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3,憧れの裏側
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“森の中には妖精がいる”
小さい子供にとっては夢のような話だ。
手のひらにのるくらいの妖精がひらりと回って服を美しく彩る。そして、新たな姿に変身させてかぼちゃの馬車に乗せて舞踏会へ送り届けてくれる。
舞踏会で、彼女は運命の人と巡り合ってプリンセスになる。
これが憧れのラブストーリーだ。こんな運命的な人に出会えたらとベットに横たわりながら彼女は思った。
しかし、彼女はわかっていた。そんなおとぎ話、実際にあるわけがないと。同い年の男子は下ネタで盛り上がり、女子のスカートめくりに精を出し、挙句の果てに、先生の机に鼻くそをつけて笑っている。
これが現実。悲しいほどに受け入れがたい現実。
彼女は小さい頃からパパとママに憧れていた。ママはパパを「運命の人」と呼んだ。よく一緒にお出かけもしていたし、お風呂も入っていたし、誰もが憧れる夫婦の形だった。
何時からだろう。二人の口論が多くなったのは。彼女が小学校高学年に上がるにつれて二人の関係性は悪となっていった。
その原因は―――。
「仁香、あなたまたこんな点数取って!」
彼女が馬鹿だったからだ。名門大学を卒業したママと高卒のパパは燃え上がるような激しい恋をして、親の反対を押し切って結婚した。そのせいだろうか。学問に厳しいママと学問にだらしのないパパは対立していった。
憧れていた夫婦の関係性。結婚とは「運命の人」と結婚すると信じて疑わなかったのに、その像はガラガラと歳を重ねるにつれて崩れていった。
いつの間にか、パパは帰りが遅くなっていき、一緒にご飯を食べることがなくなった。日によっては帰ってこない日もあったし、香水をばらまいたような匂いをつけて帰ってくる日もあった。そして―――。
二人は夫婦という関係性に区切りをつけた。それ以降、パパという人間は彼女の中からいなくなった。
その瞬間、理想的なパートナーだとか運命の人はいないと彼女は悟ったのであった。
彼女の部屋は、二階にあった。階下からはテレビの音がかすかに聞こえ、母がいる気配がした。父と離婚してからの母は、夜遅くまで働いて帰ってくるようになった。“残業”と母は言っていたが、彼女にはなんとなく訳がわかっていた。
母の首にはいくつもの痣があったし、最近は化粧もしっかりして帰って来ることが増えたからだ。母はどんどん綺麗になって、そしていつしか彼女の勉強のこともどうでもいいというふうに、彼女を気にも留めなくなった。
彼女はそんなことを考えながら、かすかに聞こえるテレビの音を子守歌にしながら眠りについた―――。
次の日、彼女が目覚めると窓から朝日が注いでいた。鳥のさえずりが聞こえてきて、爽やかな朝だった。彼女は伸びをするとベットから降りて、急いで制服に着替え、階段のところで足を止めた。そして、恐る恐る下を覗き込み、耳をそばだてた。
階下からは何も音が聞こえてこなかった。彼女はほっとして、下へと降りた。リビングにある机にはすっかり冷えてしまったパンとスープが置かれていた。彼女は代わり映えのしない日常にため息をつきながらもパンをスープで流し込んだ。
そして、食べ終わると歯も磨かずにランドセルを取って、勢いよく玄関を飛び出した。中学校までは歩いて15分ほどだった。元気よく親と手を振って別れる小学生たちが道のりの中で多くいた。誰もが笑顔で親を見つめ、親は優しい顔をしていた。
彼女の口の中に鉄の味が広がった。いつもまにか唇を噛みしめていたらしい。彼女は平然な振りをして、悔しさと苛立ちを紛らわすように首を振った。人の幸せを指を加えてみているのは嫌いだった。今すぐにでもこの空間から逃げ出そうと、彼女は早歩きでその場を去った。そしていつのまにか見たくもないと思っていた小学生の群れがさっとなくなった。
それと同時に独りぼっちだと、彼女はまた実感した。いつでも彼女の心の中にはポカリと孤独の穴が空いていて、いくら埋めようとしても埋まらなかった。その穴は母と父が作ったもので、いつまでもあの二人がセットにならないと埋まらないと彼女はわかっていた。この穴は一生埋まることもなということもわかっていた。
