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ー下ー
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「ちょ、ちょーっとデカすぎかなー…?めっちゃ顔怖いし…!」
見事に怯んでしまった僕は動きたずのが遅かった。
ガルラのパンチが僕めがけて飛んできたのを交わすのがギリギリになってしまい、衝撃を受けて変に着地して少し足に怪我を負った。
流石に今の実力や経験値でこの敵に一人だけで挑むのは無理があったかもな…と後悔し始めたのだか今更あとに引けないし、とにかくコイツの体力を削らねば。
後から森の異変に気付いたスコウの仲間たちがこのガルラにトドメを刺せるくらいには頑張らなければ、せっかくアラスターさんに指導してもらった意味も無い。
気力を取り戻した僕はガルラの目を狙った。
目は生物の体の部位の中で1番柔らかい剥き出しの急所だ。
目を矢で射られたガルラはめちゃくちゃに暴れ始めた。
そりゃ誰だって痛かったらのたうち回りたくもなるよねー!でもやめてくれー!
ガルラが太い手足をブンブン振り回す度に倒れていく木。
森が破壊されそうな勢いに焦ってしまった。奴の周りの木は折れ、陽が入ってきて見えやすくなったけど目が慣れなくてちょっと眩しい。
そして暴れるガルラには攻撃の隙が無くて呆然と見ているしか出来なくなった僕の後ろから……
「ロニー!大丈夫か?!」
「アラスターさん?!」
なんとアラスターさんが駆けつけてくれた。
「魔物のすげぇデカい声がしたと思って来てみたらなんじゃこりゃ!」
「やっぱり僕の勘は正しかったんだよ!」
アラスターさんはこの近くで狩りをしていたようでガルラの咆哮をきいて只事じゃないと思ったらしく、駆けつけてくれたみたいだ。
確かに只事じゃないんだけど、アラスターさんが来てくれたことは心強いと思った。
でも出来たら僕一人で解決したかったなぁ……と、ちょっとだけ恨めしい。
「おい!ロニーお前怪我してんのか?!」
「あ、そういえば!攻撃を避けるときに少し…」
「これを使え!」
ズボンに血が滲んでいたのが見つかったのか、アラスターさんはポケットからポーションを出して寄越してくれた。
「ありがと!」
「ちょっと休んでろ、その間に俺がコイツを仕留めとくわ」
「え?!」
仲間を回復しながら攻撃…これが俗に言うアラスターシステムってやつか?!
アラスターさんの援護がしたかったけど、また目を狙えばガルラは暴れて狙いを定めづらくなるだろうし…
あぁ、こういう時に筋肉や骨格の知識があればどこを射れば腕が動かなくなるとかがわかるのになぁ。それは今後の課題としよう。
しかし、とりあえず片足を使えなくして動きを封じる為に、自分の足を治療した後に一か八かで絶対急所であろうガルラの足の付け根を狙うことにした。
「アラスターさん!加勢します!!ウルトラショット!!」
ウルトラショットはロニーの必殺技。
それにしても名前がダサすぎるしネーミングがかなり雑だ…
それでも今出来ることはこの技を奴の関節部に叩き込むだけ!
ロニーの雀の涙ほどの超少ない風属性魔力と空気中の魔力が矢の勢いをアシストし、それはちゃんとガルラの股関節を穿いた。
ガルラは姿勢を崩し背から倒れ、その隙にアラスターさんが攻撃スキルを食らわせた。
人権キャラのスキルはどれも強くていいよなぁ~
ロニーのスキルなんて味方の状態異常を1つ回復とかだぞ!泣いた!
妬み嫉みは置いといて、ガルラは魔石やら何やらをドロップさせてサラサラと風化するように消滅し、アラスターさんの魔物討伐カウンターにポイントが入った。
「やったな!ロニー!」
「ほぁ…?もう倒しちゃったの…?」
「そらぁ当たり前よ!お前のアシストのおかげだろ!ありがとな!」
こっちに駆けつけていた彼はポカンと呆けた僕の肩をポンと叩き優しい言葉をかけてくれた。
イケメンは相手を立てることも忘れないのか…なんて良い奴なんだアラスター…
どう考えても今回の討伐は僕が居なくても彼一人で達成出来ただろうし、僕ってあんまり必要じゃなかったと思うんだけどなぁ。
「この結果は貴方だけのお手柄だよ!僕はただガルラにちょっかいかけただけっていうか…」
「なーに情けないこと言ってんだ!お前が気づかなければもっと参加者達の近くでヤツが暴れてたかもしれねーだろ?しかもあんなに弓の練習して、暴れてた対象の目と足に当ててたじゃねーか!それが討伐に繋がったんだからお前のおかげだ!もっと誇れよ~!」
そう言ってアラスターさんはさっきよりも強く肩を叩いた。ちょっと痛い。
確かにガルラがデカいとはいえ僕はちゃんと目と足に矢を当てたのだ。そう思うと数日行ってきた訓練は無駄じゃなかったと思うし、ちょっと自信もついた。
やっぱりアラスターさんは凄いなぁ…人権キャラとかそういうこと以前になんていうか…アニキ力が強い…!!
