで!」
サトーの両親は息子に逃げろという。
「なんだ? あれがお前たちの子供か。面白い子供の目の前で殺してやる。」
何者かはサトーの両親を貫く。
「ギャアアアアアアー!」
サトーの両親は一瞬で死に絶えた。
「お父さん!? お母さん!? うおおおおおおおー!」
サトーは目の前で両親が死ぬのを見てしまい涙を流して苦しむ。
「ワッハッハー! 人間の鳴き声は気持ちがいいぜ!」
何者かは大いに喜ぶ。
「くそっ! 絶対に許さないぞ! おまえはいったい何者だ?」
佐藤は両親を殺した者に尋ねる。
「俺は悪魔だよ。」
正体は悪魔だった。
「悪魔!?」
サトーは悪魔と聞いて驚く。
「そうだ。俺は悪魔バエル。魔王シュベルト様の配下の悪魔だ! ワッハッハー!」
悪魔バエルは魔王の手下であった。
「魔王様がトウキョー国を征服するために悪魔を放ったのだ! 人間は皆殺しだ! ワッハッハー!」
魔王は人間を排除するらしい。
「おまえも殺してやる! 両親と仲良く暮らすんだな!」
悪魔バエルがサトーに迫る。
「ギャアアアアアアー!?」
サトーは死を覚悟した。
「ファイア!」
その時、どこからともなく火が飛んでくる。
「誰だ!? 俺の邪魔をする奴は!?」
悪魔バエルは振り向く。
「やめなさい! 悪魔め!」
そこに火の精霊サラマンダーがやってくる。
「サラちゃん!?」
サトーは火の精霊サラマンダーを認識する。
「なんだ? おまえは。呪われた空飛ぶぬいぐるみか?」
悪魔バエルのいうことも一理ある。
「違うわい! 私は火の精霊サラマンダーのサラちゃんだ!」
自己紹介をする火の精霊サラマンダー。
「火の精霊サラマンダーだと!? ・・・・・・嘘ん。」
悪魔バエルは一瞬怯むが小さな可愛い女の子のぬいぐるみにしか見えない。
「本当だ! 私は火の精霊だっの! おまえなんか私が倒してやる!」
疑われる火の精霊サラマンダー。
「できるもんならやってみろ! ワッハッハー!」
悪魔バエルは倒されないと思っている。
「おい。サトー。精霊戦士になって悪魔を倒すぞ!」
火の精霊サラマンダーはサトーに精霊戦士になるように言う。
「精霊戦士?」
サトーには何のことか分からない。
「そうだ。精霊戦士だ。おまえは火の精霊サラマンダーの精霊戦士なのだ!」
サトーは火の精霊の精霊戦士らしい。
「どうして俺が!?」
疑問を抱くサトー。
「火の精霊サラマンダーの私を召還できたのが、おまえが私の精霊戦士の証拠だ!」
精霊を召還できると精霊戦士になれるみたいだ。
「え・・・・・・ただ焼き芋を焼いただけなのに。」
一瞬、サトーの時間が止まる。
「死ねー! 人間!」
悪魔バエルは待ってはくれない。
「ギャアアアアアアー! 殺される!」
サトーは死を覚悟した。
「早く! イフリート・変身! って言って!」
火の精霊サラマンダーはサトーに変身の言葉を伝える。
「イフリート・変身!」
サトーは返信の呪文を唱えた。
「うおおおおおおおー!?」
サトーの体が燃え上がる。
「なんだ!? 自爆しやがった!?」
悪魔バエルは驚いて立ち止まる。
「悪いが俺は死んでないぜ!」
炎の中から人影が現れる。
「ゲゲゲッ!? 人間が生きてる!?」
悪魔バエルはサトーが死んでいなかったことに驚く。
「なぜ俺は死んでいないんだ? 炎に包まれたのに? それに衣装が変わっている?」
サトーは火の鎧に身に纏っている。
「それはおまえが火の精霊サラマンダーの精霊戦士になったからだ。」
火の精霊サラマンダーは説明する。
「マジか!? 俺が火の精霊の精霊戦士になったのか!?」
サトーは自分が精霊戦士になったことに驚く。
「さあ! サトー! 悪魔と戦え!」
火の精霊サラマンダーはサトーを悪魔と戦わせようとする。
「ええ!? なんで!? 俺が!? 嫌だ! 死にたくない!」
抵抗するサトー。
「大丈夫よ! 精霊戦士は強いんだから!」
説得を試みる火の精霊サラマンダー。
「ゴチャゴチャ言ってるんじゃねえ! 俺が殺してやるよ!」