そんなことを考えていたその時であった。
黒色の車が彼女の横に留まったのは。
そして、さーっと窓がタイミングよく開いた。
「お嬢ちゃん、乗りな。学校まで送ってってあげるよ」
運転席にいたサングラスをかけた男の人がそう言った。「不審者にはついていかない」そんな学校での教えが彼女の頭の中をぐるぐると回った。
「それとも、学校なんて行かずに、おじさんとどっか行く?」
彼女はちょっと躊躇した。知らない人に付いていってそして帰らぬ人となったという事件を何個も見ていたし、第一、彼女自身少し恐怖心があった。
それを悟ったからか、男はさっとサングラスを外した。そこには柔和な顔があって、小じわが目じりに刻まれていた。
「あなたは、誰なの?」
「君の救世主だよ」
「ヒーローってこと?」
ヒーローという言葉を思わず口にしてしまって、彼女は赤面した。自分が幼い子供になってしまった気がして恥ずかしかった。
「そうだよ」
男はそれに対して大真面目に頷いた。
その時、彼女はこの世界から出られるならなんだっていい、そんな考えが浮かんだ。この世界にいることは彼女にとって何も意味をなすものではなくなっていた。
気づいたら彼女の心からは恐怖心がなくなり、その車がヒーローの乗り物のような気がした。そして、彼女はそっと車のドアに手をかけた。
彼女が助手席に座ると、男は車を走らせた。車の中は心地のいい音楽が流れていた。
彼女はその曲を聞いて自然と涙が瞼を乗り越えるのを感じた。その曲は優しく彼女の心に共鳴し、彼女の心を揺さぶった。そして、彼女は自分がいつの間にか生きる気力もないくらい疲れてしまっていたことに気が付いた。
男は車を走らせている間、何の言葉も発さなかった。しかし、それが何故か心地よかった。母と一緒にいた時にも感じられなかった安心感がそこにはあった。
どれくらい車に乗っていただろうか。大きな振動で彼女ははっと目が覚めた。いつの間にか彼女は寝てしまっていたらしい。車は止まっていて、ハザードランプが点けられていた。ランプが光るたび、あたりの景色が映し出された。そこは深い森であった。一緒にいた男はいつの間にか消えていた。彼女は心細くはありながらも、何故か外に出たくて仕方なかった。
彼女はそっと車から出ると、思わず悲鳴をあげた。足にじーんとした冷たさが伝わったからだ。彼女は靴さえ履いていなかった。その上、いつのまにか制服はところどころちぎれ、泥まみれだった。
彼女は自分がどこにいるのか誰なのか混乱してわからなくなってしまった。意識も朦朧として、これが現実なのか夢なのか彼女にはわからなかった。
それでもなぜか足は目的があるかのように進んだ。それは彼女の意思とは無関係だった。そうして歩いていると一軒の家がそこにはひっそりとあった。その家を見た途端、彼女の目からは涙がはらりはらりと零れ落ちた。彼女はそんな自分に腹が立ちながらも、涙をぬぐった。そして何となくそこにある情景を感づきながらも意を決して家に近づいて、窓を覗きこんだ。
そこには、何の変哲もない一般的な家庭の姿があった。小さい女の子はパパに絵本を読んでもらっていた。そして、ママはそれを幸せそうに見ながらお料理をしていた。
「ねえ、このお姫様みたいにわたしもなりたい。いつかわたしもなれるかなー?」
読み聞かせが終わって、無邪気な笑顔で女の子はそう言った。
「そうだね、いつかきっと運命の王子様に会えるよ」
「ママにとってはパパが王子様だったの?」
「そうよ。パパはママの運命の人だもの」
彼女はその言葉を聞いてそっと背を向けた。「運命」という言葉が嘘くさくて、その偽りの家族像に嫌悪感がわいた。そして、その言葉を何の疑いもなく信じている彼女に今すぐ現実を突きつけたい衝動にかられた。
それでも、幸せそうな彼女の顔を見て、何もできなかった。
彼女はぐっと手に力を入れて、壁に手をついた。息が苦しかった。空気が無になったように吸った心地がしない、生きている心地がしない。吸っても吸っても細胞が気体の受け取りを拒否しているようであった。
息を吸うたびに隙間風のような音を立てながらも、彼女は喉元に手を当てて、最後の力を絞り出すようにして、こうつぶやいた。
