65 / 89
第三章
ネル お姉さんからもてなしを受ける
しおりを挟む
本文の前に一言。
深夜テンションのせいで少々開幕から飛ばしていきます。ご注意を。
◇◆◇◆◇◆
「……はぁ……はぁ……そこ、触っちゃ……くぅっ!?」
「ウフフ。恥ずかしがらなくて良いのよん! お姉さんにぜ~んぶま・か・せ・てっ♪」
イザスタの手が艶めかしく伸び、汗にまみれた背をぬるりと撫でさする。
「あら~? 見かけより良い身体してるわねぇ。華奢に見えて意外と中身はしっかり。あたし好きよそういうの! 良いわぁ! 触り甲斐がある」
そしてイザスタはゆっくりと指を開き、
ドスッ!
うつ伏せのピーターの背に指を勢いよく突き込んだ。
「はうぁっ!?」
「あら? 痛みはない筈だけど……これは相当疲れが溜まっちゃってるわねぇ。さしずめそこのネルちゃん達に付き合って思いっきり頑張ったのね。大丈夫! お姉さんに掛かればすぐに良くなるからね!」
「ちょっ!? ちょっと待ってくだ」
「ダ~メ!」
メキャ!
イザスタは輝くような笑顔で骨をこきこきと鳴らしながら、ピーターの施術に取り掛かった。
時間は最初に女がイザスタと名乗った時に遡る。
「それじゃあ次はそちらの番よ。まずはお名前から聞かせて!」
何とかピーターを引きはがし、いつでも突撃できるよう軽く構えながら様子を窺ってみたのだけど、イザスタはこんな調子でまるで敵意も悪意も感じられない。……仕方ない。
「名前? ネルだよ。ネル・プロティ。アンタを倒してもうじき幹部になるレディ」
「まあ名乗られたら名乗り返すのが礼儀ですわね! 私ガーベラ・グリーンと申します。よろしくお願いいたしますわ」
「その、ピーター……です。よろしく」
「うんうん! ネルちゃんにガーベラちゃんにピーターちゃんね! よろしくっ♪」
名前を言うと、イザスタはとても嬉しそうにまたころころと笑う。
しかしどうしよう。自己紹介中も探ってみたけどこの女、身のこなしにまるで隙がない。おまけに、
「ネル。気づいていまして?」
「うん。まともに行ったらさっきの二の舞だよ」
液体だから砂浜に染み込んで終わりかと思ったら、さっきのドロドロがそのまま不自然な動きでイザスタの周囲に集まっている。また絡みつかれたら嫌だなぁ。
「う~ん。気合入れないとよく視えないですけど、微かにあの人から何かあのドロドロに繋がりを感じます。というかこれ……」
呼吸困難から立ち直ったピーターが、目を凝らして何か妙な顔をしている。
「というか……何?」
「いえ。何でもないです。……まさかいくらなんでもそんな事ないよね。」
なんか変な事を言ってるけど、今はまあ置いておこう。それよりどうやってあのドロドロをどうにかしつつイザスタをぶっ飛ばすかだよ。
試しにもう一度さっきより速度を上げて突っ込んでみようか。そんな事を考えていると、
「あら? あらあらあら!? その胸に着けてるのって!?」
何かに気づいたような声を上げ、イザスタはあたしの方に普通に歩いてきた。な、何よ?
すると、イザスタはあたしの胸ポケット。正確に言うと胸に付けているオジサンから借りた砂時計のお守りを凝視する。
「……やっぱり。ねぇネルちゃん。アナタケンちゃんのお知り合い?」
「えっ!? オジサンの事知ってるの?」
「勿論よ! だってケンちゃんはアタシの……っと!?」
ピカ~っ!
急にイザスタの胸元から、正確に言うと胸に付けていたネックレス。そこに付いている赤い砂時計の飾りが光りだした。……あの砂時計。このお守りと似てる。色はこっちは灰色だけど。
「何ですの?」
「ちょっと待っててね! ……はいもしもし! こちらイザスタお姉さんよ~! ……あらケンちゃんじゃない!? うふふ! どうしたの突然?」
えっ!? オジサンが何でこの女に連絡を!?