彼が大人のお姉様たちに人気だったのは見た目も然ることながらきっとこういう所だったんだろうと感じた。
前世的に言うと惚れてまうやろ~~!!ってヤツだ。
「しっかし…俺の方にポイント入っちまったなぁ…これ譲れたりしないの?」
「そんなことしたら不正になっちゃうよ!アラスターさんが持って行ってよ」
確かにガルラの討伐ポイントはかなり高いので、アラスターさんほどの人なら今回の獲得ポイントとそれまでのポイントを合わせたら優勝も狙えてしまうだろう。
「なんかスマンな~…お前が狙ってた獲物横取りしたみたいでよ」
「気にしないでいいのに!それに僕一人じゃどうにも出来なさそうな相手だったしさ。でももし入賞したら賞金で何か奢ってよね!今度はアラスターさんの地元でさ!」
アラスターさんが住む「天楼」は大都会なのだが、マフィアが抗争を繰り広げることでも有名な犯罪都市なのだ。
「おっ!良いぞ~!天楼は広くて美味い店もいっぱいあるからな!」
ヤバい薬が入ってるかもしれないけど…とボソリと呟いたのを聞き逃さなかった僕である。
流石天楼……。
それから魔物狩り大会は惜しくも優勝を逃したアラスターさんだったけど、一応入賞して少しの賞金を手に入れていた。
ガルラのせいであの周りには魔物がいなくなってしまい、魔物を探す必要があったアラスターさんはかなりのタイムロスをしてしまった。
来年は僕もちゃんと参加する予定なので今から楽しみだ!僕も入賞出来たらいいな!
そうして今回イベントシナリオを元のよりも安全な形で終えることが出来た。
本当は僕がかっこよくシュバババーン!と解決したかったけど、今の実力じゃガルラには敵わなかったと思う。
でも、アラスターさんと知り合えたことでこのような結果になったというのは事実であり、彼との縁は良いものだったと思う。
これからもこの縁が続いたらいいな。
◆◇◆◇◆◇
そして、結局アラスターさんと僕はちょくちょく会うくらいの仲になった。
彼は天楼からスコウに時々遊びに来てくれて、パン屋のおばちゃんの美味しいパンを頬張ったり森葡萄を使ったデザートに舌鼓を打ったりして自然豊かなスコウを満喫している。
「お前も天楼に来いよ」
「行ってみたい!ちょっと怖いけど…」
「大丈夫大丈夫!俺がついてれば変なやつには絡まれねーよ!」
超変なやつには絡まれるかもしれねぇけどさ…という呟きを聞き逃さなかった。
やっぱ怖いよ~!!
見事に怯んでしまった僕は動きたずのが遅かった。
ガルラのパンチが僕めがけて飛んできたのを交わすのがギリギリになってしまい、衝撃を受けて変に着地して少し足に怪我を負った。
流石に今の実力や経験値でこの敵に一人だけで挑むのは無理があったかもな…と後悔し始めたのだか今更あとに引けないし、とにかくコイツの体力を削らねば。
後から森の異変に気付いたスコウの仲間たちがこのガルラにトドメを刺せるくらいには頑張らなければ、せっかくアラスターさんに指導してもらった意味も無い。
気力を取り戻した僕はガルラの目を狙った。
目は生物の体の部位の中で1番柔らかい剥き出しの急所だ。
目を矢で射られたガルラはめちゃくちゃに暴れ始めた。
そりゃ誰だって痛かったらのたうち回りたくもなるよねー!でもやめてくれー!
ガルラが太い手足をブンブン振り回す度に倒れていく木。
森が破壊されそうな勢いに焦ってしまった。奴の周りの木は折れ、陽が入ってきて見えやすくなったけど目が慣れなくてちょっと眩しい。
そして暴れるガルラには攻撃の隙が無くて呆然と見ているしか出来なくなった僕の後ろから……
「ロニー!大丈夫か?!」
「アラスターさん?!」
なんとアラスターさんが駆けつけてくれた。
「魔物のすげぇデカい声がしたと思って来てみたらなんじゃこりゃ!」
「やっぱり僕の勘は正しかったんだよ!」
アラスターさんはこの近くで狩りをしていたようでガルラの咆哮をきいて只事じゃないと思ったらしく、駆けつけてくれたみたいだ。
確かに只事じゃないんだけど、アラスターさんが来てくれたことは心強いと思った。
でも出来たら僕一人で解決したかったなぁ……と、ちょっとだけ恨めしい。
「おい!ロニーお前怪我してんのか?!」
「あ、そういえば!攻撃を避けるときに少し…」
「これを使え!」
ズボンに血が滲んでいたのが見つかったのか、アラスターさんはポケットからポーションを出して寄越してくれた。
「ありがと!」
「ちょっと休んでろ、その間に俺がコイツを仕留めとくわ」
「え?!」
仲間を回復しながら攻撃…これが俗に言うアラスターシステムってやつか?!