再び悪魔バエルが特攻を仕掛けてくる。
「ギャアアアアアアー!? 死ぬ!?」
サトーは悪魔バエルの攻撃をかわそうとした。
「何!? 俺の攻撃がかわされただと!?」
悪魔バエルの攻撃をサトーはかわしていた。
「あれ? 攻撃が当たっていない? もしかして俺は悪魔の攻撃をかわせたのか?」
サトーの中で何かが変わり始めた。
「そうよ! 精霊戦士は普通の人間の何倍もの速さで動けるのよ!」
火の精霊サラマンダーが精霊戦士の説明をする。
「すごい! 精霊戦士!」
サトーは精霊戦士のすごさに気づき強さを実感する。
「サラマンダー。精霊戦士って攻撃力も強いの?」
ふとした疑問をサトーは火の精霊サラマンダーに聞いてみた。
「もちろん! 火力抜群よ!」
火の精霊サラマンダーは攻撃力に自信があった。
「よし! やってやるぜ!」
サトーは悪魔バエルに突撃して殴りかかる。
「ギャアアアアアアー!」
サトーのパンチが悪魔バエルに命中して吹き飛ばす。
「スゴイ!? これなら悪魔に勝てるかもしれない!?」
サトーは精霊戦士の自分が強いので初めて悪魔に勝てるかもと思えた。
「バカな!? ありえない!? 悪魔の俺が、たかが人間如きに吹き飛ばされるなんて!? それは例え人間が精霊の力を借りたとしてもだ!?」
悪魔バエルは弱いと思っていた人間に吹き飛ばされて衝撃を受けている。
「サトー、必殺技はもっとすごいぞ!」
火の精霊サラマンダーはサトーに勝利のグットサインを出す。
「おお! お父さんとお母さんの仇を取ってやる! 燃えろ! 燃えろ! 俺の炎よ!」
サトーは火の精霊の精霊戦士らしく燃えてきた。
「アッチチチチチッチ!?」
小火も起こる。
「悪い奴は俺が倒す! いくぞ! 必殺! サラマンダー・パンチ!」
サトーは炎のパンチを繰り出す。
「人間如きに負けるものか! 俺は悪魔だぞ! バエル・パンチ!」
悪魔バエルも必殺パンチで応戦する。
「ドカーン!」
サトーと悪魔バエルのパンチ同士がぶつかり合う。
「ギャアアアアアアー! 覚えてろよ!」
悪魔バエルは遥か彼方に吹き飛ばされて星になって消えた。
「やったー! やったぞ! 俺の勝ちだ! 悪魔に勝ったんだ!」
勝利に大喜びのサトー。
「初戦で死ななかった人間は久しぶりね。もしかしらたサトーは精霊戦士として見込みがあるかも、アハッ!」
火の精霊サラマンダーは意外に冷静だった。
「お父さん。お母さん。仇は打ちました。天国でゆっくり休んでください。」
サトーは悪魔バエルに殺された両親の冥福を祈る。
「よし! 悪魔を操る悪い魔王を倒して世界を救うぜ!」
闘志に燃えるサトーであった。
つづく。
少年が落ち葉に火をつけて焼き芋を焼いている。名前はサトー。16才の普通の少年だ。
「ドカーン!」
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「な、なんだ!? 芋が爆発した!?」
サトーは焼き芋が爆発した。
「誰だ? 私を呼び出したのは!」
火の中から小さな少女が焼き芋を食べながら現れる。
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「なんだ。精霊の焼き芋泥棒か。」
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「さあ、焼き芋も食べたことだし帰るとするか。」
火の精霊サラマンダーは食い逃げが得意だった。
「待て。逃がさんぞ。芋を返してもらおうか?」
サトーは火の精霊サラマンダーの首根っこを摑まえる。
「キャアアアアアアー!? 離せ! 離せ! ここで遊んでいる場合ではない! 魔王が復活したのだ!」
火の精霊サラマンダーは魔王が復活したという。
「魔王? 嘘をついて逃げようとしても無駄だぞ。」
サトーは火の精霊サラマンダーのいうことを信じない。
「ドカーン!」
その時、大きな爆発音がした。
「なんだ!? また焼き芋が爆発したのか!?」
