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僕たちは町はずれの寂れた弓練習場に来ていた。
アラスターさんはなんだかんだ面倒見がよく、人が好いみたいで色々なことを教えてくれた。
「俺は銃でお前は弓矢だからイメージはちょっと違うかもしれないが、飛び道具ってのは手元のブレが命取りだからもっと体幹と腕を一体化する様な感覚で…」
体勢や腕の位置など手取り足取り指導してもらう。
接近したアラスターさんからはメンズ向けの香水と煙たい、大人の男の人の匂いがした。
彼に指導を受け、実践して何発か射的してみると前と比べて的の真ん中に矢が当たる様になった。アラスターさんにぶりっ子して教えてもらった甲斐があったなぁ……
因みにゲームのこのイベントでアラスターさんは登場するが、ロニーとの絡みはなかったのでシナリオをちょっと変えてしまった形にはなるが、これから怪我人を出さないようにする予定であるので、イベントの結末自体も変える気でいるのでそういうのは気にしないこととした。
「ありがとうございました!この御恩は一生忘れません!」
「いや、大袈裟だろ」
「そんなことはありません!今ならきっとみんなを救えそうです!」
「当日は何も起きないといいな」
お礼を言うと照れ臭そうに頬を掻く彼は、ちょっとイカつい見た目に反して恥ずかしがり屋かもしれない。それに何も起きないことも願ってくれたのだ。
「お礼として当日、お祭りの屋台で売られるとっておきのゴハンを奢りますっ!」
「あぁ嬉しいねぇ、スコウの郷土料理には興味があったんだ」
「当日絶対来てくださいねー!約束ですよー!」
アラスターさんに手をぶんぶん振って、彼と別れた。
あと二日でどのくらい強くなれるかわからないけど、でも出来るところまでやりたい。幸いアラスターさんをはじめとした強いキャラたちが参加するので原因となる強い魔物を倒すのには苦労しないのだが、怪我人が出ないようにするには初動が大切だろう。
お祭りの日まで観光するアラスターさんと別れ、習ったことを復習しながら猛練習をした。
◇◆◇◆◇
今日は晴天なり。絶好のお祭り日和です。
いつもは店舗営業の飲食店も今日は屋台を用意して、良い匂いを漂わせ客引きをしている。
観光客や祭りに参加予定の人たちは森の中のいい空気と美味しい料理にみんな楽しそうだ。
最初の競技は射的部門だ。
僕は魔物狩り部門はほぼ捨てた様なものなので、射的は本気で挑もうと思う。
「よっ!今日の調子はどうだ?」
「アラスターさん!」
本当に面倒見がいいなぁ。僕のことが気になって様子を見に来てくれたみたいだ。
「指導してもらったところは全部再現して練習しました!後は今日にその成果をぶつけるだけです!」
「そうか…頑張れよ!」
そう優しげな目で激励してくれた。顔も良いし、性格も良い人だ!やっぱズルいぞこの人……
アラスターさんが扱うのは銃なので射的部門には出られない。
射的は午前中、お昼休憩を挟んだ午後に魔物狩りが行われる予定だ。
「午後休憩で奢りますから、それまで射的の観戦しててくださいね」
「別にお礼とか奢るとかいいのによぉ…でも、まぁ楽しみにしとくわ」
「僕のおすすめのスコウ料理のお店紹介しますから!」
射的の結果は113人中、5位だった。
優勝は出来なかったけどまずまずの成績だと思う。よっ!流石はソシャゲのプレイアブルキャラのロニー!低レアだけどまだまだ伸びしろがあるぞ!と自分を鼓舞した。
また来年もお祭りが開催されるので毎年出て優勝を目指す!
射的の後はお待ちかねの昼休憩。
アラスターさんと待ち合わせをしていたので、合流してお目当ての屋台に連れて行った。
僕が好きなスコウ料理は、僕の家の三軒隣にあるパン屋さんのチーズホットサンドだ。
スコウで沢山飼われている森ヤギの乳をチーズにし、そのままだとかなり癖が強いので炭で焼くと臭みが取れて美味しくなる。それを焼きたてホカホカもちもちのパンに肉汁ジューシーな肉厚ハムと挟み、もう一度フライパンで焼いてもらうと外カリ中ふわとろ~な絶品のチーズホットサンドになるのだ。
「美味っ!これ美味いぞ!天楼でも秦羅でも売れそうだ!」
「そうでしょ?僕イチオシのスコウグルメだよ!」
パン屋のおばちゃんはいかにも美味いパン作ります~!って感じの風貌で、優しくて一人暮らししている僕によくおまけを付けてくれたりするのだ。これくらいの宣伝ではまだ恩は返せないね。
デザートに森葡萄のクレープも買った。
アラスターさんは意外にも甘いものが好きなようでこれも喜んでくれた。
いよいよ魔物狩りの開始だ。
これには他所からも沢山腕自慢達が来ているので、中々の熱気がある。
他のスコウの戦士達にトラブルがあったら参加者を援護して町内まで送り届けるように声をかけていく。
僕が散々こういうことを言い出すので町のみんなにはロニーは祭りの裏方としてやる気があるぞと勘違いされて、来年には何かしらの役員に指名されそうな雰囲気だけど、このやる気は今年だけだから!