もし、ここで認識を正しておけば、彼女は今こんなに苦しんでいないのに―――と。
小さい子供にとっては夢のような話だ。
手のひらにのるくらいの妖精がひらりと回って服を美しく彩る。そして、新たな姿に変身させてかぼちゃの馬車に乗せて舞踏会へ送り届けてくれる。
舞踏会で、彼女は運命の人と巡り合ってプリンセスになる。
これが憧れのラブストーリーだ。こんな運命的な人に出会えたらとベットに横たわりながら彼女は思った。
しかし、彼女はわかっていた。そんなおとぎ話、実際にあるわけがないと。同い年の男子は下ネタで盛り上がり、女子のスカートめくりに精を出し、挙句の果てに、先生の机に鼻くそをつけて笑っている。
これが現実。悲しいほどに受け入れがたい現実。
彼女は小さい頃からパパとママに憧れていた。ママはパパを「運命の人」と呼んだ。よく一緒にお出かけもしていたし、お風呂も入っていたし、誰もが憧れる夫婦の形だった。
何時からだろう。二人の口論が多くなったのは。彼女が小学校高学年に上がるにつれて二人の関係性は悪となっていった。
その原因は―――。
「仁香、あなたまたこんな点数取って!」
彼女が馬鹿だったからだ。名門大学を卒業したママと高卒のパパは燃え上がるような激しい恋をして、親の反対を押し切って結婚した。そのせいだろうか。学問に厳しいママと学問にだらしのないパパは対立していった。
憧れていた夫婦の関係性。結婚とは「運命の人」と結婚すると信じて疑わなかったのに、その像はガラガラと歳を重ねるにつれて崩れていった。
いつの間にか、パパは帰りが遅くなっていき、一緒にご飯を食べることがなくなった。日によっては帰ってこない日もあったし、香水をばらまいたような匂いをつけて帰ってくる日もあった。そして―――。
二人は夫婦という関係性に区切りをつけた。それ以降、パパという人間は彼女の中からいなくなった。
その瞬間、理想的なパートナーだとか運命の人はいないと彼女は悟ったのであった。
彼女の部屋は、二階にあった。階下からはテレビの音がかすかに聞こえ、母がいる気配がした。父と離婚してからの母は、夜遅くまで働いて帰ってくるようになった。“残業”と母は言っていたが、彼女にはなんとなく訳がわかっていた。
母の首にはいくつもの痣があったし、最近は化粧もしっかりして帰って来ることが増えたからだ。母はどんどん綺麗になって、そしていつしか彼女の勉強のこともどうでもいいというふうに、彼女を気にも留めなくなった。
彼女はそんなことを考えながら、かすかに聞こえるテレビの音を子守歌にしながら眠りについた―――。
次の日、彼女が目覚めると窓から朝日が注いでいた。鳥のさえずりが聞こえてきて、爽やかな朝だった。彼女は伸びをするとベットから降りて、急いで制服に着替え、階段のところで足を止めた。そして、恐る恐る下を覗き込み、耳をそばだてた。
階下からは何も音が聞こえてこなかった。彼女はほっとして、下へと降りた。リビングにある机にはすっかり冷えてしまったパンとスープが置かれていた。彼女は代わり映えのしない日常にため息をつきながらもパンをスープで流し込んだ。
そして、食べ終わると歯も磨かずにランドセルを取って、勢いよく玄関を飛び出した。中学校までは歩いて15分ほどだった。元気よく親と手を振って別れる小学生たちが道のりの中で多くいた。誰もが笑顔で親を見つめ、親は優しい顔をしていた。
彼女の口の中に鉄の味が広がった。いつもまにか唇を噛みしめていたらしい。彼女は平然な振りをして、悔しさと苛立ちを紛らわすように首を振った。人の幸せを指を加えてみているのは嫌いだった。今すぐにでもこの空間から逃げ出そうと、彼女は早歩きでその場を去った。そしていつのまにか見たくもないと思っていた小学生の群れがさっとなくなった。
それと同時に独りぼっちだと、彼女はまた実感した。いつでも彼女の心の中にはポカリと孤独の穴が空いていて、いくら埋めようとしても埋まらなかった。その穴は母と父が作ったもので、いつまでもあの二人がセットにならないと埋まらないと彼女はわかっていた。この穴は一生埋まることもなということもわかっていた。
そんなことを考えていたその時であった。