サトーは焼き芋のことが頭から離れない。
「違う! これは魔王が近所のシブヤ―村に攻め込んだんだ!」
火の精霊サラマンダーは魔王軍が攻め込んできたという。
「なんだって!? シブヤー村は俺の村だぞ!? 父さん! 母さん!」
サトーは自分の住んでいるシブヤー村に顔色を変えて必死に駆けて行く。
「待ってよ! 置いて行かないで!」
火の精霊サラマンダーもサトーの後を追いかける。
「ああ!? 俺の村が!?」
サトーが駆け付けるとシブヤー村は火の海だった。
「スラスラ!」
スライムなどの魔物がたくさんいて、人々を襲っていた。
「お父さんとお母さんは無事なのか!?」
サトーは両親を探す。
「ワッハッハー!」
その時、笑い声が聞こえてくる。
「ああ!? お父さん! お母さん!」
サトーの両親は何者かに捕まっていた。
「逃げろ! 息子よ!」
「こっちに来ないで!」
サトーの両親は息子に逃げろという。
「なんだ? あれがお前たちの子供か。面白い子供の目の前で殺してやる。」
何者かはサトーの両親を貫く。
「ギャアアアアアアー!」
サトーの両親は一瞬で死に絶えた。
「お父さん!? お母さん!? うおおおおおおおー!」
サトーは目の前で両親が死ぬのを見てしまい涙を流して苦しむ。
「ワッハッハー! 人間の鳴き声は気持ちがいいぜ!」
何者かは大いに喜ぶ。
「くそっ! 絶対に許さないぞ! おまえはいったい何者だ?」
佐藤は両親を殺した者に尋ねる。
「俺は悪魔だよ。」
正体は悪魔だった。
「悪魔!?」
サトーは悪魔と聞いて驚く。
「そうだ。俺は悪魔バエル。魔王シュベルト様の配下の悪魔だ! ワッハッハー!」
悪魔バエルは魔王の手下であった。
「魔王様がトウキョー国を征服するために悪魔を放ったのだ! 人間は皆殺しだ! ワッハッハー!」
魔王は人間を排除するらしい。
「おまえも殺してやる! 両親と仲良く暮らすんだな!」
悪魔バエルがサトーに迫る。
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サトーは死を覚悟した。
「ファイア!」
その時、どこからともなく火が飛んでくる。
「誰だ!? 俺の邪魔をする奴は!?」
悪魔バエルは振り向く。
「やめなさい! 悪魔め!」
そこに火の精霊サラマンダーがやってくる。
「サラちゃん!?」
サトーは火の精霊サラマンダーを認識する。
「なんだ? おまえは。呪われた空飛ぶぬいぐるみか?」
悪魔バエルのいうことも一理ある。
「違うわい! 私は火の精霊サラマンダーのサラちゃんだ!」
自己紹介をする火の精霊サラマンダー。
「火の精霊サラマンダーだと!? ・・・・・・嘘ん。」
悪魔バエルは一瞬怯むが小さな可愛い女の子のぬいぐるみにしか見えない。
「本当だ! 私は火の精霊だっの! おまえなんか私が倒してやる!」
疑われる火の精霊サラマンダー。
「できるもんならやってみろ! ワッハッハー!」
悪魔バエルは倒されないと思っている。
「おい。サトー。精霊戦士になって悪魔を倒すぞ!」
火の精霊サラマンダーはサトーに精霊戦士になるように言う。
「精霊戦士?」
サトーには何のことか分からない。
「そうだ。精霊戦士だ。おまえは火の精霊サラマンダーの精霊戦士なのだ!」
サトーは火の精霊の精霊戦士らしい。
「どうして俺が!?」
疑問を抱くサトー。
「火の精霊サラマンダーの私を召還できたのが、おまえが私の精霊戦士の証拠だ!」
精霊を召還できると精霊戦士になれるみたいだ。
「え・・・・・・ただ焼き芋を焼いただけなのに。」
一瞬、サトーの時間が止まる。
「死ねー! 人間!」
悪魔バエルは待ってはくれない。
「ギャアアアアアアー! 殺される!」
サトーは死を覚悟した。
「早く! イフリート・変身! って言って!」
火の精霊サラマンダーはサトーに変身の言葉を伝える。
「イフリート・変身!」
サトーは返信の呪文を唱えた。
「うおおおおおおおー!?」
サトーの体が燃え上がる。