アラスターさんの援護がしたかったけど、また目を狙えばガルラは暴れて狙いを定めづらくなるだろうし…
あぁ、こういう時に筋肉や骨格の知識があればどこを射れば腕が動かなくなるとかがわかるのになぁ。それは今後の課題としよう。
しかし、とりあえず片足を使えなくして動きを封じる為に、自分の足を治療した後に一か八かで絶対急所であろうガルラの足の付け根を狙うことにした。
「アラスターさん!加勢します!!ウルトラショット!!」
ウルトラショットはロニーの必殺技。
それにしても名前がダサすぎるしネーミングがかなり雑だ…
それでも今出来ることはこの技を奴の関節部に叩き込むだけ!
ロニーの雀の涙ほどの超少ない風属性魔力と空気中の魔力が矢の勢いをアシストし、それはちゃんとガルラの股関節を穿いた。
ガルラは姿勢を崩し背から倒れ、その隙にアラスターさんが攻撃スキルを食らわせた。
人権キャラのスキルはどれも強くていいよなぁ~
ロニーのスキルなんて味方の状態異常を1つ回復とかだぞ!泣いた!
妬み嫉みは置いといて、ガルラは魔石やら何やらをドロップさせてサラサラと風化するように消滅し、アラスターさんの魔物討伐カウンターにポイントが入った。
「やったな!ロニー!」
「ほぁ…?もう倒しちゃったの…?」
「そらぁ当たり前よ!お前のアシストのおかげだろ!ありがとな!」
こっちに駆けつけていた彼はポカンと呆けた僕の肩をポンと叩き優しい言葉をかけてくれた。
イケメンは相手を立てることも忘れないのか…なんて良い奴なんだアラスター…
どう考えても今回の討伐は僕が居なくても彼一人で達成出来ただろうし、僕ってあんまり必要じゃなかったと思うんだけどなぁ。
「この結果は貴方だけのお手柄だよ!僕はただガルラにちょっかいかけただけっていうか…」
「なーに情けないこと言ってんだ!お前が気づかなければもっと参加者達の近くでヤツが暴れてたかもしれねーだろ?しかもあんなに弓の練習して、暴れてた対象の目と足に当ててたじゃねーか!それが討伐に繋がったんだからお前のおかげだ!もっと誇れよ~!」
そう言ってアラスターさんはさっきよりも強く肩を叩いた。ちょっと痛い。
確かにガルラがデカいとはいえ僕はちゃんと目と足に矢を当てたのだ。そう思うと数日行ってきた訓練は無駄じゃなかったと思うし、ちょっと自信もついた。
やっぱりアラスターさんは凄いなぁ…人権キャラとかそういうこと以前になんていうか…アニキ力が強い…!!
彼が大人のお姉様たちに人気だったのは見た目も然ることながらきっとこういう所だったんだろうと感じた。
前世的に言うと惚れてまうやろ~~!!ってヤツだ。
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「そんなことしたら不正になっちゃうよ!アラスターさんが持って行ってよ」
確かにガルラの討伐ポイントはかなり高いので、アラスターさんほどの人なら今回の獲得ポイントとそれまでのポイントを合わせたら優勝も狙えてしまうだろう。
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アラスターさんが住む「天楼」は大都会なのだが、マフィアが抗争を繰り広げることでも有名な犯罪都市なのだ。
「おっ!良いぞ~!天楼は広くて美味い店もいっぱいあるからな!」
ヤバい薬が入ってるかもしれないけど…とボソリと呟いたのを聞き逃さなかった僕である。
流石天楼……。
それから魔物狩り大会は惜しくも優勝を逃したアラスターさんだったけど、一応入賞して少しの賞金を手に入れていた。
ガルラのせいであの周りには魔物がいなくなってしまい、魔物を探す必要があったアラスターさんはかなりのタイムロスをしてしまった。
来年は僕もちゃんと参加する予定なので今から楽しみだ!僕も入賞出来たらいいな!
そうして今回イベントシナリオを元のよりも安全な形で終えることが出来た。
本当は僕がかっこよくシュバババーン!と解決したかったけど、今の実力じゃガルラには敵わなかったと思う。
でも、アラスターさんと知り合えたことでこのような結果になったというのは事実であり、彼との縁は良いものだったと思う。
これからもこの縁が続いたらいいな。
◆◇◆◇◆◇
そして、結局アラスターさんと僕はちょくちょく会うくらいの仲になった。
彼は天楼からスコウに時々遊びに来てくれて、パン屋のおばちゃんの美味しいパンを頬張ったり森葡萄を使ったデザートに舌鼓を打ったりして自然豊かなスコウを満喫している。
「お前も天楼に来いよ」
「行ってみたい!ちょっと怖いけど…」
「大丈夫大丈夫!俺がついてれば変なやつには絡まれねーよ!」
超変なやつには絡まれるかもしれねぇけどさ…という呟きを聞き逃さなかった。
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