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「一体何なんですか?私は貴方がたに用なんてないんですが」
「お前には無くても、俺様はある」
知らないよ、そんなの一体私に何の用があるんだか、ていうか道を開ける皆さん彼らをアイドルか何かと勘違いしていないでしょうか、
そして彼らについていくと、連れてこられたのは、《生徒会室》と書かれた部屋だった。
樫野さんがドアを開けると‥
シャンデリア?絨毯?だ、暖炉ですって
何なんだこの豪華な部屋は!?
まさか、ここが生徒会室だとでも言うの?
セレブ校だからって豪華過ぎてはないだろうかと疑問を浮かべた。
「改めて発表するつもりだが」
いやいな、待て待て、まさか一方的に責任取れっていうわけですか?こっちだって言い分はありますよ。俺様生徒会長
「お前を本日付で生徒会秘書に任命する」
「はい?」
突然言い出したと思えば生徒会秘書に任命って何よ。てかなんで私が任命されなきゃいけないわけ
「嫌です!私みたいに大した家柄でもない女が
この生徒会に入るなんて」
もちろんこれは偽りの言葉。大した家柄ってのはだけど生徒会に入りたくないってのは事実
「お前に拒否権はない、人を傷モノにしておいてその態度は無いだろう」
一切私の言い分は聞こうとしないので、私は樫野さんに懇願の視線を向けた。
「悪いんやけど、響の言うことは絶対やから」
ガーン( ̄◇ ̄;)
助けてくれなかった。まるで死刑を宣告されたみたいだ。
「何の恨みがあるんですか!?」
「忘れたとは言わせねぇぜ、俺様の顔を殴りやがって」
「殴ってはいません!イキナリ唇を奪われたから当然の行動ですよ!」
とにかくその張本人である生徒会長に突っかかってみた。普段だったら、執事の片山が止めに入ってくれるけど、この場には片山や桃乃はいない為私の怒りを抑えてくれる人はいない
「へぇ、響君の事殴る女なんて初めて見たけど」
柏木君がまるで珍しいものを見るかのように
私を見る。てか殴ってないからね私!
「はっ、とりあえずお前は今日から
生徒会秘書になるのは決定事項だ。嫌なら
退学だな」
な、何ですって‥断ったら退学なんて理不尽過ぎる。お祖父様からとの約束守れなくなるじゃない。
「鈴宮さん、観念した方がえぇで、なった方がええ」
「悪いが、響は言ったことを取り下げない性分だから諦めることだ」
「‥‥別に僕はアンタがどっちを選択するかなんてどうでもいいけど、退学が嫌ならこの条件のみなよ」
絶対にこれ断れない系の流れですよね
退学なんてしなくないし、約束守れないじゃん
この俺様男本当に人の事を考えないな
「わかった‥わかりましたよ、生徒会秘書やってやりますよ」
「いい方が上からだけど、いいじゃねーの
気の強い女は嫌いじゃねぇ」
そーういう事で、私は生徒会秘書に任命されてしまったのです
「お前には無くても、俺様はある」
知らないよ、そんなの一体私に何の用があるんだか、ていうか道を開ける皆さん彼らをアイドルか何かと勘違いしていないでしょうか、
そして彼らについていくと、連れてこられたのは、《生徒会室》と書かれた部屋だった。
樫野さんがドアを開けると‥
シャンデリア?絨毯?だ、暖炉ですって
何なんだこの豪華な部屋は!?
まさか、ここが生徒会室だとでも言うの?
セレブ校だからって豪華過ぎてはないだろうかと疑問を浮かべた。
「改めて発表するつもりだが」
いやいな、待て待て、まさか一方的に責任取れっていうわけですか?こっちだって言い分はありますよ。俺様生徒会長
「お前を本日付で生徒会秘書に任命する」
「はい?」
突然言い出したと思えば生徒会秘書に任命って何よ。てかなんで私が任命されなきゃいけないわけ
「嫌です!私みたいに大した家柄でもない女が
この生徒会に入るなんて」
もちろんこれは偽りの言葉。大した家柄ってのはだけど生徒会に入りたくないってのは事実
「お前に拒否権はない、人を傷モノにしておいてその態度は無いだろう」
一切私の言い分は聞こうとしないので、私は樫野さんに懇願の視線を向けた。
「悪いんやけど、響の言うことは絶対やから」
ガーン( ̄◇ ̄;)
助けてくれなかった。まるで死刑を宣告されたみたいだ。
「何の恨みがあるんですか!?」
「忘れたとは言わせねぇぜ、俺様の顔を殴りやがって」
「殴ってはいません!イキナリ唇を奪われたから当然の行動ですよ!」
とにかくその張本人である生徒会長に突っかかってみた。普段だったら、執事の片山が止めに入ってくれるけど、この場には片山や桃乃はいない為私の怒りを抑えてくれる人はいない
「へぇ、響君の事殴る女なんて初めて見たけど」
柏木君がまるで珍しいものを見るかのように
私を見る。てか殴ってないからね私!
「はっ、とりあえずお前は今日から
生徒会秘書になるのは決定事項だ。嫌なら
退学だな」
な、何ですって‥断ったら退学なんて理不尽過ぎる。お祖父様からとの約束守れなくなるじゃない。
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「悪いが、響は言ったことを取り下げない性分だから諦めることだ」
「‥‥別に僕はアンタがどっちを選択するかなんてどうでもいいけど、退学が嫌ならこの条件のみなよ」
絶対にこれ断れない系の流れですよね
退学なんてしなくないし、約束守れないじゃん
この俺様男本当に人の事を考えないな
「わかった‥わかりましたよ、生徒会秘書やってやりますよ」
「いい方が上からだけど、いいじゃねーの
気の強い女は嫌いじゃねぇ」
そーういう事で、私は生徒会秘書に任命されてしまったのです
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