どうやら砂時計は通信機になっているみたいで、イザスタはこっちに背を向けて何か話し始めた。口元が見えず声もよく聞き取れない。そしてしばらくすると、
「……ゴメンって。悪かったとは思っているのよホント。お詫びにこっちは責任もって頑張っちゃうから……えっ!? そんなに張り切らなくて良い? まあそう言わないで! 任せといて! ……じゃあねケンちゃん! その内また遊びましょうねん。ば~い! ……待たせちゃってごめんね皆」
通話が終わったのか、振り向くなりイザスタはさっきよりもご機嫌な表情でこっちに笑いかける。
「や~っと終わったのオバサン。それで? アンタをぶっ飛ばせばここの課題はOKってことで良い?」
「もぅ。オバサンじゃなくお姉さんと呼んでほしいのになぁ。まあ良いけどね。……え~っと、実は伝えなきゃいけない事があるのよん」
「ルール説明ですか? それが課題として必要なのであればお聞きしますが」
ガーベラがそう尋ねると、イザスタは少し困った顔して首を横に振る。
「そうじゃなくて……なんて言えば良いかしらねぇ。色々と手違いと言うか不慮の事故と言うか……要するに」
そこでイザスタは一拍置くと、
「実はここ。完全にテストとは無関係のアタシのプライベートルームなのよねん。おまけに扉の誤作動で、元の場所に引き戻すのもしばらく時間が掛かるんだって。まいっちゃうわよねっ!」
そうあっけらかんとした態度でめちゃくちゃな事を言い出した。
そうして話は今に戻る。
一応リーダーとしてピーターが詳しく聞いてみると、ここはちょっと特殊な場所にあって普通の方法では出る事は出来ず、扉の復旧を待つしかないんだって。
試しにガーベラが思いっきり髪を伸ばして周囲を探ってみると、少なくとも数キロ以上は広がっていてそれ以上は調べるのが大変になったとか。それだけ広くてプライベートルームとか。
復旧までどのくらい掛かるか分からないという事でちょっと……ちょびっとだけ慌てたけど、あくまで事故という事でこの分のタイムは運営側も考慮してくれるらしい。あと、
「さあさあ。事故とはいえ折角のお客様ですもの! 扉が直るまでた~っぷりおもてなしさせて頂戴な! 心も身体も満たされるようすっごく大歓迎しちゃうから!」
「あのぉ……そう言いつつ何でボクの服を掴んでいるんでしょうか? あと何で手をワキワキとさせていらっしゃるんでしょうか?」
「脱がせなきゃ触れないでしょう? 大丈夫。アタシのマッサージはよく効くって評判なのよん!」
なんかピーターがまた攫われた。
目にも止まらぬ早業で上の服を脱がされ、素早く用意されたシートに寝かされ、イザスタの手が動く度にピーターの身体から普通鳴っちゃいけないような音が鳴る。
その間、あたし達はと言うと、
「私達。一体何を見せられているんでしょうね?」
「さあね。分かんない。……あっ!? このリンゴ美味しい! もう一つ食べよっと!」
イザスタが用意したビーチチェアーに横たわり、ちょいちょい備え付けの果物を摘まんでいた。結局これは試験とは関係ないんなら、わざわざイザスタをぶっ飛ばして下手に体力を使うより出た後に備えた方が良いもんね! あたしってばあったま良い!
あっ!? そうだっ!
「ねぇイザスタ。そういえばさ」
「うん? なぁに?」
リンゴを齧りながら呼びかけると、イザスタはマッサージの手を休めずに応える。丁度良いから待ってる間に聞いておこう。
「その砂時計と言い、オジサンにやけに馴れ馴れしい感じだしさ。アンタオジサンの何なの? 今オジサンはあたしの下僕一号だからあげないよ」
「それは私も気になりますわね。あの方の交友関係が相当広いのは知っていましたが、一体どういう御関係ですの?」
「ケンちゃんとアタシの関係? ……う~ん。なんて言えば良いのかしらね。元同僚とか友達とか色々あるけど一番ピンとくるのは……」
そう尋ねるとイザスタはしばらく考え、
「………………幼馴染、かしら? アタシ的にはそれ以上の関係になっても全然OKだったんだけどねん!」
「……は?」
グシャっ!
それを聞いて、あたしはいつの間にか食べていたリンゴを握り潰していた。
◇◆◇◆◇◆
スマヌ。第三章後編スタートにこれは本当にスマヌ。
でも筆が止まらなかったんですものしょうがないよね? 特にピーター君の所は筆が進む進む。その調子だピーター君。
この話までで面白いとか良かったとか思ってくれる読者様。完結していないからと評価を保留されている読者様。
読者様の反応は作家のエネルギー源です。ここぞとばかりに投入していただけるともうやる気がモリモリ湧いてきますので何卒、何卒よろしく!