黒色の車が彼女の横に留まったのは。
そして、さーっと窓がタイミングよく開いた。
「お嬢ちゃん、乗りな。学校まで送ってってあげるよ」
運転席にいたサングラスをかけた男の人がそう言った。「不審者にはついていかない」そんな学校での教えが彼女の頭の中をぐるぐると回った。
「それとも、学校なんて行かずに、おじさんとどっか行く?」
彼女はちょっと躊躇した。知らない人に付いていってそして帰らぬ人となったという事件を何個も見ていたし、第一、彼女自身少し恐怖心があった。
それを悟ったからか、男はさっとサングラスを外した。そこには柔和な顔があって、小じわが目じりに刻まれていた。
「あなたは、誰なの?」
「君の救世主だよ」
「ヒーローってこと?」
ヒーローという言葉を思わず口にしてしまって、彼女は赤面した。自分が幼い子供になってしまった気がして恥ずかしかった。
「そうだよ」
男はそれに対して大真面目に頷いた。
その時、彼女はこの世界から出られるならなんだっていい、そんな考えが浮かんだ。この世界にいることは彼女にとって何も意味をなすものではなくなっていた。
気づいたら彼女の心からは恐怖心がなくなり、その車がヒーローの乗り物のような気がした。そして、彼女はそっと車のドアに手をかけた。
彼女が助手席に座ると、男は車を走らせた。車の中は心地のいい音楽が流れていた。
彼女はその曲を聞いて自然と涙が瞼を乗り越えるのを感じた。その曲は優しく彼女の心に共鳴し、彼女の心を揺さぶった。そして、彼女は自分がいつの間にか生きる気力もないくらい疲れてしまっていたことに気が付いた。
男は車を走らせている間、何の言葉も発さなかった。しかし、それが何故か心地よかった。母と一緒にいた時にも感じられなかった安心感がそこにはあった。
どれくらい車に乗っていただろうか。大きな振動で彼女ははっと目が覚めた。いつの間にか彼女は寝てしまっていたらしい。車は止まっていて、ハザードランプが点けられていた。ランプが光るたび、あたりの景色が映し出された。そこは深い森であった。一緒にいた男はいつの間にか消えていた。彼女は心細くはありながらも、何故か外に出たくて仕方なかった。
彼女はそっと車から出ると、思わず悲鳴をあげた。足にじーんとした冷たさが伝わったからだ。彼女は靴さえ履いていなかった。その上、いつのまにか制服はところどころちぎれ、泥まみれだった。
彼女は自分がどこにいるのか誰なのか混乱してわからなくなってしまった。意識も朦朧として、これが現実なのか夢なのか彼女にはわからなかった。
それでもなぜか足は目的があるかのように進んだ。それは彼女の意思とは無関係だった。そうして歩いていると一軒の家がそこにはひっそりとあった。その家を見た途端、彼女の目からは涙がはらりはらりと零れ落ちた。彼女はそんな自分に腹が立ちながらも、涙をぬぐった。そして何となくそこにある情景を感づきながらも意を決して家に近づいて、窓を覗きこんだ。
そこには、何の変哲もない一般的な家庭の姿があった。小さい女の子はパパに絵本を読んでもらっていた。そして、ママはそれを幸せそうに見ながらお料理をしていた。
「ねえ、このお姫様みたいにわたしもなりたい。いつかわたしもなれるかなー?」
読み聞かせが終わって、無邪気な笑顔で女の子はそう言った。
「そうだね、いつかきっと運命の王子様に会えるよ」
「ママにとってはパパが王子様だったの?」
「そうよ。パパはママの運命の人だもの」
彼女はその言葉を聞いてそっと背を向けた。「運命」という言葉が嘘くさくて、その偽りの家族像に嫌悪感がわいた。そして、その言葉を何の疑いもなく信じている彼女に今すぐ現実を突きつけたい衝動にかられた。
それでも、幸せそうな彼女の顔を見て、何もできなかった。
彼女はぐっと手に力を入れて、壁に手をついた。息が苦しかった。空気が無になったように吸った心地がしない、生きている心地がしない。吸っても吸っても細胞が気体の受け取りを拒否しているようであった。
息を吸うたびに隙間風のような音を立てながらも、彼女は喉元に手を当てて、最後の力を絞り出すようにして、こうつぶやいた。
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