英語は魔法 English is Magic

渋谷かな

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ドリーム・ソード

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「これが俺の夢の剣だ!」
「うわあ!?」
 望は自分の剣で斬りこんできた灰色5号を跳ね返す。
「夢の剣だと!?」
「そうだ。ドリーム・ソードだ。夢を司る魔法使いの俺にピッタリの剣だ。」
「クソッ!? ふざけやがって!?」
 望は魔法使いから魔法剣士へと進化した。これで接近戦も大丈夫。
「さあ、勝負だ! 俺の夢と、おまえの血、どちらが強いか勝負だ!」
「ストップ!」
 その時、灰色5号が戦いを止める。
「どうした? トイレか?」
「違う。おまえたちの血を吸ってないから、血液不足だ。トマトジュースを飲んでくるから一時休戦だ。」
「はあ!?」
「こらー!? トマトジュースも血じゃないぞ!?」
 そういうと灰色5号は姿を消した。
「なんだったのよ?」
「まあ、いい。今の間に都庁を目指そう。」
 望とハチコは魔法大都市新宿にある魔法東京都の都庁に向かう。

「これが都庁か!? 大きいな!?」
 望たちは都庁の麓にたどり着いた。
「こっちです。」
 ハチコの案内で展望台行きのエスカレーターに乗る。
「高いな。俺の高校と同じくらいの高さかな?」
「そうですね。当時は東京で1番高い建物でしたから。」
 空にも手が届きそうに高くそびえる都庁の展望台を過ぎて、そのまま天界の神様の元へ直行する望たち。
「おお! 天界だ! 久しぶりだな!」
 望は新宿の天界に来たのは初めてだった。
「よく来たな人間ども。」
 その時、一人の天使が現れる。
「お久しぶりです。」
「誰だ? この天使は。」
「新宿の天使、新天様です。」
 新宿の天使も省略した呼び方で呼ばれていた。
「神様がお呼びだ。ついてこい。」
「こいつも下界にいったら、人間に染まるのかな?」
「分かりません。」
 望は渋天の話をしている落ちた天使のことを堕天使と呼ぶ。
「よく来た。魔法使いよ。」
 新宿の神様、新神様が望たちを出迎えてくれる。
「望が次のレベルに上がるには経験値が35億1265万ポイント必要だ。」
「ゲーム違ってますから!?」
「面白い人間だ。」
「あんたも面白い神だよ。」
「ワッハッハー!」
 上機嫌で打ち解けあう望と新神であった。
「なに? 折角、冒険するのに何か目的がない?」
「おい、そんなことは言ってない。」
「分かった。それなら世界に何でも願い事が叶う、夢の欠片というアイテムを投入しよう。たくさん集めてレアなアイテムと交換だ! ワッハッハー!」
「なんてマイペースな神様なんだ!?」
 これが最大権力者の神の所業である。
 つづく。
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