深夜テンションのせいで少々開幕から飛ばしていきます。ご注意を。
◇◆◇◆◇◆
「……はぁ……はぁ……そこ、触っちゃ……くぅっ!?」
「ウフフ。恥ずかしがらなくて良いのよん! お姉さんにぜ~んぶま・か・せ・てっ♪」
イザスタの手が艶めかしく伸び、汗にまみれた背をぬるりと撫でさする。
「あら~? 見かけより良い身体してるわねぇ。華奢に見えて意外と中身はしっかり。あたし好きよそういうの! 良いわぁ! 触り甲斐がある」
そしてイザスタはゆっくりと指を開き、
ドスッ!
うつ伏せのピーターの背に指を勢いよく突き込んだ。
「はうぁっ!?」
「あら? 痛みはない筈だけど……これは相当疲れが溜まっちゃってるわねぇ。さしずめそこのネルちゃん達に付き合って思いっきり頑張ったのね。大丈夫! お姉さんに掛かればすぐに良くなるからね!」
「ちょっ!? ちょっと待ってくだ」
「ダ~メ!」
メキャ!
イザスタは輝くような笑顔で骨をこきこきと鳴らしながら、ピーターの施術に取り掛かった。
時間は最初に女がイザスタと名乗った時に遡る。
「それじゃあ次はそちらの番よ。まずはお名前から聞かせて!」
何とかピーターを引きはがし、いつでも突撃できるよう軽く構えながら様子を窺ってみたのだけど、イザスタはこんな調子でまるで敵意も悪意も感じられない。……仕方ない。
「名前? ネルだよ。ネル・プロティ。アンタを倒してもうじき幹部になるレディ」
「まあ名乗られたら名乗り返すのが礼儀ですわね! 私ガーベラ・グリーンと申します。よろしくお願いいたしますわ」
「その、ピーター……です。よろしく」
「うんうん! ネルちゃんにガーベラちゃんにピーターちゃんね! よろしくっ♪」
名前を言うと、イザスタはとても嬉しそうにまたころころと笑う。
しかしどうしよう。自己紹介中も探ってみたけどこの女、身のこなしにまるで隙がない。おまけに、
「ネル。気づいていまして?」
「うん。まともに行ったらさっきの二の舞だよ」
液体だから砂浜に染み込んで終わりかと思ったら、さっきのドロドロがそのまま不自然な動きでイザスタの周囲に集まっている。また絡みつかれたら嫌だなぁ。
「う~ん。気合入れないとよく視えないですけど、微かにあの人から何かあのドロドロに繋がりを感じます。というかこれ……」
呼吸困難から立ち直ったピーターが、目を凝らして何か妙な顔をしている。
「というか……何?」
「いえ。何でもないです。……まさかいくらなんでもそんな事ないよね。」
なんか変な事を言ってるけど、今はまあ置いておこう。それよりどうやってあのドロドロをどうにかしつつイザスタをぶっ飛ばすかだよ。
試しにもう一度さっきより速度を上げて突っ込んでみようか。そんな事を考えていると、
「あら? あらあらあら!? その胸に着けてるのって!?」
何かに気づいたような声を上げ、イザスタはあたしの方に普通に歩いてきた。な、何よ?
すると、イザスタはあたしの胸ポケット。正確に言うと胸に付けているオジサンから借りた砂時計のお守りを凝視する。
「……やっぱり。ねぇネルちゃん。アナタケンちゃんのお知り合い?」
「えっ!? オジサンの事知ってるの?」
「勿論よ! だってケンちゃんはアタシの……っと!?」
ピカ~っ!
急にイザスタの胸元から、正確に言うと胸に付けていたネックレス。そこに付いている赤い砂時計の飾りが光りだした。……あの砂時計。このお守りと似てる。色はこっちは灰色だけど。
「何ですの?」
「ちょっと待っててね! ……はいもしもし! こちらイザスタお姉さんよ~! ……あらケンちゃんじゃない!? うふふ! どうしたの突然?」
えっ!? オジサンが何でこの女に連絡を!?