「なんだ!? 自爆しやがった!?」
悪魔バエルは驚いて立ち止まる。
「悪いが俺は死んでないぜ!」
炎の中から人影が現れる。
「ゲゲゲッ!? 人間が生きてる!?」
悪魔バエルはサトーが死んでいなかったことに驚く。
「なぜ俺は死んでいないんだ? 炎に包まれたのに? それに衣装が変わっている?」
サトーは火の鎧に身に纏っている。
「それはおまえが火の精霊サラマンダーの精霊戦士になったからだ。」
火の精霊サラマンダーは説明する。
「マジか!? 俺が火の精霊の精霊戦士になったのか!?」
サトーは自分が精霊戦士になったことに驚く。
「さあ! サトー! 悪魔と戦え!」
火の精霊サラマンダーはサトーを悪魔と戦わせようとする。
「ええ!? なんで!? 俺が!? 嫌だ! 死にたくない!」
抵抗するサトー。
「大丈夫よ! 精霊戦士は強いんだから!」
説得を試みる火の精霊サラマンダー。
「ゴチャゴチャ言ってるんじゃねえ! 俺が殺してやるよ!」
再び悪魔バエルが特攻を仕掛けてくる。
「ギャアアアアアアー!? 死ぬ!?」
サトーは悪魔バエルの攻撃をかわそうとした。
「何!? 俺の攻撃がかわされただと!?」
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「あれ? 攻撃が当たっていない? もしかして俺は悪魔の攻撃をかわせたのか?」
サトーの中で何かが変わり始めた。
「そうよ! 精霊戦士は普通の人間の何倍もの速さで動けるのよ!」
火の精霊サラマンダーが精霊戦士の説明をする。
「すごい! 精霊戦士!」
サトーは精霊戦士のすごさに気づき強さを実感する。
「サラマンダー。精霊戦士って攻撃力も強いの?」
ふとした疑問をサトーは火の精霊サラマンダーに聞いてみた。
「もちろん! 火力抜群よ!」
火の精霊サラマンダーは攻撃力に自信があった。
「よし! やってやるぜ!」
サトーは悪魔バエルに突撃して殴りかかる。
「ギャアアアアアアー!」
サトーのパンチが悪魔バエルに命中して吹き飛ばす。
「スゴイ!? これなら悪魔に勝てるかもしれない!?」
サトーは精霊戦士の自分が強いので初めて悪魔に勝てるかもと思えた。
「バカな!? ありえない!? 悪魔の俺が、たかが人間如きに吹き飛ばされるなんて!? それは例え人間が精霊の力を借りたとしてもだ!?」
悪魔バエルは弱いと思っていた人間に吹き飛ばされて衝撃を受けている。
「サトー、必殺技はもっとすごいぞ!」
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「おお! お父さんとお母さんの仇を取ってやる! 燃えろ! 燃えろ! 俺の炎よ!」
サトーは火の精霊の精霊戦士らしく燃えてきた。
「アッチチチチチッチ!?」
小火も起こる。
「悪い奴は俺が倒す! いくぞ! 必殺! サラマンダー・パンチ!」
サトーは炎のパンチを繰り出す。
「人間如きに負けるものか! 俺は悪魔だぞ! バエル・パンチ!」
悪魔バエルも必殺パンチで応戦する。
「ドカーン!」
サトーと悪魔バエルのパンチ同士がぶつかり合う。
「ギャアアアアアアー! 覚えてろよ!」
悪魔バエルは遥か彼方に吹き飛ばされて星になって消えた。
「やったー! やったぞ! 俺の勝ちだ! 悪魔に勝ったんだ!」
勝利に大喜びのサトー。
「初戦で死ななかった人間は久しぶりね。もしかしらたサトーは精霊戦士として見込みがあるかも、アハッ!」
火の精霊サラマンダーは意外に冷静だった。
「お父さん。お母さん。仇は打ちました。天国でゆっくり休んでください。」
サトーは悪魔バエルに殺された両親の冥福を祈る。
「よし! 悪魔を操る悪い魔王を倒して世界を救うぜ!」
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つづく。
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