魔物狩りに参加者が多いのはある程度お膳立てされたフィールドで魔物が狩れ、一番多く魔物を狩った者が優勝し、それなりの金額の賞金が出るためだ。
スコウの住民や戦士は年々減っていて、魔物を狩るハンターも昔より多くない。そのため森の中の魔物がどんどん増える。そうするとちょっと街の外に出ただけで強い魔物に遭遇する率も高くなるので、町もそんなにお金を持っている訳では無いのに賞金を出して他所から参加者を募るのだ。
つまりは町が出す賞金は町防費という訳だ。
参加者が不正が出来ないように、魔物を狩った数がカウントされていく端末が祭りの直前に配布される。
数だけではなく、強い魔物を狩ったらそれなりのポイントに加算される仕組みだ。
スフスゲーム内では、エネミーを倒すと魔石やその他アイテムをドロップするのだが、それはやはりこの世界でも同じなようで魔物狩りで得たドロップアイテムも自分のものに出来るのだ。
とにかくアツいお祭りだ!しかしゲームの作中ではそこまで目立った良いイベントじゃなかっただろうけどね…誰もロニーのストーリーなんて求めてない……
いや、卑屈になってはいけない。俺はこの世界で活躍していくのだ!目指すは人権!
その為にもまずはこのイベントを怪我人無しにしてみせる!
決意を胸に森を進んでいく。
ロニーとしては見慣れた風景だが、俺的には鬱蒼とした森はまだ昼間だというのに薄ら暗くて少し不気味に思えた。
「こっちの方角であってると思うんだけど…何か大きな魔物の気配もするし」
前世の記憶を頼りに、イベントストーリーのキーとなる魔物を探す。
歩き回っていたら突然耳をつんざくような声が辺りにこだました。
きっとヤツの声だ!
そうして木の間から見えたのは5mくらいの大きなゴリラみたいな魔物『ガルラ』だ。
緑色の体毛が生えた巨大な霊長類の魔物は、大きな牙を剥き出しにしてこちらを威嚇してきた。
アラスターさんはなんだかんだ面倒見がよく、人が好いみたいで色々なことを教えてくれた。
「俺は銃でお前は弓矢だからイメージはちょっと違うかもしれないが、飛び道具ってのは手元のブレが命取りだからもっと体幹と腕を一体化する様な感覚で…」
体勢や腕の位置など手取り足取り指導してもらう。
接近したアラスターさんからはメンズ向けの香水と煙たい、大人の男の人の匂いがした。
彼に指導を受け、実践して何発か射的してみると前と比べて的の真ん中に矢が当たる様になった。アラスターさんにぶりっ子して教えてもらった甲斐があったなぁ……
因みにゲームのこのイベントでアラスターさんは登場するが、ロニーとの絡みはなかったのでシナリオをちょっと変えてしまった形にはなるが、これから怪我人を出さないようにする予定であるので、イベントの結末自体も変える気でいるのでそういうのは気にしないこととした。
「ありがとうございました!この御恩は一生忘れません!」
「いや、大袈裟だろ」
「そんなことはありません!今ならきっとみんなを救えそうです!」
「当日は何も起きないといいな」
お礼を言うと照れ臭そうに頬を掻く彼は、ちょっとイカつい見た目に反して恥ずかしがり屋かもしれない。それに何も起きないことも願ってくれたのだ。
「お礼として当日、お祭りの屋台で売られるとっておきのゴハンを奢りますっ!」
「あぁ嬉しいねぇ、スコウの郷土料理には興味があったんだ」
「当日絶対来てくださいねー!約束ですよー!」
アラスターさんに手をぶんぶん振って、彼と別れた。
あと二日でどのくらい強くなれるかわからないけど、でも出来るところまでやりたい。幸いアラスターさんをはじめとした強いキャラたちが参加するので原因となる強い魔物を倒すのには苦労しないのだが、怪我人が出ないようにするには初動が大切だろう。
お祭りの日まで観光するアラスターさんと別れ、習ったことを復習しながら猛練習をした。
◇◆◇◆◇
今日は晴天なり。絶好のお祭り日和です。
いつもは店舗営業の飲食店も今日は屋台を用意して、良い匂いを漂わせ客引きをしている。
観光客や祭りに参加予定の人たちは森の中のいい空気と美味しい料理にみんな楽しそうだ。
最初の競技は射的部門だ。
僕は魔物狩り部門はほぼ捨てた様なものなので、射的は本気で挑もうと思う。
「よっ!今日の調子はどうだ?」
「アラスターさん!」
本当に面倒見がいいなぁ。僕のことが気になって様子を見に来てくれたみたいだ。
「指導してもらったところは全部再現して練習しました!後は今日にその成果をぶつけるだけです!」
「そうか…頑張れよ!」
そう優しげな目で激励してくれた。顔も良いし、性格も良い人だ!やっぱズルいぞこの人……
アラスターさんが扱うのは銃なので射的部門には出られない。
射的は午前中、お昼休憩を挟んだ午後に魔物狩りが行われる予定だ。
「午後休憩で奢りますから、それまで射的の観戦しててくださいね」
「別にお礼とか奢るとかいいのによぉ…でも、まぁ楽しみにしとくわ」
「僕のおすすめのスコウ料理のお店紹介しますから!」
射的の結果は113人中、5位だった。
優勝は出来なかったけどまずまずの成績だと思う。よっ!流石はソシャゲのプレイアブルキャラのロニー!低レアだけどまだまだ伸びしろがあるぞ!と自分を鼓舞した。
また来年もお祭りが開催されるので毎年出て優勝を目指す!
射的の後はお待ちかねの昼休憩。
アラスターさんと待ち合わせをしていたので、合流してお目当ての屋台に連れて行った。
僕が好きなスコウ料理は、僕の家の三軒隣にあるパン屋さんのチーズホットサンドだ。
スコウで沢山飼われている森ヤギの乳をチーズにし、そのままだとかなり癖が強いので炭で焼くと臭みが取れて美味しくなる。それを焼きたてホカホカもちもちのパンに肉汁ジューシーな肉厚ハムと挟み、もう一度フライパンで焼いてもらうと外カリ中ふわとろ~な絶品のチーズホットサンドになるのだ。
「美味っ!これ美味いぞ!天楼でも秦羅でも売れそうだ!」
「そうでしょ?僕イチオシのスコウグルメだよ!」
パン屋のおばちゃんはいかにも美味いパン作ります~!って感じの風貌で、優しくて一人暮らししている僕によくおまけを付けてくれたりするのだ。これくらいの宣伝ではまだ恩は返せないね。
デザートに森葡萄のクレープも買った。
アラスターさんは意外にも甘いものが好きなようでこれも喜んでくれた。
いよいよ魔物狩りの開始だ。
これには他所からも沢山腕自慢達が来ているので、中々の熱気がある。
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僕が散々こういうことを言い出すので町のみんなにはロニーは祭りの裏方としてやる気があるぞと勘違いされて、来年には何かしらの役員に指名されそうな雰囲気だけど、このやる気は今年だけだから!
魔物狩りに参加者が多いのはある程度お膳立てされたフィールドで魔物が狩れ、一番多く魔物を狩った者が優勝し、それなりの金額の賞金が出るためだ。
スコウの住民や戦士は年々減っていて、魔物を狩るハンターも昔より多くない。そのため森の中の魔物がどんどん増える。そうするとちょっと街の外に出ただけで強い魔物に遭遇する率も高くなるので、町もそんなにお金を持っている訳では無いのに賞金を出して他所から参加者を募るのだ。
つまりは町が出す賞金は町防費という訳だ。
参加者が不正が出来ないように、魔物を狩った数がカウントされていく端末が祭りの直前に配布される。
数だけではなく、強い魔物を狩ったらそれなりのポイントに加算される仕組みだ。
スフスゲーム内では、エネミーを倒すと魔石やその他アイテムをドロップするのだが、それはやはりこの世界でも同じなようで魔物狩りで得たドロップアイテムも自分のものに出来るのだ。
とにかくアツいお祭りだ!しかしゲームの作中ではそこまで目立った良いイベントじゃなかっただろうけどね…誰もロニーのストーリーなんて求めてない……
いや、卑屈になってはいけない。俺はこの世界で活躍していくのだ!目指すは人権!
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ロニーとしては見慣れた風景だが、俺的には鬱蒼とした森はまだ昼間だというのに薄ら暗くて少し不気味に思えた。
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歩き回っていたら突然耳をつんざくような声が辺りにこだました。
きっとヤツの声だ!
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