どうやら砂時計は通信機になっているみたいで、イザスタはこっちに背を向けて何か話し始めた。口元が見えず声もよく聞き取れない。そしてしばらくすると、
「……ゴメンって。悪かったとは思っているのよホント。お詫びにこっちは責任もって頑張っちゃうから……えっ!? そんなに張り切らなくて良い? まあそう言わないで! 任せといて! ……じゃあねケンちゃん! その内また遊びましょうねん。ば~い! ……待たせちゃってごめんね皆」
通話が終わったのか、振り向くなりイザスタはさっきよりもご機嫌な表情でこっちに笑いかける。
「や~っと終わったのオバサン。それで? アンタをぶっ飛ばせばここの課題はOKってことで良い?」
「もぅ。オバサンじゃなくお姉さんと呼んでほしいのになぁ。まあ良いけどね。……え~っと、実は伝えなきゃいけない事があるのよん」
「ルール説明ですか? それが課題として必要なのであればお聞きしますが」
ガーベラがそう尋ねると、イザスタは少し困った顔して首を横に振る。
「そうじゃなくて……なんて言えば良いかしらねぇ。色々と手違いと言うか不慮の事故と言うか……要するに」
そこでイザスタは一拍置くと、
「実はここ。完全にテストとは無関係のアタシのプライベートルームなのよねん。おまけに扉の誤作動で、元の場所に引き戻すのもしばらく時間が掛かるんだって。まいっちゃうわよねっ!」
そうあっけらかんとした態度でめちゃくちゃな事を言い出した。
そうして話は今に戻る。
一応リーダーとしてピーターが詳しく聞いてみると、ここはちょっと特殊な場所にあって普通の方法では出る事は出来ず、扉の復旧を待つしかないんだって。
試しにガーベラが思いっきり髪を伸ばして周囲を探ってみると、少なくとも数キロ以上は広がっていてそれ以上は調べるのが大変になったとか。それだけ広くてプライベートルームとか。
復旧までどのくらい掛かるか分からないという事でちょっと……ちょびっとだけ慌てたけど、あくまで事故という事でこの分のタイムは運営側も考慮してくれるらしい。あと、
「さあさあ。事故とはいえ折角のお客様ですもの! 扉が直るまでた~っぷりおもてなしさせて頂戴な! 心も身体も満たされるようすっごく大歓迎しちゃうから!」
「あのぉ……そう言いつつ何でボクの服を掴んでいるんでしょうか? あと何で手をワキワキとさせていらっしゃるんでしょうか?」
「脱がせなきゃ触れないでしょう? 大丈夫。アタシのマッサージはよく効くって評判なのよん!」
なんかピーターがまた攫われた。
目にも止まらぬ早業で上の服を脱がされ、素早く用意されたシートに寝かされ、イザスタの手が動く度にピーターの身体から普通鳴っちゃいけないような音が鳴る。
その間、あたし達はと言うと、
「私達。一体何を見せられているんでしょうね?」
「さあね。分かんない。……あっ!? このリンゴ美味しい! もう一つ食べよっと!」
イザスタが用意したビーチチェアーに横たわり、ちょいちょい備え付けの果物を摘まんでいた。結局これは試験とは関係ないんなら、わざわざイザスタをぶっ飛ばして下手に体力を使うより出た後に備えた方が良いもんね! あたしってばあったま良い!
あっ!? そうだっ!
「ねぇイザスタ。そういえばさ」
「うん? なぁに?」
リンゴを齧りながら呼びかけると、イザスタはマッサージの手を休めずに応える。丁度良いから待ってる間に聞いておこう。
「その砂時計と言い、オジサンにやけに馴れ馴れしい感じだしさ。アンタオジサンの何なの? 今オジサンはあたしの下僕一号だからあげないよ」
「それは私も気になりますわね。あの方の交友関係が相当広いのは知っていましたが、一体どういう御関係ですの?」
「ケンちゃんとアタシの関係? ……う~ん。なんて言えば良いのかしらね。元同僚とか友達とか色々あるけど一番ピンとくるのは……」
そう尋ねるとイザスタはしばらく考え、
「………………幼馴染、かしら? アタシ的にはそれ以上の関係になっても全然OKだったんだけどねん!」
「……は?」
グシャっ!
それを聞いて、あたしはいつの間にか食べていたリンゴを握り潰していた。
◇◆◇◆◇◆
スマヌ。第三章後編スタートにこれは本当にスマヌ。
でも筆が止まらなかったんですものしょうがないよね? 特にピーター君の所は筆が進む進む。その調子だピーター君。
この話までで面白いとか良かったとか思ってくれる読者様。完結していないからと評価を保留されている読者様。
読者様の反応は作家のエネルギー源です。ここぞとばかりに投入していただけるともうやる気がモリモリ湧いてきますので何卒、何卒よろしく!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる