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一章:秘められた情事
パパのお注射 02*
しおりを挟む「ぁっ……やぅぅっ、いたぁい」
痛みで目尻に涙が溜まる。
それでも、パパは何度も何度も繰り返し、お胸を噛んで伸ばしてまた噛んで、と弄り倒した。
僕の声なんか聞こえていない。
はあはあ、と荒い息の音が部屋に響く。
僕の小さなおっぱいは、ママには負けるけれど、幼稚園の女の子よりも大きくなって赤く腫れてしまった。
じんじん、と熱さを伝えてくる。
こうなると、触られる度に、じゅくんと痛んだ。
もうやだ、と泣き出す寸前、いきなりパパの責め苦が止んで、今度は優しく舌で包まれる。
じゅんわり、と湿ったザラザラの舌が、敏感になったお胸に触れた途端、僕の体は、びくびくっと跳ねてしまった。
感じたことのない電撃が体を走る。
「ぅあぁぁんっ! パパあ、それ、めっ」
「何が駄目だ。おちんちんはびんびんだぞ。まだ小さい癖に色気付きやがって。とんだ変態だな」
変な声が口から飛び出した。
僕は口を押さえて、パパを仰ぎ見た。
片方だけお口の端を上げるパパは意地悪な顔で、僕には解らない言葉を投げ付ける。
そうして、舌でれろれろと舐められる。
高速で動く舌は、僕の敏感になったおっぱいを刺激する。
あっああぁあん、と聞いたこともない甘ったる声を出しながら、僕はひくひく体を痙攣させた。
おちんこはへなへなと柔らかくなる。
パパはそれを見て、汚いものでも見るように僕を一瞥した。
「やっぱり、まだ出ないんだな。空打ちは出来るのか」
と一人でぶつぶつと呟いている。
僕は、はあはあ、と肩で息をしていた。
言葉の意味なんか解らないけれど、ひどく恥ずかしいことのような気がして、顔が熱くなる。
僕を舐めるように見ていたパパは、おもむろに僕の両脚を掴んだ。
上に持ち上げられて、まるでオムツを替える赤ん坊のような格好である。
股間からお尻の穴まで、恥部を全てさらけ出している。
普段なら特に何も感じないのだが、あんなことがあった後だ。
僕は羞恥で目を瞑った。
パパを直視出来ない。
いけないことをしているのだと、自覚が芽生え始めても、僕はただ震えることしか出来なかった。
やめての言葉も出てこないのは、恐怖もあったけれど、それ以上に何をされるのか、何が起こるのか、理解していなかったところが大きい。
何かいけないことを、パパは僕にしようとしていて、だけれど、それが一体何であるのか、そこまでの知識はこの時の僕には無かったのだ。
パパの顔が、震えている僕の臀部に消えていく。
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