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第99異界②
しおりを挟む意味不明な展開が続きすぎて脳みそのキャパシティがパンク寸前であった。
「…えーとぉ、ここは異世界?で?…転生してて?…冒険者になるんじゃなくて………えー…神?俺が?」
「肯定デス」
神、神様…ねぇ…。
「つまりは、この何もない世界の神様ってこと?」
「肯定デス」
ほう、ほう、とすれば…。
「つまりは、この世界は俺の自由に出来るってこと?」
「肯定デス」
ならば…つまり!
「俺の自由に新人類を創造して、美少女に囲まれたウハウハハーレム天国を創造出来るということかぁーー!!!」
「否定デス」
え、えー……。
「正確ニハ現状ダト、スキル不足ノタメ不可能デス。」
マジかー…ひょっとして神様ってあんまウマ味ない? って、アレ?スキル?
「…今スキルっていった?」
「肯定デス」
「俺に神としてのスキルがあるのか?」
「肯定デス。 取得スキルノ照会ヲナサイマスカ?」
コクコクと首を縦に振ることで問いに答える。
「カシコマリマシタ…。 現在のスキルは…。」
マズハ、ベーススキル。
★物質変化(パン)…土をパンに変える。
★水質変化(ぶどう酒)…水をぶどう酒に変える。
ソシテ、パッシブスキル。
★不老不死
某聖人みたいなスキル構成だな。
「さらっと言われたが不老不死って、俺死なないの?」
「半分肯定デス。 正確ニハ寿命、オヨビ病死デハ死ニマセン。 人体ノ著シイ欠損、出血多量ニヨル失血過多、人体ニオケル重要部位ノ損失、長期二渡ル栄養失調…etc、ナドノ場合ハ死亡シマス。」
なるほど、死なないし、老いないけど殺される。 殺すことが出来る。 …自殺出来る。 …何だか想像したら怖くなってきた。
「次二、アクションスキルデスガ…」
「おぉ!戦闘用のスキルか!?一丁派手なの頼むぜ!」
ややテンション落ち気味だったけど、戦闘用スキルとか騰がる奴キタ!
「…アリマセン」
「………へ?」
アクションスキル
★なし
…クソテンション下がる奴キタ。
「仮に戦闘になったら?」
「極力、戦闘ハ避ケテ下サイ」
戦闘有るのか? バトル系の奴とか出てきたらヤバイな。
「最後二、クラフトスキルデスガ…」
クラフトスキルか、何だか地味そうだな。
★泥人形作成
ゴーレム。 作成。 何だか有用そうだな。
「現状ダト、コノ世界デアレバ泥人形ガ作成可能デス。」
泥人形って、なんか弱っちそうだなと思った。
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